【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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fast food simulatorが流行っているし、乗るしかない。


G.C.P.D女子達によるハンバーガーショップを開くとこうなる

Newホロライブ事務所前派出所兼GCPDホロライト支部 とある日の昼休み

 

ソフィ「いやー昨夜の配信見た? 3期生によるfast food simulator」

 

ノレア「ああアレですか、途中までですが見ましたよ。予想通りるしあさんの堪忍袋の緒が切れ、昔のるしあさんに戻っていましたよね」

 

ソフィ「そうそう。ぺこらさんがイタズラで冷凍庫を閉じ込めたり、船長が客にナンパしている辺りから苛立って咎めたり、ノエルさんがキャパオーバーしたり片付けをバックレをしようとして叱られたりと、るしあさんがキレて台パン連発したりドリンクだけ頼む客にも当たるようになったりと・・・中々楽しい回だったよ」

 

ノレア「朝には切り抜きが出来ていましたからね、かなり話題だったんでしょうね」

 

ソフィ「その内みこちみたいに珈琲マシンにキレるとかありそうだよ」

 

スミレ「お疲れ様です・・・あれ、ソフィさんにノレアさん何の話をしてたんですか?」

 

休憩スペース兼当直室に入って来たのはスミレとエリス、そして後ろから都々とるりが入って来た。

 

ソフィ「お疲れ様でーす。まぁホロの配信での話をしてたんですよ、ホロメンによるfast food simulatorの話」

 

るり「アレですか。中々のカオスでしたよね・・・正直同じ時間帯で、『バーガー庶民側にあくあさんを招き入れたけど、全然戦力にならなくて終始怒られてた』というかなたさん達の配信も中々カオスでしたが」

 

都々「中々のあく虐だったよね。にじさんじでも最近楓さん達がやってたし」

 

スミレ「そうなんですか。私、ゲーム配信とかあまり追えてないんですよね・・・そもそもゲーム関連はガンプラウォーズ以外疎くて・・・」

 

ノレア「それ言ったら私もそこまで詳しくないですよ。勤務が終わったらシャワー浴びて夕飯食べ、寝るまでLINEして寝る・・・って位だし」

 

エリス『彼とは定期的に連絡しているのかい?』

 

ノレア「ええ・・・生存報告も兼ねて、定期的に連絡するように言いつけましたからね」

 

エリスの言う彼とはノレアの彼氏『江藍(えらん)五郎』でありエラン・ケレス(強化人士5号)のリ・イマジだ。カメラマンを生業としており、綺沙良(きさら)達蘭阜出身のメンバー「いずれ菖蒲か杜若」の5人と共にホロライトシティに移住した際、ノレアと再会した。

 

ソフィ「にしても彼氏もさぁ、暫く滞在したと思ったらまた旅立ったけど大丈夫なのかな・・・仕事柄色んな所に回るし、定期的に連絡しているとはいえノレアの事を心配しろって思うよ」

 

ノレア「仕方ありませんよ。一つの場所に囚われず色々と世界を見て回りたいのは彼の夢でもありますし、何よりちゃんと自立しているから心配ありません。御兄さん達も気に掛けているとはいえ、簡単にくたばる様な人ではないですから」

 

ソフィ「まぁ・・・ねぇ」

 

暫く沈黙する。

 

都々「まぁ『便りの無いのは良い事だ』という言葉もあるし、定期的に連絡しているなら大丈夫と信じてあげようよ」

 

るり「『便りの無いのは良い便り』ですよ、都々さん」

 

ソフィ「まぁそうだね。まぁこの話はこれ位にして、先輩達に相談があるんだけどさ」

 

るり「何ですか?」

 

ソフィ「さっき話してたfast food simulator・・・皆でやってみたいんだけど、良いかな?」

 

るり「やってみたい・・・というのは時間合う時に一緒に遊ぼうというお誘いですか?」

 

ソフィ「うん。あれマルチプレイで6人までやれるし、役割分担が大事だからガンプラウォーズとは別に良い特訓になりそうだなって思ったからさ。後ブームが去る前に皆でやりたいってのが本音」

 

るり「連携ですか・・・良いと思いますよ」

 

都々「都々も賛成。スミレちゃんはどうかな?」

 

