【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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漸く納得のいく物が執筆出来た。蝶美の機体のアイデアをくれた神楽様に感謝

後、今日は私の誕生日です。プレゼントにコメントを残していってくれ(強制ではありません)

追記:レグカスタムのスキル変更 150%→200%


蝶美の特訓

港湾基地を舞台に一機の機体が駆け抜ける。その機体はピンクと白等で塗られたキュベレイ・・・キュベレイパピヨンを改造した機体だ。

 

蝶美「クリアファンネル!」

 

肩部アーマーからクリアパーツで出来たファンネルが射出され、一基ずつ敵機をロックオンしてビームを撃って脚を撃ち抜き、ミサイルの如く突っ込んで破壊していく。

 

蝶美「次!」

 

ランスビットを構えてビームを撃ち抜き、近くに寄って来たグレイズ一機を動力源に刺してコンボを稼いでいく。

 

蝶美「一つ!二つ!三つ!四つ!」

 

倒しても間髪入れずに敵機を4機ロックオンしてファンネルを射出してダメージを与え、時間差で敵機を破壊して繋げる。その間もビームサーベルも構え、一騎当千と言わんばかりに敵機を薙ぎ倒してコンボを稼ぐ。その動きは蝶の如く優雅に舞い、蜂の如く自身に害する者を排除していくという、見る者を魅了し、そして畏怖を与えていく。

 

蝶美「ハァ・・・ハァ・・・まだ、まだよ!」

 

常時全力を出していくためプレイヤーである蝶美の負担も決して軽くはないが、それでも彼女は止まらない。止まる事が許されない。

 

敵を見つけては間髪入れずにビームで撃ち抜き

 

敵を見つけてはランスで貫き

 

敵を見つけてはサーベルで斬り払う

 

今の彼女はまさしく、戦場を舞って見る者を魅了する戦乙女(ヴァルキリー)であると同時に、次々と命を刈り取る死神だ。彼女を止めようとするエース機が出現しても即座に破壊し、止めようとする者を全て圧倒していく。

 

目につくものを破壊していき、最後は奥の手である月光蝶を発動して敵機を全て撃破。そして次の文字が表示されて終了した。

 

 

 

―ALL ENEMIES KILLED―

 

 

 

蝶美「ハァ・・・ふぅ・・・敵機を全滅できたけど、エリアランク10位以内にすら入れないなんて……」

 

拓哉「でもコンボを維持しつつ、全滅出来ただけでも上出来だよ。第一エリアランクトップ10の常連ってムーナさん加えた社さん、葛葉さん、みしろさん、レグさん、ぼたんさんと言ったいつもの面々だし」

 

蝶美「最近だとおかゆさんやあくあさん、すいせいさん位だけどね。ただ・・・ちょっと気になったのだけど・・・」

 

ランキングで10位以降に表示されているがうる・ぐらの名前を見て一つの質問をしてきた。

 

蝶美「ぐらさん、最近来たムーナさんに対抗して閉店ギリギリまでホロプラかOMEGAに潜っているって聞いたけど本当なの?」

 

拓哉「うん。その度に先輩に強制的に帰らされているみたいだけどね。しかも大体『後一回だけ!後一回だけやらせてー!』って泣きながらお願いしているし、連コは迷惑だからと言って咎めても齧りついてやるし・・・」

 

蝶美「なんであそこまで……なんか噂では『2番目にガンダリウム入りしたのって、ムーナじゃないのか?』って考察されているけど、その辺どうなの?」

 

拓哉「ゴメン、俺も気になっていて先輩に聞いたんだけど『非公開にしているし、知ってても機密に関わるから答えれない』と言われてるんだよね・・・てかどうしてそう言われているの?」

 

蝶美「SNSで密かに噂になっているのよ。配信で『最近やっとランクアップ出来た』的な旨を発した時期と、2番目にガンダリウム入りが確認された時期が近い事とか、それに対して否定する素振りを見せてない事から『2番目にガンダリウム入りしたのはムーナじゃないのか』と言われているんだよね」

 

拓哉「成程な……時期を考えればあり得る話だし、ホロメンと言っても「JPのメンバー以外」というのであれば辻褄が合っているしな」

 

