【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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ホロメンが修行の為に旅立った中、残ったみこ達はどうするのか・・・


みこ達の特訓前編

ムーナ「鍛えてほしい?」

 

黙って頷くみことマリン。何があったのだろうか?

 

レイン「今度の大会では皆のサポートするって決めたけど、どうしてまた?」

 

マリン「正直言いますと、プラモを作り上げるにしても船長達じゃあまりお力になれないでしょうし、せめてゲームの腕を上げて協力できればな・・・と。何となくですけど、夢で機体の強化しようにも断られた夢を見たので・・・」

 

みこ「それで、マリンと話し合って基礎から見直して強くなろうと思ったんだにぇ」

 

そう語る二人。実際この二人は経験を積んできたお陰で素組で作るだけなら問題ない物の、アレンジ技術がダメなのだ。玲二やフブキ達の影響でガンダムを勉強し、何体も作ってきたお陰でやり方は分かっている物の、アレンジする技術やセンスがダメダメなのが問題だ。故に同期に対して「自分も手伝う」と言ってもやんわり断れるなんてよくある話、それが嫌でも理解しているからこそ「このままではアシストしようにも、結局何も出来ずに終わる」と懸念してせめて強くなろうと、ホロライトシティに残留しているムーナやレインにお願いしに来たのだ。

 

ムーナ「……成程ね。事情は分かったし、そういう事なら指導するわ。でも、やるからにはみっちりやるから覚悟してよね?」

 

レイン「アンジュ先輩だってギリギリとはいえゴールド帯に昇格出来たんですから、お二人もやれる筈。パタちも協力するよ」

 

みこ「ありがとうムーナ、パタちゃん……パタちゃんはラインの面倒で大変なのに、感謝するにぇ」

 

レイン「それ言ったらかぐらちゃんの面倒見なきゃいけないみこさんも大変じゃないですか。これに関しては『お互い様』だよ♪」

 

みこ「助かる。それでこれが・・・みこの使っている『ゲルググ・ウェルテクス・シュラインメイデン』なんだけど・・・」

 

ムーナ「……見た所、ゲルググ・ウェルテクスの可動域を増やしてカラーリングをミコ先輩に合わせた感じにしたっぽいわね」

 

みこ「うん。良いアレンジが思い浮かばなかったし、玲二も『敢えてシンプルにするのも一つの手だ』と言ってたから」

 

 

 

『ゲルググ・ウェルテクス・シュラインメイデン』

『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に登場するキマイラ隊の機体『ゲルググ・ウェルテスク』をベースに改造した機体。特別な改造を施しておらず、精々可動域を増やして動きやすくした事、カラーリングも赤と黒からピンク色と白、コックピット部分である胴を明るい黄色に塗装する等のみこをイメージしたカラーリングになっている。

武装もゲルググ・ウェルテクスの固定武装であるミサイルポッドやグレネード・ランチャー、ビームガトリングガン等の携行武装をそのまんま使えるのが特徴。因みに『シュラインメイデン』とは英語で巫女である。

 

 

 

ムーナ「武装は他にロケットランチャーやビームライフルがあるけど、あれはGEのバックパックキャリーフライヤーを付ける事で火力面を賄えるとして……昔作ってたν-ジオンガンダムをカラーアレンジした奴*1はどうしたの? アレをまた作るとかは?」

 

ムーナに問われるが、みこは首を横に振った。

 

みこ「ニューミコンガンダムをもう一度作る事も考えたけど、武装もジオニックソードとケープスラスター、短剣しかないから正直心許ないんんだよね・・・それに、みこは元々シャア専用やジョニー専用のザクやゲルググをメインに作ってたから、愛着という意味ではこっちがあるんだにぇ。それに、ゲルググ・ウェルテクスは2年前位の出た奴だからそこまで古い奴じゃないし」

 

実際扱う分にはピーキーな代物故に、早々に使いこなす事を諦めたという背景がある事は伏せておく。

因みにかつて作ったニューミコンガンダムはホロプラのガンプラコーナーにある、展示ブースにてすいせいが作った『コメットゲイザーガンダム』やねねが作った『デスティニーガンダム ねね機』*2と共に飾られている。

 

ムーナ「それで、マリン先輩の機体は・・・」

 

マリン「こちら、火電愛斗君が作ってくれた『クロスボーンガンダムC-M フルクロス』です」

 

そういって機体を見せるマリン。まじまじと見て、ムーナはこう答えた。

 

ムーナ「・・・クロスボーンガンダムX-1フルクロスをベースに改造した代物ね。武装を一部オミットして代わりにスカル・サテライトキャノンを移植と……マリン先輩の事を配慮しつつ、良い出来に仕上がっているわ。この子を作った人、結構腕が良いわね」

 

マリン「でしょー? お陰で使いやすくて楽しいんですよー船長にあったカラーリングなのも相まって、お気に入りなんです♪」

 

ムーナ「成程ね。それで、お二人のランクは?」

 

確認を込めてランクを確認するが、そう問われて気まずそうな顔をした後、数秒の沈黙を経て答えた

 

みこ「……シルバー4」

 

マリン「……シルバー3」

 

ムーナ「OK。ならついでにもう一人呼んで鍛えてあげるわ、あの子もサポートに回ると宣言してたし」

 

マリン「? 誰ですか?」

 

 

―ウィーン―

 

 

たまき「はぁーやっと今週の研究が終わったよ……ホント、いつまで付き合わされるんだか・・・」

 

ムーナ「あ、たまきさんお疲れ様。たまきさんもシルバー帯だし、マリン先輩達と一緒に鍛えてあげますよ」

 

たまき「へ?」

 

レイン「確かに。プラモを作る技術で言えば佐々木家(パタち達)の中では高い方だけど、ガンダムに対する知識の疎さがゲームの経験値の低さからシルバー3だし、これを機に鍛えるのも良いね。みしろちゃんも多分賛成するだろうし」

 

たまき「えっと・・・レイン?」

 

レイン「あ、ごめんねたまきちゃん。実はね・・・」

 

たまきに事情を話すレイン。

 

たまき「……あーそういう事なら僕は別に―」

 

マリン「一緒に頑張りましょうよ、たまきさん」

 

たまき「・・・あの、僕作る専門だから……」

 

みこ「『旅は道連れ世は情け』だにぇ。それに、いつまでもタクマ達に介護されるのも嫌でしょ?」

 

たまき「・・・はい。でも僕、最近ではMSD版のジムしか使ってないけど、大丈夫?」

 

みこ・マリン『大丈夫(です)(だにぇ)』

 

たまき「あ、はい」

 

こうして無理矢理ながら特訓に付き合う事になったたまき。果たして、彼女たちは成長できるのだろうか・・・?

 

続く

*1
本編第4話『彗星の扉と赤い巫女』参照

*2
本編にてねねがディスティニーを改造した機体、詳しくは本編第111話『偶にはのんびりと』参照




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