【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
2026年の三が日・・・佐々木家は無事に新年を迎えつつ、それぞれ新生アイドルとして配信活動を行っていた。ある者は大会を主催し、ある者は過去を乗り越えたりと・・・それぞれ配信活動している中、フューチャーチルドレンは母親達を支える意味も込めて裏で色々と忙しなく・・・
つばきF「兄ちゃん~・・・新年初の抱っこさせて」
つばき「みらいのにーちゃ、あむむー」
玲牙F「も、もうつばき達・・・そろそろ良いでしょ。僕もお母さん達のお手伝いにいかないと・・・」
つばきF「良いじゃん。こういうのは優斗達に任せれば良いしさ」
つばき「いいしさー♪」
色々と忙しなく・・・
ちょこ「しょこら!いい加減玲二様に離れて手伝いなさい!」
しょこらF「え~・・・でもぉ、しょこはこうして甘えているだけじゃなく、ちゃんと護衛しているのよ? 悪~い虫が寄ってこない様、くっつく事で守っているし~・・・ねぇ、玲二ちゃん♪」
玲二「いや、だからと言って抱きしめられたままだと動けないんだが・・・」
色々と忙しなく・・・
こゆきF「しょこらー!そろそろ離れてお姉ちゃんに譲りんしゃい!」
ふゆきF「そうだよ!ふゆにも甘える権利はあるんだからね!」
ムアナF「いや、それよりも手伝ってくれない? 優斗達も手伝っているんだから」
忙しなく動く事無く、働いてなかった。一部を除いて……とはいえ動いていないのは一部の不真面目な娘だけで、真面目に動いているチルドレンもいた。
詩衣F「ロウさん、稲荷寿司の追加出来たよ」
和衣F「こっちも唐揚げいっちょ上がり!どこ運べば良いの?」
スロウズ「夕飯まで補完するからこの辺りに置いといて~オリジナルが送る分と残す分を選定するみたいだし、置き次第休憩に入って良いからね~」
優斗F「栗きんとん出来たぞ、和菓子形式の茶巾絞りにしたからこれで誰でも食べれる筈だ」
ロゼリアF「まぁお母様はこれでも苦手みたいだけどね、本当・・・お母様は好き嫌いが多いよね」
アンナF「ロゼちゃんも大概とは思うけどね~」
ワイワイ言いながらも夕飯の追加として稲荷寿司を作ったり、お節料理として・・・ではなく、縁起物の一つとして栗きんとん*1を作っていたりしていた。フブキ達はそれぞれ配信している為手軽に食べられる物をと・・・という事で作っている。
カケルF「それじゃあ、かーちゃん達の所に運んでくるね」
蒼真F「今五目並べの大会やっているし、邪魔にならないように気を付けないとね」
優斗F「頼んだぞ、カケルさんに蒼真」
碧唯F「それじゃあこの分は・・・
優斗F「ああ、頼んだ。今切菜さんと飲んでいる筈だから切菜さんの分も忘れずにな」
碧唯F「大丈夫よ、ちゃんと人数分ある事は確認済みだから。ああそれと、そろそろ焼き鳥作った方が良いと思うわ」
優斗F「分かった。ハコス母さん達も食べたがってたし皮ともも、砂肝、豚バラを焼いていかないとな」
アンナF「ユウ~アンちゃんも手伝うからさ~アンちゃん達のもお願いね~?」
ロゼリアF「私はももと豚バラ多めで」
優斗F「分かった分かった」
碧唯F「それじゃあ、運んでいくわ」
出来上がった栗きんとんを運び、切菜と共にいる外側が白く、インナー側が黒髪の少女・・・あやめの娘である『玲菜』の元に配膳していく。
碧唯F「玲菜さん、切菜さん、栗きんとん出来ましたよ」
玲菜F「おおー気が利くのぅ碧唯。それじゃあママ上、ちっこい儂、頂くとするかのぉ」
玲菜「あーい」
切菜「うむ。頂くかの」
栗きんとんを菓子楊枝で切り、丁寧に食していく3人。ほんのり甘く、しつこ過ぎない味に舌鼓を打って満足する。
玲菜F「ふむ・・・この味は優斗達が作ったのかの? 甘すぎず、栗の美味さが引き立ってて良い感じじゃ」
切菜「うむ・・・みしろの作る和菓子も美味いが、優斗の作る和菓子も美味いのぅ」
玲菜「うまいのー」
碧唯F「優斗兄さん達には美味かったと伝えておきます。それで、焼き鳥に関しては今作っている段階らしいので待ってください」
切菜「大丈夫じゃ。儂等も少し濃い物を食べたかったし、『気長に待つから焦らず作っておくれ』と伝えてほしい」
碧唯F「分かりました。私もこの後手が空きますので、少しだけお酌しますよ」
切菜「ん。では頼んだ」
そう言って切菜と玲菜がコップを差し出してきたのでお酌して酒を注いでいく。その姿も丁寧な事から手慣れていると気付く。
切菜「……ふむ。玲菜から酌になれているとは聞いたが、誰から慣れたのじゃ?」
碧唯F「蝶美お母さん等で慣れましたね。お母さん達、たまに魂子さん達を招いて飲み会を開く事がありますし。それに、切菜さん達とも偶にやる事がありますので」
