【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
2045年のホロライト。神代チルドレンや佐々木チルドレンも立派に成長し、それぞれの場で活躍するようになっていた。ある者はアイドルを志し、ある者は支える者なり、ある者はまた別の道を歩んでいた・・・
今回は一部チルドレンが喫茶和みに集まり、何やらやろうとしているようだ・・・それを見ていこう。
チリンチリン
ふゆき「こんにちはー」
優斗「いらっしゃいませ・・・ああ、こゆきさんにふゆきさんか。フレイヤ達はいつもの部屋で集まっているよ」
こゆき「うん。取り敢えずお邪魔するねーはやく優斗も来てよ」
優斗「ああ。もう少しで交代だからな、その時に紅茶とタルト運ぶからな」
入って来た女性二人組は成長したこゆきとふゆきだ。ふゆきの方は普通に接してくるがこゆきは塩対応だが優斗は慣れた感じで対応する。案内された奥の部屋に行くと、数人の女性が待っていた。
アンナ「あ、こゆき姉さん達お疲れ様~」
しょこら「もう・・・姉さん達遅いわよ。数分だけとはいえねー」
美衣「まぁまぁしょこらちゃん、それでもこうして無事に揃ったから良いじゃない。そうでなくともこゆちゃんは有名モデラ―で最近まで締め切りに追われてたんだし」
こゆき「全くだよ。新作のプラモレビューしてたんだけど、力でプラモを作れるようにレビューも力を使ってぱぱーと書ければ良いのに・・・」
ロゼリア「あー分かる。レポートとなれば考えてコメントしないといけないからね・・・
和衣「分かるー案件とかとなればねー・・・私もキャラを維持しながらコメントしないといけないから、いつも頭を働かせて言葉を選んでいるよ」
アリア「というか和衣姉さんも、素で話しても良いんじゃない?」
ひより「うん。ボク達も和衣の本当の姿を知っているし」
あははーと笑い合う一同。今回集まったのは優斗を除けば神代家より美衣、詩衣、和衣、アリアで佐々木家からはこゆきとふゆきを除けばひより、しょこら、ロゼリア、フレイヤ、そしてアンジュの娘である『アンナ』だ。皆成長し、立派な大人になっていた。そうして話していると外からワゴンが押される音が聞こえてきてノックされた。
優斗「お待たせしました。アッサムミルクティーとルフナミルクティー、ベイクトチーズタルトです」
手慣れた手つきで配膳していく優斗。ロゼリアとアンナ、フレイヤにはアッサムミルクティーを配膳し、それ以外にはルフナミルクティーを配膳していく。ワゴンの方は同伴していた従業員が代わりに戻しに行ってくれた為、自分の分のチーズタルトとアッサムミルクティーを用意して着席する。
詩衣「うーん良い匂い・・・優斗の淹れる紅茶、私は好きだよ」
優斗「エリーさん達には敵わないけどな、メアリーさんも『お母様の領域に辿り着くまでにはまだ時間がかかりそうです』って言ってたし」
フレイヤ「でもエリー母さんやみしろ母さんは別次元だから・・・あの人達もよく『精進の賜物です』って言ってたしね」
美衣「うん。パパも『結果というものはすぐにはついてこない物。だけど努力しなければ結果が出ないのも事実だし、日々の努力は大事』って言ってたからね」
優斗「まあな・・・俺も母さんから『焦らず、無理せず頑張る事が大事。周りの事を気にし過ぎて無理しられんよ』って言われてるからな。それでも頑張れば頑張る程、あの人達が遠く感じるよ・・・」
ロゼリア「お母様達が料理本を出せば飛ぶように売れるから仕方ない部分もあるけどね、それだけ影響力と腕前がある訳だし……けど私は優斗の作る料理は好きよ?」
アンナ「アンちゃんも好きー・・・毎食食べても良い位」
フレイヤ「わ、私も優斗の作る料理好きだよ!好きの度合いなら二人にも負けない位!」
雑談しつつ賑わっていく一同。茶と御茶菓子を楽しみつつ、本題へと移行していった。
優斗「さてと・・・そろそろ本題に入った方が良いんじゃないのか?」
こゆき「確かにね・・・こゆ達がこうして集まったのも、パパから課せられた課題の為でもあるし」