スミレ「わ、私ですか? 正直、ガンプラウォーズ以外のゲームはあまり慣れてないからやれるかどうか・・・」

 

都々「大丈夫大丈夫。正直都々は切り抜き等でプレイ動画見てて流れはある程度知っているけど、初見だし」

 

るり「私も同じくです」

 

エリス『親交を深める意味でも、やってみたらどうだい? 僕も情報提供してフォローするからさ』

 

スミレ「・・・そうだね。私、やってみます」

 

ソフィ「私も夜なら大丈夫。それで、お二人のスケジュールは・・・」

 

相談した結果、今夜は予定が空いているとの事なので勤務終了後にやる事になった。

 

 

その日の夜

 

 

ソフィ「よーし、先輩達集まったね? 店名も『Burger Witch』にしてっと・・・」

 

都々「なんか見た目も変えられるみたいだし、取り敢えず合わせようか」

 

るり「そうですね」

 

「え、ちょ・・・」という声を無視しつつ、取り敢えず見た目を女性で統一した後チュートリアルに従っていく事に。

 

ノレア「まずはパンズとパティ、包装紙のみしか頼めませんけど大丈夫でしょう。レベル上がれば買えるのも増えてくるみたいですし、難易度も普通だから大丈夫な筈。注文したらどの位かかるんですか?」

 

都々「すぐに来るよ、タイミングを見計らわないとね」

 

スミレ「タイミング?」

 

トラックが来たのを確認し、何故かソフィと都々とるりが飛び出して轢かれた。

 

スミレ・ノレア『都々さん達!?(ソフィ!?)』

 

るり「やらないといけないと思ったので・・・」

 

都々「さぁ荷物を降ろしていこー」

 

スミレ「ダメージが無いとはいえ心臓に悪いですよ・・・」

 

何事も無かったかのように荷下ろしをし、次へと進んで行く。

 

スミレ「えっと・・・パティを焼いていきますけど―」

 

ソフィ「こういうのってまとめて焼けるみたいだし、一気にやれば良いじゃん」

 

「ソフィさん!?」言う前に焼き始めて動揺するスミレ。それを傍目にノレアがトレイを確保して回収する。

 

ノレア「馬鹿ソフィ!動画で見ているとはいえいきなり大量に焼くとか無理があるでしょう!?」

 

ソフィ「えーでも100%になったらひっくり返せば良いし、何とかなるでしょ」

 

都々「いや、こういうのは時間をおいてやらないと皆焦げちゃうと思うからさ・・・ノレア、変わって」

 

一旦おいて都々が拾い、都々が間をおいて焼いていく。

 

都々「パティは焼き過ぎると駄目なんだよね? エリス」

 

エリス『ダメ。焼き過ぎると人気が下がるから注意ね』

 

ソフィ「流石都々先輩・・・手際よい」

 

都々「パティ焼くのは都々に任せて。ハンバーガー作りはソフィとスミレちゃんで」

 

ノレア「じゃあ栞葉部長、一緒にホールをやってくれませんか? 正直頼りになるのが部長なので・・・」

 

るり「そうですね・・・私結構大雑把なのでそっちが良いと思います」

 

「因みにO型ですか?」「A型です」それを聞いてノレアは内心「自分がしっかりしないと崩壊する・・・」と感じ、頭を抱えた。

 

 

 

 

 

 

下準備が終えた段階でオープンして客を迎えるのだが・・・

 

ノレア「ダブルバーガー一つです!」

 

スミレ「は、はい!えっとパンズの下はちゃんと敷かれてて、パンズ2枚と・・・」

 

ソフィ「スミレ先輩、肉二つだけなんだからそこまで丁寧に確認しなくて大丈夫でしょ。準備しときゃ間違えないんだし」

 

スミレ「あの、パンズが逆になっています」

 

ソフィ「あ」

 

都々「むーパティを焼く役目を引き受けたけど、バーガー作りに回れないのがもどかしい・・・」

 

都々が愚痴るが都々とスミレがチェックして手綱を握ってくれているお陰か初歩的なミスもなく回れている・・・が、此処で発覚したのがソフィはスピードが速いが作業が大雑把(悪く言えば適当)で、スミレは逆に丁寧だが注文と完成品を何度も確認する故にバーガー作りが遅い。都々も時間を作ってバーガー作りをしているが、パンズの上を乗せ忘れたり順番が逆だったりと細かいミスをしている所があった。

