【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
実の所、その部分をまだ詰めていないのです。所謂職場恋愛的な感じなんですが…、ぼんやりとあるのは「大和に仕事を教えている為、一緒にいる時間が長く、バトルの強さだけじゃない大和の優しさや繊細な一面に徐々に惹かれていった」という風ですかね。描きにくいようでしたら、お覇王さんの方で2人の関係を進めてもらって構いません。
言質取ったので書きます。とはいえ、シリアスとかギャグとか書けれない普通のお話しか書けないから期待しないでね? お二人みたいに読んでて先が気になるような面白い話を書けるようになりたいよ・・・
のぞみ「ハァ・・・」
石神のぞみは溜息ついていた。ここ最近、とある人物・・・響大和の事が気になっていたからだ。
のぞみ(いつからだろう・・・大和君の事が気になりだしたの・・・)
始まりは大和が『ホロライト・プラント』の前身であるホロプラにアルバイトとして入社し、仕事を教えるようになってからだ。最初こそ要領がよく教えた事はしっかり覚え、分からない事はしっかり要点を抑えた上で質問し、無理せずしっかりと基本を覚えて流れを把握していく等・・・バイトリーダー兼大和の教育担当を務めていたのぞみは勿論、アカリ達も好印象だった。また仕事をちゃんと熟すだけでなくバトルで悩んでいるバイト仲間にもアドバイスしたりして交流をしていき、自分に対してもバイトリーダーだから、アイドルだからと言って変に接する事なく普通に接してきたのも良かった。
のぞみ(そりゃ仕事出来るし学業も疎かにしてない、誰かがミスしても真っ先にフォローしてあげるとか凄い印象が良いよ・・・ゲームが下手でバトルが弱い
手元にある自分用のジーラインを見る。
『ジーライン のぞみfeat.大和カスタム』
『HG ジーライン スタンダードアーマー』をベースに自分用にカスタマイズしたオリジナル機体。白の部分を自身のクリーム色っぽく仕上げ、追加装甲をピンクみを帯びた赤で塗装して自分らしさを出している。
武装は60mmバルカン、ショート・ビーム・ライフル、ガトリング・スマッシャーと元の装備に加えてビームダガー、ジム・ストライカーのシールド・アンカーに加え、大和の手によってブラックライダーのsteelyardを移植してカスタマイズされている。
steelyardの追加によって索敵強化やジャミング機能に加え、一定時間だけ機体全身に映像を投影して姿を隠す光学迷彩が可能になっているが、「積極的に戦闘する」ではなく「ステルスやジャミング、索敵を活かして奇襲をし、闇討ちしてキルを取る」という戦闘スタイルとなっている(「スキルを活かすとなれば積極的に攻めるんじゃなく、ステルスや先回りを活かして狙った方が良い」という大和の提案から来ている) この辺りからのぞみの戦闘スタイルが「闇討ちによるキル」になりつつある。
スキル「
常時近接攻撃力が120%、機動力が120%アップし、さらに闇討ちによるダメージを40%アップする。
自分の機体に対して大和が改修してくれたのも嬉しいし、もう一機の愛機であるルブリスパイフーだって大和の助言とスキル変更によって出来た物だ。
のぞみ(だからなのかな・・・楠那ちゃんや麗夜ちゃんに
G.C.I.B.の設立に伴ってかつての警察庁長官、鞍院繁が招集されて娘である楠那がホロライトに、交換留学生に選ばれた麗夜がホロライトにやってきたのだが・・・大和と仲良くしている姿を見て何故かモヤっとした気持ちがわいていた。大和曰く、「妹みたいな存在」との事だが何故か納得できない自分がいる。
のぞみ(そりゃモテるし、小さい子でもときめくのもわかるよ・・・普通にイケメンだし、気遣いもできるし、他人を思いやれる本当に優しい人だし……それこそ、私みたいな人にでも普通に接してくれるし・・・)
ハァ・・・と何度目かわからないため息をつく。
ラスト「お疲れ様のぞみちゃん。なんか悩んでそうな雰囲気あるけど、大丈夫?」
のぞみ「あ、お疲れ様です店長。個人的な事なので大丈夫ですよ」
話しかけてきたのはホロライト・プラントへのリニューアルに伴い、新店長に任命された四季翼ラストだ。ラストはのぞみの顔を見て目を細め、のぞみに一つ頼んだ。
ラスト「・・・ねぇのぞみちゃん。ちょっと発注の事で相談があるんだけど、少し来てくれないかしら?」
のぞみ「え? あぁはい」
スタッフルームへと呼び寄せ、ラストは本題へと入っていった。
ラスト「……不躾で悪いけど、もしかして大和の事で悩んでたりする?」
のぞみ「え、えー・・・どうしてそう思ったのですか?」
ラスト「大和へと見る目と、雰囲気がそうね。大和の事となれば貴女、恋する乙女になっているんだもの」
のぞみ「え・・・そう、だったのですか?」
ラスト「・・・自覚無かったの?」
のぞみ「はい・・・だって普通だと思いませんか? キラ・ヤマト似のビジュや優しさ、繊細さに加えて『守ってあげたい』という庇護欲に駆られる所とか、異性を引き付ける魅力とか、笑った時の顔や悪巧みする時の顔とかも可愛いし・・・」
