【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
4月 あおぎり高校
ぽぷら「ふぅ・・・ふぅ・・・」
蝶美「大丈夫だよぽぷら、入部希望の人が多いし一人は紹介で入るんだからやれるよ」
萱原「だな。これから副部長として支えて貰うんだから、どっしり構えろよ。風和副部長」
ぽぷら「そうは言うけどね萱原君・・・アイドル活動とはまた違うから緊張するものだよ。そうでなくとも後輩を支えていかなきゃいけないのに・・・」
萱原「それ言ったら入部希望の人達が女子ばっかと聞かされた俺も緊張しているぞ? 出来れば男子も来てほしかったし、俺の友人は皆それぞれ入部しているし・・・でもって部長任命されたから、手探りでやらなきゃいけないからな」
蝶美「仕方ないよ萱原君。アイドル活動との兼ね合いがあるし・・・」
萱原「まぁそうだけどな・・・やるしかないな」
そうして話していると足音と話し声が聞こえてきた。
うーんと、この辺りで良いのかなぁ?
こっちだよフィーア、この辺りにあった筈
張り紙があるし、あそこだろう。入ってみよう
ガラガラ
ツェーン「すみません。ガンプラ部の入部を希望したいのですが・・・」
蝶美「え、この子・・・」
ツェーン「?」
蝶美「あ、何でもないよ。それよりも入部希望の子達かな?」
ツェーン「はい。今連れている3人と、後同級生が3人来ます」
蝶美「そっか。じゃあ説明会まで時間があるから好きな席に座って待ってね」
「はーい」そうして各々席に座るフィーア達。少しして、ケイ達がやってきた。
ガラガラ
ケイ「失礼しまーす。説明会はまだ始まってないですか?」
蝶美「大丈夫、まだ時間があるよ」
ケイ「はー良かった。ルナ、エルザ。座るよ」
ルナ「う、うん・・・」
席に座っていく3人。そろそろ開始の時間かなと考えていたら二人程やって来た。
ガラガラ
楠子「すまない、遅くなったが説明会は始まっている?」
ぽぷら「まだ大丈夫・・・って、安留さん?」
萱原「安留も興味あるのか?」
楠子「まぁ・・・ね。それともう一人いる」
そういって入って来たのは咲夜だ。
咲夜「入部希望です、入って大丈夫ですか?」
蝶美「うん。全然OKだよ、好きな所に座ってね」
席について待機する二人。時間になったので説明会を開始した。
蝶美「はい、じゃあ時間になったので説明会を開始します。改めて皆さんこんにちは、あおぎり高校のガンプラ部の顧問を勤めさせて頂きます、神代と申します。皆さんはそれぞれ自分のガンプラはあるでしょうか?『持ってきているよ』という方は挙手をお願いします」
参加したほぼ全員が挙手をした。
蝶美「分かりました。じゃあまず、この部は何をするかを説明したいと思います。画面をご覧ください」
立体スクリーンを起動し、パワポを動かしていく。
蝶美「ガンプラ部の方針は、ガンプラウォーズを通じてバトラーとして、ビルダーとしての腕前を鍛えていき、皆と切磋琢磨していこうという部活です。正直信じられないかもしれないですけど、最近ではガンプラバトルを通して取引の決めたりしたり、一部の魔界や天界では『ガンプラウォーズで決着をつける』という事例が起きたりします。地上界でも会社同士の取引で、負けた方が勝った方の要求を呑むという草野球に代わる交流試合があったりします。それだけガンプラウォーズの需要が高まっており、色んな所でいるんですよね」
実際に取材して集めた資料を公開し、説いていく蝶美。
蝶美「特に高校、大学なのではサークルや部の設立がされている所が多くいて、この度我が校でもガンプラ部が設立される事になりました。これは去年、私含めた数人のあおぎりタレントがエキシビションマッチの参加と、それによる影響を受けたのが原因です。まぁ、私は負けましたけどね」
苦笑いしつつも当時の戦闘をスクショした物を見せていく。
蝶美「その影響により、校長先生が『あおぎり高校にも、ガンプラ部を本格的に立ち上げる』という事を決心したのです。これはアイドル事務所であると同時に公立の高等学校という利点を活かしての戦術でもあり、これを機に私達の学校に来てくれる入学制を増やそうという目論見があったりします。そういうのもあるから、正直・・・こうして入部希望を出してくれるのは、すごーくありがたい話なのです」
