【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
組み立てから翌日、個別に指導する形でバトル指導する事となった。ちせの方はヴェスが担当し、サイネの方はケイが担当する。
ヴェス「んじゃ、軽くバトルで教えていこうか。今回はあくまで立ち回り等の教えるだけだから気楽に行こうぜ」
ちせ「はい。よろしくお願いしますヴェスさん」
オノゴロ島を舞台にちせのタツマキガンダムとヴェスのオレンジ色のグフ、『RFグフ・イグナイテッド』が対峙する。
『RFグフ・イグナイテッド』
『HG グフイグナイテッド」をベースにしたカスタマイズした機体。コンセプトは「もしもザフトがオールズモビルの技術を入手し、反映させることが出来たら?」という物。外見上はグフイグナイテッドそのままではある物の、内部は最新鋭の技術に加えてRF系の技術、GE製小型高出力ジェネレーターを取り入れている為、単純な性能で言えばC.E.75に登場したゲルググメナースやギャンシュトロームをも上回る性能を誇る。
武装はテンペスト ビームソード、スレイヤーウィップ、ドラウプニル 4連装ビームガン、対ビームシールドに加えて『MMI-M635D ビームライフル』もしくは『試製35式改レールガン』が装備可能。バックパックはフライトユニットを固定装備されている等の携行武器が増えた事以外は据え置きな代わりに、全体的に性能がアップされている。
汎用性の低さは相変わらずな物の、単純な格闘性能で言えば高く、技量次第では最新鋭のガンダムタイプにも対抗可能である。
ヴェスが使う機体は『グフイグナイテッド・カスタム』と同じくオレンジ色のカラーリングで塗装し、シールドには着脱可能なようにカスタマイズしたGE製ガトリング砲を取り付けている。
ヴェス「んじゃまず軽く腕試ししようか。この距離からだと格闘は届かないし、どうやって攻める?」
ちせ「定石はビームライフルを、出来ればバルカンを撃ち込んで牽制して踏み込む……けど、
ヴェス「それは何でだ?」
ちせ「何度かやっちゃった事があったんですけど、相手がロッド系や電磁ワイヤーを装備してたらそのまま撃ち込まれてスタンを喰らわれるから・・・なので射撃すると見せかけて、敢えて一気に踏み込んで格闘をねじ込んだ方がローリスクで行けた事があったんですよね。グフ系となればロッドやワイヤーの攻撃に対してフィット補正がかかりますし、ダメージ倍率が上がったと思いますし。後シールドにも武装しているからそのまま撃ち合いになれば負けますし」
ヴェス「グッド。こういった場合は下手に射撃戦に持ち込むのは悪手だったりするからな。なら敢えて思い切って突っ込むのが正解だし、やるとしてもバルカン撃ちつつ接近・・・だな」
そう言いながらヴェスのグフが盾に装備していたビームソードを抜き取り、構えを取る。
ヴェス「じゃあ相手がサーベルを抜いてきた。少し歩けばロッドの距離で、射撃しようものならやられる・・・どう攻める?」
ちせ「……」
冷静に分析するちせ。「サーベル等の武器は基本右手持ち故に、円を描くように右から攻めるのは愚策」とされており反対側から攻めるのがセオリーではある。何故なら振る速度で言えば持ち手の方が早いからである。
ちせ(だからこそ、普通に攻めるんじゃなくフェイクを混ぜて攻めたい所ではある……けど、怖いのは左腕にあるガトリングシールドなんだよね。切り替えてチャキって撃ってくる可能性もあるし・・・)
狙うとしたらガトリングを撃たせるように誘導し、構えた所に強襲を仕掛ける……そんな処だろうか。
ちせ(これで行こう!)
サーベルを抜刀し、ブーストを噴かせて左側から攻めようと誘導を仕掛けた!ヴェスもそれに乗って左腕のガトリングを構えたがそのまま直進して踏み込んでいく!
ガキィン!
