【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
未来の飛鳥家。飛鳥新は新LOVERSと結ばれてそれぞれに子宝に恵まれた。その子供の一人である飛鳥誠が事故とはいえ2025年のホロライトに行き、無事に帰還できたものの一部は不満があるそうで・・・? 今回は、喫茶和みにて話し合う飛鳥家チルドレンを見ていこう。
喫茶和み
ユア「そういう訳でどうやって過去に行けるか作戦会議!あさひ、ステラ!何か良いアイデアがあったら言ってね!」
あさひ・ステラ「「はーい」」
そうノリノリで宣言するユアと、同調するのはブラウンの髪色が特徴のゆうひの娘『あさひ』と金髪が特徴のテラの娘『ステラ』である。話の前に全員参加した兄弟たちの特徴を語っておこう。
・長男『
・長女『
・次男『
・次女『ユア』:銀髪紅眼でやや幼めのソフィア、ソフィアの娘。
・三女『あさひ』:やや幼くなっただけで外見はほぼゆうひ、よ~く見ると新の特徴も引き継いでいる。あさひの娘。
・三男『
・四女『ルナ』:ルナマリアを幼くした外見、瞳の色は新と同じでステラと同日に生まれた。真理愛の娘。
・四女『ステラ』:ステラを幼くした外見、瞳の色は新と同じでルナと同日に生まれた。テラの娘。
・四男『ローエン』:外見はFGOのパーシヴァルだが、これは聖槍を手にした際に変化した姿なので実際は異なる容姿をしていた。メリュジーヌの息子。
誠「はぁ・・・とはいってもどうするんだ? 俺が過去に行けたのは事故であって自分の意志を以て行ったわけじゃないからな? というか樹兄さん達も何か言ってくれよ・・・」
これにはどう答えるべきか悩む樹、悩んでいた所に美月が話す。
美月「過去に行きたいって言うけど軽々しく行ける物じゃないでしょ。第一時代に干渉するような術式の研究等は一部除き、原則禁止されてるでしょ。それ関係でも法整備で難航している訳だし・・・」
樹「時間犯罪が行われる可能性があるし、それ絡みで神羅族である佐々木さん一家ですら『積極的な過去や未来の干渉はしない』って公言しているしな・・・今の所は大きく時空間移動する為の技術や魔法術が開発されてないとはいえ、今後はどうなるか分からないのがな・・・」
ローエン「妖精国のように明確に禁止されている国もありますが、地上界ではもめている国が多いのが実情ですからね。タイムトラベルそのものを夢見ている故に、諦めきれない人が多いから完全に禁止するのが難しいとの事ですが・・・」
美月「それでも何が起きるか分からないわ。認める条件として、ホロライトにいる神羅族達が時間犯罪の取り締まりに協力してくれるとはいえ・・・絶対に悪さする人は出てくるわよ。それこそ無自覚の内に・・・とか」
響「・・・よく言われているのび太達がやっている事は時空犯罪じゃないのか、というアレ?」
美月「それ。結果的にお咎めなしになっているのも
「確かに・・・」と誰かがボソリと呟き、少しの間沈黙が支配する。
誠「・・・なぁユア。どうしてユアは過去に興味があるんだ? あさひもそうだけど、それは『今』じゃないと聞けない事なのか?」
ユア「うーん・・・ある意味そうかな。過去に行ってみたいのも、ママのどんなところが好きになったのか根掘り葉掘り聞いてみたいからね」
あさひ「あたしも同じく」
誠「それこそ今の時代でも聞ける事じゃないのか?」
ユア「そうなんだけど・・・何度か聞いてもはぐらかされるんだよ。『パパとは色々とあってね~』とか『パパとママ達だけの秘密』とか言って教えてくれないし・・・」
あさひ「あたしのママも『まぁ色々とあって・・・』と言ってはぐらかしてばかりなんだよね。パパは勿論、美明ママ達も何故か教えてくれないんだよ。『詳しい事は自分からは言えない』の一点張りでさ」
