【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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長編入る前にやっておきたい。後、みこちのゲルググの良い改造案が浮かばないオマケつき。


GWDWC3回戦 女海賊vs煌めく月の使者

ホロライトシティ ユニバーサル・センチュリー

 

椎間「やれやれ・・・試合前の前日という事で酒は控えてたけど、これはこれで眠りが浅くなったねぇ……」

 

ベットから起き上がり着替える椎間、彼女にとってこの日をとても楽しみにしていたのだ。

 

椎間(『煌めく月の使者』・・・ムーナと対戦できるのをどれだけ待っていたか……)

 

そう、この日はCブロック三回戦でムーナと当たる日になっていたのだ。ムーナとのバトルは前々から申し込んでいたが中々日程が取れず、結局本選までに当たれなかったが・・・同じCブロックで当たれる場所になったのは幸いだ。強者との熱い決闘(デュエル)を望む彼女にとってこれは何よりも幸いだ。

 

椎間「さぁ、バイキングでしっかり朝食を食べて整えないとねぇ・・・此処の飯も部屋も最高峰だし、高くても泊まる価値はあるよ」

 

「おはようございます、椎間様」

 

部屋を出た所後ろから声を掛けられる。後ろを振り返るとクルト似の男性で椎間のサポーター・・・『稲葉来人』が立っていた。

 

椎間「おはよう来人。調子はどうだい、飲み過ぎてないだろうねぇ?」

 

来人「へぇ、程々にしていますよ」

 

椎間「それなら良いさ。飯食って、会場に向かうよ」

 

来人「へい」

 

そういって朝食のバイキングをやっているレストランへと足を運び、朝食を食べていった。

 

 

 

GWDWC Cブロック会場

 

 

「これよりCブロック3回戦!真柴椎間VSムーナ・ホシノヴァの対戦を行います!」

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

「まずはこの人!ステルスと一撃離脱を活かした戦術と、巧みな射撃センスから多くの賞金首を狩って来た!果たして女海賊は、ガンダリウムランカーという大物を討ち取る事が出来るか!?女海賊、真柴椎間!」

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

『しーいーま!しーいーま!』

 

通路から現れた椎間は来人と共にゆっくりとステージへと上がっていく。

 

「対するは、圧倒的なテクニカルセンスとスピードで相手を翻弄し、多くの強敵を倒してきたガンダリウムランカーの一人!2nd(セカンド)ガンダリウムの名は伊達ではない・・・月のような輝きで相手を浄化する!煌めく月の使者!ムーナ・ホシノヴァ!」

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

『ムーナ!ムーナ!』

 

通路から現れたムーナは、サポーターであるぺこらと共にゆっくりとステージへと上がっていく。

 

ぺこら「ムーナ!そいつをやっつけちゃうペコよ!」

 

ムーナ「任されたわ、シャチョー」

 

ぺこらの激励に応えるムーナ、その表情は真剣そのものだ。

 

椎間「・・・この時を待っていたよ『月の女神』。アンタとの熱い決闘(デュエル)をしたくて、昨夜はあまり眠れなかった程にねぇ・・・」

 

ムーナ「待たせたのは申し訳ないわ。そのお詫びとして・・・という訳じゃないけど、やるからには手加減無しで全力で行かせてもらうわ。この首、簡単には取らせないわよ?」

 

椎間「言うねぇ・・・けど、勝っても負けても文句は言わせないようにさせるからね」

 

「それでは、それぞれ機体の提示をお願いします」

 

椎間はゲルググ・ウェルテクス・パイレーツを取り出し、ムーナはムーンゲイザーガンダムを取り出した。

 

来人「椎間様、大漁を!!」

 

椎間「あいよ!」

 

ぺこら「ムーナ、頼んだよ!」

 

ムーナ「任されたわシャチョー」

 

 

 

Game Mode:1on1

Field:Standard

PlayerA:Sima Masiba

PlayerB:Moona Hoshinova sasaki

 

 

 

ムーナのルナゲイザーガンダムが周囲を警戒する。椎間の戦闘スタイルはステルスを活かし、一撃離脱による強襲だから先手を取られると痛手を負う恐れがあるからだ。

 

ムーナ(遠近両方活ける口だけど、遠距離からの射撃戦を封じられると痛いからね・・・それにゲルググ自体、近~中距離での射撃戦で真価を発揮するし、ゲルググ・ウェルテクスとなれば足回りも強化されている……シイマはその辺りが上手いし、そこからの射撃戦が得意なのが厄介・・・ん、近いわね)

 

レーダーに反応はない物の、彼女のバトラーとしての直感が警笛を鳴らす。「近くに来ているぞ」と・・・

 

ムーナ(潜んでるわね・・・けど方角までは読めない。下手にヴォワチュール・リュミェールを発動するのも危険・・・なら、思い切ってクロスレンジすべきかしらね?)

 

わざとライフルを切り替える動作をして揺さ振りをかけるが反応がない。ならば、次はわざと声を出してみよう。

 

ムーナ「死角を突いて攻める気でいるのかしら? 手口は分かっているし、早く来たらどうなの?」

 

椎間「そうかい。ならハンデとして乗らせてもらうよ!」

 

ムーナ「!(7時の方角!)」

 

バーチャル上のブロックから身を乗り出してステルスを解除し、至近距離でライフルを構えて撃ってきた!

 

ドキュウ!ドキュウ!ドキュウ!

