【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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取り敢えず長編はこれで終わり


いざ、神羅の調査へ!後編

全てが機械で出来た世界 マシニクル

無機物のみで構成されたこの世界ではあらゆる次元のネットワークに介入する事が出来、その度に世界がアップグレードしている・・・という事を玲二から聞いた事があった。

 

拓哉「本当に無機物ばっかだな・・・人らしきものが見当たらないし、ロボットみたいなのしか見当たらない」

 

栄「ロボコらしいと言えばらしいわね」

 

神羅スイセイ「神羅族はそれぞれが元となった物をモチーフにして世界を作り上げる場合もあるからな。しかし、妙に視線を感じるな・・・」

 

拓哉「やはりそう思うか?」

 

拓哉達は気付いていた。監視カメラが何故か自分達の方向に()()()()()()()自分達に視線を向けているのだ。これが逆に怪しく、監視されている事に気付いた。

 

栄「どうする?」

 

拓哉「場合によってはおびき出す必要があるかもな・・・住人らしき人が居ても何言っているか分からないし・・・」

 

そう考えている時に拓哉のスマホが鳴った、数字の代わりにXXXが並べられた相手先不明の着信だ。

 

拓哉「・・・もしもし?」

 

?《ドウヤラ、ワタシニ気付イタヨウダネ》

 

拓哉「・・・ロボコか?」

 

?→神羅ロボコ《ソウダヨ、ワタシハロボコ。コノ世界『マシニクル』ソノモノデアリ、君達ガ来テカラズット見テタ》

 

拓哉「監視カメラを追ってたのはそういう事か?」

 

神羅ロボコ《ソウ。アンナイスルカラ、住人ニツイテキテ。ソレマデニ身体ヲ作ッテ待ッテルカラ》

 

そういって通話が切れ、機械の住人が来た。

 

「----、-----!」

 

神羅スイセイ「……どうやら付いて来いと言っているらしい」

 

拓哉「・・・そうか、なら頼んだぞ」

 

住人の案内の元についていく拓哉達。そうして辿り着いたのは工場らしき場所だ。

 

「----」

 

「此処にいる」と案内し終えた住人は立ち去っていき、入れ替わると言わんばかりに神羅ロボコがやって来た。

 

神羅ロボコ「やぁ待ってたよ。君達があのオリジンの部下と、最初の5人の内の神羅族である神羅スイセイだね」

 

拓哉「そういうお前がロボコか・・・本当にロボ子さんそっくりだな」

 

神羅ロボコ「うん。だってモデルはワタシと同じ名前の娘の姿を模してるからね、それじゃあ色々と聞きたい事があるだろうし話そうか。ワタシの世界内だから長く話せるようにしたとはいえ、ずっとという訳にはいかないし」

 

そういって拓哉達はロボコから話を聞く事にした。まずはスイセイに聞いた事を同じく聞いてみたところ、やはりロボコも同じ反応をした。

 

神羅ロボコ「エンドレスユートピアを目指している・・・か。うん、それは確かにそうかもしれないけど内容までは答えられないよ。今はね」

 

拓哉「そうか……じゃあ質問を買えるが、何故ロボコは穏健派から中立派になったんだ?」

 

神羅ロボコ「それについては・・・『ソラ様が何かを企んでいるを知ったから』・・・かな。エンドレスユートピアもそうかもしれないけど、やり方についていけなくなったのも理由の一つかな・・・」

 

栄「それはやっぱり・・・無呪羅を排したのも理由の一つ?」

 

神羅ロボコ「それより前の事だね。詳しい事を聞き出すとなればアキかボタンじゃないと知らないかもしれないし、ソラ様の懐刀なだけに多分ソラ様側に立たないと教えてくれないかもしれない・・・ごめんね、あまり力になれなくて」

 

拓哉「いや、良いんだ・・・ロボコが中立派なのも『何かを企んでる事から抜けた』というのが分かっただけでも収穫だ。スバルもそういう事からどっちつかずだろうしな……仮にそうだとして、目指す事に反対している神羅族はいるのか?」

 

神羅ロボコ「いるよ。フレアがまさにそうだし・・・」

 

栄「……どういう事?」

 

神羅ロボコ「あれから暫くしてワタシの方でも探りを入れてみたんだけど・・・どうやらフレア、自分を犠牲にしてでもソラ様とマリンを止めようとしているみたい・・・」

 

栄「え・・・」

 

拓哉「……あいつは自分自身の欲望の為に動く奴だぞ、そんな事信じられるのか?」

 

神羅ロボコ「信じられなくても良い。でもあの子は穏健派の一人だし、そもそも無呪羅の力を取り込むという無茶をしてでもやる辺り本気で止めようとしているのは本当だよ」

 

拓哉「そもそもそんな事をしているのだって、結局はなり替わろうとしているんじゃないのか? 大体そんな事をした所で、デメリットがあるとは思えない」

 

神羅スイセイ「いや、あるぞ」

 

神羅スイセイの言葉に拓哉と栄が振り向く。

 