ステラ「ステラも、聞いた事があるよ。『パパの名誉に関わる事だから言えない』って」
あさひ「え、誰情報?」
ステラ「真理愛ママ」
ルナ「ママがそんな事言うなんて、何やったのよパパ・・・」
何かやらかしたんじゃないかとジト目になるルナ。
樹「・・・どちらにせよ、その事を聞き出すために過去に行くのはよくないんじゃないのか? 話聞く限り聞いちゃいけない気がするんだが・・・」
ユア「お兄ちゃんもやっぱり反対?」
樹「ああ。ぽぷら母さんも『お父さんとは色々とあったからね~』とは言って出会いを濁しているし、母さん達の出会いの中には普通じゃないのがあると思うからな・・・だから父さんの為にも、知らない方が良い気がする」
ユア「そうかもしれないけど・・・お兄ちゃん達は過去に興味ないの?」
少し沈黙した後。各々が答える。
樹「無いな。中学生時代の母さんは見てみたいとは思うけど」
美月「同じく興味ないわ。別にママと同じ道を歩むわけじゃないんだし、ママの過去を見たってしょうがないわ」
響「あるにはあるが・・・母さん達に興味があるというより、クロヱ先生達に興味があるかな。作詞が出来る人たちに会って作詞のセンスを磨きたいと思っているし、今のクロヱ先生達とは違った感性や考えを聞けるのかもしれないからな」
それぞれが答える中、どう答えるべきか悩んだのがルナ、ステラ、ローエンだった。
ルナ「正直分からないわ・・・過去に行くなんて実感が湧かないし、イメージ湧かないのが本音ね・・・」
ステラ「ステラも同じかな~・・・過去のパパに会ってみたいと思うけど、話すとなればすごく困るかも・・・」
ローエン「正直な事言うと二人と同意見ですね・・・仮に言っても当たり障りのない会話しか出来ないと思いますし」
誠「まぁ、そうなるよな・・・」
ユア「誠お兄ちゃんはどう思う?」
誠「俺?」
ユア「お兄ちゃんは一度過去に行ったことがあるけれど、行けるならもう一度行きたい?」
誠「……」
ユアに問われて少し考え込む誠。興味があるかと言われたら「ある」のだが、それは今じゃないと考えている。機会があれば過去に赴き、過去の父と戦いたいという気持ちがある。だが今行った所で勝てないんじゃないかと考えていた。
誠(あの頃の父さんのような戦い方、それこそが俺が極めるべき道だと確信出来た……でも今の俺は確信して模倣しているが、まだまだ未熟・・・多分今のままじゃ勝てないだろうな・・・)
ローエン「・・・今のままじゃ勝てない、けど教えを乞うのが正しいかどうか悩んでるのですか?」
誠「ああ。父さんは基礎的な事を教えてくれるけど、教え方が独特だからな・・・それに」
ローエン「それに?」
誠「大和さんや蘭さんにも言える事なんだが、
ローエン「ふむ・・・」
誠「自分が極めるべき道が分かったけど、そこからは自分なりに見つけていかなきゃいけない・・・若い頃の父さんのスタイルで、尚且つ自分なりのやり方でやらなきゃ駄目だ。ただ真似るだけじゃ今の父さんは勿論、若い頃の父さんには勝てない」
あさひ「うーん・・・だったらパパに会って教えを乞うんじゃなく、大和さんや蘭さんに教えてもらうとかはどう?」
誠「大和さんや蘭さんに?」
あさひ「うん。蘭さんは教え方が独特だから参考になるか分からないし、大和さんも戦闘スタイルが違うけど・・・極める為のヒントを得るとしたらあの人達辺りが良いんじゃないのかな? 他にも無我の境地を最初に辿り着くことが出来たムーナさんとかさ」
誠「若き頃のファースト・ガンダリウムにサーティーン・ガンダリウム、そしてセカンド・ガンダリウムか・・・あの人たちもガンダリウムの中でも特別な存在ではあるし、教えてもらえるかどうかは分からないが・・・良いかもな」