しょこら「『2025年のホロライトに向かい、そこで過去の世界を学んできてほしい』ねぇ・・・玲二ちゃんの事だから何か意味があるんだけど、あの頃って結構色々とあったみたいね」
アリア「ええ・・・幼い頃だから全然覚えてないけど、あの頃って結構あったって言ってたし・・・うちの父さん達も『神羅族として、過去の世界を見て学んできてほしい』と言ってたけど、それだけじゃないよね・・・」
アリアの言う通り2025年・・・その前である2023年辺りから大きく変わりつつあった。父である玲二が神羅族である事の発覚、次元の歪みの発生、リク達やナンジャモとといった他世界の住人が迷い込んだ事件、並行世界のホロメンが迷い込んだ事件、玲二の神羅族の覚醒、小説として読んだ事があると言われているレイラの登場、新生神羅族の発覚や介入、九条が起こした事件、ALVISの一件・・・等、玲二達は様々な出来事に関わってきており、それ等も最終的には解決出来たが全て神羅の力だけでどうにかなった訳じゃない。だがこゆき達が直接かかわった事があるとしたら、並行世界のholoXが攻め込んだ時位だ。
優斗「母さん達が『力に頼りすぎるな、神羅の力も万能じゃない』って意味も分かるんかもな」
ひより「最終的に解決したのもパパが力を使ってやっつけたからじゃなく、ラプラスお姉ちゃんやマリアの力で助けに来てくれた丈瑠さん達や紘汰さん達の言葉のお陰で目が覚めたとも聞くし・・・」
ロゼリア「九条恭平も後に救われたと聞くけど、救えなかった時もあった・・・と聞くしね・・・」
こゆき「うん・・・だからこそパパはそれを聞く形で知ってほしいんだと思う」
頷くひよりとロゼリア。しかしこれに対して今一納得できないんがフレイヤ達だった。
フレイヤ「でも結果的に何とかなった訳だし、それでも『力に頼りすぎるな、神羅の力も万能じゃない』に対して納得できないんだよね。母さんも剣術を習わせようとしているけど、それをやらせる意味も分からないし・・・」
アンナ「こうして平和なんだし、そこまでする意味がねー・・・」
美衣「だからそれを知る為のタイムトラベルじゃないの? そうじゃなかったら、そもそも過去の世界に行く事を許さないと思うし」
しょこら「同感。普段からママや玲二ちゃんが過去に行く事に対して説教してくるのに、何故か許すなんておかしいもん。玲二ちゃんを独り占め出来ないから美衣達は兎も角、姉さん達を連れて行くのは本当は嫌だけど・・・」
ひより「ボクはタイムマシンの開発を許可出来たから良かったんだけどね。万が一の為に、ボクとしょこら姉さんは必ずついていかないといけない訳だしねー♪」
こゆき「くっ・・・パパを独り占め出来ないのが悔しい!」
優斗(こういう時に悔しがってどうするんだ佐々木家次女)
内心突っ込む優斗だが、これが平常運転で言っても効かない為敢えて黙っている優斗。このままでは纏まらない為ふゆきが代わりに口出す。
ふゆき「まあ兎に角、最終的にはくじ引きをして選ばれたこのメンバーでいく訳だけど、それぞれ忘れものとか聞きたい事とかない?」
これに挙手してきたのが優斗だ。
優斗「こんな事言うのはアレかもしれないが・・・手土産の為にきんつばを大量に作って来た。積み込むだけの余裕はあるが、他に持ち込む物とかないか? 人数分は足りない事に尾を引くが・・・」
ふゆき「それは仕方ないよ。祭華がいれば解決するけど、今回は選ばれなかった訳だし」
アンナ「それに、足りないって言うのならパパにお願いすれば良い訳だし。多分駄目とは言わないからね」
優斗「それしかないか・・・本当は材料とか積み込みたかったが・・・」
アンナ「それは無理があるよ優斗」
ふゆき「まあ兎に角、出発は明日。それぞれ万が一に備えて数日はスケジュールを空けているから大丈夫だろうけど、準備はしっかりとね。お姉ちゃん、締めの言葉をお願い」
こゆき「うん。まぁ過去の世界に行くけど、出し抜くのは無しだからね? 良いねロゼリア。優斗も、なんかあったら止めてよ」
優斗「分かっている」
