【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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みこ達の特訓が始まる


みこ達の特訓中編

ムーナ達にお願いして特訓を開始したみこ達。まずは基本的な立ち回りを学び直す為に3対3のチームデュエルモードを始めたのだが・・・

 

マリン・みこ・たまき『……』チーン

 

みしろ「この程度で音を上げてどうするんですか愚兄達」

 

みこ「だって、強すぎるし・・・」

 

レイン「言っちゃ悪いけどみこさん、やられた原因って半分自爆みたいな物だよ?」

 

レインの言う通り、みこの撃墜原因は自機の加速し過ぎによって制御できず、そのまま撃ち抜かれて撃墜というみこらしい原因だった。

シュラインメイデンの元となったゲルググ・ウェルテクスはリゲルグを元に強化発展し、サイコフレームを発動させたシャア専用ディジェを仮想敵として、それに対抗しうるスペックを保つ事を想定して作られた機体だ。肩部ウイング・バインダーに加えて、フルバーニアンに実戦データを流用、使い手もキマイラ隊のエースという事で古い機体をブラッシュアップしたとはいえ、新鋭機にも引けを取らない強力な機体なのだ。

そんな機体だが、肝心のみこはこれを()()()()()()()()()()()()()()。ゲームセンスはアレな所があったりポンな所がある物の、未だにシルバー帯で燻っているのもこれが原因の一つだ。

 

レイン「はあちゃまなら手足の如く使いこなせそうですけど、みこさんには負担が大きいと思うし、無理にシャア系の機体やシナンジュ等を使わずとも、自分にあった機体を探した方が良いんじゃない?」

 

みこ「ガンダムタイプはぺこらと被るし、どうせなら赤い機体で無双したいの!今更変えるとか、みこのプライドが許さねぇ!」

 

みしろ「まぁ、プライドは兎も角、拘るのも分からなくもないです。『これが好きだから、極めたい』というのならとやかく言いません。ただ、やるなら『加速の制御をしっかり出来るようになる事』を課題にすべきですね。取り敢えずフルスピードで飛ばして…という印象があり、それで当たる物も当たらない印象もありますし・・・」

 

ムーナ「そこは気になったわね。機動力が武器なのは分かるけど、みこ先輩はそれに振り回されている印象があるわ」

 

みこ「むぅ……それは自分でも分かっているんだけど、上手く制御出来ないんだよね……これ以上にじゃじゃ馬なトールギス昴を使いこなしているスバちゃんにも相談したけど、『こればっかりは慣れ』と言われちゃったから・・・」

 

みしろ「スバルさんの場合、感覚を掴めているのもあるからハイスピードを出してもしっかり制御出来ていますけど、みこさんはまだ・・・」

 

ムーナ「機動力を武器にしていくなら、レーシング系で鍛えていくのが良いかもね。感覚を掴めるようになれば、射撃センスも改善されていく筈よ。機動戦をメインにするなら、私が教えていくわ」

 

みこ「ムーナ・・・よろしく」

 

取り敢えずみこは機動戦による立ち回りを学び直し、鍛えていく事になった。

 

レイン「次にマリンさんだけど・・・マリンさんはハッキリ言って、立ち回りが派手過ぎるのが一番の問題点だね。クジャクやザンバスターを無駄に使いすぎ、アンカーフックを使っての引き寄せての近接キルを狙いすぎ、それじゃあ動きが読めちゃうし対応もしやすくなっちゃうよ」

 

マリン「で、でも~こういうのはエンタメ重視じゃないですか~……海賊なら海賊らしく、派手に立ち回ってこそ色々と見栄えしますし~……」

 

バツの悪そうな顔して言い訳するマリン。だがそれに対しても、レインは容赦なく斬り捨てた。

 

レイン「……戦いというのは見栄え重視や勝利に固執する事が重要じゃない。「負けないように立ち回る」事が大事だからね? 事実、ド派手に立ち回り続けた結果、『エネルギーが残っていればマギーさん達を仕留めれたかもしれなかったのに、エネルギー切れで負けた』なんて事が起きたの知っているからね?」

 

マリン「ヴッ・・・いや、あのですね……スーパーロボットに乗ったからには、派手な技を使って倒したくなるじゃないですか~・・・まぁそれで……エネルギー切れを起こしちゃったのは事実ですけど……」

 

レイン「戦うからには戦略と立ち回りが大事。それを疎かにして、エンターテインメントに走っても良い物は演出出来ないよ? まして格上相手となれば、遊んでいる暇すらないからね」

 

マリン「・・・仰る通りです」

 

当たり前の事を説教されて小さくなるマリン。マリンは、基本的な立ち回りを見直し、鍛えていく事になった。

 

たまき「それで……僕はどうしたら?」

 

みしろ「たまきちゃんは経験値もそうですが、機体に対する知識が足りてないのが問題ですので、武装は何があるか、どのレンジが有効かをしっかり頭に叩き込むことが重要ですね。知識でカバーできなければ、立ち回りもカバー出来ません」

 

たまきは、MSD版のジムを学び直す事で立ち回りを見直すことになった。こうして、それぞれの特訓が始まった。

 

 

 

 

みしろ「ミサイルポッド装備の場合、ビームスプレーガンは近距離では散弾の如く飛ばせるから近距離で寄られたらすかさずスプレーガンで迎撃!ビームライフルは直線に飛ぶけど射程はスプレーガンより長いから、ミサイルポッド装備の場合はスプレーガンとハイパーバズーカの2つ装備が基本!」

 

たまき「わ、分かった!」プシュ!プシュ!

