【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
12月24日、神代家
拓哉「Happy Mery Xmas。それじゃ、皆揃った所だしクリスマスパーティをしようか」
栄「ええ。予約してたケーキも買ってきたし、予約してた宅配ピザも来たからね」
美衣「クリスマス!」
詩衣「パーティ!」
和衣「かいさい!」
神代家『パチパチパチパチ~!』
この日の為にそれぞれスケジュールを空け、蝶美も迎えて神代家のクリスマスパーティが始まった。
とこ「なぁ拓哉。うちの事気にせず佐々木さんの所に向かっても良かったんやで? 美衣達にとってもあっちの方が楽しめるやろうし、今年はホロメンのほとんどが修行の為にホロライトシティを出たとはいえ、残ったメンバーとにじさんじやあおぎり交えての、去年よりかは規模の小さいパーティはやるんやから」
拓哉「そういう訳にはいかないよ、とこちゃん。今のとこちゃんとアメリアは、お腹に赤ちゃんを宿している状態だし、来月に生まれる予定とはいえ早まる可能性がある。それを考えたら、今年は無理せず家でゆっくり過ごした方が赤ん坊の為だ」
花那「そうですよとこさん。アメリアさんと同じく、今は『自分一人の身体』じゃないですし、万が一の事があったら大変ですから置いていくわけにはいきません」
アメリア「でも美衣達は退屈しないかしら・・・」
詩衣「アメリアママもいっしょじゃないなら、シイいかない」
美衣「ママたちといっしょがいい!」
和衣「みんないっしょじゃなきゃやー!」
ハコス「・・・だそうだよ、アメリア。カリオペ達からも『今は産まれてくる子供の事を第一に考えろ』って言われてたでしょ」
拓哉「そういう事。仮に行ったら俺が先輩達にどやされるよ」
「確かに」と頷く嫁一同。
栄「まぁそういう訳だから食べましょう。冷めちゃうわ」
拓哉「そうだな。それじゃあ、いただきます」
全員『いただきます』
各々で食事を楽しみつつも、青が蝶美に対して一つの質問をしてきた。
青「そういえば蝶美ちゃん、あおぎり高校の娘達には伝えているの?」
蝶美「うん。『今年は拓哉くんの家でクリスマスパーティするから、参加しないよ』って言ったら『〇ね』『爆発しろ』と返されたけどね」
青「・・・蝶美ちゃんの婚約したのを知ったのを機に、辛辣になってない?」
蝶美「まぁ、拓哉くんが絡まなければいつも通りなんだけどね」
美衣「でもちよみおねえちゃんをわるくいうのはメッ!」
和衣「おともだちをイジめて、はんせいしないとサンタさん来なくなるよー*1」
蝶美「んーちよ達はもうサンタさんからプレゼントを貰う年齢を過ぎちゃったからねぇ・・・とはいえ、サンタさんに知られるのはあまり良くないよね」
拓哉(色んな意味で悪い子認定されてもおかしくないしな・・・)
詩衣「ちよみおねえちゃん、いつシイ達のママになるの?」
蝶美「学校を卒業したら・・・という条件だから、まだかかるかな。期末テストも無事に突破出来たし、進級出来るから問題ないけど・・・後1年近くはお預けだからねぇ・・・」
詩衣「卒業したら、ママになってくれる?」
蝶美「うん、そうママ達とも約束したからね。だからお姉ちゃん、詩衣ちゃん達のママになれるように頑張るからもう少し待ってね?」
詩衣「うん。まってる」
頷いて約束し合う二人。事実蝶美は婚約してからもアイドル活動だけでなく、学業の方も真面目に取り組んでいた。拓哉と婚約している以上、留年だけは絶対に避けなければならないという熱意もあるのだが、何より子供達とも約束しているからこそ勉学も真剣にやっていた。
風呂をマメに入らない、冷蔵庫がアレになってたりと私生活に問題はある物の、この辺は律義に守るのは彼女の真面目さ故・・・と思われる。