ロゼリア「分かっているわよこゆき姉さん・・・」
出発に備えて準備していくこゆき達。その前に紅茶のおかわりをして喉を潤わせた。
2025年 ホロライト
玲二「・・・成程。それで子供達がこの時代に来ると」
玲二(未来)「ああ、急な事ですまないな・・・過去の俺」
玲二「いや、子供達の成長の為なら力を貸すよ。なあフブキ、みしろ」
フブキ「ですね。それに他ならぬレイ君の頼みですから断る理由はありません」
みしろ「それに、力だけでどうにもならない事を教えるのが神羅族として以前に、親として大事な事です」
玲二(未来)「そういってくれると安心するよ。子供達は明日の午前中に到着する予定だ、食費代わりに食料は用意しておいた。これで美味しい物を振る舞ってくれ」
みしろ「ありがとうございます、未来のご主人様」
玲二(未来)「じゃあ、よろしく頼む」
そういって未来の玲二は転移して去っていった。
玲二「……神羅の力以外に身に着ける事の大事さを教えて欲しい、か。俺自身もそこは気にしていたが、平和故に神羅の力以外の力を身に着ける事の重要性を理解してないのは不味いな」
みしろ「みしろも気にしていましたが、これは大事な事ですね・・・それに、8月からの事も気になります」
玲二「新生神羅族の動向が読めないし、8月になにかあるって事だよな・・・今からでも備えるに越した事はないな」
フブキ「けどその前に子供達ですよレイ君。このタイミングで来たって事は、今じゃないと対応できないとも受け取れますし」
玲二「ああ。取り敢えずまずは、子供達を歓迎してやらないとな。拓哉達にも連絡入れておかないと・・・」
色々と不安に思う所があるが、まずは子供達をしっかりと迎え入れようと思う玲二達であった。
続く
オマケ(神楽様から頂いた未来のチルドレン達の設定)
こゆき
ファザコンオブザファザコン。普段は母親であるフブキとは仲良しだが、玲二が絡むと激しい口喧嘩をしている。相変わらず父親以外の男は嫌いであり、兄弟以外でこゆきに触られたりでもしたら相手が赦しを乞うても絶対に赦さない勢いで殴り続けようとする(何時もふゆきに止められる)。玲二以外の男の前で配信するとか無理という事でアイドルにはならずモデラーとして生計を立てている。
能力『ガンプラ特化の念力』
ふゆき
ファザコンオブザファザコンその2。こゆき程ではないが玲二が傍にいると必ずべったりとくっつく。こゆきと違って男性は平気だが、チャラい男とかにナンパされたりしたら相手を精神崩壊するまで徹底的に追い詰める。新生ホロライブゲーマーズの一人である。
能力『念力(物体浮遊)』
しょこら
ファザコンオブザファザコンその3。自分の能力でちょくちょく過去に行っては母親であるちょこに怒られている。学生時代までは玲二の事はパパとちゃんと呼んでいたが、自分が結婚出来る年齢になってからは玲二ちゃんと呼んで誘惑している。ちょこと違って料理がド下手である(というより作る物が独特過ぎる)
能力『時空移動』
ひより
ファザコンオブザファザコンその4。普段は母親譲りの技術力でいろんなアイテムを開発しているが、頭ピンクコヨーテの部分もしっかりと受け継いでしまい時々親には内緒で大人のおもちゃを作っては姉妹達に配っていて、その後大体バレて怒られ回収される。
能力『時間逆行』
ロゼリア
リゼの娘。髪の色は玲二譲りの黒色で、身長はリゼより若干低い。新生さんばかの破天荒枠であり、思い立ったら即行動が彼女の信念である。生粋のファザコンであり、玲二と結ばれる為にいろいろと画策する事が多いがどれも上手く躱されている。
能力『空間採取』
ミーアのように空間を繋げて遠くの物を取る事が出来る。但し、ミーアが身近な物限定に対してロゼリアは遠距離の物しか取る事が出来ない。
アンナ
アンジュの娘。アンジュそっくりな体型をしているが本人は至って気にしてない。寧ろ母親が貧乳弄りされてなんでキレてるのか分かってない。誰に似たのか普段からボケ~としている性格で、言われたイヤミや弄りの意味を数十分後、長ければ数日後に気付く程鈍感だが、気付いた時も怒るのではなくケラケラと笑って済ませるだけである。普段はボケ~としているが、これでもホロライトの国家錬金術師であり、その実力は母親以上である。
