【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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フブキ達が頑張っている中、奏も頑張っています。


奏の特訓

奏「そこ!」

 

レーシングモードでトレーニングを励む奏。最初の頃は動く機体相手に満足に攻撃を当てる事が出来なかった彼女だが、成長してビームライフルを当てれるようにはなっていた。

 

奏「この『ファンタジア』なら、ジム相手でも遅れは取らないよ!」

 

奏の扱う機体、ファンタジアとは何なのか・・・此処で、解説をしよう。

 

 

 

『HGアカツキガンダム ファンタジア』

 

アカツキガンダムをベースに大気圏内用のストライカーパック「オオワシ」にシラヌイのビーム砲塔を2基接続。これにより、オオワシ装備でも宇宙適正が上がっている。奏自身はドラグーンなどの扱いが上手くないのでこの数で落ち着いている。

ヤタノカガミは健在で、ビーム砲塔にも施されているので、撃ち落とされることはない。『ファンタジア』は『幻想曲』を意味し、『作曲者の想像力に基づいて作られた曲』のこと。

 

 

 

フェイスシフト装甲を装備してない為100mmマシンガン等の実弾持ちに対して被弾が目立つ物の、周りを意識し、気を付けて立ち回れるようにはなり大分成長はしている。さらに言うと論理的思考がずば抜けていて、全体を見る能力が高い為対多数には強く、理詰めで相手を追い込んだり、正面切って戦う正攻法には極端に強いという事が分かっている。自身の強みが分かったのであれば、『強みを活かした立ち回り』をすればCPU相手には後れを取る事はない。

 

奏(CPUだけに単調な動きしかしてこないし、この程度ならあたしだって負けないもん)

 

ジムクゥエルを倒し、次へと進んで行く。

 

奏(先輩達は勿論、青さんや怜さんだって頑張っている・・・しゃちょー達も最近はサポートする為にガンプラ指導を受けているんだから、私も頑張らないと!)

 

次々と敵を倒していき、そして最終ゾーンへと到達する。最後の敵は、MGのガンダムMk-Vだ。

 

 

 

「MG ガンダムMk-V」

模型企画『ガンダムセンチネル』に登場するMS。劇中ではニューディサイズ討伐隊増援としてブライアン・エイノー提督の指揮する地球連邦軍艦隊が受領していたが、ニューディサイズの思想に感化して寝返ってしまいブレイブ・コッド大尉の扱うフラグシップ機になってしまう。本来の連邦カラーはガル・グレーとマルーンという白系で塗装されているが、ニューディサイズに渡ってからは濃青色にリペイントされている。

武装はインコム、ビームライフル、ビームカノン兼用のビームサーベル、ブースターを内蔵した専用シールド、3連装マイクロミサイルポッド×4である。

 

余談1:ゲーム等の外部作品ではマイクロミサイルポッドは最初から装備されていたり、戦場の絆みたいに「インコムよりマイクロミサイルがメイン武装として扱われる」事があるが、本来は「連続出撃によってインコムシステムが支障をきたした為、それを補う為の代替品」である。

余談2:開発された3機の内、1機はローレン・ナカモト博士が亡命した際にアクシズのネオ・ジオン軍へと提供されており、これが後にドーベン・ウルフへと繋がっていく事から、第四世代機の先駆けとも言える機体でもある。さらに言うと、『ドーベン・ウルフの初期稿『G-V』をリファインする形で行われ、悪役面にしたのが本機』な為、色んな意味でドーベン・ウルフの血筋を引いている。

 

 

 

奏「ガンダムだけに大きい・・・でも肩のあれはミサイル? だとしたら気を付けないと・・・」

 

―キュピーン……ゴウッ!―

 

奏「早い!」ガキィン!

 

初動の速さから驚きつつもビームサーベルで受け止め、斬り払って体制を立て直す。だがそれより前にMk-Vが動いた。

 

ボシュウ!ボシュウ!

 

奏「ッ!」

 

慌ててバルカンで迎撃して一発は破壊し、一発は避けて対処する。ヤタノカガミのお陰でビーム兵器に対しては強さを誇る物の、フェイスシフト装甲を装備してないが故に実弾に強いわけではない。まずはあのミサイルをどうにかしなければ・・・思案しつつ、ビーム砲塔でミサイルポッドの破壊を試みる。

 

奏(マニュアルでのドラグーンは苦手だけど、ピンポイントで破壊するにはやるしかない!)

 

一か八かに賭けた。

 

奏「ドラグーン!」バシュ!バシュ!

 

ドラグーン2基射出してミサイルポッドの破壊を狙う。無論、相手も察してか動いて狙われないようにする。

 

奏「大人しくして!」ドキュウン!