神羅スイセイ「……神羅の力と無呪羅の力は相反する力。その力を持つ事は最悪、消滅を招く恐れがあるというのを聞いた事がある。それこそオリジンみたいに神羅や無呪羅を超えた存在なら兎も角・・・いや、例えオリジンみたいな真魔神でも無理をすればその代償を払う事になる恐れだってある。それこそ、神羅族であっても無理に合わせ持とうとすれば・・・」

 

拓哉「消滅する可能性があると・・・?」

 

頷くスイセイ、それを見てロボコに視線を向けるが同じく頷いた。

 

神羅スイセイ「それに・・・真魔神ですら代償は途轍もない可能性もあるし、無理に力を使えばいずれツケを払う時が来る可能性だってある。もし帰ったらオリジンにこの事を伝えておけ、無理をすればいずれ代償を払う時が来ると・・・」

 

拓哉・栄「……」

 

神羅ロボコ「・・・話がそれたけど、兎に角フレアはオリジンに嫌われてでも止めようとしているのが本当だというのは分かってほしい。でなければ、自分が消えるリスクを背負ってまで無茶をしないからね・・・」

 

拓哉「……分かった」

 

神羅ロボコ「ワタシから答えられる事は以上だよ。あまり力になれなくてごめんね」

 

拓哉「いや、良いさ。テラーの目的、穏健派と革命派がやり方は違えど目的が一緒である事、エンドレスユートピアという単語が聞けただけでも収穫だからな。後はスイセイだが、スバルの所に―」

 

「戻す必要はない」

 

そういって現れたのは神羅スバルだ。

 

神羅スイセイ「・・・どういう事だ? 仮釈放という身な上、戻るのが筋だろう?」

 

神羅スバル「スイセイ、貴女は長く勤めを果たした。それに本来なら勤める必要もない身であり、罪滅ぼしというのなら世界を見て身の在り方を学ぶべきだ」

 

神羅スイセイ「・・・つまり?」

 

神羅スバル「仮釈放は継続。他の神羅族の所に行き、色々と見て回れ。これはオレサマからの指示だ、良いな?」

 

神羅スイセイ「・・・分かった」

 

神羅スバル「それとオリジンの部下・・・オリジンに伝えておけ」

 

拓哉「・・・何だ?」

 

神羅スバル「今はソラから止められている事と、真魔神になったから手出しできなくなったとはいえ貴様を捕まえる事を止めた訳ではない。脱獄の前科もあるから、もし再び会ったら捕まえると伝えておけ」

 

拓哉「分かった」

 

神羅スバル「それと・・・今の所次元間の移動だけだが、もし秩序を乱すような事をすれば貴様等も逮捕する。それを忘れるな」

 

拓哉「・・・分かった」

 

神羅スバル「ではな」

 

そういって神羅スバルは転移して消えた。

 

神羅スイセイ「他の神羅族の所へいけ・・・か。私一人だけ籠ってる場合ではない・・・というのか? だが私は・・・」

 

神羅ロボコ「スイセイ。未だに罪を感じているのは分かる・・・けど、今はそういっている場合じゃないのも事実だよ。どうするかはスイセイ次第だけど・・・色々と、動いて考える必要があると思うよ」

 

神羅スイセイ「……そうか。なら、まずは挨拶回りに行くか」

 

栄「え、それって・・・」

 

神羅スイセイ「? 顔合わせをするだけだが?」

 

栄「そ、そうなのね・・・」

 

神羅スイセイ「そうだ。またどこかで会うか分からないが・・・達者でな」

 

そういって神羅スイセイは転移して消えた。

 

栄「・・・私達も帰りましょうか」

 

拓哉「ああ、報告も兼ねてな」

 

神羅ロボコ「気を付けてね。どうするかはキミ達次第だけど、ソラ様達には気を付けてね」

 

拓哉「ああ、分かってるよ」

 

そういって次元艇を呼び出し、拓哉達はビルドライバーズの世界へと帰還して玲二に報告した。混沌とする神羅族同士のもめ事・・・果たして今後、どうなっていくのか?

 

 

 

 

 

―オマケ―

 

都々「聞いてよ拓哉兄ちゃん・・・」

 

拓哉「どうした? 都々」

 

都々「例の問題ある両津さんが、とうとうG.C.P.D入りが決定しちゃったんだよ・・・」

 

拓哉「ハァ? 両さんが?」

 

都々「うん・・・カマバッカ王国でやらかして追放され、会議の結果メインに関わらせない事と任命した上司である部長さんと一緒に雑用係として入る事になったんだよ。本庁の特殊刑事課が引き入れたかったみたいだけど、本人が嫌がったのもあって最終的には・・・」

 

拓哉「マジかよ・・・今度はG.C.P.Dを崩壊させる気か?」

 

アメリア「可能性はあり得るわね・・・まぁ雑用係という実質降格な上、やっても主に上司であるオオハラ巡査部長達の指導と雑用がメインになりそうだけどね。『また何かあれば雑用係として、特殊刑事課に異動させる』として大人しくしているとはいえ・・・ね」

 

拓哉「どうせ今だけだろうな・・・」

 

アメリア「でしょうね」

 

都々「だよねぇ」

 

ハァ・・・と溜息つく都々達であった。




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