【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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足りないものを見つけたみしろは、最愛の弟子と全力で当たる。

Dガンダム発売ってマジ?


足りない物を見つける為に4

Game Mode:1on1

Field:Standard

Player1:Regulsh Lionheart

Player2:Sasaki Misiro

 

 

三戦目が始まる。少し休んだ上でのバトルだが最初の頃と違って精神的に余裕が出来、フルシンクロ出来るだけの心の余裕が出来ていた。それを見てレグは「今なら大丈夫」と判断して戦う事に・・・レグは自身の愛機であるレグカスタムを使いショートマシンガンを装備。バックパックキャリーフライヤーにはGE製コンバットショットガンとGE製グレネードランチャーを装備して氷護対策を施している。

 

レグ「・・・みしろ先輩。足りないものを見つける事が出来た?」

 

みしろ「ええ・・・使命感や責任感を背負うんじゃなく、義務にするんじゃなく、自分含めて楽しむ環境を守る為に戦う……みしろは、そんな初歩的な事を忘れていました。今は・・・大丈夫です」

 

レグ「そうか・・・じゃあ、最初から本気で行くよ」

 

みしろ「ええ。今ならフルシンクロ出来る15秒の壁を超えられそうです」

 

深呼吸し、みしろは警戒しつつレグと相対する。武装からして氷護へのメタとして意識しているのが分かり、グレネードランチャーを装備しているのも恐らく焼夷弾を装填して氷結対策しているのだろう。

 

みしろ(近付けもさせないし、自分の戦い方をさせないつもり・・・ですか。ですがだからと言って、今のみしろは・・・今の氷護には通用させません)

 

レグ(これでも対策出来るか分からないけど、やるからには全力でやるしかない。みしろ先輩の限界を超えさせる為にも・・・!)

 

互いに深呼吸して心を落ち着け、機体と同調していく・・・そして双方が動いてぶつかり合った!

 

 

ガッキィン!

 

 

初手はレグカスタムが押し出して優位を取るが氷護がすかさず側面に回って斬撃を繰り出すも、マシンガンを持つ手を翳す様に動かしてブレイドを受け止め、蹴りを入れてダウンを奪う。しかしそれですらすぐに側転して追撃を回避し、ニードルガンを撃ってくるがシールドを構えて防御の姿勢を取ってダメージを最小限に抑えた。

 

レグ「流石に追撃は入れられなかったか・・・」

 

みしろ「でも動きのキレは見事です。大和さんと修練しましたか?」

 

レグ「うん。一回戦で蘭さんに負けてから大和やマサキに頼んで修練を積んだからね・・・僕はまだ弱いし、一から強さを磨き直さないといけないと感じたからね・・・」

 

みしろ「それを言うならみしろも同じです。兎鞠さんやるりさんとの戦いで、自分がどれだけ大事な事を忘れてたかを思い知りましたからね・・・大会が終わったら、一から修行をし直すつもりです」

 

レグ「ガンダリウムランカーとして以前に、一介のバトラーとして強くならなきゃいけないからね・・・腕前だけでなく、心の面でもね・・・そういう意味でも僕は、みしろ先輩とのバトルを楽しみたい!」

 

みしろ「みしろもです!」

 

掛け合いをしながらも攻防を繰り広げる二人。どちらも引かず、どちらも譲らず、ガンダリウムランカーに恥じない戦いをしている。マシンキャノンをばら撒いた所を氷護が回避するも強化型電磁ワイヤーで捕縛して壁を目掛けて投げるレグカスタム。だが・・・

 

みしろ「甘いです!」ダッ!

 

ドゴォ!

 

壁蹴りをして勢いのまま突っ込んでシグルブレイドを突き立てて装甲を食い破ろうとする氷護。しかし元の防御力の高さに加え、スキルによる影響と念入りに且つ丁寧に塗装した恩恵も相まって突き破る事は叶わなかった。

 

みしろ「やはり硬い……氷護が軽量タイプに分類される事もあり、一点集中しないと抜けませんね・・・」

 

レグ「防御力と耐久値の高さがレグカスタムの特長だからね・・・そう簡単には倒れないよ」

 

ゆっくりと立ち上がりつつも牽制し合う二人。ダメージを受けつつもお互い損害は軽微・・・防御力と耐久力が高い分、レグカスタムの方が優位だ。

 

みしろ「(やはり勝てませんか・・・なら)レグちゃん、フルシンクロを使います。それで限界を見極めてみたいのですが良いですか?」

 

レグ「フルシンクロか・・・良いよ。みしろ先輩、心の状態は大丈夫?」

 

みしろ「大丈夫です・・・今のみしろなら、氷護なら越えられる筈です」

 

レグ「そうか・・・なら、いくよ」

 

お互い深呼吸し、機体と同調していく・・・

 

 

 

 

 

みしろ・レグ『フルシンクロ!!』

 

 

―キュイィィィンッ……ゴオォォォォォォォォォォォォッ!!―

 

 

みしろ(感じる・・・氷護との同調していく感覚が。だけど違うのは消耗が大きいけど、今までと比べて緩やか・・・今ならいける!)

 

レグ(今のみしろ先輩なら15秒の壁を超えられる筈・・・僕もまた、22秒という壁を越えて見せる!)

 

双方が駆け抜け、激突していく。

 

 

 

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!

 

 

 

打撃、斬撃、射撃が飛び交い、双方一歩も譲らない。僅かなリロード時間ですら計算しなければ一発受ける恐れがあり、一瞬一瞬が気を抜けずに攻め合いが続いていく。

 

みしろ(今までなら此処で息切れ起こしかけるのに・・・今は感じない。エネルギーの消耗が激しいけど、まだ伸びれる!みしろはまだ、超えられる!)