ラスト「それ、分かる。というかそれが好きって感情じゃないの?」
のぞみ「え・・・そう、なのかな・・・」
自覚がなかった・・・いや、自覚があったかもしれないがそれは「なんか良いなぁ・・・」程度にしか考えておらず、それが「恋をしている」というのに理解出来ずに・・・いや、今初めて理解した。「自分は大和に恋をしている」と・・・
のぞみ「だとしても私・・・大和君に対して好きになって良いか分からないですよ・・・好きになった動機が一目ぼれだし、単なる先輩後輩でしかない身でそんな事するなんておこがましいし・・・」
ラスト「あら、それを言ったら一目ぼれで能力を使って落とそうとした私の方がもっとおこがましいわ。けど大和もレグも許してくれた・・・だって好きという気持ちは本当なのだからね」
ラストの反論に対して何も言えなくなるのぞみ。その上でラストは問いかける。
ラスト「例え一目ぼれであっても良い・・・のぞみはどう思っているの?」
のぞみ「……」
改めて考えるのぞみ。彼のことを意識し始めたのはバイトとして加わり、SNSに写真をアップする時に描いたPOP作りの時だ。
大和『これ描いたの、石神さん?』
のぞみ『うん、そうだよ。私もそこそこ絵描きの心得があってさ、POP作成もやっているんだ。やっぱり自分で描いた方が上手く映えさせる事が出来そうだからね』
大和『成程・・・上手いですね、それでいて可愛らしく描いているからこれは惹かれそうだよ』
のぞみ『えへへ、ありがとう大和君『それに・・・』それに?』
大和『石神さんの優しさが込められてて、見ていて暖かくなる気持ちにもなるよ。素敵だね』
ドキッ
のぞみ『あ、あはは・・・そんな歯の浮いた事を言ってさ、勘違いしちゃうよ?』
大和『え? ああすみません・・・でも僕、のぞみさんのイラスト好きだよ』
のぞみ『そ、そう・・・ありがとう』
なんだ・・・私じゃないのか……
大和『のぞみさん?』
のぞみ『何でもないよ』
褒められて嬉しくて、自分のイラストが褒められて嬉しい筈なのに何故か悲しい気持ちになった。
バトルを教えてくれた時も・・・
大和『うん、闇討ちによるキルが合っているよ』
のぞみ『まぁ確かにこの方が勝ちやすくはなっている反面、これで良いのかなぁ・・・って思うけどね』
大和『良いんだよ。こういうのは基本『対応できない方が悪い』からね、しかしこれだけじゃ物足りないね・・・』
のぞみ『良いんですか? 私のジーラインのカスタマイズに付き合ってくれて』
大和『良いんだよ。僕も考えるのは好きだし、何より・・・』
のぞみ『何より?』
大和『のぞみさんにも楽しんでもらいたいからね、勝つ楽しさを知ってほしいし』
キュウウウウウン…
のぞみ『な、ならブラックライダーの・・・steelyardを付け加えるのはどう?』
大和『steelyardか・・・検討してみる価値はあるね、それにサポートと指揮が上手いし活かせると思うよ』
そうして後に『ジーライン のぞみfeat.大和カスタム』が生まれるのだが、のぞみ自身はとても気に入ったカスタマイズとなった。
のぞみ「私は・・・大和君が好き。さり気なく褒めてくれたり、気遣ってくれる大和君が好き」
ラスト「・・・付き合えるなら付き合いたい?」
頷くのぞみ。
ラスト「……だそうよ、大和」
「へっ!?」って後ろを振り向けば赤面し、ポリポリと気まずそうにしている大和がいた。
大和「あ、えっと……ごめん、聞いてたよ」
のぞみ「~~~~ッ!!」
そそくさと立ち去ろうとする大和に対してのぞみは、抱き着いて止めた。
のぞみ「大和君・・・いや、響大和さん!私、貴方の事が好きです!お友達からでも良い・・・結婚を前提に!付き合ってください!」
大和「……///////」
少しの沈黙の後、大和は答える。
大和「・・・お友達からとしてなら、よろしくお願いします・・・石神のぞみさん」
のぞみ「あ・・・あ・・・」
赤面し、その後瞳が潤んで俯いて一言ポツリと言う・・・
のぞみ「よろしく・・・お願いします・・・/////」
こうしてのぞみと大和は付き合う事となった。後に彼女はレグにも認められ、大和と付き合っている事を公表し、数年後には子を持つ母となった。
オマケ
楠那「ムムッ!」
麗夜「どうしたの楠那?」
楠那「また一人・・・ドロボーネコが現れた気がしますわ!」
麗夜「まぁモテるからねぇ・・・」
楠那「これはやはり、私達も手を打つ必要がありますわ!」
麗夜「するにしてもどうするの?」
楠那「分かりません・・・ですが善は急げ、ですわ!やはりきせーじじつを作るべきですわ!」
麗夜「おじさまが許さないんじゃないの?」
繁(娘が変な方向にいかないか、父は心配だ・・・)
内心、娘の事が気が気でならなくなる繁であった。
期待に応えられたかな・・・
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