【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
今回の話はレグちゃんが強敵出現に伴い、どう思うのか・・・オマケでアメリアととこの出産の立ち合いです。
神羅城 テスト機がある部屋
此処でレグは『目覚めし厄祭』のミッションをやっていた。ガンダリウムである彼女は、本来ならやる必要はないのだが「強敵出現に伴い、自分も鍛錬を積まないと駄目だ」というのが理由だ。他にも、一次予選で邪魔しないようにテスト機を借りてやっている・・・というのもあるのだが。
劇中でも強敵として立ちはだかり、ナノラミネートアーマーによる堅牢な装甲とビーム兵器による攻守伴う上に、モビルワーカーに似た無人随伴機「プルーマ」が邪魔してくる厄介なMA・・・対して此方は『ビーム兵器が使用不可能』という制限がある為、愛機にはビームサーベルの代わりにガンダム・端白星のスマートメイスを装備し、射撃兵装も全て実弾に変えて挑んでいる。
レグ「ふぅー……」
本音を言えばGEが発売する『折り畳み式ウェポンバインダー』が欲しかったが、発売が先な為今回は見送っている。深呼吸し、集中してハシュマル戦に挑んでいる。
レグ(こんあデカブツ相手でも、あっさり倒しちゃう強敵も出てるからね・・・さっくり倒さないと面目ないよ)
勝利条件は『設定されている耐久値をゼロにする』か、『頭部の下に設置された『制御中枢ユニット』を破壊する』かの二択だ。前者でも狙えなくもないのだが、MAだけに耐久値は非常に高い上に、ナノラミネートアーマーにより防御力も高く、ビーム系や実弾射撃に対するダメージカットもあり、削って倒すのは正直骨が折れる。だから狙うは『制御中枢ユニット』だ。
レグ(火力が高く、防御力にリソース割いているとはいえ一発食らえば中破…下手すりゃ大破は免れないからね。機動兵器らしく、機動で勝負する)
初手の頭部ビーム砲を回避し、プルーマの群れを掻い潜る。対艦ライフルで狙撃し、集中砲火する。
ドキュン!ドキュン!ドキュン!
対艦ライフルは弾速が遅い代わりに火力が高く、部位破壊能力が高いのが特徴だ。流石に超硬ワイヤーブレード自体は破壊するのは困難だが、狙撃によるワイヤーで斬る事も不可能ではない。ワイヤーを撃って斬り、後尾ブレードで斬られる事を回避する。
レグ「あいにく『閃光のアスナ』や『黒の剣士』みたいに接近戦は得意じゃないんだよ。だから、銃撃で仕留めさせてもらうよ。それが僕の戦い方だからね」
天界で名を上げている二人の名を出すが、あの二人は例外ではある。だが自身が言うように近~中距離での射撃戦ではみしろにも勝ち、高い射撃能力と読み合いの上手さでガンダリウム入りした実力は伊達ではない。
徹底した狙撃でダメージを削り、部位破壊を狙っていく。焦らず、じわりじわりと削り制御中枢ユニットの破壊を狙う。そして頭部を破壊し、剥き出しになったユニットを破壊してゲームセットだ。
レグ「ふぅ・・・ハシュマル戦はどうも苦手だなぁ・・・」
みしろ「お疲れ様です、レグちゃん。ですがダメージを抑えつつ、3分以内に撃破したので問題ないでしょう。噂ではIS学園の生徒の一人が、3分でハシュマルを撃破したとの事ですが」
ムーナ「ランクはゴールド5らしく、基本的な立ち回りを徹底して効率よく立ち回ったみたいね。素質あるし、是非とも対戦してみたい物だわ。まぁ、勝ちを譲るつもりは元よりないけど」
レグ「だねぇ・・・テストプレイにも携わった身として、負けるわけにはいかないよ。予選パスして置いてあっさり負けるという無様は晒したくないし」
そういって水を飲み、一息つくレグ。
ムーナ「ねぇ、この後時間あるかしら? 慰撫の湯で身を綺麗にしながら話し合いのだけど」
みしろ「良いですよ。今から行くなら差し支えないですし」
