【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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何となく思いついたのと、ホロライブ突貫隊の設定を教えてもらったので。本編がどうなるか分からないので、後一話か二話出したら更新を止め、暫くはししろんのガンダム列伝の更新をメインにするかも・・・ネタが思いついたら書きます。


MINA'Sキッチン 目玉焼きのせナポリタン

神羅城。Xデーである8月近くに色んな出来事が起きたがそれでも油断できなかった・・・革命派が動いた事、穏健派が動いている中で未来から来たさくら達は警戒を続ける。

 

「♪~~♪」

 

護衛している最中でもアイドルとしての鍛錬を忘れずダンスレッスンをしていく5人。ホロライブ突貫隊のメンバーである未来から来たさくら、ももか、シア、椛、みるくである。曲が終わってビシッと決めた後、珍しくさくらが座り込んだ。

 

ももかF「お姉ちゃん大丈夫!?」

 

さくらF「す、すまねぇももか・・・なんだか力が抜けちまって……」

 

みるくF「無理ないよ。朝からずーとダンスレッスンしてたし、何ならさくらお姉ちゃんは朝一番にきて練習してたから・・・」

 

シアF「そろそろお昼だし、休憩も兼ねて休みましょう」

 

さくらF「……そうだな」

 

ココ「……」

 

ゆっくりと立ち上がるさくら。しかしその表情は何時もの破天荒な感じではなく、どこか自分を追い詰めた顔をしている。

 

椛F「・・・お姉ちゃん。パパの事で色々と思う所があるかもだけど、自分を「追い込むなって言いたいんだろ?」う、うん・・・」

 

さくらF「そんな事位分かってるよ・・・けどな、肝心な時に何も出来なかった自分がすげー腹立たしいんだよ!何のために過去にやってきたのか、何のためにパパを守るって決めたんだが分かんないしよぉ・・・」

 

顔をゆがめて悔しがるさくら。7月の終わりに新達がホロライトに遊びに行った時、並行世界のクロの魂が宿った『ブラックフォクシードガンダム』の襲来やALVISの介入。そして動き出した神羅マリン率いる革命派の襲来した中で自分たちは動けなかった事を悔いていた。自分たちが居た時代が不安定な状態になり、家族の中には存在が消滅しかけており、それを何とかする為に過去にやってきたというのに自分は何も出来てない・・・その事がさくらが許せなかった。

 

さくらF「パパ達を守るって決めたって言うのによぉ・・・結局パパ達に負担をかけて、自分は何も出来てねぇ事が苦しいんだよ!悲しいんだよ!何のために・・・此処に来たって言うんだよ……」

 

その目に涙を浮かべるさくら。ダンスレッスンして雑念を払おうとしても払えきれず、どうしようもない気持ちに駆られていた。そんな時、今まで腕組んで見守っていたココが動き出した。

 

ココ「・・・さくら」

 

さくらF「ママ?」

 

ココ「とりあえず昼飯を食おうゼ、色々とぐちゃぐちゃになってる時は飯食って腹を膨らせるのが一番だからナ」

 

さくら「たべよー?」

 

ココ「今日はナポリタンをリクエストしたからナ。腹一杯食べて、しっかりと寝な」

 

さくらF「けどよ・・・」

 

ココ「嫌カ? ナポリタン」

 

 

ぐ~

 

 

さくらF「・・・嫌じゃない」

 

ココ「なら、大丈夫ダナ♪」

 

「行くゾ」と言ってダンスルームを後にしていくココ達。さくらも内心察する、ココが気遣っているんだと・・・

 

 

 

 

神羅城 厨房

 

ミナF「ではロゼちゃん、アンナちゃん、今日はナポリタンを作るのでしゅ。手伝ってくれましゅか?」

 

ロゼリアF「勿論。料理をして腕を上げてお父様の胃袋を掴みたいからね」

 

アンナF「アンちゃんも手伝うよ~」

 

ミナF「では、お二人は玉葱とピーマン、ウィンナーのカットをお願いしゅましゅ」

 

今回はココからのリクエストでナポリタンを作る事に。フライパンとパスタを茹でる為の寸胴鍋があれば簡単に出来るので3人でやる事に。

 

ちょこ「自分からやるのは良い傾向だわ」

 

ミナF「ええ。出来る事が増えるのは良い事でしゅ、しょれに・・・いっしょにお料理出来てミナも嬉しゅいでしゅ♪」

 

ロゼリアF「お父様に褒められるとなれば、やる気になるわ」

 