 

レグ(確実に伸びているし、前はこの時点で息を荒くしてたのにそれがない・・・確実に伸びている。僕も何処まで持つかは分からないけど、乗り越える・・・負けられない!)

 

接近してはガンガタをして、離れては射撃をして、一瞬一瞬の隙を突いて攻め合っていく・・・そしてみしろの限界である15秒が近付いた時、変化が起きた。

 

みしろ「ハァ・・・ハァ・・・」

 

レグ「まだ持ってるよみしろ先輩!少しでも良い・・・壁を乗り越えて!」

 

みしろ「勿論・・・です!」

 

 

12秒。輝きを維持して攻めていき、残りの数秒を可能な限り持たせる事よりも今を意識していく。13秒、14秒、15秒と過ぎても・・・みしろは維持する事が出来た。

 

レグ(15秒の壁を超えた・・・でもまだ!後5秒は持つとは思う・・・!この一撃で超えさせる!)

 

みしろ(限界を・・・限界を超えましょう!氷護!!)

 

ほんの数秒しか持たない・・・それに賭けてみしろは全力の一撃を与える。最後の一撃がレグカスタムの深くダメージを与えた個所を斬って装甲を裂き、稼働停止に追い込んだ。それと同時にフルシンクロが切れた・・・フルシンクロが出来た時間は、20秒だ。

 

 

 

 

 

レグ「ハァ・・・ふぅ・・・乗り越えさせたけど……みしろ先輩は、大丈夫?」

 

フルシンクロの影響か身体の怠さが残る物の、敬愛するみしろの身を案じて筐体へと近付く。扉を開けた所みしろはぐったりと倒れていた。

 

レグ「みしろ先輩!」

 

るり「落ち着いてくださいレグルシュさん!気絶している可能性がありますが、下手に衝撃を与えずゆっくりと引きずり出します。下がって下さい」

 

「う、うん・・・」そういってるりはみしろを筐体から引きずり出し、安全な所に写して意識確認をする。

 

るり「大丈夫ですか?」

 

みしろ「だ・・・だい・・・じょうぶ・・・」

 

意識をある事を確認し、呼吸が安定している事、名前や年月日を確認して意識がハッキリしている事を確認する。どうやらフルシンクロを限界までやった影響か、倒れたみたいだ。

 

みしろ「レグちゃんは・・・そこにいますか・・・?」

 

レグ「うん、此処に居るよ」

 

るりの向かい側に行って手に取り、自分が居る事を教えるレグ。

 

レグ「みしろ先輩。今兎鞠さんが佐々木さんに連絡を入れ、向かうようにお願いしているからね。フルシンクロを限界までやったりそれ以上をやれば気絶するという例がある・・・そのパターンでみしろ先輩は気絶したんだよ」

 

みしろ「そう・・・ですか・・・良かった・・・」

 

レグ「何も良くないよ・・・ゴメン。兎鞠さんや佐々木さんには万が一に備えて頼んでいたとはいえ、無理をさせた僕のミスだよ・・・」

 

みしろ「良いんです・・・みしろは、限界を超えれて嬉しいのですから・・・」

 

力なく笑うみしろ。それでもレグは泣きそうになる。

 

みしろ「レグちゃん・・・ありがとうございます。玲二様を守る為に強くなれ、愛弟子が成長しているのを見て安心したのですから・・・」

 

レグ「僕は・・・大和がいたから、ラストと好きを共有し合える仲になったから強くなれただけ。それだけで僕はそこまで・・・」

 

みしろ「でも気付いているんですよね?『心から楽しむ事と、守る為に強くなる』・・・みしろは、それを忘れてたのですから……これだけでも、師を超えたような物です」

 

泣いているレグをそっと涙を払い、慰めるみしろ。すると兎鞠が玲二を連れてやってきた。

 

兎鞠「佐々木さんを連れて来たよ!」

 

玲二「すまないみしろ・・・来るのが遅れた!」

 

みしろ「大丈夫ですご主人様・・・一つ、我儘を言って良いですか?」

 

玲二「どうした?」

 

みしろ「レグちゃんも連れて行って下さい・・・今はご主人様と、レグちゃんに甘えたいんです・・・『よく頑張った』と・・・」

 

玲二「……分かった。ライオンハート、行くぞ。栞葉や兎鞠もありがとうな」

 

るり「いえ、頼まれた事を遂行したまでです」

 

兎鞠「佐々木さん・・・後はお願いね?」

 

そうしてレグを連れて帰り、神羅城へと帰還した。

 

 

 

 

 

みしろの部屋。そこにはレグがみしろが戻るのを待っていた。

 

みしろ「戻りましたレグちゃん。アレからちょこさんやご主人様に見てもらい、異常がない事を確認できました。もう大丈夫ですよ」

 

ミナ「でも、かしんはだめでしゅ」

 

みしろ「分かっていますよミナちゃん、パパにも良い子良い子してもらって元気を分けてくれましたからね。後はレグちゃんと一緒に良い子良い子してくれたら、明日にはママも元気いっぱいになりますからね」

 

ミナ「はい・・・れぐしゃん。まましゃまといっしょに、よいこよいこしましょう」

 

レグ「うん。狭いけど、大丈夫かな・・・」

 

みしろ「大丈夫でしょう。それに今は・・・二人に思いっきり甘えたいんです。だから・・・お願いしますね?」

 

レグ「・・・うん、分かった」

 

みしろ(今日はなんだか・・・今までより気持ちよく寝れそうです・・・)

 

そうして三人は就寝した。この時のみしろは安心しきっており、心の余裕を持って眠る事が出来た・・・




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