【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
神楽様から許可を得たので、ベルナvsみしろやります。
Aブロック三回戦。多くの強豪が勝ち上がり、多くのバトラーが散っていった・・・控室で静かにしている帆波ベルナも3回戦までは勝ち上がった物の、今度の対戦相手が白雪みしろと聞いて緊張していた・・・
ベルナ(相手は白銀の絶対メイド・・・スピードとテクニカルを備えているし、回避能力も高い……『オーバーチャージ』を回転撃ち出来るように改良したとはいえ、正直撃ち抜けるか分からねぇ・・・)
ベルナはこれまでのみしろの対戦動画を見て研究していたが、その動きに冷や汗を流す。それは『ニュータイプの如く相手の攻撃をギリギリで回避し、尚且つ攻撃までの最短距離を突き進んで倒していっている』という光景だ。氷護のスキル「主を守る為の剣つるぎ」は『スキル発動後、攻撃力、機動力を大幅にアップするが、耐久値が時間経過と共に減少されていき耐久値が1になると強制解除』『また、一試合に付き一度だけ耐久値がゼロになっても耐久値が半分回復した状態で復活する。但し、攻撃力は50%低下する』という物で復活があるが、その復活を使って攻撃力が半減した状態でも勝利した実績がある為油断ならない。
さらに徹底した相手を悟らせないステルスと確実にキルする暗殺スキルの高さからは『令和のくノ一』とも言われており、その「気付いたらやられてた」という姿に恐ろしさを感じていた。
ベルナ「だがかといって此処で棄権するなんて事はしねぇ・・・爺さんも言ってたんだ。『引く事も大事だが、時には逃げずに立ち向かう事も大事だ』ってな・・・まして相手はガンダリウム4とメイジンやチャンプに次ぐ強さを誇る相手、そんな奴相手と戦えるなんて滅多にねぇ・・・やるしかない……」
覚悟を決め、マリーネフリーダムを手にして時間が来るのを待った・・・
みしろの控室
たまき「ねぇみしろ・・・次の相手はマリンハンターだけど、機体はどうする? やっぱり、海護で行くべき?」
みしろ「みしろもそれも考えましたが相手は凄腕のTMS使い・・・スキルのあってか、正直同じ土俵で戦うのは厳しいと思います」
たまき「うーん、やっぱりそうか・・・」
一方のみしろも警戒はしていた。相手が初期の頃からTMSを使っている為、可変機乗りとしての腕前と射撃スキルで言えばベルナの方が上だと判断して警戒していたからだ。やはり此処は敢えて得意な氷護で行くべきか・・・サポーターであるたまきと相談し合っていた。
みしろ「やはり此処は使い慣れた氷護で行くべきでしょう」
たまき「でも、相手は可変機だし大丈夫なの? SFSとしてティックバランを登録しているから出来ない訳じゃない*1けど・・・」
みしろ「しかし、かといって無理に
みしろは真剣な表情で語る。
みしろ「この大会は世界の命運が掛かっているのです、グリード達の誰かが優勝すればこの世界は終わりです・・・それだけは阻止しなければなりませんし、此処で負けるわけにはいきません*2」
たまき「三回戦が始まってスロウスが敗退したとはいえ、後4人も残っているしね・・・しかもその内二人はかなりの強敵だし・・・」
みしろ「はい・・・だからこそ、負けるわけにはいきません。例え強敵だとしても勝たなければみしろ達に未来はありませんし、ルイさんや大和さんみたいに実害が出る人も出てくるでしょうし・・・」
たまき「あり得るね・・・」
―お知らせ致します。Aブロック3回戦出場者、白雪みしろ選手、帆波ベルナ選手は速やかにステージへとお越しくださいませ。繰り返します、Aブロック3回戦……―
みしろ「時間ですね。行きましょう、たまきちゃん」
みしろはたまきと共にステージへと向かっていった。
「これよりAブロック3回戦!帆波ベルナVS白雪みしろの対戦を行います!」
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』
「まずはこの男!可変機の扱いでは今大会でも一二を争う腕前!戦場と言う大海原を駆け抜け、これまで多くの獲物を葬って来た!今回もその鋭い一撃を以って相手を仕留められるか!?マリンハンター、帆波ベルナ!」
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』
『ベールーナ!ベールーナ!』
通路から現れたベルナはゆっくりとステージへと上がっていく。
「対するは、ガンプラとガンプラウォーズの知識では誰にも負けない!多くの知識と実力というバトラーとしての経験と、メイドとしての力量で不届き者を撃退していった令和のくノ一!白銀の絶対メイド!白雪みしろ!」
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』
『みーしーろ!みーしーろ!』
通路から現れたみしろは、サポーターであるたまきと共にゆっくりとステージへと上がっていく。
ベルナ「此処に来てデカい獲物が来たな・・・だが負けるつもりはねぇぜ、白銀の絶対メイド」
みしろ「ご主人様の為にも勝たせていただきますよ、マリンハンター」
「それでは、それぞれ機体の提示をお願いします」
ベルナはマリーネフリーダムを取り出し、みしろはガンダム氷護を取り出した。
ベルナ「さぁ、狩りと行こうか」