ヴェス「ガトリングの事を意識して動けたようだな。シールドに付属している射撃兵装を気にして動いたのは評価点だし、判断は良い」
ちせ「でもいなされたら意味がない・・・ですよね?」
ヴェス「いなされてもタックルでキャンセル出来るから、それが出来れば合格だったな」
ちせ「あー・・・それ、出来るんですね」
ヴェス「出来るぜ。今度はそこを意識しながら攻めてこようか!」
バックステップで間合いを取って仕切り直しを狙いつつ、スレイヤーウィップで横薙ぎで攻撃する。
ちせ「くっ!」ガキィン!
ヴェス「シールドを斜めに構えて防いだか!判断は良いが距離を離した状態でどうする!?」
ちせ「この距離なら取り回しの良いビームライフルの使い処!」ドキュウ!
咄嗟にビームライフルを撃ち込むがヴェスは横移動で回避する。
ヴェス「相手がマークしてる状態では回避されるぜ? まして弾道が素直なビームライフルじゃな!」チュンチュンチュンチュン!
4連装ビームガンを撃ち込まれて怯まされ、そのまま接近してビームソードで右切上をモロに受ける。一発のみとはいえ「踏み込んで重い一撃を与えてダウンを狙う」という動作な為ダメージは重い。そのままダウンしたタツマキガンダムを突きで動力源をぶっ刺し、そのまま勝負アリとなった。
筐体から出た後、二人は反省会をする。
ヴェス「・・・運が良かったな。もう少し踏み込んだ位置に居たらクリティカル判定が出てお陀仏だったぜ? まぁ、そのまま追撃で動力源をやらせてもらったが」
ちせ「うぅ・・・確実に撃ち込める位置に立ってビームライフルを撃ったのに何で?」
ヴェス「簡単な話だ。
ちせ「それはアレ? 相手をマークしてたから避けれたって事?」
ヴェス「そんな感じ。ビーム兵器は弾速が早い上に威力が高いけど、弾道が素直なのが共通の特徴。極端な話いくら威力が高くとも、相手をよく見て動いてしまえばそんな怖くない訳」
ちせ「それは確かに・・・私も何となく『狙われる!』って警戒して動く事もありますが」
ヴェス「だからビーム兵器を使う場合、馬鹿正直に狙っちゃダメなのよ。まして接近戦が得意な機体相手なら猶更な」
ちせ「……あーそれで今回やらかしちゃって負けたって訳か」
ヴェス「そうそう。とはいえ踏み込みと判断の良さは結構な評価点だし、動きからして『生存重視』で立ち回ってるでしょ?」
ちせ「はい。LOLとかがまさにそうなんですけど、私の戦闘スタイルは『生存重視』なので踏み込んでからの格闘・・・とかは自信あるんですよね。確実に一撃を与え、だけど無茶はしない……だから初代や01ガンダム、Mk-Ⅲが気になったんですよね。後者は兎鞠さんのプレイ動画見て気になってたのがありますが」
ヴェス「成程ね……」
顎に手を当てて考えるヴェス。短時間ながらちせの戦闘スタイル、性格から分析して最適な機体は何なのか……それを思案する。戦闘スタイルからして近接戦を磨けば光るが、MFみたいなガチガチの格闘機は不向き。ならば・・・
ヴェス「そういう意味で言うんだったら今の機体はアリではある。アナザー系で言えばアルトロンとかもおススメかな、射撃もそれなりに強いし近接戦もかなり強い。それに龍繋がりという意味でもピッタリだと思うぜ?」
ちせ「アルトロンですか。ちょっと考えてみます」
ヴェス「ああ。それと近接戦を伸ばせばもっと強くなる・・・だからさ、はなび達みたいに弟子入りするか?」
ちせ「・・・お願いします。私、もっと強くなりたいです」
ヴェス「OK。毎回こうしてオフで会うのは難しいが、オンラインでなら会えるからまたDiscord等を教えてくれ」
ちせ「はい!」
こうしてちせはヴェスに弟子入りし、ガンプラウォーズの腕前を上げていく事となった。
コメントで「ちせはアルトロンとかドラゴンとかの龍系ガンダムが似合いそう」との意見を頂いたので、後にアルトロンも使わせる予定。現状はMk-Ⅲとアルトロンの二刀流になるかも? サイネはルージュとデルタザインで・・・次回はサイネの手合わせ会です。
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