【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

284 / 352
アメリアとデート回


こんな当たり前が一番良い

拓哉がホロライブの支部長になり、忙しくも奮闘する毎日。中途採用枠でかなたの妹『天音こなた』の採用が決まったり、ホロライトの拡張に伴ってホロライブでも改善をしていく・・・栄もまた「たっくんを負担を減らしたい」との事でトップマネージャーとして奮闘し、アメリアも勤めを果たしつつ育児をしていく・・・そんな中、拓哉とアメリアが同じ日に休日を取れた事でデートする事となった。

 

蝶美「ここ最近忙しかった訳だし、ゆっくりしていってね」

 

都々「拓哉兄ちゃん、アメちゃんもゆっくりね」

 

拓哉「ああ、ありがとう二人とも。それじゃあ行こうか、アメリア」

 

アメリア「ええ、今日はゆっくり楽しみましょう。ダーリン」

 

私服に着替えて出かける二人。今日一日は彼(彼女)の為に時間を使おう・・・そう思う二人であった。

 

 

 

 

アメリア「色々とあったわね、ダーリン・・・」

 

拓哉「ああ・・・アメリアは辛くないか?」

 

アメリア「大丈夫よ。ぐら達の事は自分で選択した事だし、いずれこうなってた可能性はあったけどね・・・」

 

拓哉「そうだな・・・」

 

アリア「パーパ、めー」

 

アメリア「それよりも、今日はそういう湿っぽい話は無しの筈よ? 色々と思う所があるだろうけど、今日のデートは『何気ない日常を楽しむ』というのを大事にする為のデートなんだからね。アリアもそういっているわ」

 

拓哉「あ、ああ・・・そうだったな」

 

今日のデートの目的は「何気ない日常を楽しむ」という物だ。日々忙しく、当たり前を忘れてしまう恐れがあるからそれを忘れさせない為に何気ない事を楽しむ・・・そうする事が心に余裕が出来、明日も頑張れるようになれる・・・拓哉達にとってこの日常が何時まで続くか分からない。この世界で起こる事、新生神羅族や無呪羅達の事もある・・・何が起きるか分からないが故に、「当たり前」を目一杯楽しもうと考えているのだ。

 

アメリア「それにしても・・・土地も開発され、今や四国の2倍はあるみたいね」

 

拓哉「ああ。だが国防の為にも日本と協力し、防衛費をホロライト持ちにする事で自衛隊派遣してくれるが・・・それでも色々と足りないものが多い。発電所や水道局もあるけれど、国として運用していくとなれば全然足りないみたいだしな・・・」

 

アメリア「課題は多いみたいね・・・土地を広げても出店するとなれば整備が必要だろうし。それでも現状に十分満足しているのが幸いだわ」

 

拓哉「ああ。実際街を見ても不満そうにしている人の顔は少ないからな・・・」

 

国として独立するにあたって不安に感じる人も居ない訳じゃない。けど、それでも皆は覚悟の上で生きていくと決めた。ヘルエスタや夜空の一族といった同盟関係を結んでいる国からの支援もあり困窮せず、かといって甘えず開発を進めて安定した暮らしが出来るように奮闘している。こうして当たり前に暮らしているのも玲二達のお陰だ。

 

拓哉「一時は他国から侵攻を受けたり、土地を売られかけていたが藤枝会長達が根回ししてくれたお陰で何とかなったしな・・・神羅族である事を公表し、力を見せつけた事と同盟関係を結んだ影響で目立った侵略を受けずに済んだのも幸いだよ」

 

アメリア「ええ。細かい嫌がらせこそあれど、それでも平穏に過ごせているだけまだ幸せね・・・同盟を支持してくれる所が増えたお陰で減ってはいるけど、こうして安定してきているのは良い傾向だわ」

 

拓哉「飯屋とかも撤退する事もなく、残ってくれる所も多いしな。それでも審査して出店したい所も多いと聞くし・・・」

 

アメリア「前途多難ね。取り敢えず、お昼食べる? 近くのファミレスに行きたいわ」

 

拓哉「良いのか? ファミレスで」

 

アメリア「ええ。ダーリンと一緒に食べる事に意味があるからね♪」

 