 

ムーナ「ッ!」ダダダダダダ

 

ブーストを吹かしてギリギリで回避し、お返しと言わんばかりに頭部バルカンをばら撒く。

 

椎間「機動力に割り振っているのもあって回避は容易とは、流石だねぇ・・・」

 

ムーナ「貴女も良いエイムをしているわね」

 

椎間「別ゲーで鍛えたのもあるからねぇ・・・それに、間合いの詰め方も心得ているさね」

 

ムーナ「流石はダイヤ4まで上り詰めたまであるわね。けど、私だってガンダリウム3まで頑張って上り詰めたんだから負けるつもりは無いわ!」

 

ヴォワチュール・リュミェールを発動して機体各部を金色に発光させる。機動力を底上げして機動戦するつもりだ。

 

ムーナ「さぁ、私を捕らえられるかしら!?」

 

ブーストを吹かせて攪乱をしようとするムーナ。椎間も応じる様にブーストを吹かせた!

 

椎間「機動戦ならアタシも負けないよ!」

 

ブーストを吹かして相対する。ヴォワチュール・リュミェールを発動しているムーナのムーンゲイザーガンダムの方が直線では優位を誇っており、サイコプレートを展開しながら迎撃する!

 

ムーナ「サイコプレート!」

 

椎間「そこか!」ドキュウ!ドキュウ!

 

バキィン!

 

数枚あるサイコプレートの内の一枚をビームライフルで撃ち抜いて破壊する。動揺して僅かに速度を緩めた所を椎間は見逃さなかった!

 

椎間「そんな小細工じゃアタシは倒せないよ!」ジャキ!

 

ムーナ「そうかもね!」バキィ!

 

ライフルを撃たれる前に反転し、飛び蹴りを放ってダウンを奪う。その際椎間のゲルググはライフルを一丁落としてしまった。

 

ムーナ「このまま仕留める!」

 

椎間「まだだよ!」ダダダダダダ

 

サーベルを取り出して追撃しようとするが、マシンキャノンを発射して追撃を阻止する。

 

椎間「流石に冷や汗掻いたよ……ライフルを一丁落としてしまったけど、まだやれるよ・・・」

 

ムーナ「流石ね・・・悪足掻きも良いけど、そろそろ決着をつけましょうか」

 

椎間「フン・・・そうだね。此処は一つ、どちらが先に撃ち抜くか勝負と行こうか・・・」

 

ビームライフルを装備し、構える椎間のゲルググ。それを見てムーナもビームライフルを構えた。

 

ムーナ「決闘でケリを付ける……ね。中々赴き合って良いじゃない、乗ってあげるわ」

 

椎間「お互い射撃戦は得意……距離を取り、ビームライフルのみでの決着と行こうか。構えな!」

 

サポーターと言う名の仲介人2人に加え、ビームライフルを装備して公平な距離になるように詰め寄る。

 

ムーナ「5歩進んでズドンよ、良いわね?」

 

椎間「ああ、それが本場のマナーだしね」

 

1歩、2歩、3歩とゆっくり歩いていきビームライフルをチャージする・・・そして5歩目になった時、お互い振りむいて構えた!

 

 

ドキュウン!

 

 

ムーナ「……」

 

椎間「……アタシの負け、だね・・・」

 

この勝負に勝ったのはムーナだった。

 

 

 

―WINNER Moona Hoshinova sasaki―

 

 

 

ぺこら「流石ムーナ!最後の決闘はマージでカッコ良かったよ!」

 

ムーナ「相手も中々手強かったわ。『ルナティックタイム』を使おうにも使い所が見いだせなかったわ・・・」

 

ぺこら「相手がステルスを活かしてくるし、そりゃ難しいよ。それに最終的には勝てれば良いわけだし」

 

ムーナ「そうだけどね・・・」

 

椎間「ハハハ!中々楽しい決闘(デュエル)だったよムーナ」

 

来人「俺も思わず見入ってしまいましたよ・・・」

 

ムーナ「シイマ、貴女も良い腕をしているし楽しかったわ。私はこの先も負けるつもりは無い・・・例えメイジンやチャンプ等の強敵相手でもね」

 

椎間「アンタならやれるさ。アタシは、観客席から応援しているよ」

 

お互い握手を交わして会場を後にする。お互いベストを尽くした結果か、どちらも晴れやかな顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

みこ「ねぇすいちゃん・・・みこのゲルググで良い改造案ない?」

 

すいせい「みこちの場合、下手に手を加えない方が良いんじゃない? やってもGE製強化スラスターを装着してあげても良い位だと思うけど・・・今のままじゃ駄目なの?」

 

みこ「皆も自分用のカスタマイズをしているのに、みこだけ装備変更位しか出来てない事に不満なんだにぇ・・・」

 

すいせい「みこちは腕前的に辺にカスタマイズしない方が良いと思うけどな。今でも十分勝てているし」

 

みこ「それでも俺カスタマイズやりたいにぇ!いっそベルさんみたいにグレネードランチャーの代わりに強化型電磁ワイヤーを・・・」

 

すいせい「みこちじゃ活かせないし、それよりもスキルを『射撃支援』に変更した方が良いと思う。手を加えても・・・それ位とか? 後は上手い人のゲルググの動きを真似てみるとかさ」

 

みこ「むぐぐ・・・」

 

自分専用のカスタマイズに悩むみこであった。




稲葉来人(クルトのリ・イマジ)
椎間に付き添うバトラーであり、椎間行きつけのゲーセン「リリー・マルレーン」の常連の一人。前世ではビグロ乗りだった影響かTMSの機体を得意としており、主にリゼルやアンクシャ、ガンダムタイプならZ系やライジングフリーダムと言った機体を好んで使う。
余計な事を言っては椎間によく『修正』されるが、サポーターとしての腕前も高い為そこは評価されている。ランクはプラチナ3。

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