花那「それにしても、改めてとこさん達も婚約するとは思いませんでしたよ。とこさんは去年の一件がきっかけとはいえ・・・正直、恋愛とか興味ないと思っていましたし」
とこ「まぁ実際、拓哉に誘われんかったらうちは拓哉と結婚してなかった。人肌が恋しかったのもあるとはいえ、誰でも・・・という訳でもなかったからなぁ」
アメリア「私はダーリンに助けられたのが決定打になったわね」
ハコス「ボクは栄にイタズラして、タクヤに叱られて・・・かな」
花那「私は一夫多妻制が採用されて、数日後に・・・でしたね。もう、『これを逃せば次は無い』って思って・・・勇気出して告白しましたよ」
青「ホント……僕のいない所で色んな女の子を誑かして来たねぇ」
栄「しかも前世の推しとはいえ、現役高校生まで堕としちゃうんだから・・・罪な人ね、うちの旦那様は」
青と栄にジト目で睨まれてなんとも言えなくなる拓哉。尚、蝶美が「前世での推しの一人」と知った時はすんごい呆れられたらしい。
栄「まぁでも・・・好感度アップの力があったとしても、前世の推しでなかったとしても、多分好きになっていたとは思うわ。私達全員ね」
拓哉「どうしてそう思うの?」
栄「んーたっくんの愛に餓えている所や真面目に頑張ろうという子供っぽさや、本当に好きな人や好きな物に対しては誠実であろうとする所に惹かれていた……かな。実際、私もそれで好きになった口だし」
アメリア「それ、分かるわ。ダーリンってレイジと似てどこか大人っぽいようで子供じみた所があるわよね。勿論、良い意味でね。そういう所もあるから私も惚れた口だけど」
拓哉「それはそれで怖いな……もしかしたら、違う世界線で先輩に惚れてたりして・・・」
栄「それは無いと思うわたっくん。これは、女の勘って奴だけど……出会いが違っても、世界が違っても、多分私達は最終的に神代拓哉という男性に惹かれて結ばれていたと思うわ。それこそ・・・運命の赤い糸で結ばれている仲、だからね♪」
拓哉「栄ちゃん……そうかもな。もしかしたらこの世界に転生してフブキさん達が結ばれていたのも、こうなる運命になっていたのが約束されてたのかもな」
ハコス「まぁにじさんじとあおぎり高校の推しと結ばれていたのはある意味ラッキーだね。後、Japanの皆じゃないけどホロメンと結ばれたしね。3人も♪」
拓哉「それは言わないでくれハコス……俺の黒歴史なんだから……」
美衣「ハコスママ、パパをイジメちゃメ!」
拓哉「大丈夫だよ美衣、ただハコスママとじゃれ合っているだけだからね」
ハコス「ゴメンゴメン、イジメてないしパパと仲良くし合っているから安心してね」
そう苦笑いして謝るハコス。
蝶美「でも一番変わったのって、拓哉くんだよね」
拓哉「俺が?」
蝶美「うん。話を聞いてても『凄い変わったなぁ』って思うし、栄さん達の反応からしてそう思っちゃうよ。一番はやっぱり、自分を受け入れて前へと進もうと思った時・・・かな。栄さん以外の子供を作ろうとしたのがまさにそれだし」
そう言われて確かに思う所があった。前世では愛されなかった事もあって、子供は多く作る事を恐れていた……だが栄達の愛情を受け、必死の思いと覚悟のお陰で子供を作る事を決心した。トラウマを克服する為にも、『自分は利用される為にこの世界に転生したわけではない』と証明する為に。事実、彼女達との『愛の証明』をした為にとことアメリアに新たな命が宿ったのだ。
拓哉「……そうだな。これも、皆のお陰だ。改めて、ありがとう」
栄「ううん。これも、たっくんが頑張った結果よ」
拓哉「これも、少し早めのサンタさんからのプレゼントかな・・・」
蝶美「・・・そうかもね」
そう談笑しながらクリスマスイブを過ごしていった。因みに、神代家にもサンタクロースが来てプレゼントが届けられており、美衣達は喜んだとか・・・
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