ユア「パパが強いバトラーとしてよく名を挙げている人達だしね、きっと何か得られると思うよ」
誠「かもな。ただまぁ・・・俺がまた過去のホロライトに行く事があるのかどうかが分からないけどな」
ユア「うーん・・・結局それなんだよね……いっそ素直に事情を話して、佐々木さんにお願い出来ないかなぁ・・・もしくはひよりさんにお願いして、タイムマシンを作ってもらうとか」
母親であるこよりと助手達の協力でタイムマシンが完成しているなんて知る由もなく、どうしたら過去に行けるのか話し合うユア達であった。
2025年 飛鳥家
新「なぁ皆・・・皆は未来とか気になったりするのか?」
ぽぷら『どうしたの新君? 藪から棒に』
新は彼女であるぽぷら達とグループ通話をしていた。因みに彼女の一人であるメリュジーヌは優と共に就寝している。
新「いや・・・前に未来の息子が来た事を話したよな? それでふと思ったんだ・・・『未来じゃどうしてるのかな?』って・・・」
リオナ『あー・・・確かに気になるよね。私達にそれぞれ子供がいるみたいだけど、何やってるのか気になったりするよね』
ソフィア『今でもアイドル活動を続けているのか、子供達はどんな道を歩んでいるのか・・・未来の私の子とか気になっちゃうよね』
ゆうひ『正直、新と結婚して子供を産むとか想像できないわ。勿論嫌って訳じゃないんだけど・・・その・・・』
テラ『よくわからない?』
ゆうひ『うん・・・』
新「まぁ・・・そうだよなぁ……」
リオナ『えっと、私はいつでも……いや、
美明『ええ。流石にね』
「だよねー」と苦笑いするリオナ。
新「・・・そういうのは追々として、気になったのはメリュの事なんだが・・・」
真理愛『何かあったの?』
新「未来の息子・・・誠が未来に帰った時の事なんだが、何故かメリュの顔が憂いた顔をしてたんだ。気になる事も言ってたし・・・」
美明『……何て言ってたの?』
新「ハッキリ聞き取れた訳じゃないんだが・・・『ずっと一緒がいいなぁ…』って」
美明『・・・確証がある訳じゃないけれど、何か訳アリなのかもね』
新「妖精騎士としての役目とか、それ絡みでとか?」
美明『多分ね。言っておくけど新、無理して聞き出さない方が良いわよ』
新「え、どうして?」
美明『これは完全に勘だけど・・・メリュにとって話さなきゃいけないんだけど、話すには気持ちの整理をつけないといけない事があると思うわ』
新「話さなきゃ・・・ならない事・・・」
美明『ええ。女の子ってのは繊細で傷つきやすい物よ。例え大事な事だと分かっていても、ちゃんと話さなきゃいけない事だと分かっていても、話すには色々と準備が必要な時があるわ。今のメリュはまさにそれ』
新「……だから今は聞かず、話すのを待つべきという訳か」
美明『何ならボソリと呟いてた事も聞こえなかったことにした方が良いと思うわ。多分だけど・・・今はその時じゃないと思うし新だけじゃなく、私達にも関係している事だと思うからね』
新「・・・そうなのか」
ぽぷら『色々と気になる所ではあるけれど・・・今は待とう』
新「・・・そうだな」
メリュが言っていたことが気になる物の、美明の言う通り今は聞かずに待つことを決めた新。メリュは何を憂い、何を思って言ったのか・・・いずれ腹を割って話してくれることを願うばかりだった。
言うほど書けれなかったかな・・・情報が分かってない状況でやるべきじゃないけど、この辺りはいずれ四季様の方で語ってくれるはず。
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