【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
Game Mode:1on1
Field:Standard
PlayerA:Ruri Shioriha
PlayerB:Sakuya
舞台はベルファスト基地。ステージの大半が海面になっているのが特徴で限りある地上を活かし、海面を活かす事が勝利の鍵となっている。そこにるりのサージェントノーブルがステージに立った。
るり「……」
ビームライフルを構え、何時でも撃てるように周囲を警戒する。相手はステルスを得意としており、ステルスの枷となるシールドビットですらマニュアルモードを使って相手を欺く腕前を持っている。咲夜に関するデータは知っていたが、実際に相対するのは始めてた。故に最大限の警戒し、先手を取られない様に周囲を見る。
るり(此処からでは歪みが感じられない・・・そして気配も感じない・・・何処にいる?)
警戒している所に7時の方角からシールドビットが展開され、ビームを撃ってくるがローリングで回避する。
るり(恐らくそこから狙撃するか、ビームピストルⅡで撃ってくる筈!)
チャキ
るり「そこか!」ビュン!
音のした方へと目掛けてビームブーメランを投擲し、僅かに掠った音がする。
るり「ステルスで詰めてきたのは良かったですが、私の耳の良さは想定してたでしょうか?」
咲夜「・・・想定してなかった、といえば嘘になるわね・・・」
るり「・・・まだ勝負は始まったばかり、とでも言いたげですね」
咲夜「そりゃそう。例え知られたとしても、仕留められない限り勝機はある」
声からして笑っている。戦いを楽しんでいると察する。
咲夜「じゃあ、私を見つけてみて」
るり「見つけますよ。そして、最後は私が勝ちます」
「ならやってみせろ!」GNシールドビットを再び展開して襲ってくるが数発撃って動きを誘導を誘うが後ろからビームピストルⅡを展開して斬撃を繰り広げてくるがビームキャリーシールドを展開して受け止め、すかさずビーム重斬脚を放つが手応えを感じない。
るり「(引いた? いや・・・)」
ドキュン!ドキュン!ドキュン!
三連バルカンモードにしたのか撃ってくるがビームシールドを展開してしっかり防御するサージェントノーブル。見えない敵に翻弄される物の、それでもるりは焦る事無く冷静に分析する。
るり(ステルス持ちが攻めるにはいくつかパターンがある・・・ケルディムガンダムベースとなれば適度な距離を保ち、尚且つすぐに逃げれる場所を確保して攻撃するのが定石。そしてGNビームピストルⅡを使っての近接攻撃も仕掛けてくるとなれば・・・隠しナイフを仕込んできてもおかしくない)
周囲を見回し、違和感ある場所がないか探するり。獣人族は目が良い為洞察力に優れており、人の目では気付けない違和感すら気付く事が出来る。特にるりは獣人族の中でもとりわけ目が良い方で僅かな違和感ですら読み取る事に特に長けており、劾からも目の良さを買われてスカウトされた程だ。
るり(最も、そのせいで3D酔いしてたんですけどね・・・三半規管の弱さも相まって。佐々木さんに体質を改善してくれたお陰でマシにはなりましたが・・・長く見続けると酔うのは相変わらずですが)
それでも気を付ければカバーできるレベルであり、今となってはステルス持ち等の相手には結構強かったりするのだ。
るり「そうやって何時までかくれんぼしているつもりですか? それとも犬族の獣人だけに、待てと命令しているつもりですか?」
挑発して様子を伺うが返事がない。既に場所を動いていないのか、じっとしているのか・・・現時点では判断が付かない。
るり(忍耐強い人ですね……これは、下手に動いた方が負ける)
咲夜(流石はG.C.P.D隊員・・・確実にキルを取ろうとしても防がれるし、かといって下手に攻めればやられる……なら)チャキ
ドキュン!ドキュン!
狙撃でクレーンを撃ち抜いて倒壊させ、意識を向けさせる。その間に自身は狙撃ポイントへと逃げだした!
るり(陽動して移動するつもり? けど狙撃ポイントは限られる・・・何処に?)
すると少しの間だけステルスを解除してわざと晒してきた。向かう先は海を渡った先にある建物だ。
るり(船を渡っていくつもりか・・・はたまたリスクを承知の上で海中に潜るか!?)