 

みしろ「スプレーガンばかりに頼らない!ミサイルで中距離射撃戦するのは勿論、左腕の腕部バルカンや頭部バルカンで迎撃や牽制に使う事を忘れない!」

 

たまき「うわぁ!」ドガン!

 

 

 

ムーナ「バインダーを動かして速度を相殺させて制御する!機動には機動で対応する!下手に考える暇があったら、とにかく動かして対応する!」

 

みこ「にぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 

 

レイン「相手の出方を読んでそれに合った武装や戦術で対応する。じゃんけんと同じ、相手が強く握り拳をしてたらグーを出す可能性が高いから、パーを出して対処するようなものだよ」

 

マリン「そんな事が分かるのです・・・?」

 

レイン「心理学を学べば、相手の考えも読める様になる。まぁ、これは慣れだね」

 

マリン「うーむ、深い・・・」

 

 

 

たまき「思ったんだけどさ、みしろはどうして鍛錬を続けているの? 大会に向けて・・・というのは分かるけど、良いスコアを出してもどこか満足してないように見えるのはどうして?」

 

みしろ「異世界のholoxみたいなのが来ても対応できるようにする為、というのもありますが……一番はやはり、みしろ以上の強敵が世界にはごまんといる上に、今のままでは勝てない事を思い知らされたから・・・ですね」

 

たまき「そりゃ、やしきずや葛葉、レグちゃんやムーナとかガンダリウム入りした中でも腕の立つ人が多いし、レインもダイヤ2とはいえ、『ガンダリウム入り出来るだけの実力がある』ってご主人様も言ってたけど……やっぱり、リクくん達との戦闘が一番のきっかけとか?」

 

みしろ「ええ・・・ビルドダイバーズの面々がホロライトシティに招待され、イベントで遊ぶ際にZZⅡを操作してお相手したのですが……全力で出して仕留めきれず、施設を破壊してしまうという失態を犯し、負けてしまったのが大きいですね・・・勝負に勝つことを優先し、戦いに負けてしまうという、我ながらみっともない負け方をしてしまったのは今でも後悔しています・・・」

 

たまき「いや、でもさ……みしろも全力で相手しなきゃいけない程の相手だったし、仕方ないんじゃ・・・」

 

それに対してみしろは首を横に振った。

 

みしろ「そんな考えが通じるような甘い世界ではありませんし、そんな事でみしろは『納得』出来ません。熱くなりすぎて、正面からぶつかり合うという選択を取ってしまったというのがいけなかったのか・・・そう思う時がありますし、あの時別の手段をとれば・・・と思う時もあります。一つだけハッキリ言えるのは、みしろはまだまだ強くならなければいけないと感じた事です」

 

たまき「・・・もしかしたら、今度の大会で再び相対する可能性もあるから?」

 

みしろ「ええ。リクさん達だけでなく、他の世界からも強豪が来ることは予想されます。それこそ『メイジン・カワグチ』といった名うてのバトラーを招待してもおかしくありませんし」

 

たまき「ご主人様の事だから、ビルドメタバースの『ウルツキ・セリア』や『ホウジョウ・リオ』も招待してもおかしくないしね」

 

みしろ「だからこそ、みしろは精進しなければならないのです。正直、今のみしろではあの人達に勝てるとは思えませんし・・・だから少しでも、強くならなければいけないと思っているのですよ。ダイバーズやファイターズと戦った事があるホロメンは特に、それを感じたでしょうし」

 

たまき「あのぼたんちゃんですら、『アンジュさんの自爆特攻は勿論、ルイちゃんが来てくれなきゃ主導権を奪われてやられてたかもしれなかった』とか言ってたからね・・・スバル達も『正直主導権を握り続けていれば勝てたかもしれなかったけど、それを維持するのが一杯一杯だった』って言ってたし・・・」

 

あの時はスバル達も余裕を見せていたが、それでも加賀美とましろを追い込んだものの、セカイのカミキバーニングガンダムに対しては殆ど有効打を与えられていなかった。

これも()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()に過ぎず、ダイヤ1にまで成長した今の加賀美は勿論、実力を付けた今のましろに対して同じ手が通用するかと言われたら恐らく「否」だ。

3機による連携と主導権を握らせない戦い方をすることで追い込むことは出来たが、最終的にはセカイの『奥の手』によって形勢逆転され、3機ともやられてしまった。この事がきっかけで鍛えなおす事を決めた程であり、すばちょこルーナの連携をより磨くようになった程である。

 

みしろ「だからこそ、もう負けないように・・・後れを取らないように強くあろうとしているのですよ。みしろ

達は。そしてもし再戦する機会があれば・・・絶対に勝ちます。実力を持って」

 

たまき「燃えているね・・・みしろ」

 

みしろ「ええ。これも、ガンプラウォーズによる出会いのお陰です♪ さて、熱が冷めない内にみこさん達を呼んで新ミッションをやりましょうか」

 

たまき「新ミッション?」

 

みしろ「ええ。その名は『Seekersの新型セイバーガンダムを破壊せよ』です」

 

 

Seekersが生み出した新型セイバーガンダムとは一体何なのか・・・次回、修行の成果が発揮されるのか?

 

続く




次回は波音四季様からお誕生日に頂いた、ガンプラを出します。

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