【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
九州地方のフードコート
そら「むむむ・・・」
そらは自分のリプレイ動画を見直して唸っていた。モードは『トレジャーハンティング』で、そらの負け試合だ。
フレア「惜しい所まで言ったんだけど、途中リバイブを消費されたのが痛かったですよね・・・」
そら「改めて見返すと、狙ってやられた気がするんだよね・・・相手が実弾持ちだったのもあるけど、運が悪かっただけじゃないような・・・」
ノエル「団長も見てたけど、これ・・・
そら「どういう事?」
疑問に思ったそらが、ノエルに質問する。
ノエル「簡単だよ。実弾系はビーム系と比べて威力が低い、反動が大きいというのは知っていますよね?」
そら「うん。それがあるからマシンガンですら扱うのも苦労するけど、榴弾やライフルはもっと扱えない・・・いや、もしかして・・・
ノエル「はい。マシンガン系は連射が利く代わりに威力が低いけど、面制圧が出来る上にパチパチと耐久値を削れるのが特徴。それを活かせば・・・?」
ポルカ「……生殺しが出来るし、上手くいけば撃墜するタイミングを選べる」
ノエル「そう。ガンプラウォーズは基本、フレンドリーファイアは出来ないようになっているから介錯して無理矢理リスタート・・・という荒業は出来ない。でも、厄介な敵を倒せばリスタートしてまた突撃してくる可能性を考えたら?」
すいせい「タイミング次第だけど、手を出すのは悪手。すいちゃんなら発見次第キルするけど」
ノエル「ダメだよすいちゃん。とまぁ上手くいけば、生殺与奪の権利を握れるし、上手く
ポルカ「うん? 誘導というと?」
ノエル「ポルカちゃんなら、グレネード系を使って相手にダメージを与えるならどうやる?」
ポルカ「え、そりゃあ・・・普通に投げて当てる」
ノエル「そうだね。でも普通に投げてたら当たらないよね? じゃあ
その問いに困惑するポルカ。ポルカだけでなく、ノエルを除くしらけんメンバーは問いに困惑していた。
ノエル「答えは簡単。
そら「それはどういう事?」
ノエル「手持ちの武装を活かすことが大事だよ、そら先輩。その最たる例がマシンガン、マシンガンでバラバラーって撃てば相手は避けようとする、そこですかさずグレネードを投げれば・・・グレネードがヒットする訳」
手でピストルの形を作り、そのまま握り拳を作ってパンっと叩いてジェスチャーするノエル。言葉の意味とジェスチャーに想像出来たのか、納得する。
フレア「……成程ね。確かにそれを活かし、葛葉さんや社さんも今の機体に乗り換える前はギラ・ズールやジェガンD型で頑張ってた。という事を聞いた事があるわ」
ノエル「そういう事だよふーたん。マシンガンは確かに威力が低いし、ビーム系と比べて反動大きいけど、バズーカやキャノン系、ライフル系と比べたらマシだし、連射も利くからこそできるテクニックなんだよね。何なら、応用できるテクニックが多いのがマシンガンの強みだよ」
これにはしらけんメンバーも「むむむ・・・」と唸る。事実、しらけんメンバーはフレアを筆頭に「ビームと実弾と聞かれたら、どっちが好き?」と聞かれたらビームと答える位にビーム派が多い。そらに至っては、「SEED作品が好き」という事も相まってビーム兵器の扱いはこの中で一二を争う位に上手いのだが、実弾に関してはてんてダメなのだ。故にこのテクニックを聞いた時はまさに、「目から鱗が落ちる」なのだ。
すいせい「じゃあマシンガンのテクニックが使えない、他の武装だとどうなの? 例えばバズーカやキャノン等の榴弾系は」
ノエル「バズーカなら『爆風による削り』は勿論、慣れれば『ノーロック生当て』が出来るよ。キャノン系も後者は可能だし」
すいせい「前者は爆風ダメージもあるのは知っているけど、『ノーロック生当て』って何?」
