【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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分かってはいるけど、神楽様や波音四季様の描くホロメン達と比べ、自分が描くライバー達は本家みたいな「エレガント」さに欠けてるのが切実な悩み……「本家ならもっとぶっ飛んだ事するだろ、言うだろ」と思うし、他の方見ても解釈一致なのに、自分は描けてない感じが……正直、俺の描く蝶美やアメリアは綺麗すぎる気もするし。

それはそうと、今回は都々の愛機を探す回


自分にあった機体を見つけよう

都々「うーん・・・」

 

にじさんじ事務所、都々は収録の合間を見てホロプラのパンフレットと睨めっこしていた。

 

「何しているんですか? 都々さん」

 

都々「あ、るり」

 

話しかけられたのは都々の同期であり、天界警察からホロライト警察署へと異動してきた新人アイドル兼警察官である犬族の獣人『栞葉るり』だ。

 

るり「それ・・・ホロプラのパンフレットですよね? 何でまた?」

 

都々「明日ね、拓哉兄ちゃんと一緒にガンプラを買うんだ。それで何を買おうか悩んでるんだよね」

 

るり「拓哉……ああ、都々さんの幼馴染って、ホロライブのスタッフリーダーさんでしたか」

 

都々「うん。それだけでなく、ホロライブDEV_ISの責任者も務めているから凄いんだよ!何ってたって拓哉お兄ちゃんは―」

 

るり「努力家である事は昨日も伺いました。それで、買おうと思っている商品は何ですか?」

 

スパっと流れを斬られる都々。るりからしたら何度目か分からない拓哉の自慢話だが、流石にうんざりしているようだ。

 

都々「んー取り敢えず気になったのがね、この『ディランザ』なんだよね。大型アックスも装備出来るし、どっしりした見た目だし、カラーリングさえ変えれば都々っぽく出来ると思ったからね」

 

 

 

『HG ディランザ』

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するMSで、ジェターク・ヘビー・マシーナリー社が開発した量産型。重量級な見た目に相応しい出力に加え、ホバー推進による高速移動が出来る。装備はビームバルカン2門、ビームライフル、ビームトーチ、シールドとシンプルだが、用途に合わせたカスタマイズを行えるなど量産機らしく拡張性、汎用性があるのが特徴。

専用機としてビームパルチザン、シールドの代わりにスパイクシールド2つ装備したグエル・ジェターク専用機。大型ヒートアックスに加えてシールドを二つ装備したラウダ・ニール専用機がある。

因みにこれを実践向けに改良し、HCミサイルランチャーや軍用レーダーシステムを追加した頭部ユニットを装着したのが『ディランザ・ソル』である。

 

 

 

るり「ディランザ・・・確かに大型の斧と言い、見た目からして都々さんらしいですね」

 

都々「でしょー? 後はカラーリングを変えれば都々らしくなるけど・・・これは明日要相談だね」

 

るり「因みにガンプラを作った事は?」

 

都々「無い!」

 

るり「……それで明日大丈夫なのですか?」

 

都々「何とかなるよ、ガンプラ作りに詳しい先生を呼ぶみたいだし」

 

るり「なら良いのですが・・・」

 

都々「あ、因みにるりは興味ある? この『SD サージェントヴェルデバスターガンダム』とか警察官をモチーフにしているみたいだし、るりに合うと思うよ? ホロライブの大空スバルさんも、初めて佐々木さんと買ったガンプラで有名だし」

 

るり「正直ガンプラはよく分からないので、検討しておきます」

 

こうして時間が過ぎ、自分達の出番となった為収録に向かう事になった。

 

 

翌日 ホロプラ

 

 

約束の時間に合わせてきた都々、丁度待ち合わせていた拓哉と蝶美も来ていたようだ。

 

拓哉「こんにちは、都々」

 

蝶美「都々ちゃん、こんにちよー」

 

都々「こんにちは。拓哉兄ちゃん、蝶美ちゃん」

 

それぞれ挨拶を交わす3人。誰にでも仲良く接せれる都々は蝶美とも仲良くなっており、お互いタメ口で話し合えるほどの仲になっていた。

 

拓哉「それで、買うガンプラは決めたのか?」

 

都々「うん。ディランザを買おうと思っているんだけど、あるかな?」

 

拓哉「ホロプラは品揃えの良さは勿論、在庫も一定数あるから余程の事がない限り大丈夫だと思う。古いキットなら微妙だが、比較的新しいキットなら買える筈。他に買いたい物はある?」

 

都々「んーとね。正直プラモ自体作るのが初めてだから、他に必要な物があるかとか知りたいかな」

 

拓哉「じゃあニッパー等の工具類も必要だな。後は・・・そうだな・・・」

 

蝶美「取り敢えず、中に入ろう? 探しながら考えた方が良いし」

 

「そうだな」そういって中に入る3人。

 

るしあ「いらっしゃいませなのです」

 

拓哉「こんにちはるしあさん。ディランザの一般機仕様って、ある?」

 

るしあ「ありますよ、此方なのです」

 

ガンプラコーナーへと案内され、目当ての商品を見つける。

 

都々「おおーこれが!」

 

拓哉「なあるしあさん、都々は組み立てるのが初めての初心者なのだが、他にお勧めの奴はあるかな?」

 

