【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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六華の設定を頂いたので。


皆が幸せに生きる世界を作る為に

2025年12月。年末が近づき。冬が近付いていてホロライトも国家成立を迎えて初めての年末を迎えようとしていた。

 

六華F「この時代でも、無事に年末を迎えれそうね」

 

ハリスF「そうだね。この時代でも色々と起きたみたいだけど、無事に過ごす事が出来るみたいで良いよ」

 

六華F「皆が幸せに生きられるのが一番だからね・・・誰かに支配されるような生き方なんて、誰も喜ばないわ」

 

ハリスF「ああ・・・『国民が居てこその国家であり、国民が豊かでなければ国は豊かにならない』とも考えているし、結局下々の人間である国民等が幸せに生きられなければ皆が幸せにならないからね」

 

街並みを歩きながら語り合う二人。元々二人が付き合うようになったのも、こうした「通じ合う物が多いが故に惹かれ合った」という物が大きい。神羅族である事、神羅族としての役目を果たすうえで何が必要なのか、その為に何が出来るのか・・・そして、偉大なる親を持つが故の苦悩・・・そうした事からお互い惹かれ合い、支え合い、付き合うようになったのだ。

 

ハリスF「この時代では僕達はただの『神代ハリス』と『佐々木六華』として生きられるのが幸いだね。誰も僕達を特別な目で見ないし」

 

六華F「まぁね・・・確かに六華のお母さんも、ハリスのお母さんも偉大な人ではあるわ。だけど、だからと言って私達も特別な存在であるとは限らないからね・・・六華もハリスも、まだまだ未熟だし」

 

ハリスF「ああ。父さん達は未来の時代でも仕事をしつつ、神羅族としての仕事もこなしているからね・・・やっているからこそ分かる、父さん達や玲二さん達は凄いんだって」

 

六華F「まあね。姉さん達もやっているとはいえ、それでもお父さんに甘えまくりなのはちょっと思う所はあるけれど・・・」

 

ハリスF「ごめん六華・・・僕達も諫めてはいるんだけど、聞かなくてね……それに、世界開発に関してもあまり力になれてないし・・・」

 

六華F「大丈夫よハリス。議員で培った経験とノウハウから助言をくれて開発に助力してくれるし、それだけでも力になっているわよ」

 

ハリスF「そうか・・・そう言ってくれると少し気が楽になるよ」

 

六華F「こういうのは六華だけじゃ気付けない事もあるし、助言してくれるだけでも全然違うよ。的確だし、その世界にあった助言をしてくれるからいつも参考にしているわ」

 

普段はホロライブメンバー兼インフルエンサーとして活動している六華だが、神羅族として未開発の世界の開発に携わっていた。それは「新しい神羅族である皆が幸せに生きる世界を作る為」であり、自分の出来る事として積極的に世界開発に携わっていたのだ。ハリスもその考えに共感し、ホロライトの議員を務めている傍ら世界開発の手伝いをしていた。

 

六華F「・・・改めて思うのだけど、この世界では恵まれていると思うわ」

 

ハリスF「確かにね。『少しでもより良い暮らしをしたい』という原動力を持ち、世界と・・・『自然との共生』を意識しつつ開発が取り組んでいる為か他世界と比べても一人あたりの生活レベルが高い。それでも格差が生じているし、格差の是正よりも私欲を優先する人間が多いのが嘆かわしく思うけどね……リソースが限られているのに、自分の我儘で独占しようとしているのは悲しく感じるよ」

 

六華F「けど生物という物はそういう物よ、悲しいけどね……未来のホロライトでも、現代のホロライトでもお父さん達が頑張っているとはいえそれでも限界はある。その限界の上限を上げる為の出来る事として、未開発の世界を開発し、共存してお互いを支え合う世界を増やしていく……だから六華達が頑張っている。そうでしょ?」

 

ハリスF「まぁね・・・僕達にとって価値あるものが別の世界では価値がない物とされている……それを等価交換し、生きる者たちの幸福に繋げていく」

 

六華F「そこから協力関係に持ち込み、良き隣人関係に持ち込めれば良いからね。現にビルドワールドの世界でも軋轢が起きる事もなく、戸惑いはあったけど今でも良い関係を持ち込めているみたいだし」

 

ハリスF「みたいだね。その辺りは玲二さん達が色々と手回ししてくれたお陰みたいだけど」

 

リク達やセカイ達もそれぞれ自分達の世界での生活もあるから頻繁には来れない物の、玲二の計らいによっていつでもこの世界に来れるようにはなっていた。

 

ハリスF「異世界交流はリスクはあるとはいえ、現状はホロライトのみに絞って交流しているから問題ないのが安心したよ。過去のデータでは問題なかったとの事だけど、実際に見て安心したよ」

 

六華F「悪用する恐れはないし、万が一にはお父さんが対応するから大丈夫みたいだけどね。それでも油断出来ないけど・・・」

 

ハリスF「そうだね・・・未来でもその辺りは慎重にやっているし」

 