みしろ「勘違いしないでください。狩るのはみしろで、狩られるのは貴方です」
Game Mode:1on1
Field:Standard
PlayerA:BELUNA
PlayerB:Misiro Sirayuki
―GAME START!―
ベルナ「エントリィイイイイイイイイイイイイイイイイ」
慣れた観客がいる物の、やはり慣れない人が多いようだ。
みしろ「全く騒がしい・・・GWSかもしれませんが、さっさと仕留めさせていただきます」
可変状態で仕留めようとしてきたのでティックバランを呼び出して迎撃態勢を取る。相手の動きを冷静に分析し、攻める為の糸口を探っていく。牽制でニードルガンを撃ち込むが必要最低限の動きで回避し、ビームライフルを撃ちこむがみしろはこれを飛んで回避して背中に乗り込む事に成功する。
みしろ「このまま―」
ベルナ「無賃乗車は受け付けてねぇぜ!」
即座に変形を解いてMS形態へと移り、シールドブーメランのビームブレイドを出して短剣をいなす。そのまま距離を取って仕切り直しをする。
みしろ「態々同じ土俵に立ってくれるのですか?」
ベルナ「別にMA形態での運用がメインとは言ってねぇ、射撃戦の心得があるしアンタの得意分野に付き合うつもりもない。下手に飛んで寝首を掻かれるリスクがある以上撃ち抜いて仕留めるまでだ」
みしろ「ふむ・・・それは一理ありますね。可変ばかりが全てでありませんし、射撃戦の心得があるのもリサーチ済みです。そして・・・勘が以上に鋭い事も」
ベルナ「じいさんも言ってたからな。『この世には見えるんだけど見えない敵もいる、見るだけでなく感じたり考えれるようになれ』ってな・・・こいよ、俺を狩るんだろ?」
みしろ「……」
シュトゥルムスヴァーハーを構え、迎撃の体制を取るベルナのマリーネフリーダム。それを見てみしろは、深呼吸をして精神統一する。
みしろ(・・・此処)
瞬間移動したが如く氷護が姿を消す、しかし・・・
ベルナ「其処か!」ドキュウ!
みしろ「ッ!」
シグルブレイドでマリーネの頭部を撥ねようと動いた所を察知して撃ち抜くが、ギリギリで回避する。
みしろ(気付いた? まぐれ? ならば・・・)
試すように今度は敢えて、
ベルナ「其処だ!」ドキュウ!
みしろ「!」
攻めてくるルートを把握して迎撃してくる。回避に成功した物の、みしろの中での推測が確信する。
みしろ(
本当に姿が見えているか分からないが、気配を感じ取って確実に迎撃しようとしている……今までの相手は気配を消した途端、姿は愚か気配を察知する事も出来ずに敗れていた。同じガンダリウムランカーであるムーナや築、レグですら対応が困難になってた程だ。
それでも対処できたのも、築みたいに攻めるパターンを把握した上で予防して対処したり、レグみたいに獣人としての察知する力を尖らせて対処する等で何とか致命傷を避けるのが殆どだ。
みしろ(マリンハンター・・・侮れません)
ベルナ「静かにして気を伺う気か?」
みしろ「……そういう貴方も、ですか?」
ベルナ「爺さんはさ、こう言ったんだ。『獲物を取ろうとするな、海がその気にならない限り獲物はない。だから海に潜る。何度でも、何度でも』ってな・・・気配を殺して俺を仕留めようとしているのは分かる。さしずめ、今の俺は海中に潜ってる獲物って言った所か」
みしろ「……」
ベルナ「だがそれは俺も同じだ。ただ獲られるつもりはねぇし、寧ろこっちが獲るつもりだ。何度でも攻め手来いよ……海が・・・フィールドが・・・どっちが味方するか勝負しようぜ」
みしろ「・・・そんな挑発に素直に乗るとでも?」
ベルナ「乗るさ。狩るのはアンタで、狩られるのは俺なんだろ?」
みしろ「……良いでしょう。ならばこの一撃をもって、貴方を狩る!」
姿を現して攻めようとするがフェイントをしかけ、攻撃を誘う。ベルナも一発だけシュトゥルムスヴァーハーを撃つがそれ以降は撃たずに静観する。
ベルナ(一回だ、一回だけ攻めてくる……その時にオーバーチャージを撃ち込む!)
みしろ(チャンスは一回だけ・・・この一回を回避出来れば勝機が見える!)
動き回ってフェイントをしかけ、そして……
みしろ(今!)ダッ!
ベルナ「此処だ!スキル『オーバーチャージ』!」
スキルを発動して一斉射撃をする!みしろの氷護の射線に入り、撃ち抜かれると思われた!
みしろ「攻めるなら……此処です!」
射線ギリギリを攻めて回避し、そのまま突っ込んで行く!そして
みしろ「はぁぁぁぁぁぁ!!」ズバァ!
気合一閃。氷護の左腕と引き換えにマリーネフリーダムを斬り裂いた!この勝負、みしろの勝ちだ。
ベルナ「海は……アンタを味方したようだな……」
ーWINNER 白雪みしろー
戦いが終わり、観客が熱狂で包まれる。双方の健闘を祝う声が止まない。筐体から出た二人は顔合わせ、一言だけ言う。
ベルナ「良い勝負だったぜ」
みしろ「良い勝負でした」
多くを語らず挨拶を済ませ、双方ステージを後にする。その際みしろは、出迎えてくれた玲二に対してこう話した。
みしろ「みしろも、まだまだ上を目指す必要があるようです。世界は広く、そして強き者も居ます……だからこそ、『これで良い』で終わらせてはいけません。そうですよね? ご主人様」
玲二「ああ・・・みしろが望むなら一緒に高みを目指していこう。けど今は・・・お疲れ様」
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