【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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なんかバズってると聞いて。


新生さんばかクッキング バター酒蒸しハンバーグ編

2025年11月 神羅城にて

 

ロゼリアF「優斗、ハンバーグが食べたい。それもバター酒蒸しハンバーグを」

 

優斗F「・・・何でまた?」

 

ロゼリアF「前にミオお母様が配信で作ってたから」

 

アンナF「あれ美味しそうだったよね~」

 

ロゼリアF「ころねお母様も満足そうにしていたし、普通のハンバーグも美味しいけど・・・バズってるとなれば試してみたいからね。『思い立ったら即行動』が私のモットーだし、今夜はハンバーグ作る予定だから半分は作る事が出来ると思うし」

 

アンナF「フブキママ達も食べれなかった事に悔しがってたし、相談して作ろうよ」

 

優斗F「理由は分かったが・・・何故俺に相談するんだ? ハンバーグは配信で作った事があるから大丈夫だと思うんだが・・・」

 

ロゼリアF「うーん・・・そうなんだけどね・・・」

 

濁すような物言いをし、アンナと顔を見合わせるロゼリア。

 

ロゼリアF「優斗やみしろお母様達みたいにふっくら且つ肉汁たっぷりに出来ないのよ」

 

アンナF「ロゼちゃんが作ればふっくら出来るけど、私がやると上手く行かないんだよねぇ~・・・」

 

優斗F「・・・アンの場合、えりあさんと同じで()()()()()なのかもな」

 

アンナF「やっぱり~?」

 

優斗F「それでも矯正できるだけマシだけどな、あの人のはしょこらさんと同じくもうどうしようもない」

 

母親(アンジュ)と同じで料理下手であるアンナ。えりあも同じく料理下手ではあるが、えりあの場合目玉焼きですら焦がすので優斗ですらお手上げである。

 

ロゼリアF「まぁそれよりも早く作ろうよ。お母様達には話通しているし、夕飯の仕込みの時間でしょ?」

 

優斗F「ああ、そうだな。それじゃあ準備しよう」

 

そう言って準備を開始した。

 

 

 

厨房

 

 

 

ちょこ「それじゃあちょこ達は普通のハンバーグと付け合わせのポテトとサラダを担当するから、優斗様達はバター酒蒸しハンバーグをお願いするわね」

 

優斗F「分かりました。ハンバーグは以前作った事があるので任せてください」

 

みしろ「頼もしいですね優斗君。一つ言っておきますが、カプレーゼを作るので今回はミニトマトは無しでお願いします」

 

ロゼリアF「ねぇみしろお母様・・・作る量が多いし、料理の数が多いなら他のもやりますよ?」

 

みしろ「ありがとうございます。ですが慣れていますし、気持ちだけ受け取っておきます」

 

優斗F「バター酒蒸しハンバーグを担当するにしても量が多いし、初めて作るからな・・・俺達はそれに集中しよう」

 

アンナF「だね~玲牙兄さんも手伝ってくれるし、アンちゃん達は気にせずやろうよ」

 

そうして調理が始まった。材料は牛•豚合い挽き肉、塩、砂糖、片栗粉、ベーコン、おろしにんにく、ナツメグ、牛乳、バター、料理酒だ。

 

優斗F「まぁ炒めた玉葱とパン粉を入れない以外は基本のハンバーグの作り方と一緒だな、ベーコンは細かく刻んで・・・か」

 

アンナF「細かい調整は任せて、こういうのに関しては得意だし」

 

キッチンバサミを使って手際よくベーコンを刻んでいくアンナ、細かい調整は得意なようだ。因みに優斗は包丁で細かく刻んでおり、ロゼリアも細かい作業に苦戦しながらもベーコンを刻んでいく。

 

ロゼリアF「ふぅ・・・流石に量が多いわね。アンナ、瞬間錬成で刻んだベーコンにする事は出来ないの?」

 

アンナF「ん~それはちょっと無理かなぁ~・・・デミグラスソースやポン酢、めんつゆとかなら出来るけど刻むだけ・・・というのは流石にねぇ~・・・それに、丁寧に作った方と比べると味の面でも見劣りしちゃうのが難点だからねぇ~」

 

優斗F「実際前に食べた時も味は悪くなかったが、美味いと言える代物じゃなかったからな」

 

アンナF「物作りする上では便利だけど、料理に転用出来ないのがやっぱりねぇ~・・・アンちゃんの力も万能じゃないからねぇ」

 

ベーコンを刻み終え、漸くタネ作りに入る。

 

ロゼリアF「捏ねる作業は任せろー

 

優斗F「やめて!

 

ロゼリアが手を冷やさずそのまま捏ねようとしたので優斗がすかさず止め、手を冷やさせた上で改めて捏ねさせる。分担しているとはいえ量が多く、中々の力仕事だ。

 

優斗F「予想通りだが、流石にこの量ではゴムベラで混ぜるのは無理だな・・・」

 

ロゼリアF「えっと、少し糸を引くくらいに粘りが出たら良いんだっけ?」

 

優斗F「ああ。捏ねすぎると食感が悪くなるからそこは注意だ」

 

アンナF「最初は『捏ねれば捏ねるだけ良い』と思ってやってみて失敗しちゃったからねぇ」

 

ロゼリアF「優斗から止められたけど、そうなるなんて知らなかったからね……教えてもらったけど、あの時は懐疑的だったし」

 