レグ「僕も今日はオフだから大丈夫だよ」
ムーナ「決まりね、じゃあ行きましょう」
そういって準備し、慰撫の湯へと向かうのであった。
慰撫の湯 女湯
ムーナ・レグ・みしろ『ふぅ~~』
温泉に浸かりながらリラックスする3人。
ムーナ「どう? レグ。リラックス出来た?」
レグ「大分疲れが取れそうだよ~・・・でも、何でまた温泉に誘ってくれたの?」
ムーナ「お風呂に入りながら話したかったのもあるけど、一番は肩の力を抜かせたかった・・・というのもあるわね。レグ、色んな強敵出現で気を張ってたように見えたからね」
レグ「まぁね……ダイヤ帯にゴールド帯と、強敵が多く出てきて正直・・・不安になったんだ。僕は果たして、彼らに通用するのかと・・・」
みしろ「気持ちは分かりますよレグちゃん。ですがレグちゃんはみしろ直々に鍛えた自慢の弟子ですし、いつも通りにやれるのであれば大丈夫ですよ。それこそ、誰が相手でも・・・ね」
レグ「みしろ先輩・・・」
ムーナ「みしろの言う通りね。貴女の実力は本物、自信をもってあたれば大丈夫よ」
レグ「……そうだね。少し、ナーバスになってたかも・・・」
ムーナ「ええ。IS学園から出た噂の生徒に加え、『閃光のアスナ』に『ユニオンの青い流星』、『白き雪の皇女』・・・強敵は多いし、警戒すべき相手なのは事実だけど・・・だからと言ってナーバスになる必要はないわ」
みしろ「周りに頼る術を覚えた今の『三日月の悪魔』も、相応の機体を用意しなければ勝てないかもしれませんしね・・・しかし、だからと言って勝ちを譲るつもりはありません。『幼きニュータイプ』相手にも」
レグ「お二人は、怖くない?」
みしろ「怖くない・・・と言えば嘘になりますが、かといって恐れていては何も出来ないと思っています。勝ち上がり、ご主人様に優勝の栄光を送ると決めているのですから。その為ならレグちゃんやムーナさん相手でも負けるつもりはありません」
ムーナ「あら。それを言うなら私も負けるつもりはないわよ? 優勝の栄光をレイジに送るのは、この私よ・・・みしろ」
レグ「ぼ・・・僕だって負けないよ!誰にも負けないし、みしろ先輩に勝って!それで・・・僕は大丈夫だってみしろ先輩を安心させるんだから!」
みしろ「ええ。その意気ですよ・・・レグちゃん」
弟子の成長と覚悟を見て、微笑むみしろ。彼女達3人の闘志は、熱く燃えている……
―オマケ―
『……フギャ…オギャアァ!フンギャアァァッ!』
アメリア「ハァ・・・ハァ・・・無事に・・・産まれたのよね? ダーリン・・・」
拓哉「ああ……無事に生まれたよ。お疲れ様・・・二人とも」
とこ「ほんまにな・・・うちの子供……立派な男の子は、元気なんよな・・・?」
拓哉「ああ・・・立派な産声をあげているよ・・・」
苦しい出産。命を削るが如く子供を捻り出し、無事に出産を終えたとことアメリア……それぞれの手を握り、応援していた拓哉は涙を流していた。
さな「お二人ともお疲れ様です。アメリアさんは女の子、とこさんは男の子が産まれましたよ」
そう話しつつも胎盤やへその緒の処理を済ませ、産湯へと浸からせて二人の赤ん坊を綺麗にしていく。そしてタオルでふき取った後、それぞれに我が子を渡していく。
とこ「可愛いな・・・うちの子供は……顔つきは拓哉似、かな・・・」
アメリア「ふふ・・・素敵な顔をしているわね。私の娘は・・・」
拓哉「それで・・・名前はそれぞれアレで良いんだよな?」
アメリア「ええ・・・文句ないわ。これが貴女の名前よ・・・『アリア』」
とこ「これからよろしゅうな・・・『優斗』」
新しい家族が増えて、神代家はより賑やかになるだろう・・・
アメリアの子供:『アリア』
とこの子供:『優斗』
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