拓哉「ああ。じゃあ行こうか」

 

そういって3人はファミレスへと向かった。

 

 

 

 

 

 

拓哉「アメリア。アリアは俺が食べさせるから、アメリアはゆっくり食事をしてくれ」

 

アメリア「ありがとう。アリアがダーリンにも懐いてくれてありがたいわ、こうして協力し合あえるからね」

 

1歳でも食べられるメニューを注文し、アリアに食べさせる拓哉。その間にアメリアが昼食を済ませていく。

 

拓哉「いつもお疲れ様。ただでさえ探偵業やG.C.P.Dでの活動もあって、ゆっくり食べる時間とか少ないんじゃないのか?」

 

アメリア「そうね・・・時期やタイミングによっては落ち着いて食べれない事もあるけれど、これでも時間を作って食べているわ」

 

パスタを巻きつつ、味わっていくアメリア。

 

拓哉「いつもお疲れ様、アメリア」

 

アメリア「ダーリンもね。支部長になって色々と大変でしょう?」

 

拓哉「まあな・・・先輩の後任を任されて張り切っているけど、とても大変だよ・・・それでも好きなホロライブの為、先輩を超える為に日々頑張っているよ」

 

アメリア「努力を惜しまないダーリンは素敵よ。ねぇ、アリア」

 

アリア「すごーい」

 

拓哉「ありがとうアメリア、アリア。こうして愛する人から褒められるのが原動力になるんだよな・・・」

 

アメリア「ええ・・・そしてそれが、私が今でも頑張る事が出来る理由でもあるのよ」

 

カチャリとフォークを置き、飲み物を飲んで一息つく。

 

アメリア「()()()()()()()()()()()()・・・そう感じるからこそ、()()()()()()()()()()()()()()()()()のが私達の仕事なんだと気付いたわ。それが皆を支える術であり、今の私の役割でもあるわ」

 

拓哉「それが、アメリアが辞めた後も頑張り続けている理由か・・・」

 

アメリア「ええ。子供達が健やかに育ち、幸せなのが当たり前だと思わせるのは親の務め・・・だからこそ、この当たり前が一番良いと思わせる為に私は頑張っているわ」

 

拓哉「俺もそう思うよ・・・辛い環境を感じているからこそ、当たり前を思い出してほしい・・・それが俺達支える者の役割でもあるからな」

 

アメリア「幸福無くして生き甲斐を感じれないからね。だから、私達はそれを当たり前にしなければいけない・・・それが幸せの条件だと思っているわ」

 

拓哉「そうだな」

 

アメリア「さて、もう少しで食べ終えるからダーリンもゆっくり食事を楽しんで」

 

拓哉「ああ、そうさせて貰うよ」

 

アメリアが食事を終え、アリアの面倒を見る。拓哉も昼食を食べ、雑談を楽しんで行く。こうして何気なく過ごす時間が、拓哉にとっても、アメリアにとっても、アリアにとっても大事な時間だから・・・

 

 

 

 

 

 

拓哉・アメリア『ただいま』

 

アリア「ただいまー」

 

青「お帰りなさい二人とも。ご飯できているよ」

 

拓哉「ああ。嗽と手洗いをしたら向かうよ・・・それよりも青、大丈夫なのか?」

 

青「うん。定期通院して回復していっているし、本格的な復帰はまだだけど大丈夫だよ。それに、お腹の子もね・・・」

 

大きくなったお腹を撫でる青。大会から暫くして懐妊し、妊娠が発覚したのだ。このままいけば8月位には出産するだろう。

 

青「時間かかったけど、拓にぃとの子供が出来て良かったよ・・・」

 

拓哉「ああ。だがその前に母体である青の身体を大事にしないとな・・・母子共々、無事でなければ意味がないからな・・・」

 

アメリア「そうね。子供は何人産まれるかしら?」

 

アリア「にー」

 

青「に?」

 

アリア「にーにん」

 

青「はは、二人か・・・そうだね」

 

後にアリアの能力として「十分の一=1」という能力が発覚し、青が双子を産む事で証明されるのだが・・・それはまた、別のお話。




御意見、御感想をお待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。