そしてホールだがノレアの方は問題ないが、るりがテーブルの番号を間違えてタイムロスしてしまう等のミスを犯す等があった。

 

ノレア(それでも回れているし、未然に防げてマイナス評価を避けているとはいえ・・・これでタスクが増えていくとなれば・・・私は持つかしら・・・)

 

ノレアが主にホールを担当しているのは接客による注文受け取りだけでなく、キッチンのフォロー(特にソフィ)の為だ。自分が後ろを気にしていなければミスを犯しかねない・・・自分がしっかりしなければ・・・そう自分に言い聞かせて回していく。

 

ノレア「栞葉部長がキッチンが良いと言わなかったのが幸いですね・・・」

 

るり「まぁ、私も正直細かい注文が出ると対応しきれるかどうか・・・ですからね」

 

ノレア「それ言ったらドリンクやアイス、ドライブスルーとか大丈夫ですか?」

 

るり「……何とかなるでしょう。配信と違ってゲームに集中できますし」

 

ノレア「そこはせめて『大丈夫』と言って欲しかったです・・・」

 

胃が締め付けられそうな感覚に見舞われつつもレベルアップしていき、ケチャップの追加し、そして・・・

 

るり「来ましたね、ドリンク」

 

ノレア「来ましたね・・・ソフィ、立伝巡査長、ケチャップの回数は間違えないでくださいね? 私、ドリンクもとなれば見る余裕なくなってくると思うので・・・狭間部長、最初よりマシになりましたがチェック回数をもう少し減らしてください」

 

スミレ「いや、でも・・・間違ったら怒られるので・・・」

 

エリス『かといって慎重になりすぎだよ。るりやノレアがハッキリ伝えているから、向こうが間違えなければほぼ大丈夫』

 

スミレ「間違ってたら怖いです・・・」

 

ノレア「……」

 

それでも弱気な姿勢を取るスミレや細かいミスをしたり無駄にケチャップを掛けてしまうソフィ、うっかり他のタスクに意識を向け過ぎてパティを焼き過ぎてしまうというミスをする都々にノレアは「堪忍袋が暖まってきて」いた。それでも一人でこなしている訳じゃないので暖まりが緩やかだが、ドリンク追加でタスクが増えてキッチンを見る余裕がなくなって口数が少なくなっていく。

客の後片付けやチップ回収、トレイ回収も自分達でしなければいけないからホールも大変だ。

 

るり「なんで名前が紛らわしいのがあるんですかね? 正直ややこしい……」

 

出来た物を提供するが、ドリンクが違う事で人気が下がった。

 

ノレア「は?」

 

るり「ごめーん!」

 

スミレ「あ、落ち着てくださいノレアさん・・・」

 

ノレア「貴女が落ち着いてください狭間部長、怒ってませんから」

 

スミレ「いや、怒って―」

 

ノレア「怒ってませんから」ダン!

 

流石にこれ以上は不味いと判断し、一旦配置換えする事に・・・ノレアに代わる形でスミレがホールに入り、ノレアがキッチンに回った。しかし・・・

 

スミレ「もうさァッ 無理ですよ 注文多すぎるンだからさァッ」

 

と、某ねずみの如く泣きついてしまい何個かオーダーキャンセルが発生してしまう始末・・・

 

るり「注文を伝えて、ドリンクを用意して、出来たバーガーをトレイに乗せるだけじゃないですか。難易度普通とはいえ二人でやってて完全に捌けない訳じゃないのに・・・」

 

ソフィ「大方、間違ってないかと何度も確認してタイムロスが起きているんでしょ。スミレさんそういう所あるし」

 

スミレ「うぅ・・・不足合ったら怖いので……」

 

ノレア「・・・バーガーに番号貼ってるんですから、此方がミスしない限り間違える可能性は低いですよ」

 

るり「スミレさん・・・これはリアルじゃなくてゲームですから、恐れずにやっていきましょう。間違えたらその時はその時です」

 

スミレ「は、はぁ・・・」

 

都々「取り敢えず急ぐのは大事だけど、それ以上に焦らず・・・ね?」

 

