【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
時系列はGWDWC編、EP2後です。
東京 フブキの実家
フブキ「ふぅ・・・漸く、完成したよ。レイラ君からの設計図を受け取ったお陰で此処まで来れたけど、後は実戦で上手くいくかどうか・・・だね」
フブキの眼前には『白夜ガンダムⅡ』と『ファイン・フォクシードユニット』をセットした機体、『フォクシードガンダムファンファーレ』があった。
『HG白夜ガンダムⅡ』
『ガンダム ビルドライバーズAnother』に登場したコアガンダムを改造した『白夜ガンダム』をコアガンダムⅡベースに変更して安室レイラが再設計したガンダム。コアガンダムⅡから手足を少し延長し、ブースターを増設することでMS形態だけでなくコアフライヤー形態でのスピードと機動性を上げている。頭部には狐耳を模したバルカン砲が追加され、コアスプレーガンとシールドはアースリィのビームライフルとシールドに変更することで単機でも並みのモビルスーツになら簡単に対抗出来る程の機体となった。
『ファイン・フォクシードユニット』
白夜ガンダムのサポートユニットである『フォクシードユニット』を安室レイラが再設計した装備。SDナイトガンダムの馬の足を流用し一部を切断、再接着する事で飛行能力の損失の代わりに四足歩行の奇襲型サポートユニットとなった。ユニットに装着されているアーマーをパージし白夜ガンダムⅡに装着する事で高機動型の『フォクシードガンダムファンファーレ』となる。また、コアフライヤー形態での装備の可能となっており、空中戦闘やレースにおいて高い機動力を発揮でき、単機での大気圏離脱も可能となっている。機体名の『ファイン(Fine)』は『白上フブキ』のオリジナル曲『Hi Fine FOX!!』から。これにより戦うためでなく、楽しむための機体となっている。
『フォクシードガンダムファンファーレ』
『ガンダム ビルドライバーズAnother』に登場した白夜ガンダムにフォクシードユニットを装備した『フォクシードガンダム』を安室レイラが再設計した機体。フォクシードに搭載されていた『ΩTRANS-AM』を安定して起動させるために5基のGNドライブをスターゲイザーのボディに使われているヴォワチュール・リュミエール起動時の発光スリットで直結し、余剰エネルギーを光子化して放出するという案を導き出した。しかし、まだ実証できておらず、成功するかどうかはフォクシードを組むべきビルダーの腕に託すしかない。
『
フブキ「テストをしてみたい気持ちはある……けど、『クラッシャー』の事もあるし、本当に『クラッシャー』と『デッドブレイカー』が同一人物なのか分からない以上、下手に出すのもリスクある……目的が分からないし、レイ君も何か知っているような雰囲気があるし・・・」
クラッシャーの目的、正体が不明である以上出すのはリスクある。もしかしたら
フブキ「やっぱり一次予選の間は、『グラハム専用ユニオンフラッグカスタム』で凌いでおこう。一次ミッションに使えないのが欠点だけど・・・」
クラッシャーの事を警戒し、一次予選の間は使用を控える事にした。そうしていると、フブキの母親みゆきがノックしてきた。
みゆき「フブキ、貴女にお客が来ているわ」
フブキ「お客? 誰だろ」
機体を机に置き、一旦部屋を後にする。
客間の方へと移動したらそこにはミオ、ころね、そして黄色い髪色をしたウサ耳少女と厳ついスーツの男がいた。
ウサ耳少女「こんばんはフブキちゃん。良い家に住んでいるね」
フブキ「え、はねるちゃん!?どうしてうちが分かったの!?」
ウサ耳少女→はねる「えぇーそりゃあ因幡組の伝手を使って特定したよ。知り合いの情報屋もいる訳だし・・・ね♪」
あっけらかんと話すのは兎族の獣人であり、ななしいんくに所属する「有閑喫茶あにまーれ」メンバーの一人だった因幡はねるだ。
ミオ「さらっと凄い事言っているけど、それって大丈夫なの・・・?」
ころね「ミオちゃん、それは多分聞かない方が良いと思う」
はねる「あー大丈夫大丈夫。ちゃんと合法な所だから」
フブキ「えっと・・・それで、はねるちゃんはどうして―」
はねる「ねるちゃん」
フブキ「え?」
はねる「どうせなら『ねるちゃん』って呼んで」
フブキ「え、でも私達はあまりコラボしてないし、どっちかというとにじさんじと繋がりがあるような・・・」
はねる「なら今から繋がりを持とうよ。佐々木さん絡みだと対応が早いのに、何でこういう時には鈍いの?」
男「自分からもお願いします。お嬢の顔を立てる意味でも、一度で良いから愛称で・・・」
男・・・因幡組構成員からもお願いされてますます断れなくなる。配信とかで因幡組というファンネームがある事で有名な因幡はねるだが、実はココと同じく極道の家で育った娘でもあり、極道関係者でもあった。
事実、桐生ココとも兄弟の盃を交わす仲でもあり、桐生会がホロライトシティに移転する決定打になったのも『自分達が桐生会のシマを守る』と約束し、しっかりと守り通してきたのもはねるとその母親、通称「ママねる」による手腕のお陰だ。
そんな相手なだけに、流石のフブキ達も下手に逆らう事が出来なかった。