能力『瞬間錬成』
材料さえあれば工程をすっ飛ばして錬成出来る。
フレイヤ
フレンの娘。母親と違って胸が大きくなく、その事を結構気にしている。性格は母親そっくりだが、母親が何時もとこに奢られているのに対して優斗には絶対に奢っている。これはフレンから「好きな人に奢られるような事はあってはダメ!」という教えから来ている。父親である玲二の事が大好きだが、それと同じくらい優斗も大好きであり、どちらか一方だけ選ぶという事も出来ず頭を抱えており、いっその事二人一緒に結婚出来ればなんて考えている。
能力『豪運』
月に一度しか発動しないが、その日は滅茶苦茶豪運になる。
神代家チルドレン
美衣
栄の娘。髪色は栄と同じ紺色で髪の長さ肩まで掛かるセミロング。主に左側のサイドテールしているのが特徴。アグレッシブで人懐っこい所は相変わらずで誰とでも仲良くなれる陽の人間。未来では和衣と共にホロライブにアイドルとして就職しており、ホロライブ28期生としてかいりとレミィと仲良くしている。(芸名は栄の旧姓を採用し、『悠陣美衣』として活動。ファンからは「Bちゃん」と呼ばれている)
能力『広範囲バリア(力を増やせば範囲を広げたり、狭めて耐久値を高める事が可能)』
詩衣
栄の娘。髪色は栄と同じ紺色で髪の長さ肩まで掛かるセミロング。主にポニーテールしているのが特徴。大人になって引っ込み思案で泣き虫な所は大分改善された物の、大人しい性格は相変わらず。姉達や妹達と違いアイドルにはならず、ホロライブスタッフとして支えている。ふわふわした雰囲気や小動物的な所で一定数のファンを獲得しており、ファンからは「Cちゃん」と呼ばれている。
能力『リジェネ(力を使えば再生も可能)』
和衣
栄の娘。髪色は栄と同じ紺色で髪の長さ肩まで掛かるセミロング。主に右側のサイドテールしているのが特徴。美衣と共にホロライブにアイドルとして就職しており、ホロライブ28期生としてかいりとレミィと仲良くしている(芸名は栄の旧姓を採用し、『悠陣和衣』として活動。ファンからは「Dちゃん」と呼ばれている)
甘えん坊でイタズラっ子な所を活かし、配信やコラボとかでは甘えん坊な末っ子キャラ、クソガキキャラを演じているが「素は良い子」である事を弄られている。
能力『転移と引き寄せ』
優斗
とこの子供。ケルベロスの特徴ととこゆずりのオッドアイ(赤目と黒目)を持ち、母親譲りの天然タラシを持つ。母親似の性格でおおらかだが、家族やアンナ、ロゼリアやフレイヤを傷付ける者に対しては容赦なく、怒らせると中々怒りが鎮まらない。
未来ではとこが開いた店、喫茶和みの店員を勤めており家事スキル、接客スキルが高め。また幼い頃からゲームをしてきた為かとこと違ってゲームスキルは高めである。
周囲にヤベー女が多く、新生さんばかでは纏め役兼ストッパーを勤めてる為か周囲やリスナーからは「一番まともに見えて一番ヤバい説」が囁かれている。フレイヤとは幼い頃から仲が良く、どんな選択をしても受け入れるつもりでいる。
能力「獣化」
ケルベロスに変身する、変身中はスペックが大幅上昇する。
アリア
アメリアの娘で瞳の色が黒なのを除けばアメリアにそっくりで、幼い頃は「ちっちゃいアメリア」と呼ばれてた。可愛い見た目をしているが母親譲りのヤベー奴で、自由に動けるようになってからは様々な武勇伝を残している(苔を食おうとする、G.C.P.D.にイタ電する、落ちたものを平気で食おうとする、カラオケの備品を持ち帰ろうとする等)が、基本的には良い娘であり、拓哉やアメリアにはべったり甘える位に好き。
未来ではホロライブで新生アイドルを勤めており、探偵とアイドルの両立をしている。
能力「1/10=1」
どんな物でも十分の一の確率までなら絶対に当てる事が出来る。また、力を応用してイエスかノーかの質問であれば、確実に当てる事が可能。