そういいつつカットしていくロゼリア達。ちなみにちょこ達は何をしているかと言うと夕食の下拵えと晩酌の為のおかずを作っていた。

 

ロゼリアF「所でちょこお母様、お母様達は今何を作っているのですか?」

 

ちょこ「豚の角煮を作っているわ。魂子様達が『晩酌コラボするから何かおかず作ってほしい』と言われたからね」

 

ルイ「それで丁度、豚バラブロックと大根が多くあるから角煮を作ろうと思ってね。以前作ったら好評だったし、それで良いかと聞いたら良いと言われたわ」

 

ロゼリアF「成程・・・お母様達が作る角煮は未来でも好評ですが、この時代から人気だったのですね」

 

ルイ「ええ。けどロゼリア、手が止まっているわよ」

 

ロゼリアF「・・・切っても切っても終わらないから、辛くなってきているんです」

 

今回は佐々木家が揃っている分を用意するのだが、全員いる訳じゃないとはいえそれでも量は膨大だ。故に切っても切っても追い付いておらず、残ってる分はミナが分身して切って追い付こうとしている。

 

アンナF「これさぁ・・・私達が出る幕ないんじゃないのかな?」

 

ミナF「しょれじゃあ特訓になりましぇんよアンナしゃん、早く手を動かしぇてくだしゃい」

 

数を切っていってやっと材料のカットを終える。パスタを茹で、その間に次の段階へと移っていく。

 

ちょこ「所で思ったことがあるんだけど、良いかしら?」

 

ミナF「何でしゅか? ちょこお母しゃま」

 

ちょこ「築様とドーラ様の子供である希様なんだけど・・・未来ではどうしているの?」

 

ミナF「希ちゃん、でしゅか・・・未来ではにじさんじに加入しゅてましゅ」

 

ロゼリアF「確かサニィと組んでて、『SUN-SHINE』というユニットをやってたわ」

 

ルイ「ユニットをね・・・配信とか何をメインにしている感じ?」

 

ロゼリアF「ガンプラウォーズは勿論の事、音ゲー配信をメインにやっていますね。後見た目的にもドーラさんにそっくりだったりします」

 

ルイ「そうなの?」

 

アンナF「そうだよ。幼い頃の希さんは目つきが築さんそっくりと言われてたけど、未来じゃドーラさん似になっている感じ」

 

ロゼリアF「後はお父様とも仲良くしている感じですね、引っ付いたりしていますし」

 

ちょこ・ルイ「え・・・」

 

その言葉を聞いて固まる二人。「まさか玲二の事を意識しているのか?」と考えてるところ、慌ててミナが補足する。

 

ミナF「あ、あの・・・聞いた話でしゅが、『優しいおじちゃんとして好き』と言ってて恋愛感情はないみたいでしゅ!そういうのじゃありましぇん!」

 

ちょこ「そ、そうなのね・・・ビックリしたわ・・・」

 

ルイ「レイレイは色んな人からモテるから正直疑ってしまったわ・・・」

 

ミナF「あ、あはは・・・」

 

ロゼリアF「モテると言ったら意外なのが、ろこお母様ですよね。まさかお父様と知り合い、そのまま結ばれるとは思ってませんでしたし・・・」

 

ちょこ「ああ、ろこ様? これは玲二様から聞いた話だけど、地元の遊園地を再オープンさせるという夢があって、その夢の手助けが叶い、恩返しをする為にいろいろと付き添うようになったのがきっかけと聞いた事があるわ」

 

ロゼリアF「そうなのですか?」

 

ちょこ「ええ。夢の手助けとしてコネを使ったり、運営資金の調達する事も兼ねてにじさんじのVTAを紹介したりとか色々と手を回したんだとか。それでそこから段々と玲二様に惹かれるようになって、ようやく籍入れしたんだとか・・・」

 

ロゼリアF「ろこお母様からは『色々とあって籍入れが遅くなった』とは聞いたけど、そうだったのね・・・」

 

ルイ「まぁ今の状況が状況なのもあるけど、Idiosのメンバーに後押しされたり説得されたりしたのもあるわね。『ろこちゃんを幸せにしてやってほしい』って」

 

ロゼリアF・アンナF「あー・・・」

 

何となく想像できた未来のチルドレン達。未来でも相変わらず交流をしており、その中でもソフィアとのぞみはろこと育児に関わるママ友トークをしたりしているのだ。

 

アンナF「じゃあその件でろこママの子供も・・・かな?」

 

ルイ「ん? 子供がいるの?」

 

