【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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某氏の肉うどんや豚丼が美味そうだったので・・・


MINA'Sキッチン 忙しいお母様達に捧げるお手軽料理

11月中旬。年末年始に向けて各地で忙しくしており、フブキたちは年末調整等の書類仕事に追われていた。いくら企業勢といえど個人事業主に分類されるため、必要な書類が非常に多いのだ。

 

フブキ「ハァ・・・この時期になるといつも忙しいですねぇ……神羅の力を使って処理を急がせているとはいえ、まだ終わる気がしない・・・」

 

パトラ「それ言ったらパトラやみしろちゃんとかの個人勢はもっと大変だよ。ある程度は事務所に放り込めるかもだけど、パトラ達は殆どは自分でやらなきゃいけない訳だし・・・」

 

みしろ「すみませんフブキさん達・・・後少しで完了しますので、夕飯はお待ちください」

 

忙しく書類整理しているが玲二やハコスもそれ以上に大変だった。来年度に向けた動きに加え、年末年始の事にも備えなければいけない為いつもより多忙ではあった。そんな中、動いたのが護衛の担当として現代に来ていたミナ達だった。

 

ミナF「お母しゃま達、お夕飯はミナ達が担当しゅましゅ。お任しぇ下しゃい」

 

ロゼリアF「此処は年末調整等を終えた私達が引き受けます」

 

アンナF「今日はユウ神代家の方に居るから居ないけど、アンちゃん達にお任せ~♪」

 

みしろ「すみませんミナ、今日のお夕飯は任せましたね」

 

こうしてミナ達が引き受ける事に。

 

 

 

 

 

 

厨房

 

ミナF「とは言ったものの、ご飯はありましゅが豚肉と牛肉の切り落とし、お葱、卵が余分にある程度でそれ以外が心持たないでしゅ・・・」

 

ロゼリアF「でも冷凍うどんや調味料は十分あるし、豚肉も豚バラ肉ならアレが作れるんじゃない? 前に何となく見た、美味しい温玉肉うどんと照り焼き豚丼が」

 

玲牙F「うーん・・・でもそれだと、肉同士で被ってしまうけど大丈夫なの?」

 

ロゼリアF「まぁそうなんだけど・・・今ある材料を考えるとこれ位しかないし、何より私達の料理スキルを考えるとあまり凝ったものは作れないから・・・」

 

アンナF「あんまり待たせる訳にもいかないし、何より見栄を切っちゃった手前だからねぇ~・・・」

 

ミナF「今回は仕方(しゅかた)ありましぇん・・・しょれでいきましょう」

 

それぞれ手分けして料理する事になった。まずはうどん作りからだ。

 

ミナF「牛肉の切り落としに、醤油、みりん、お砂糖(しゃとう)・・・牛肉の甘辛炒めにして後でおうどんに乗しぇましょう」

 

最初に牛肉をフライパンで両面をしっかり焼いていき、3種類の調味料を入れて煮詰めていく。

 

ミナF「お鍋で煮詰めるのも良いでしゅが、甘辛炒めの方が好評でしゅたからね♪お父しゃま達もこっちの方がしゅきですし」

 

つばきF「あたいもそっちの方が好きだなぁ・・・カリカリのお肉の方が美味しいし」

 

そういいつつ卵を割って耐熱容器に入れ、黄身を三ヵ所程穴を空けてから卵を被る位の水を入れていく。

 

つばきF「これで大丈夫なの? 爆発したりしない?」

 

ミナF「穴を空ける事で黄身が爆発するリスクを無くしぇるので大丈夫でしゅ。これで600Wで40秒~50秒チンしゅれば、温泉卵が出来上がりましゅ」

 

つばきF「成程ねぇ・・・」

 

因みに卵が何故爆発する理由は「黄身が沸騰することで中身が高圧になり、外気に触れた途端爆発する」とされており、他にも理由として以下の物がある。

 

 

・レンジ加熱は、外側からではなく内側から加熱が進むため、黄身の部分の水分が沸騰する。

・白身と殻に包まれた黄身は外気よりも高圧になり、沸点がさらに上昇する。

・黄身の部分が熱による膨張で体積が増加し、白身と殻を押し破って外気に触れ、殻から出たことで急激な減圧が起こる。

・沸点が下がることで、黄身の水分が一気に蒸発気化し水蒸気爆発が起こる。

・卵がレンジで破裂するのは、レンジから発せられるマイクロ波が原因ともされている。

 

 