はねる「まぁ、断られたからと言ってどうこうするつもりは無いけどね。何かイジリのネタがあればイジるだけだけど」
構成員「取り敢えずお嬢、そろそろ要件を言いましょうよ・・・」
はねる「あ、そうだね。フブキちゃん、明日って予定ある?」
フブキ「え、特に予定はないけど・・・」
はねる「じゃあさ。明日ガンプラウォーズをやりにいかない? 大会とか関係なく、『クラッシャー』の情報提供をするかをかけて」
フブキ「・・・どうしてそれを知っているの?」
はねる「うちのシマにも現れて、やらかしてくれたんだよね……本来なら特定して、シマを荒らした
ミオ「もしかしてウチ等が勝てば、捜査と情報提供に協力してくれるの?」
はねる「勝っても負けてもするつもり。勝負したいのはね・・・ランク上げの為に付き合ってほしいだけ」
「そんな理由かい」と内心呆れるフブキ達。
ミオ「まぁそれは良いけど、何でまたウチ等なの? にじさんじとの繋がりがあるなら、そっちとコラボの打診すればよかった筈だけど・・・」
はねる「んー・・・佐々木さんに早急に協力を取り付けたかったのと、東京にフブキちゃん達が修行に来ている・・・という情報をキャッチして、急遽来たんだよね。修行を付けてほしいという事も兼ねて」
ころね「こおねは良いよ、試したい機体もあるし」
ミオ「ウチも賛成」
フブキ「私も賛成です。レイ君には、後で話しておきますね」
はねる「ありがとう。それじゃあ、場所はね・・・」
待ち合わせる場所と時間を伝えたはねるは、フブキの実家を後にした。
フブキ「それで・・・ころねが試したい機体って、あるの?」
ころね「うん。ミオちゃんも出来たらしくてね、お互い見せ合っていたんだ。こおねはね・・・これ。ガンダムドッグスターだよ」
『ガンダムドッグスター』
「HGガンダムマックスター」を黄色と茶色のころねカラーに塗装、各所に「ほそいぬ」「ころねすきー」などのイラストのマーキングが散りばめられている。軽量化の為、シールドとマグナムはオミット、格闘用ハンドパーツで格闘値を上昇、ころねのボクシングセンスも相まって、ホロライブの格闘機使いの中ではトップクラスの実力を誇る。
〇スキル「燃え尽きるまで…」
ボクサーモードで発動可能。10秒間格闘値が200%上昇し、攻撃に火炎ダメージが追加される。使用後は燃え尽きてしまい、10秒間機体が動かなくなる。
フブキ「へぇーそれで、ミオはどんな機体?」
ミオ「ウチはグスタフ・カールを少し改造した物だよ」
『グスタフ・カール フェンリルカスタム』
「グスタフ・カール00型」をベースに少し改造した機体。改造点としては
・肩にマシン・キャノンの追加し、右腕に強化型電磁ワイヤーを装備
・黒で塗装しつつ、肩にゲーマーズのマークを施している
・肩にスパイクアーマーを追加し、タックル威力の向上
・拳法用ハンドパーツで素手格闘を強化。(あくまで自衛と、武器を無くした時の為の最終手段)
の数点程度で、後は動きやすく改造した程度である。後は用途に応じてキャリーフライヤーか折り畳み式ウェポンバインダーを装備可能。
「色のおかげで宇宙空間や夜戦では高いステルス能力を発揮できる」という、ジェガン ローンウルフの強みは引き継いでいる。
〇スキル「ウルフハント」
攻撃力常時200%向上。
フブキ「グスタフ・カール・・・それも00型をベースにするとはね。でも重量級の機体を使うなんて珍しいね」
ミオ「まあ別に重量級の機体が嫌って訳じゃないしね。それに・・・ローンウルフだけでは限界を感じたってのもあるし、改造してもやはり頭打ちが早いし、いっそ新しい機体で改造して・・・って思い立った訳。無論、ローンウルフを使わなくなるって訳じゃないけどね」
ころね「確かにね・・・立ち回り重視でやるからどの局面でも戦えるけど、強敵相手だと力不足だったからね・・・ローンウルフは」
ミオ「ジェガンフェスでそれを実感したからね……特に今大会で勝ち進めるとなると、もっと強い機体を用意しないと駄目だと思って、グスタフ・カールを選んだんだ」
フブキ「こんな事を言ったらアレだけど・・・敢えてグスタフ・カールを選んだのは、やっぱりガンダムタイプは合わないのもあるから?」
ミオ「うーん・・・それもあるけど、やっぱり量産型が大好きだからこそ、量産型で頑張りたかった・・・というのが一番の理由かな。
そう苦笑いするミオ。けどすぐに真剣な表情をし、こう語る。
ミオ「それに、この子には運命を切り開く力がある気がするんだ……占ってみた所、栄光をつかみ取るだけの力を秘めている事を示したけど・・・同時に、勝利を手にするには、よりウチ自身が努力しないといけないとも記されていた・・・だからウチは、この子にも賭けたいんだ」
フブキ「ミオ・・・」
その表情は真剣で、それだけ本気だというのが伝わってくる。
フブキ「大丈夫だよミオ、ミオならやれる……でも、私も負けないよ」
ミオ「ウチもだよ、フブキ」
ころね「こおねもね」
そういって部屋を後にするフブキ・・・その日の夜は玲二に事を連絡した後、明日に備えて就寝した。
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