ノエル「言葉通りロックできる範囲外からバズーカを狙い撃つ・・・だよ。恐らく『目覚めし厄祭』でのハシュマル戦ではバズーカによる生当てテクニックも攻略手段になるかもしれないよ。まあ、ビームに焼かれる可能性も否定できないけど・・・」
フレア「いやいや待ってノエちゃん。軽々しく言うけどノーロック射撃が難しいのは知っての通りだし、やろうと思えば中々当てれない物よ? ライフルとかのエイム力が求められる物だって、『スコープを覗く動作』があるから精密射撃が出来るけど、それが出来ないバズーカやキャノンはどうしろと?」
ノエル「武器によっては有効射程と、射程範囲が設定されているからそれを頭に叩き込めば出来るよ。実際ぼたんちゃんやフレンさんも出来るし」
フレア「そんなの、『言うは易く行うは難し』じゃん。あの二人は例外だし、普通は無理だよ」
ノエル「えーそれ言ったら団長も例外扱いだし、ちょっと複雑……それに、特性や射線を理解出来れば可能だし、実戦で経験積めば最終的には出来るようになるよ? それに、バズーカやキャノン系を使っていく場合は必須のテクニックでもあるし、慣れれば相手のアウトレンジから一方的に生当て出来るし、大ダメージを与えられるよ? 実際それで、『戦場の絆』等の別ゲーで鍛えた人はそれを活かし、戦果を挙げている人だっている訳だし」
「ニュータイプやスーパーコーディネーターじゃあるまいし・・・」と内心思う一同。
ポルカ「じゃあ最後に、ライフル系はどうなの? 正直火力が高いけど弾速が遅いイメージしかないけど・・・」
ノエル「概ね、ポルカちゃんの言う通りだね。でも、対人戦ではそれが結構活きてくる場合がある」
ポルカ「というと?」
ノエル「発砲音で引っ掛かるし、ガンプラウォーズでは部位破壊能力が高いのが強みだね」
そら「部位破壊能力が高いのは分かるけど、発砲音が高い・・・ああ、そういう事なんだね」
これに言いたいことを察するそら達。
そら「ノエルちゃんは、『発砲音を聞いて動いたら、ヒットしてしまった』というわからん殺しを狙える・・・というのが言いたいのかな?」
ノエル「正解です、そら先輩。それがライフル系の強みだし、ビームライフルは『ドキュウ』って感じの音に対して、実弾ライフルは『ドキュウン』って音がするのが特徴で、しっかり聞き分けれないと、避けたと思ったらヒットした・・・なんて事もあるからね。まぁ、これはよく聞かないと団長も引っ掛かる事もあるんだけど・・・」
そら「だけどそもそも、音を聞いて避けるのって簡単じゃない気がする・・・実戦で音を聞き分けるのって、そこまで集中できないし・・・」
すいせい「そもそも出来ても、その前に身体が動いちゃうのがねぇ・・・」
ノエル「そこを突くのがライフル系の強みだよ、すいちゃん。ライフルは火力の高さに加え、ショットガン並みの部位破壊力を持っているのが強み・・・で、音で上手く引っ掛ければかなり強いよ。警戒してても引っ掛かる事がある・・・というのも強みの一つだからね」
すいせい「成程ねぇ・・・」
そう言われて納得するすいせい。
ノエル「以上の事からビーム兵器にはない強みがあるし、それぞれ違った強みを活かせば非ビーム兵器持ちでも、ビーム兵器持ちに対して対抗できるようになるのが実弾兵装の強みかな。ナノラミネートアーマーみたいにビーム兵装に強い装甲を持っている相手とかもいるし、みしろさんも『ビームと実弾、両方使いこなせなければガンダリウム入りは果たせません』と言ってたからねぇ。特に『目覚めし厄祭』では、ビーム兵器使用不可という制限があるから、どの道・・・ね」
そら「確かにあれは課題だよね、だからこそノエルちゃんに教えてもらっているけど・・・」
ノエル「コツさえ掴めばなんとかなるし、やりようはあるよ。そら先輩。だから頑張りましょう」
実弾兵装の講座を聞いて、精進しようと思ったしらけんのメンバーなのであった。
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