ファトゥム-01を展開して海上を渡ろうとするがビームピストルによる銃撃が来るが上手に避ける。そして歪みに向けて飛び、ビームライフルを数発撃つ。
るり「そこか!」ドキュン!ドキュン!
銃撃でマントが破れるが機体への被害は軽微、それでもキラーホエールは止まらない。
咲夜「そこで飛ぶのは命取りだ!」
るり「だからどうした!?そのまま斬り裂くまで!」
ビームライフルを放棄するサージェントノーブル。
咲夜「この一瞬で決める!トランザム!」
―TRANS-AM―
着地するタイミングを狙い、背後に回ってビームピストルⅡを構える!引き金を引こうとした瞬間―
ズバァ!
ビームブーメランのビーム刃を延長し、一本で腕を斬り裂き、もう一本のビームブーメランで動力源を貫いた。
―ギギギギ……プシュウー…―
ぐったりとした状態になり戦闘不能になる。この勝負、るりの勝ちだ。
咲夜「……、……」
動悸がする。確実に仕留められる距離に居て、タイミングもバッチリだった筈だ。
るり「どうして負けたか・・・分からない顔をしていますね」
咲夜「・・・完璧に詰めれた筈」
るり「ええ、良い詰めでした。意識外から狙っての攻撃、上手に殺気を隠せていた事、攻撃の精度・・・かなりの腕前を見ました。反応が遅かったらやられていたでしょう。ですが・・・」
咲夜「・・・完璧もなければ、絶対もないと?」
るり「はい」
少し沈黙した後、るりはこう答える。
るり「実力面は申し分ないです、力も十分にあります。後はその心構えを維持できるかどうか・・・私から言える事はそれだけです」
咲夜「では何かが足りないと? 経験?」
るり「経験もそうでしょうけど、目的を共にする仲間です。貴女はまだ若い・・・高校生ですか?」
咲夜「いや・・・4月からはあおぎりに入学する」
るり「ならガンプラ部に入部し、仲間との絆を深めてください。実力はある、技術はある・・・後は連携を磨く事が出来れば、貴女はより強くなる。一人で強くなろうと考えないでください」
咲夜「……分かりました。本日はありがとうございました」
一礼して去っていく咲夜。
拓哉「……るりちゃんからして、期待できそう?」
るり「素質はあると思います。後は警察官としての適性があるかどうか・・・ですね。個人的には加入してほしい所です。新さんと同じく、道を間違えなければ立派な警察官になるでしょうし」
拓哉「・・・そうか。いずれ来てほしい物だね、ああいう立派な娘には」
るり「ええ」
そう微笑むるり。その後・・・店を出て買い物を済ませ、良い時間になった所で帰宅した。
ホロライトシティ児童養護施設「ムンゾ」
咲夜「ただいま」
フィーア「あ、咲夜お帰り~・・・もしかして、勝負に出かけてたの?」
咲夜「ええ、そう伝えた筈だけど・・・
フィーア「んー・・・そうだっけ? 今おじ様からは出掛けたという事しか聞いてないけど・・・」
咲夜「……忘れてただけじゃないのか? まぁ良いが・・・それよりも、ソレイユは元気にしている?」
フィーア「うん。年少組とも遊んでたし、アル副院長も一緒だったから大丈夫」
咲夜「そうか……今日は良い日だった。目標に近付けたからな」
フィーア「そっか。なら良かった♪」
自分の部屋に戻り、荷物を片付けたら丁度夕食の時間になったので降りる。大事な弟、似た境遇にいながらも逞しく生きる同世代の子達、そして優しく接してくれる大人達(コンスコン似の院長とアレヒープ・レピゾ似の副院長)・・・この施設を出たらしっかりと恩返しをし、弟分や妹分が少しでも笑顔になれるように頑張ろうと誓った咲夜であった。
(ここだけの話)
コンスコンのリ・イマジはあおぎりガンプラ部の副顧問として登場予定でしたが、「それだと蝶美を顧問にした意味がない」という事で養護施設の院長になりました。ジオン少女物語では孤児院に出資してたし、良いよね?
後、あおぎりガンプラ部の設立の話を書いたら単話でメンバーまとめの一覧を書く予定です。参考になればと・・・
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