アンナF「うん。今は詳しい事は言えないけど・・・」

 

ミナF「アンナちゃん、あまりお喋りしゅてないで料理に集中しゅるのでしゅ」

 

そう話しつつもミナはナポリタンに絡めるソース作りに入っていた。

 

アンナF「あれ? 砂糖入れるの?」

 

ミナF「はい。お砂糖(しゃとう)を少量加えて炒めることで野菜(やしゃい)の水分を閉じゅ込め、旨味とシャキシャキした食感が出るんでしゅ」

 

ちょこ「ちょっとした隠し味で入れるのがポイントよ」

 

アンナF「そうなんだ・・・」

 

ミナF「ウィンナーは後で焼いて目玉焼きと一緒に載しぇ、ソースを絡めれば完成でしゅ♪」

 

ウィンナーを焼き上げ、目玉焼きを焼いて完成だ。

 

ミナF「これで完成でしゅ♪ちょこお母しゃま、ルイお母しゃま、どうでしょうか?」

 

ルイ「うん。良い出来だわ」

 

ちょこ「それじゃあ全員分のを盛り付けて運びましょうか」

 

お皿に盛りつけていき配膳していく。

 

 

 

 

 

リビング

 

ココ「おおー美味そうな匂いがするナ♪そう思わないかさくら達」

 

さくらF「あ、ああ・・・」

 

さくら「なぽりたーん?」

 

ももか「ももか、ぴーまんとたまねぎいらなーい」

 

ココ「こらももか、ちゃんと野菜も食わねーとおっきくなれねぇぞ? 未来のももかも何か言ってやれよ」

 

ももかF「ちっさい私、お野菜は甘くておいしいから食べたら好きになると思うよ?」

 

さくらF「ミナが作ったんだから美味いぞ? それにももかが好きなシャウエッセン入りのナポリタンだから気に入る筈だぞ」

 

ももか「うー・・・たべる・・・」

 

ももかF「うん、それで良いよ」

 

シアF「それにしても、ももかにもこんな時期があったわね」

 

ココ「ももかは好き嫌いが多いし、特に野菜は苦手意識があって困ってるんだよなぁ・・・」

 

ももかF「分かる。昔は本当に野菜が駄目だったんだよね・・・けどそれを変えてくれたのが、みしろママ達が作るナポリタンだったんだよね」

 

ココ「ん? そうなのカ?」

 

ももかF「うん、そうだよ。それはねー」

 

みしろ「その辺りは食べながら話しませんか? 折角のお料理が冷めてしまいますよ?」

 

配膳しているみしろに注意される。その後の話は食べながらにする事に。

 

佐々木家『いただきます』

 

フォークでくるくると絡めとり食していく。

 

ココ「……ん? うめーんだけど、ちょっとばかし甘いよナ?」

 

莉々華「それは思ったかも。何か入れた?」

 

ミナF「ちょっとしゅた隠しゅ(あじゅ)を入れました」

 

シアF「あ、もしかしていつも入れている砂糖を入れた?」

 

ミナF「はい。どうでしょうか? 過去のさくらお姉しゃま達」

 

さくら「うめーぞこれ!」

 

ももか「やさいもおいしー♪」

 

さくらF「ああ、この味を食べれて少しホッとするよ」

 

ミナF「しょれは良かったでしゅ。追い詰めてた表情も和らいでましゅし」

 

さくらF「あ・・・」

 

そう指摘されてハッとするさくら。

 

ココ「さくら。色々と思う所があるかもしれねーけど、それでも出来る事と出来ねぇ事だってあるんだ。あの時はさくら達は来てなかったら聞いてるか分からないけど・・・兄貴も言ってたヨ。『神羅の力とは一人だけの力じゃなく、皆が居てこそ発揮する奇跡の力。だから神羅の力だけでは解決出来ない事もあるし、別の力を身に着ける事で解決する』ってな。さくらは気張り過ぎなんだよ、兄貴の事が心配なのはわかるけどナ」

 

さくらF「……」

 

ルイ「心配して自ら護衛を名乗り出た気持ちは立派よ。けどね、だからと言って一人で何でもやろうとしちゃダメ。こういう時こそ私達を頼ってほしいわ」

 

ちょこ「ちょこ達も同じ玲二様を愛している女でもあり、貴女達の母親でもあるのよ? こんな時ぐらい、親に甘えてほしいわ」

 

みしろ「何かあればみしろ達が手助けします。だから・・・自分一人で全部を背負わないでください」

 

