【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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はあちゃまがブランクを埋める回


はあとのリハビリ前編

はあとの使うサザビーが岩盤を前に立っていた。今やっているモードは「マウントラッシュモアチャレンジ」だ。

 

 

『マウントラッシュモアチャレンジ』

元ネタであるマウントラッシュモアのように岩盤を彫刻していき、お題の人物を彫っていくモード。武装に関しては全て一定の威力に調整されており、武器を使い分けて岩盤を彫っていく事が大事。岩盤を破壊すると0点である。

再現度が高い程ポイントが高くなるためバトルの技量だけでなく、新生アイドル界に対する知識も求められてくる。

 

 

はあと「今回のお題は・・・『名前のない4人組』ね」

 

出されたお題である『名前のない4人組』は『える、ドーラ、シスタークレア、花畑チャイカ』による4人組グループだ。まずは周囲をビームサーベルの代わりに装備した、GE製の『ラブリーレイピア』で削っていく。大本を削ったら次はビームショットライフルで削っていくが、この時不必要に削らないように高収束ビームで削っていく。武装が過多故に扱いが難しいがはあとは自分の手足の如く扱っていき、彫刻していく。そして彫って行き、お題の4人を完成させて「完成」のボタンを押してゲームを終了する。採点は・・・

 

『採点:98点。 ランクS』

 

 

―MISSION COMPLETE―

 

 

はあと「むぅ・・・惜しい。後少し詰めていれば100点満点だったのに・・・」

 

100点取れなかった事に対して悔しがるはあとだが技量と知識がなければSランク獲得は厳しい為、これでも上出来である。さらに言うと彼女は長い闘病生活と長いリハビリ期間を経ていた為ブランクが大きいのもある。勘を取り戻すためにこころ達の育児の合間を見てガンプラウォーズをやっていき、短期間で此処までたどり着いたのだから本来なら凄い事ではある。『ランクはシルバー5だが、実力的にはプラチナクラス』と評されてるだけの実力がある彼女だからこそ・・・というのもあるが。

すると、ある人物が話しかけてきた。

 

ベル「よう、やっているな」

 

はあと「あ、ベルさん」

 

話しかけてきたのはにじさんじ所属タレント兼とあるBARのオーナーを務めている『ベルモンド・バンデラス』だ。30代ながらも渋い声を出しており、その声から一部からは『野生の大塚明夫』『リアルヴェノム・スネーク』とも言われている。

 

ベル「どうだ? ブランクは埋めれてきたか?」

 

そう問いかけられるが、はあとは首を横に振った。

 

はあと「まだダメね。安定してSランクやAランクを取れるようにはなってきたけど、正直思考に対して身体が追い付いていないわ。レイラ君が『時々自分の思考に対して、肉体が追い付かなくてもどかしく感じる』ってのが理解(わか)るわ」

 

ベル「まぁ、こればかりは時間を掛けて埋めていくしかないからな・・・でも、だからこそ俺達に頼って来たんだろ?」

 

はあと「ええ。あくあちゃんやおかゆちゃんにもお願いしてバトルしたりしているけど、色んな人とも戦って勘を取り戻していくのが最適解だからね。無理言ってごめんなさい、ベルさんだって大会に出ている身なのに・・・」

 

ベル「気にすんな。どの道一日にチャレンジできる回数は限られているし、今日はもうチャレンジ回数を使い切って神羅城(ここ)に来たんだから気に病む必要はない」

 

そう。はあとは神羅城にあるテスト機がある部屋でブランクを埋めていたのだ。本来であれば好き勝手遊ぶのは駄目なのだが、「今は予選期間中で、他のプレイヤーに迷惑をかける訳にはいかない」と玲二を説得し、「特訓に使うのであれば」という条件付きで使用許可を貰っていた。

 

はあと「勿論ランク上げの為に定期的にホロプラやOMEGAに行ってランク上げをしているわ。せめて二次予選までにはゴールド帯に昇格しておきたいし」

 

ベル「まあな。ま、はあとちゃんの実力なら頑張ってプラチナ帯に行けるかもしれないけどな……俺に勝てるなら、な」

 