実際日本支部のホロメンはランクを全員公開しいる中、ENやIDの中では非公開にしている事から「ホロメンと言っても、JPのメンバーではない」と言われてもおかしくはない。最も、機密に関わる事である以上玲二の口からは誰なのかは教えてくれない事には変わりないし、問われても答えられない事には変わりないが。

そう考えていたら、一人の来訪者が来た。

 

レグ「こんがうがうー蝶美ちゃん。待たせちゃったかな?」

 

蝶美「いえ、さっきまで身体を温めていた所なので大丈夫ですよ」

 

レグ「そう? でもその割には身体が火照っているように見えるけど、無理してない?」

 

蝶美「……ガンダリウムランカー相手に勝負を受けてもらうとなれば、()()()無理しないと失礼ですから・・・」

 

レグ「まぁ・・・そう言うのならこれ以上は言わないけどね。それで、蝶美ちゃんの機体はそれ?」

 

蝶美「はい。『キュベレイパピヨン』をちょっと改造した『キュベレイバタフライ』です。レグさんのはグスタフ・カールを改造した専用機でしたね」

 

レグ「うん。みしろ先輩達みたいに凝った改造するより、どっちかというと立体化されてない機体やちょっとした改造とカラーリングを施す程度にするのが僕の趣向だからあまり見栄えしない代物だけどね」

 

そういいつつ自分の機体を見せるレグ。ではここで、二人の使用機体を見てみよう。

 

 

 

『キュベレイバタフライ』

「ガンダムビルドファイターズ」に登場するフィンランド代表のアイラ・ユルキアイネンが操るキュベレイの改造品、『キュベレイパピヨン』をベースに蝶美専用にカスタマイズした機体。外見上の変化は施しておらず、精々動きやすくするように関節の調整し、外見もピンクと白、一部に紫や黒と言った蝶美のアイドル衣装をイメージしたカラーリングになっているのが特徴。

基本武装であるランスビット、ファンネル、クリアファンネル、ビームサーベルを装備しているが『エンボディシステム』の代わりに月光蝶を装備しており、発動中は広範囲に攻撃してIフィールド系に対してはバリアゲージを吸収し、その分HP還元するという機能を持っている。

〇スキル「蝶のように舞い、蜂のように刺す」

機動力、攻撃力を常時120%上昇させる。

 

 

 

『グスタフ・カール レグカスタム』

「機動戦士ガンダムUC」に登場するグスタフ・カール13型をベースに作られたカスタム機。動きやすくする程度に関節を調節し、装甲はトランスフェイズ装甲を搭載してビームコーティングを付与、これによって実弾とビームに対する防御力を少しだけ強化。カラーリングも黄色と藍色という、レグをイメージしたカラーリングになっている。

スラスターも『GE製強化スラスター』を搭載する事で重量増加をカバーし、バックパックキャリーフライヤーを装備する事でハイパー・バズーカ、90mmショートマシンガン等を装備可能にし、場合によっては飛行可能にするよう機動力を強化。

搦め手として肩にマシンキャノン、右腕にGE製追加武装キットとして販売されてる強化型電磁ワイヤーを装備する事で捕縛から電気流してのスタンを狙えるようになり、奇襲性を高めている。

〇スキル「鋼鉄の守護兵」

常時防御力を200%向上し、射撃・格闘ダメージを50%減少する。但し、関節部等の脆い部分に関してはカバー不可能。

 

 

 

レグ「キュベレイパピヨンをベースにかぁ・・・蝶美ちゃんらしいね」

 

蝶美「正直自分にあった機体が何か悩んでた時、蝶民(リスナー)から『キュベレイパピヨンとか似合うと思うけどどう? 月光蝶のシステムを組み込んでさ』ってアイデアを貰ってやってみたら結構良かったんだよね。システムもこよりさんにお願いして組み込めたし、何より蝶みたいで私らしいからね」

 

レグ「成程ね。僕のはグスタフ・カールをベースに色々と改造してみたんだ。運よくGE(ガナハ・エレクトロニクス)から拡張キットが販売されたから機動力が上がって使いやすくなったし、バックパックキャリーフライヤーもGE製追加武装キットとして販売されているマシンガンやバズーカ、ライフルやショットガン等に対応しているから火力向上も出来るしね」