さくら「おっきぃさくら、げんきだせ」

 

無言でフォークを置き、座った状態で頭を下げるさくら。

 

さくらF「……すまねぇママ達、ももか達。私は気付かねぇ内に自分一人で抱え込んじまったみたいだ……説教されて少しは目が覚めたよ」

 

ももかF「良かった・・・本当に心配したんだよ?」

 

さくらF「悪ぃなももか。私、頭が冷えてきたし落ち着いて考えれるようになったよ。ありがとな、ママ達」

 

ちょこ「そういってくれて何よりだわ」

 

ココ「んじゃ、飯食って色々と考えていくか!」

 

さくらF「そうだな♪」

 

こうしてご飯を食べ終わるさくら。食べ終わった時のさくらは自分を追い込んだ表情をしておらず、いつもの表情に戻っていた。




ミナ
ファザコンオブザファザコン。個人勢のメイドアイドルとして活動している。母親であるみしろに似てしっかりとした性格だが、舌足らずなのかさ行が上手く発音出来ないのと歳の割に幼く見える所為でファンからは幼女扱いされている。配信やメイドの仕事をしている時はしっかりとしているが、両親の前では甘えん坊になって引っ付いている。
能力『固定化』
触れた物の強度を上げる事が出来る。その強度はプラスチッククラスからガンダリウム合金クラスと幅広い硬さが選べる。但し生き物は固定化出来ない。

さくら
ファザコンオブザファザコン。ホロライブ突貫隊というダンスメインのグループに所属している。母親であるココに似てかなりの破天荒であり、好き嫌いをはっきり言うタイプである。例にも漏れずファザコンであり、ホロライトでの親子間での婚姻を可能にするべく日々奮闘している。実は玲二と初めてハッスルした娘であり、初体験は酔っ払って寝ていた玲二にこっそりと忍び寄り○女を捨てた。その事を玲二や他の皆はまだ知らない(一部は勘づいている)……
芸名は『龍崎さくら』

能力『火炎放射』
口から炎を吐く事が出来る。最高温度は4000℃にも達するが、そのレベルで吐くと周りに被害が出る為使用を禁止されている。

ももか
玲二とココの間に産まれた第二子の女の子。髪色はココのオレンジを受け継いでいるが角と尻尾はなく、代わりに身体を全身包み込める程の大きな羽根がある(普段はしまっている)。基本的に突貫隊のツッコミ兼ブレーキ役であり、暴走しがちな他のメンバー(特に姉のさくら)を止める役回りが多い。メンバーの作詞作曲も彼女が担当する事が多いが、文句が多いと不満が爆発して暫く玲二に無言で抱き着く。結局ファザコン。
芸名は『龍崎 ももか』
能力『氷のブレス』

シア
玲二とアキとの間に産まれた女の子。見た目はアキと変わらないが、宙に浮くツインテールがない。母親と同じくかなりの酒好きではあるが其処まで強くない。母親のベリーダンスのセンスを受け継ぎ、更にはあらゆるダンスを習得している為ホロライブ一のダンサーとしてコーチも兼任する事も多々ある。勿論ファザコン。
芸名は『シア・S・メイデン』
能力『浮遊』


玲二と楓の間に産まれた女の子。楓に似た容姿をしているが前髪だけ銀髪で後は黒髪であり、左目の下にホクロがある。母親の歌唱力等をしっかり受け継いでいるのだが、何故か内気で引っ込み思案な性格をしており自分のオリ曲でもセンターを張るのを嫌がる。実は父親である玲二以外は大の男嫌いであり、少しでも触られると得意のローリングヘッドブレイカーをお見舞いする。やっぱりファザコン。
芸名は『秋葉原 椛』
能力『次元転移』
文字通り、次元間を自由に転移出来る能力。幼少期は泣く事で発動していたが今では自由に転移する事が可能。

みるく
玲二とシロの間に産まれた女の子。シロに似た容姿をしているが髪色は黒で毛先だけ白い。普段はシロのようなフリーダムな性格をしているが、仕事の最中はその状況に合わせていろんな役を熟し、ファンや視聴者には決して素の自分を見せない(例えばお笑い系のバラエティーではノリの良い関西キャラ、真面目なトーク番組では真面目で知性的なお姉さんキャラと分けている)。これは母親であるシロが女優でもあるというのを受け継いでいる為であり、突貫隊の時はさくらに従うノリの良い子分役をしている。当たり前のようにファザコン。
芸名は『穂愛都(ほわいと)みるく』
能力『水生成』
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