はあと「ふふ……言ってくれるわね」

 

そう不敵に笑う二人。事実、ベルモンドもプラチナ以上の実力を持っている為はあとのリハビリするには丁度良い相手でもあった。

 

はあと「それで、使う機体は何?」

 

ベル「俺が使う機体はゲルググ・ウェルテクスだ。と言っても、みこちゃんみたいに色変えて動かしやすくした程度の改造した奴だけどな」

 

 

 

『ゲルググ・ウェルテクス ベルモンドカスタム』

『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に登場するキマイラ隊の機体『ゲルググ・ウェルテスク』をベースに改造した機体。特別な改造を施しておらず、精々可動域を増やして動きやすくした事、カラーリングも赤の部分をベルモンドのイメージカラーであるこげ茶色に変え、近接武器もビームナギナタからGE製近接武器である『ブルーセイバー』に変更しており、場合によって出撃前に『ヒートトンファー』に変える事も可能。

それ以外の武装であるミサイルポッドやビームスポットガン、ビームガトリングガン等はそのまんま使えるのが特徴であり、ベルモンドはブルーセイバーに変える前は『ちょっと改造した程度』のゲルググ・ウェルテクスでブロンズからプラチナ帯まで上り詰めた実績がある為、彼の相棒とも言える機体である。

 

 

 

はあと「アンジュさんや楓さんから聞いてたけど、好きねぇ・・・ゲルググ」

 

ベル「近年では『機体自体は10月辺りには出来ていたが、ビームライフルの開発に拘ってズルズルと配備が先延ばしになって活躍が遅れた』とか『腕の立つ新兵にはザク改やリックドムⅡに乗せて、数合わせにはゲルググを載せていた』とか言われているし、俺も正直『これならいっそギャンを繋ぎとして採用し、さっさとガルバルディαを開発した方が良かったんじゃないのか』って思う時もあるけどな・・・それでも好きなんだよ、ゲルググ。デザインといい、末期で登場して戦後も少数ながら抗っていた姿がどことなくグッとくるんだよな」

 

はあと「ミオちゃんやオリバーさん理解できるかもしれないけど、私には理解(わか)らないわ・・・」

 

そう肩をすくめるはあと、内心「男の人ってこういう物なのかしら?」って考えてしまう。因みに彼は他にも袖付き仕様のリゲルグ、ジョニー・ライデン専用ゲルググも改造しており前者は『アフターバーナーブレードを搭載した機動力強化型』に、後者は『GE製外付け核融合炉を搭載して『ザスタバ・スティグマト』を装備し、腕部も左腕に三連装ガトリングガンを、右腕に強化型電磁ワイヤーを装備した立ち回り強化型』へと改造する位にはゲルググが好きである。無論、どちらも彼に合わせたカラーリングへと塗装している。

 

ベル「はあとちゃんはやっぱり、サザビーを使う感じ?」

 

はあと「ええ。皆みたいに自分にあったカスタマイズ機を作れなかった・・・というのもあるけど、今の所はサザビーで十分なのもあるからね。改造しても精々、動きやすくしたのと、ビームサーベルの代わりに『ラブリーレイピア』を変えた程度だけどね」

 

ベル「ビームアックスは外さず・・・って感じか?」

 

はあと「はあちゃもクレイジーさを出す意味でも外すつもりは無いわよ? 後はバルディッシュ・・・は被るからスクラッチしてハルバードを作ってみるのもアリかもね。差別化出来るし、エネルギーの節約にもなるし・・・」

 

ベル「まぁ、それに関してはおいおい考えていこうぜ。そろそろバトルを始めるか」

 

はあと「そうね、負けないわよ」

 

こうしてブランクを埋める為にベルモンドとバトルする事になった。果たして、どちらが勝つのだろうか……

 

続く。




3000字近くとキリが良いのでバトルは次回です。個人的に、ベルさんはゲルググが似合うイメージなんですけど皆さんどう思いますか? ベルさんに限らず「この人は○○が似合う」と思うのがあればコメントでお願いします。

御意見、御感想をお待ちしております。
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