 

蝶美「流石は我那覇、この辺りの弱点のカバーも分かっているよ」

 

レグ「本当だよ。それで、テストも兼ねてボクとデュエルをしてほしいとの事だけど・・・身体の方は大丈夫?」

 

蝶美「大丈夫です。ガンダリウムランカーであるレグさんと勝負出来るだけでも、私は嬉しいですし」

 

レグ「ふふーん。まぁ僕にどこまで対抗できるか、お手柔らかに頼むよ♪」

 

そういって筐体に入り、それぞれ機体をセットしていった。

 

 

 

3・・・2・・・1・・・―START!!―

 

 

 

舞台は宇宙、スペースデブリが多く舞う中で何処にいるのかお互い探し合う。

 

蝶美(此処ならばファンネルも活かせるけど、問題は何処にいるかよね・・・)

 

レーダーで探しつつ、周囲を見回してレグの機体を探す。すると、レーダーに反応した所を見るとデプリが動いているのを確認した。

 

蝶美「そこね!」ドキュウン

 

一発ビームガンを撃って牽制したらグスタフ・カールが出てきた!

 

蝶美「クリアファンネル!」

 

クリアファンネルを射出してビームで牽制、そのまま突っ込むが・・・

 

ダダダダダダダダダダダ

 

ボカン

 

レグ「良い反応だけど、この程度じゃ僕は仕留められないよ!」

 

蝶美「そうですね!でもこれはどう!?」

 

クリアファンネルは囮で、自身は煙に紛れビームサーベルを構えて突っ込んできた。

 

ガキィン!

 

レグ「早いね・・・でもこれも読めてたよ。強化型電磁ワイヤーに襲われる事は考慮しなかったかな? 一応、ヒートナイフを装備する事も考えてはいたよ?」

 

蝶美「それをさせないようにするまでだよ!」

 

バインダーを動かして鍔迫り合いしながらグルンと周り、太陽を背に向けようとする。

 

レグ「くっ……」

 

蝶美「この状態でファンネルを躱せるかな!?」

 

ファンネルを射出しようとするが、一歩レグが早くに動いて蹴りを入れてきた。

 

バキィ!

 

レグ「そして・・・強化型電磁ワイヤー!」

 

ビリビリビリビリビリビリ!

 

蝶美「ああ!」

 

電磁ワイヤーによってスタンをしてしまい数秒動けなくなる!そして数秒が、勝敗を分けた。

 

ズバァ!

 

すかさずサーベルを抜き、胴体を斬り裂いて破壊した。

 

 

 

ーWINNER レグルシュ・ライオンハートー

 

 

 

拓哉「あっという間に決着がついたな・・・」

 

蝶美「強い……流石はレグさんですね。ちよもまだまだだよ」

 

レグ「いやー僕も読み合いに関しては自信があったし、なんとなく『此処だ!』って分かったんだよね。それでも蝶美ちゃん、ゴールド4だっけ? それでも良い勝負してて楽しかったよ」

 

蝶美「それでも負けちゃって悔しいですけどね。ホント、流石はガンダリウムランカーだよ・・・」

 

レグ「それでも蝶美ちゃんも磨けば光る物はあるよ。大和君みたいに広範囲に見る力が得意そうだし」

 

蝶美「まあね・・・フリーダム等のドラグーン系で鍛えてたのもあるし。レグさん、今日はありがとうございました。今回の戦闘を見直し、精進します」

 

レグ「うん。本選で相まみえる事を願っているよ♪」

 

そういってレグはホロプラを後にした。

 

蝶美「……拓哉くん。ちよ、もっと強くなるからね・・・優勝して、それで優勝トロフィーを拓哉くんに渡すよ」

 

拓哉「そうでなくとも、蝶美ちゃんが本選に進める事を祈っているよ。俺としては、蝶美ちゃんが『良い経験になれた』と思えるならそれだけでも十分だからね」

 

蝶美「ありがとう。でもやるからには優勝を目指さないと、皆に失礼だよ。半端な気持ちで上がれるほど、簡単ではないと改めて思い知らされたからね・・・」

 

今回の勝負で大会では多くの猛者が出る事を感じ、より精進せねばと考えるようになった蝶美であった・・・




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