玲菜F「碧唯はあまり飲む方ではないからのぅ・・・蒼真と共に、お酌して回る事が多いのじゃ。飲まない訳じゃないんじゃが、儂等から言われないと座らないのじゃ」
碧唯F「まぁ、私も兄さんもお母さんに似てか、周囲に気遣う事が多いからね・・・なんというか……『私がやらないと』という気持ちが強いから……」
切菜「ふむ・・・」
飲んでいたコップを置き、少し思案して発する切菜。
切菜「気遣う点は母親に似て良いが、それで自分を押し殺してはならんぞ。時には無理せず、マイペースにやる事が大事だからの」
玲菜F「切菜ママ上の言う通りじゃよ。そりゃただでさえ監査とパパ上達の護衛もあって神経使うし、こゆき達の事で気を遣っているかもしれないが・・・それで倒れては元も子もない」
碧唯F「だったら玲奈さんも止めてくださいよ、そこまで親族婚に興味がないのなら止める側になっても良いじゃないですか・・・」
玲菜F「一応止めてはおるぞ?『一緒に過ごせれば良いではないのか?』とは言っておるが、儂とは考えが違うようでのぉ・・・未来に影響が出るような改変は避けるべきだとは
碧唯F「だったら「言って素直に聞くかの?」……無理ですね、玲二さんも釘刺していますが無視しているのが現状ですし・・・」
切菜「認めてやっても良いとは思うが・・・やはりこの時代でやるのは不味いかの?」
碧唯F「不味いですよ、下手な改変を起こして万が一の事が起きる恐れがありますし・・・」
切菜「全く・・・玲二も認めてやれば良いのに、それで万事解決だろうに」
優斗F「そうはいきませんよ。認めたら認めたで次から次へと要求をエスカレートしてくるでしょうし、筋の通らない事をするのは容認出来ないでしょう」
「駄目か?」「駄目でしょう」そう話しながらワゴンに載せていた焼き鳥を乗っけた皿を置いていき、代わりに空になった皿と酒瓶を回収して新しい酒瓶を用意する。
優斗F「そうでなくとも魂子さん達みたいに年齢を重ねたり、高校卒業すれば籍入れ出来るのに我儘言って結婚してくれた例がありますし、その事で何度もましろさんがアタックしてきたんですよ? そうでなくとも他国の女性や異世界の女性に混じって男性がアタックして来た例が何件もありましたし、今でもあるんですから線引きしないと駄目です。何度も何度も『これ以上は絶対に結婚しない、婚約しない』と言って結んできた訳ですし、その度にフブキさんが怒ってた訳ですし・・・」
碧唯F「うちのお母さん達も『またか』と言って呆れてたからね・・・その度に。蝶美お母さんも『無自覚な女誑し』と言っていましたし」
玲菜F「まぁ・・・それが良い所ではあるとは思うんじゃがなぁ・・・」
切菜「しかし、そういう所に玲二に好きになったのも事実じゃ。とと様の事はまだ吹っ切れてない所があるのにそれを受け入れ、幸せを願う姿に惚れてしまっての・・・最初こそ籍入れして良いか悩んだ物の、あやめが間に立ってくれたお陰で籍入れする事が出来た。自分だけを見てほしい気持ちが少なからずあるが・・・それに惚れこむなというのは無理な話じゃよ」
碧唯F「そういう物ですかね・・・正直私的には、兄さん達を見習ってほしい所ではありますけど」
優斗F「まぁ俺も結婚するとなればフレイヤ一筋で行くつもりではあるが、どうなるか分からないからな・・・父さんみたいに数人の嫁が出来るかもしれないし、そこは蒼真やハリスも同じこと言えるからな・・・」
碧唯F「兄さん達は一途でいてよ? 重婚するにしても、ちゃんと幸せにしなければ許さないからね? 特に優斗にいさんはとこお母さんに似て天然誑しな所があるんだから・・・」
優斗F「・・・気を付ける、フレイヤを泣かせたくないし」
玲菜F「なら早く行ってやれ、フレイヤが構ってくれなくて拗ねておったぞ?」
優斗F「そりゃ不味いな・・・よし、片づけたらすぐ行く」
慌ただしくもまったりと過ごしていく優斗達であった・・・
玲菜
玲二とあやめの間に産まれた女の子、一人称は「儂」。外側は白髮、インナーカラーは黒髪であり、身長が低くパーカーを好んで着る。
かなりのんびりでマイペースな性格であり、気がつけば日向ぼっこで一日を過ごす事もしばしばある。あやめの母親である切菜の影響か年寄り臭い喋り方になっている。ファザコンではあるものの両親と一緒に過ごせればそれで良いという考えなので他の皆程親族婚には興味がない。趣味が盆栽やゲートボール等と、これまた年寄り臭い。
両親の呼び方 パパ上、ママ上
オチで「結局ましろと結局結ばれるたの?」という事を書こうと思ったけど、どうなるかは神楽様じゃないと分からないので書きませんでした。多分やらないとは思うけど・・・
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