こういった理由からレンジでチンする際は黄身に穴を空け、耐熱容器やマグカップに入れて卵が浸かるくらいの水を注ぐのが安全と言われている。最も、レンジでチンするのは基本的に避けた方が良かったりするのだが・・・

 

つばきF「まぁ時短になるなら良いんだけどね。温泉卵って作るの大変とも聞くし」

 

ミナF「そうでしゅね・・・これで、肉うどんのお肉は出来上がりましゅた」

 

甘辛く炒めた牛肉を皿に移し、力で保温する。次はかけうどん作りだ。

 

ミナF「冷凍うどんは勿論として・・・けずり粉、和風顆粒だし、昆布茶、水、醤油、みりん、お砂糖(しゃとう)・・・これでいきましゅ」

 

つばきF「何でけずり粉?」

 

ミナF「けずり粉は鰹節(かつおぶしゅい)鯖節(さばぶしゅい)煮干(にぼしゅい)とかの魚の節を粉末状にしゅた物でしゅから、力強い出汁(だしゅい)と風味が出せるのがおススメなんでしゅ。お砂糖(しゃとう)も、味の角が取れてコクがあってまろやかな味になりましゅよ。少量なら問題ありましぇん」

 

材料を入れていき沸騰させ、灰汁を取り除いて丁寧に作っていく。後はうどんを茹で、予め刻んでおいたネギと温泉卵を入れて完成だ。

 

ミナF「肉うどんが出来ましゅた。そちらはどうですか?」

 

では此処で時間を少し巻き戻し、ロゼリアとアンナ、玲牙が作る照り焼き豚丼の作る過程を見ていこう。

 

 

 

 

 

 

 

ロゼリアF「材料は豚バラ肉に卵とご飯、調味料として醤油、砂糖、料理酒、みりん、酢・・・今回は山椒とマヨネーズは後でかけれるようにしておかないとね」

 

アンナF「てりやきソースに酢は合うって聞いて食べてみたけど、酸味とまろやかさが利いてて美味しかったからね~豚バラ肉も料理ばさみで切ってもOKなのも良いし、これならアンちゃん達でも作れるよ~」

 

玲牙F「調味料はどのタイミングで入れるの?」

 

ロゼリアF「一度にまとめて入れた方が良いみたい。弱火でじっくり焼いて焼き目を付けてから卵を入れてある程度卵が焼けたら調味液を回すように入れ、とろみがつくまで煮詰めれば完成よ。山椒入れる場合、ご飯に盛り付ける前に軽く振った方が良いみたいだけど・・・今回は好みに合わせる為止めておきましょうか」

 

玲牙F「そうだね。お母さんの中には辛いの苦手な人もいるし」

 

レシピを確認しながら豚肉を炒めていき、調理をしていく。その際「時短になると思うから」とロゼリアの思い付きで強火でやろうとしたが玲牙に止められ、大人しく弱火でやっていく事に。

 

ロゼリアF「むぅ・・・効率よくなると思ったのに」

 

玲牙F「でも優斗が作った時のあのしっとりとした感じの方が美味しかったし、忠実にやろうよ・・・この後目玉焼きも作る訳だから」

 

ロゼリアF「そりゃ確かに熱の影響で目玉焼きが早くに焼けるけど、難しくなるからダメか・・・」

 

玲牙F「駄目だよ」

 

面倒に思いつつも優斗からの教えである「料理に時短はあれど横着はない、手を抜かず丁寧にやる事が大事だ」という言葉を思い出しつつ、丁寧にやっていく。

 

ロゼリアF「ハァ・・・ユウとやっている時は手間だと思わなかったけど、メインでやるとなれば中々大変な物ね・・・」

 

玲牙F「この辺は慣れだと思うよ。お母さんは麵打ちからラーメン作れる位に料理レベルが高いけれど、僕はまだあそこまで行けれてないからね・・・出来て炒飯位だし」

 

アンナF「けど玲牙兄さんは中華鍋を振り続けられるだけの技術と体力があるし、それでいてパラパラな炒飯作れるだけ良いよ。アンちゃんもロゼも、あれやってパラパラな炒飯を作れないし・・・」

 

玲牙F「あはは・・・これに関しては慣れかな。それでも体格面の影響で苦労するけれど・・・」

 

ロゼリアF「でも、あれしんどくない?」

 

玲牙F「・・・正直疲れるね。力を使えば治せるとはいえ筋肉痛になった事も何度もあるし・・・」

 

ロゼリアF「あー・・・そうなるわよね・・・」

 