スミレ「はい・・・」

 

ホールは不向きと判断し、スミレは結局キッチンに戻る事に・・・変わる形で都々がホールへといった。

 

ノレア「こっちもこっちでレタスが追加されましたけど、確かにケチャップやレタス追加も中々大変ですね・・・」

 

ソフィ「追加はパパっとやれば大丈夫だからね。パティの管理が大変だったけど」

 

スミレ「やっぱり余りが発生していますからね・・・」

 

ノレア「ロスを減らす事を優先すべきか、提供を優先すべきか・・・」

 

その後もマヨネーズの追加に加え、アイスクリームの追加と忙しくも回っていく5人。アイスについてはタイミングも大事だと考えたが、提供する前にアイスを発注すれば良いと分かっていてもタスク的にそれが無理と分かってからは早い段階で用意する事でどうにかした。それでも時間が掛かりすぎてアイスが溶けてしまったと不満が出てしまったが・・・そして……

 

ソフィ「何とかレベル12まで上がれたね」

 

都々「中々疲れたよ・・・天界で食堂のヘルプしてた頃を思い出したしね」

 

るり「ゲームなのに実際に労働する・・・実際やってみると大変ですね」

 

スミレ「色々と迷惑を掛けちゃいましたけど・・・それでも楽しかったです」

 

ノレア「まぁ・・・良い経験になれましたよ。こうして自分でも気付かない所とかも気付け、是正すべき所や気を付けるべき所が気付けたのは収穫です。またやりたいですね」

 

ソフィ「だねぇ。今後の事を考えるとアメリア先輩とか誘ってフルメンバーでやりたいね」

 

ノレア「そうですね、私一人で皆を支えるのは正直きついです。ホールで手一杯でしたし・・・」

 

るり「・・・正直ホールで手一杯でした」

 

スミレ「逆に私はホールは無理ですね・・・ソフィさんみたいに手際よくなりたいですし」

 

都々「まぁそこは今後、頑張って直していこ?」

 

るり「そうですね。過ちは犯すもの、ミスだとしても正していけば良いだけの話ですし。それを放置するのが良くない訳ですからね」

 

ノレア「・・・私も荒れない様にアンガーマネジメントを学びたい所ですね、そこはすみません」

 

都々「いやぁ・・・そこは都々達も悪かったよ・・・あはは・・・」

 

ソフィ「まぁあたしも気を付けないとね、毎回毎回ノレア達に手を焼かせる訳にもいかないし」

 

そうしてこの日は切り上げ、解散する事となった。

 

 

 

 

 

 

五郎『・・・成程なぁ。まあ、良い経験になったんじゃないのかな?』

 

ノレア「私にとっては中々大変でしたけどね。けど、楽しかったですよ」

 

五郎『なら良いじゃないか。ノレアにとって「楽しい」と思えるのが大事だからね』

 

ノレア「それはそうですけどね・・・私だって今の職場は良い環境ですし、先輩達も良い人ばかりですからね。そっちはどうですか?」

 

五郎『こっちもやれているよ。今はコーヴァス帝国に居るけど、前に訪れたヘルエスタ王国とは違った風情ある町並みで良いと思った。出来る事なら案内してあげたい所だけどね』

 

ノレア「何とか有給使って、五郎のいる所に行ってみたいですね。一日でも良いので二人っきりの時間が欲しいですし」

 

五郎『俺もだよ。電話越しじゃなく、直に会って色々と話をしてみたい・・・』

 

そう話していると時間も良い時間になってきた。

 

五郎『と、そろそろ寝る時間かな?』

 

ノレア「そうですね」

 

五郎『分かった。じゃあ今日はこの位で・・・おやすみ、ノレア』

 

ノレア「ええ、おやすみなさい」

 

そうしてノレアは就寝した。




久々にリ・イマジをメインで書いたけど中々大変だった・・・他のリ・イマジでfast food simulatorをやる話を書いたらどうなる事やら・・・蘭はホール向けじゃなさそう、言葉足らずで混乱起こしそうだし。四季様や神楽様にもやってほしいけど、どちらも本編で忙しいから難しいかねぇ・・・こういう系の話を書いてみるのも今作のやりたい事だし、また考えてみよう。

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