深々とお辞儀する蝶美。
蝶美「正直此方側としても手探り故にフォローしきれない部分があるかもしれませんけど・・・皆さんと仲良く、楽しく部活動を盛り上げていきたいなと思います。私からは以上ですが、何か質問はあるでしょうか?」
そういってフィーアが挙手した。
蝶美「中村さんでしたね、どうぞ」
フィーア「はい。ちよちゃんはどうして敬語を使っているんですか? 正直、喋り辛そうにしているけど・・・」
蝶美「うーん・・・まぁこれはですね、先生達から言われている事です。『顧問になったからには非常勤講師として扱いますので、生徒達とはいつもの感覚で話さないでください』と言われたので・・・」
フィーア「でも、ぽぷらちゃんとか普通に話しているよね?」
蝶美「まぁ、彼女とは色々とありますので・・・それと此処にいる間は顧問として接しますので、なるべく『神代先生』と呼んでくださいね?」
フィーア「はーい、ちよちゃん」
ケイ「というか普通にちよちゃんと呼んでよい気もするけどな」
ぽぷら「正直これ知られたら色々と弄られそうだけどね・・・」
蝶美「イジるのは辞めてください。怒られるのは私なので・・・」
このままでは不味いと察したのか、今度は優希が挙手した。
優希「中里優希と申します。私、サポーターを希望していますけど・・・それでも入部出来るんでしょうか? サポーターでもOKと聞いたのですけど・・・」
蝶美「ええ、全然大丈夫ですよ。サポーターもいるのといないのとでは違ったりしますからね」
エルザ「宮本エルザです。部長は萱原先輩と聞きましたが、何故風和先輩ではないのでしょうか?」
蝶美「そうですね・・・アイドル活動を優先する都合で当人と話し合った結果、副部長という形になりました。で、萱原君が部長になる事になった訳です」
エルザ「成程・・・分かりました」
そうして質問が無い所で次は部長と副部長の紹介へと移っていった。
蝶美「では萱原君、風和さん、お願いします」
萱原「えー紹介に預かった部長の萱原俊夫だ。仲良い友達からは『トシ』って言われているんで、皆も俺の事はトシって呼んでくれ。使っている機体はメッサーのカスタマイズ機で、ランクはゴールド3。それなりに腕に自信はあるぜ。よろしく」
そういって彼の愛機であるメッサーを見せた。
『メッサーF02型 トシカスタム』
『HG メッサーF02型 指揮官機』をベースにカスタマイズされた機体。変更点としては肩部マシンキャノンとシュトゥルムファウスト(システムウェポン006の物を採用)とGE製マインレイヤー、電磁アンカー「ピラム」を追加、頭部バルカンを潰した代わりに『頭部強化型レーダー+ソナー探知機』を装備してレーダーの精度を強化。カラーリングをジオン系らしく深緑に塗装している。またGE製強化スラスターを装着する事でベクタード・テール・スタビライザーと相まって長時間空中飛行と空中からの精密爆撃が可能となっている。
武装は肩部マシンキャノン、ロング・ビーム・ライフル、ビームサーベル、大型シールド及び36mmファランクスとなっている。
スキル1「陣頭指揮」
自身がリーダー機の場合自機及び味方のステータスが120%アップする。
スキル2「精密射撃」
射撃系の武装が攻撃力が120%アップし、30%ダメージアップする。
ぽぷら「副部長の風和ぽぷらです。主に使っている機体はRGのインパルスspecⅡでランクはプラチナ3、射撃による後方支援は特に得意だからよろしくね」
そうしてそれぞれの挨拶を終えて拍手が送られ、次は部員の自己紹介し合う番となった。一部を除いで初心者が多く、シルバー帯のランクだったり、最新キットであるSEEDFREEDOMの機体で外付け核融合炉を取り付けた程度のカスタマイズした機体を見せて紹介していく。一人一人紹介していき、次はルナの番となった。
ルナ「坂本ルナです。将来はケーキ職人になりたいと希望していますが、友達に誘われてガンプラ部に入る事になりました。使っている機体ですが・・・ライジングフリーダムと、このゲルググメナースです」
そういって取り出したのはカスタマイズしたゲルググメナースだ。