しっかりと煮詰まった所でご飯を盛り、豚肉と目玉焼きを載せて照り焼き豚丼を完成させる。

 

玲牙F「よし。それじゃあ運ぼうか」

 

 

 

 

 

 

 

ミナF「お父しゃま、お母しゃま達、ご飯できましゅ……って、大丈夫でしゅか?」

 

 

死屍累々

 

年末調整等の必要な書類を全て書き終えたとはいえ疲労が激しく、お腹が空いている事も相まって突っ伏した状態になっていた。

 

すいせい「お腹空いた……」

 

みこ「やっと終わったけど、疲れたにぇ……」

 

パトラ「ご飯できた・・・?」

 

ミナF「は、はい……でしゅが、このままだと配膳出来ましぇんので起きてください・・・」

 

取り敢えず起き上がってきたのを確認し、配膳していく。

 

玲二「ほう・・・今日は温玉肉うどんに豚丼か。てりやきの良い匂いがするし旨そうだな」

 

ミナF「はい♪ただ、卵が被ってしゅまい申しゅ訳ありましぇん・・・」

 

玲二「いや・・・良いんだ。取り敢えず食べよう」

 

手を合わせていただきますをし、食事をしていく。

 

みこ「フー・・・フー・・・―ズズズ…-あちゅ!けどほっとする味がするねぇ・・・」

 

ノエル「この豚丼も美味しいし、うどんも美味しくて良いね~団長は好きだよ」

 

まつり「ングング……これならいくらでも食べられそうだよ」

 

ロゼリアF「この豚丼は私とアンナ、玲牙兄様と共に作りました」

 

玲二「ほう。ロゼリア達が作ったのか・・・成長したな、美味いぞ」

 

ロゼリアF「ありがとうございます、お父様♪」

 

みしろ「こうして子供達が料理を作り、振舞ってくれるというのは嬉しい物ですね」

 

玲二「ああ。子供の成長も実感するし、嬉しく感じるよ」

 

ミナF「えへへ・・・そう言ってくれるのは光栄でしゅ♪」

 

料理を味わいつつ、団欒をしていく佐々木家であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

同じタイミング、年末調整に必要な書類を書き終えて夕食にありついた神代家。夕食を食べている時にこんな話題になった。

 

拓哉「なぁ優斗。先輩との婚約の為に色々と画策しているこゆきちゃん達を止めているけど、佐々木家に止める子っていないのか?」

 

栄「メアリーちゃんとか止めてそうだけど、その辺りどうなの?」

 

優斗F「正直言って止める人は少数派だよ、カケルとかは止める側とはいえストッパーが少ないのがな・・・」

 

アリアF「寧ろ潤滑油が多いわね、ファザコンな娘やレオンみたいなマザコンがまさにそれだし・・・」

 

優斗F「それでいて、メアリーさんも潤滑油というな・・・」

 

るり「え、そうなのですか?」

 

優斗F「ああ。常識者に見えて裏では親族婚を成立させる為にいろいろと画策しているからな・・・未来の玲二さんも手を焼く程だし」

 

都々「そんなに?」

 

アリアF「そんなによ。私も勘がしたら探ってみたら・・・という事が何度もあったわ。油断できない存在が多いし、止める子が少ないから結局私達が止めないといけないし・・・」

 

優斗F「美衣姉さん達も頑張って止めているが、基本俺が何とかしないと……という部分はある」

 

栄「・・・やっぱり、美衣達じゃ荷が重い感じ?」

 

優斗F「重いな・・・出来ない訳じゃないし、頑張っているんだが……やはり男である俺が何とかしないといけないという部分はある。姉さんに・・・女の子に無理させる訳にはいかないし・・・」

 

とこ「優斗……無理だけはしられんよ」

 

優斗F「無理しないといけない相手なのが辛いけどな……」

 

ストッパーの代表として見られ、何かと苦労する優斗であった。




オマケ(神楽様から頂いた設定)

メアリー
玲二とエリーの間に産まれた女の子。一人称は「メアリー、私」。見た目は黒髪でエリーに似てるが少し身長が高いのだが、現在のメアリーも既に成長しきっており現在と未来のメアリーに相違はあまりない。
普段は母親と同じく神羅城の給仕の仕事をしている。配信等は行わないが、音ゲーのスキルが高く偶にゲーセンで見かける。普段は常識者な印象が強いが、裏では親族婚を成立させる為にいろいろと画策している。

両親の呼び方 お父様、お母様

メアリーはいつ出せるか分からないけど、取り敢えず設定を載せておく。
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