 

ビームライフルを撃つが上手に避けられる。腕前自体は上がっている物の、やはり射撃スキルは未熟なのも相まって上手に避けられてしまう。

 

奏(でもこれで良い・・・此処だ!)

 

避けた所をドラグーンでミサイルポッドを撃ち抜き、実弾を封じる。しかしMk-Vも臆することなくインコムを射出してビームを撃ってくる。

 

奏「無駄だよ!その程度のビームじゃアカツキは貫けない!これで・・・終わりだぁ!」

 

ビームライフルで腕を撃ち抜き、ビームサーベルを使ってコックピットを貫いた。貫かれたMk-Vは機能を停止し、撃破判定が出た。

 

奏「ハァ・・・ハァ・・・勝った・・・」

 

そして奏は、ゴールへと向かった。

 

 

―MISSION COMPLETE―

 

 

レイン「お疲れ様奏ちゃん。実弾系を優先して撃破する・・・うん、ちゃんと「優先して倒すべき敵」を見つけて倒せるようになったのはグッドだよ」

 

奏「ありがとうございます。アカツキはフェイスシフト装甲を装備してないから実弾系に対しては注意が必要・・・って教わりましたからね」

 

レイン「そう。後バッテリー形式だから核エンジン搭載タイプとバカスカ撃つとエネルギー切れを起こす恐れがある・・・というのも注意点の一つだね。勿論、GEの『外付け核融合炉』を取り付けて賄う・・・というのも一つの手ではあるけれど。後、相手に合わせてビームライフルの代わりに実弾兵装を持つとかね」

 

奏「実弾かぁ・・・あたし、実弾は苦手なんですよね。最初の頃はD型やスタークに乗ってた事もあってバズーカを扱っていましたけど、弾速が遅くて遅くて・・・」

 

レイン「奏ちゃん・・・もしかして律義にロックした距離で撃ってたりしてない?」

 

奏「……はい。ミオ先輩からも『バズーカ使う時はノーロックで生当てするか、爆風ダメージを意識して撃たないと駄目』ってよく叱られていました……それに『ナノラミネートアーマーが施されているオルフェンズ系』に対してはビーム系は相性悪いのもあるから、どの道実弾もなれないと駄目だとは分かっているのですが・・・」

 

レイン「ゲームモードによっては勿論、相手次第では装備を変えて柔軟に立ち回らないと駄目だからね……それが出来ないとゴールド帯ではやっていけないし、下手すりゃシルバー帯で躓くよ。これは早かれ遅かれ、仲良くしていかないと駄目だからね」

 

奏「うぅ……だからこそレインさんに師事を乞いたけど、改めて大変なのが思い知ったよ・・・」

 

レイン「それでも心折れて、辞めると言わなかっただけ上等だよ。人によってはそれで折れて辞めちゃった人も聞くからね・・・頑張ろうとしているだけ上等上等。ましてジェガンフェスの事もあったし、頑張ろうと思っているならパタちも協力するよ。頑張ろうとしているのも、青君の力になりたいのもあるからだよね?」

 

頷く奏。

 

奏「ReGLOSS(あたしたち)の中で唯一ゴールド帯で出場資格を得ているのもあって、参加出来ないならせめて何らかの力になろう・・・と思った訳ですからね。最近ではしゃちょー達もジム等の最新の機体を使って特訓していますからね。だから、あたしも長所を伸ばして、短所にも向き合っていきたい……と思っています」

 

レイン「怜君の事もやっぱりある?」

 

奏「……それは、分からないです。でも、出来る事ならまた一緒にガンダムウォーズをやりたいとも思っています」

 

レイン「そっか・・・なら実力を磨いて、再開した時は驚かせてあげないとね♪」

 

奏「はい、お願いします!それで、前にちょっと気になった事があるんですけど・・・」

 

スマホを取り出し、みしろと尾形三日月との対戦動画*1を見せる。

 

奏「初手でショートビームライフルを破壊していますけど、これって・・・」

 

レイン「このステージは鉄血の最終決戦を舞台にしているから、グレイズのライフル等が落ちているでしょ? ステージによってはこういう使い捨ての武器が落ちてたり、アップデートで『武器庫』というアイテムボックスが配置される場合があるからね。設定でON、OFFが出来たりするけど。それを活かして、実弾で対応し、レギンレイズのナイトブレード等で対応してるでしょ?」

 

奏「ええ、確かに・・・」

 

レイン「だから時には、こういう()()()()()()()するのも結構大事だったりする。この試合の場合、ビームライフルはデッドウェイトになりかねないからね」

 

奏「成程・・・それで、次にこの場合ですけど・・・」

 

奏の修行は、まだまだ続く。

*1
ホロライブ ビルドライバーズwithリ・イマジネーションズ29話、30話参考




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