るしあ「おススメですか?ニッパーとかが不要のエントリーグレードがおススメなのです。 アレなら工具無しでも組み立てられるし、慣らすのと配信向けでやるならそっちの方が良いと思うのです。個人的には、最新である『ビルドストライク エクシードギャラクシー』や『ラーガンダム』がお勧めなのです」

 

都々「あの……都々、今日は多く持ち合わせてないよ・・・?」

 

冷や汗を搔きながら訪ねる都々。

 

拓哉「大丈夫。今日は俺が奢るから」

 

都々「え、良いの?」

 

蝶美「此処は拓哉くんの顔を立てるつもりで、奢って貰おうよ。最近収益化が通ったとはいえ、配信するとなれば色々とお金が必要になってくるから・・・ね?」

 

るしあ「それに、おせっかいかもしれませんが・・・ガンプラを作れるようになれば色々と都合が良いですし、にじさんじ(身内)内で大会開く可能性もあるから、此処で覚えておいて損はないですよ?」

 

「うーん・・・」と考えた後、都々は決断した。

 

都々「じゃあ、そのビルドストライクとラーガンダムも買って貰おうかな。配信のネタに使えそうだし」

 

るしあ「ありがとうございます、なのです♪最近では配信でのプラモ組み立ては需要ありますし、アリだと思いますよ」

 

そうして必要な工具も一緒にカゴに入れ、お会計を済ます。

 

蝶美「それじゃあ、工作ルームをお借りしますね」

 

るしあ「どうぞなのです♪」

 

早速ディランザを取り出し、蝶美の指導の元に組み立てを開始する。丁寧な指導という事もあり一個ずつパーツを組み立てていき、時間が掛かりつつも組み上げていく。最初は黙っていた都々も余裕が出来るようになり、話しかけてきた。

 

都々「ねぇ拓哉兄ちゃん・・・ホロライブやにじさんじではガンプラブームが起きているけどさ、何がきっかけなの? 噂ではフブキさんきっかけとは聞いた事があるけど・・・」

 

拓哉「あー・・・俺がホロライブに入社する前の話らしいんだけど、先輩曰く『フブキがゲーマーズの皆と一緒にビルドダイバーズリライズを見て、『自分も作ってみたい』と思ったのがきっかけ』らしい。ただ、今でこそ皆で仲良くガンプラ作るようにはなったけど、最初はフブキさん以外乗り気じゃなかったらしい」

 

都々「そうなの?」

 

拓哉「うん。ミオさんは『プラモデルなんて、自分には作るのが難しい』という理由で断ってたらしいけど、配信で自慢してたのがきっかけで『ウチとも一緒に作って!』ってお願いしてきたのが始まりとの事だ。他にも、そらともや開拓者からのプレゼントでRGのガンプラを送ってくれて、それを組み立てた・・・とか、そこから色んなホロメンと一緒にガンプラ作りをするようになって今に至る・・・との事」

 

都々「へぇー」

 

蝶美「非公式wikiでは、みこさんやすいせいさんが『購入したガンプラを塗装したが、自分専用の塗装したのがこれが初めてらしく、その翌日には自慢して回ってた』ってエピソードもあるけど、それ本当なの?」

 

拓哉「らしいよ。お陰でぺこらさんからは『ペコダムmark-7・・・という名の7体目のファーストガンダムを一緒に組み立ててほしい』とか、フブキさんから『ジュピターヴに狐の耳と尻尾を付けてほしい』とお願いされたりと、てんやわんやしたらしいけど」

 

都々「じゃああの、展示コーナーにある『フブキングガンダム』って、それ?」

 

展示コーナーにて『コメットゲイザーガンダム』や『ニューミコンガンダム』と共に飾られてある、『狐耳と尻尾が付けられたジュピターヴガンダム』を指さす都々。大体が完成しており、後は組み合わせて素組の完成だ。

 

拓哉「らしい。あれからパーツ作りの勉強をし、後にミキシングして出来たみたい」

 

蝶美「なんというか・・・執念だね」

 

拓哉「先輩と一緒に作った・・・という証が欲しいのと、塗装のみとはいえ一緒に専用機が作られた事への嫉妬からくる執念だろうね。先輩絡みになると、人が変わるからなぁ・・・あの人達」

 

蝶美「特にフブキさんは佐々木さんの幼馴染というだけあって、親しげに話しかけるだけでも嫉妬剝き出しになるみたいだからね……好意を持つ異性が近付くだけでも、凄い不服そうにしますし」

 

拓哉「あの二人はそれだけ関係が深いからね。と、これで完成みたいだな」

 

都々「うん。これで・・・終わりっと♪」

 

完成したディランザ(ラウダ専用機仕様)を見て喜ぶ都々。塗装はまた、別の機会にする事になった。

 

蝶美「改めてお疲れ様。どう? 作ってみた感想は」

 

都々「なんというか・・・達成感があるよ。人によっては『たかが玩具』って思うかもしれないけど、出来た時のアレは、小さい頃に知的道具を遊んで正解した達成感を思い出すかな。拓哉兄ちゃん、蝶美ちゃん。もしよかったら・・・また、教えてくれるかな? 勿論、ガンプラウォーズもね」

 

拓哉「ああ、勿論だ」

 

蝶美「ちよ達で良ければいつでも教えてあげるよ♪」

 

こうして片付けを終え、ホロプラを後にするのであった。




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