話しながら歩いていると、喫茶和みの近くを通りかかりそこでお茶する事になった。勿論この時代の通貨は玲二から頂いている。

 

 

ーカランカランー

 

 

とこ「いらっしゃいハリスに六華」

 

六華F「こんにちはとこさん、お茶しに来たわ」

 

とこ「ならカウンター席にどうぞ。今は空いているし、そこまでお客さん来てないから普通に話して大丈夫よ」

 

席につきてハリスはホットコーヒーとメープルワッフルのアイス乗せ、六花はロイヤルミルクティーとパンケーキを注文する。

 

ハリスF「この店はこの時代から変わってなくて安心したよ・・・この雰囲気、とても落ち着いてて好きだな」

 

六華F「お茶する時は大体和みかベーカリー・ヴァンガードのどっちかが多いからね。お茶やデザートで言えば此処が美味しいけど」

 

とこ「そういってくれて嬉しいよ」

 

そう話していると休憩に入ろうとしていた真白が入ってきた。

 

真白「そういえば思ったんだけどさ・・・普段ハリス達は何しているの?」

 

ハリスF「僕達は普段、それぞれ議員や新生アイドルをやっているけど未開発の世界の開発を行っているんだ」

 

真白「未開発の世界の開発?」

 

六華F「ええ、新しい神羅族である皆が幸せに生きる世界を作る為にね。勿論見返りを求めての事だから、決してタダで開発している訳じゃないからね」

 

とこ「まぁ玲二さんの事だから善意でやりそうだけど、流石にそうはいかんやろね。そういうので日本のお偉いさんやリオさまから怒られた事もあったし」

 

ハリスF「トリスティン王国のアレは結構後処理が大変だったみたいだからね・・・日本の外務省は勿論、劉斗さんを通して外務大臣から苦情を言われた事があったとか・・・」

 

六華F「それに、国や地域によっては無償の施しを受けれるってだけで警戒する所もあるからね・・・六華もそれに当たって『無償ではやらないよ、求める資材があればそれを譲ってほしい』と毎回説得しているからね……ビルドダイバーズの世界でCD発売する際に『ライブ開催等でやる際の窓口になる事』と『GBNの技術ノウハウを教えてほしい』という条件を交わす事で落ち着いたみたいだからね」

 

とこ「お金の面も何とかなったとはいえ、それを知ったにじさんじ等が遅れをとった事が悔しがってたけどね。今じゃ偶にあっちでライブする機会を設けてくれたし、逆にお忍びでライブを招待したりしているけど」

 

ハリスF「その辺りはいつも苦労するからね・・・まぁこういう事しているのも、()()()()()()()()()()でもあるからね」

 

真白「ん? どういう事?」

 

ハリスF「一言でいえば『数十年後、僕達神羅族がホロライトを離れた時にそのまま発展する為』だよ、勿論その為に色々と取引などは継続出来るようにはしているけどね」

 

真白「離れた時って、何で・・・」

 

とこ「……永く留まる事での弊害を避ける為に、という事?」

 

六華F「そう。年を取らないという事で不自然さから疑われる可能性があるし、お父さんみたいに神羅族を公言したらしたで世界のパワーバランスが歪む可能性だってあるわ。今ですら普通に暮らせているようだけど、実際は健全な関係とも言い切れないからね……それで家族が巻き込まれる事だって何度もあったみたいだし、現に穏健派が私達や拓哉さん達を狙った事例もあるからね」

 

ハリスF「そういうのを避ける意味でも、僕達が普通に暮らせる世界を作り上げるのが僕や六華の仕事という訳」

 

真白「成程ね……でもこういうのって、神羅族全般の仕事じゃないの?」

 

六華F「そうなんだけど・・・どうしても開発に対する適任者なのが少ないのが問題なのよね……現にこういうお役目を果たせているのって、六華とハリス位だし」

 

ハリスF「僕も議員としての仕事から手伝いという形になっているけどね・・・負担を掛けているのは申し訳ないけれど……」

 

六華F「仕方ないわ。さっきも言ったように議員で培った経験とノウハウから助言をくれて開発に助力してくれるから力になっているし、元々六華がメインで携わる仕事だったからね」

 

とこ「こういうのは仕方ないとはいえ、あたし等も将来的な事を見据えて動いていかないかんね・・・」

 

自分達が去る事を見据えての後継者の選定、店の管理等を考えなければいけない・・・そう思うとこであった。




オマケ(神楽様から頂いた設定)

六華
玲二と莉々華の間に産まれた女の子、一人称は「六華」。黒髪な莉々華と言える程母娘で似てる。理想の相手として玲二と同じくらいのスペックを求めているが、玲二の娘の中では珍しくファザコンではない。これは自分が神羅族というのもあって生半可な男ではこの先の未来は一緒にいられないという考えからである。(現在はその条件を満たしたハリスと結婚を前提に付き合っている)
普段は他の未開発な世界に行き、其処で新しい神羅族である皆が幸せに生きる世界を作る為の世界開発を行なっている。
両親の呼び方 お父さん、お母さん


今回は中々難産でした・・・
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