『ゲルググメナース ルナカスタム』
『HG ゲルググメナース』をベースにカスタマイズした機体。ウィザードシステムを外してゲルググキャノンのパックを装着、腕にゲルググの三連装ミサイルランチャーをミキシングして射撃戦能力を強化。さらにGE製外付け核融合炉を取り付ける事で継戦能力を強化し、MS用精密狙撃バイザーで精密射撃を可能としている。
カラーリングもバイオレットで塗装する事で視認性を下げ、精密射撃しやすくしている。武装はボレロ以外はオリジナルと同じで、スキル変更されている。
スキル「射撃支援」
射撃兵装によるダメージが120%アップし、常時リロード時間が半分になる。
ルナ「最初はスラッシュウィザードのハイドラビームガトリング砲を装備したり、ガナーウィザードのオルトロスを肩に懸架したりしましたけど、なんか違ったので最終的にはゲルググキャノンのパックを装備する事で落ち着きました。フィット補正があるので、安定した火力を引き出せるのが魅力です。皆さん、よろしくお願いします」
拍手が起こり、最後は楠子の番となった。
楠子「安留楠子2年生、ランクはプラチナ2。主にトーリスリッターのカスタマイズした機体を使っていますが、ファンネル系は勿論、サイコミュ兵装持ちは得意です。これが、私の機体よ」
『トーリスリッター ストラディバリウス』
『HG トーリスリッター』をベースに改造した機体。バックパックにライトニングバックウェポンシステムMk-IIを取り付け、ハイパー・ビーム・サーベル、ナックルバスター、シールドを廃止した代わりにGE製ビームショートマシンガン×2をメインにし、バックパックにGE製ビームアサルトライフル、GE製ライトヘビィマシンガンを装備している。勿論頭部バルカンやマシン・キャノン、インコムは使用可能である。
全体的に雪のような白に加えて一部緑で塗装する事でスノードロップを意識したカラーリングをし、特別感を出したデザインとなっている。また、『ストラディバリウス』は世界で最も高価なヴァイオリンの名称でありその音色・響きは多くの人を魅了し、この機体もたくさんの人々を惹きつけてほしいという願いを込めて、同じ名を付けている。
スキル『HADES』
リミッターを解除して全ステータスを300%上昇させる、但し発動中は操作性が悪化する。
楠子「まぁ、取り敢えず・・・よろしくお願いします」
そういって着席し、拍手が送られた。
蝶美「はい、皆さんありがとうございます。それぞれ機体を活かしたカスタマイズをしていて、とても感心しました。本日は説明会のみで終わりますが、明日から本格的にガンプラウォーズを学んでいきましょう。機体のカスタマイズについて可能な限り助言しますが、ガンプラ作りやプレイだけでなく、ランニング等をして体力を高めていったりしますので、どうぞ皆さんよろしくお願いします」
「よろしくお願いします」と返され、説明会を終えた。
蝶美「ふぅ・・・疲れた……」
ぽぷら「えっと・・・お疲れ様先輩。大丈夫ですか?」
蝶美「いや、敬語で話してたのと慣れない姿勢でやったから結構しんどい。正直もう少し砕けた喋り方したいけど、先生達がそれは駄目って言われているからねぇ・・・」
ぽぷら「あはは・・・」
蝶美「まぁ、色々とやらなきゃいけない事があるけれど・・・頑張っていこう、ぽぷら」
ぽぷら「はい。あ、練習用のHGやEGとかはどうなっています?」
蝶美「それについてはるしあさんとの協力を得てね、教材としていくつか簡単なのをくれたよ。カスタマイズを学ぶパーツに関しても、ジャンク屋連合との協力を得られたしね。あそこも色んなパーツを適正価格で売ってくれるからやりやすかったよ」
ぽぷら「それは良かった・・・これから大変だけど、頑張っていこう」
蝶美「うん。ぽぷらも頼んだよ」
これから大変な事が起きるかもしれない・・・蝶美の慣れない顧問生活が始まった。
ちよちゃんの口調に違和感があるかもしれませんけど、流石に顧問となったからには敬語を使わないといけないと思ってこうなりました。書いてて大変だけど、やっぱり素の口調で話させた方が良いかな・・・
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