優斗F「まぁ口で説明しても納得出来ない事もあるからな。納得して加減できるようになったならマシだ……よし、こんな物か」

 

一つのボールにあるタネを捏ね終え、ラップで成形して数を揃えていく。揃えたらまた別のタネを捏ねるをして繰り返していく。

 

ロゼリアF「・・・そういえばあかりお母様、高校卒業はほぼ確定みたいね。嬉しそうに報告してたわ」

 

優斗F「あおぎりメンバーの中では早くに妊娠したとは聞いてたけど、そういう事だったのか・・・納得」

 

アンナF「でも逆にこまるママとか嘆いてたし、りえるママも呆れてたよね~・・・何で?」

 

優斗F「蝶美母さん曰く、『このままじゃまた留年するかもしれない』との事だが・・・また単位か成績が足りなかったとかか?」

 

りえる「まぁ大体そんな処だよ優斗君。何とかメンバー全員を高校卒業させるために補修を受ける為の時間を作ったりしているんだけど、それでも厳しいラインが数人ね・・・」

 

優斗F「こまるさんがその一人と・・・」

 

りえる「うん。『今度の期末テストで赤点取ったら留年確定』まで言われているよ、それでも何とか卒業させようと先生達も善処はしているけど・・・」

 

優斗F「・・・正直、厳しいと」

 

無言で頷くりえる。教師としてテスト問題等に関わるようになって改めて先生たちの苦悩を知ったのだが、あまり優しくし過ぎてもダメなのが悩ましい所。それでも今年はあかりと真白は卒業確定なのが幸いだが・・・

 

優斗F「……俺から言えるのは『頑張ってくれ』とだけ、だな・・・」

 

りえる「私も同じだよ……玲二君も何とかしようとはしているみたいだけど、正直『また留年かも・・・』という線が濃いとか・・・聞いて良いのか分からないけど、最終的には全員高校卒業したんだよね?」

 

ロゼリアF「はい。時間はかかったけど最終的には全員無事に高校卒業出来たとは聞いています」

 

りえる「なら良かった……とは言いたいけど、全員卒業するのはまだ時間かかりそうだからあまり手放しに喜べないのがねぇ・・・」

 

ロゼリアF「……娘として情けない限りです」

 

そう話しつつも手を止めずタネ作りを終え、次は焼きの工程に入る。

 

優斗F「バターを入れて溶かし、肉だねを入れて中火で3分焼くと・・・」

 

アンナF「料理酒はいついれるの?」

 

優斗F「焼き目が付いたらひっくり返してから注ぐ感じだ。この時、弱めの中火で10分蒸すから火の調整は忘れずにな」

 

ロゼリアF「バターに料理酒・・・ソース合わせたら絶対に美味い奴だよこれ。優斗が作る物に外れはないし」

 

優斗F「まぁそうだが一つ違う。()()()()()()じゃなく()()()()()()()だよ、皆で力を合わせて心を込めた料理に不味い飯はない」

 

ハンバーグを丁寧に焼いていき、次々と作り上げていく。

 

 

 

 

 

 

すいせい「お腹すいたー」

 

きらり「すいたー」

 

ミオ「すいちゃんもうちょっとだから待とうね、きらりちゃんも」

 

マオ「ハンバーグ♪ハンバーグ♪」

 

楽しみに待っていたらみしろ達がワゴンを押しながら運んできた。

 

みしろ「皆さん、ご飯できましたよ」

 

スロウズ「取り敢えず運んでいくから、少し待ってねー」

 

みしろ達が手分けして配膳していく。因みに今日の夕飯はバター酒蒸しハンバーグと肉汁たっぷりのハンバーグを合わせたハンバーグ定食(フライドポテト付き)にカプレーゼ(すいせい等の野菜嫌いには代わりに千切りキャベツを用意)、切り干し大根の味噌汁(具は切り干し大根と油揚げのみ)に白ご飯だ。

 

ちょこ「ロゼリア、レモン付きの千切りキャベツはすいせい様ときらりのだから間違えないようにね」

 

ロゼリアF「分かりました」

 

全員への配膳を終えて席に着く、揃った所で「いただきます」をして食事していく。

 

ころね「んー・・・美味い!前にミオちゃんに作って貰った奴も美味かったけど、優斗達が作ったのも美味いね。ジューシーでこぉねは好き」

 

おかゆ「僕も好きだな。肉汁たっぷりのいつものハンバーグも好きだけど、これはこれで肉を食べてる感があって良いなぁ」

 

ポルカ「すいちゃん達、カプレーゼ食べる?」

 

すいせい・きらり「「食 べ な い !」」

 

リゼ「私は好きなんだけどね・・・カプレーゼ」

 

ロゼリアF「ハンバーグともよく合いますからね」

 

美味しくじっくりとハンバーグを味わう者もいれば、がっつく者も居た。

 

まつり「はぐはぐ・・・ご飯おかわり!」

 

祭華「さいかもー!」

 

優斗F「二人とも、あまりがっつくと胃が受け付けなくなるぞ」←ご飯を盛りつつ

 

まつり「まつりの胃袋はこの程度いくらでも受け入れられるから」

 

ノエル「いやーこれはいくらでも食べられるね。あ、優斗君団長もおかわり」

 

優斗F「分かりました」

 

ハンバーグは皆好評だったらしく、偶にリクエストされるようになったとさ。




次回も新生さんばかクッキングの予定で、ホロ小町の3人を出します。四季様から設定を教えてもらったので・・・

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