【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
後編です、短いです
戦いの舞台は鉄血2期の最終決戦をモデルにした赤茶色の荒野。辺りにはグレイズやレギンレイズの残骸が転がっていて、ボロボロのガンダムグシオンが座り込み、首のないガンダムフレームの機体が横たわっている。
落ちてあるライフルやシザーシールドを有効活用し、一定時間を過ぎると衛星軌道上から発射されるダインスレイヴを回避しながら戦うのがこのステージのコツだ。
ベル「周囲に気を付けながら戦う・・・威力が威力だけに、ナノラミネートアーマー持ちですら大破は免れない・・・当然、他の機体なら一発でお陀仏だろうな」
はあと「良いじゃない。テキサスでもヴォルパノヴァからの砲撃も脅威だけど、それでも中ダメージになる程度だけど、此処なら緊張感をもって挑めるから丁度良いわ」
ベル「その意気だ。それじゃ、始めようか。ベルモンド、ゲルググ・ウェルテクス。発進する!」
はあと「佐々木はあと、サザビー出るわよ!」
3・・・2・・・1・・・―START!!―
戦いが始まるがお互い様子を見る。はあとにとって警戒すべきはダインスレイヴだけではない、ベルモンドが装備しているブルーセイバーにも警戒していた。ブルーセイバーは「変形させることで『ブルースライダー』となり、Zガンダムの様にサーフィンしながら敵に突撃出来る」という特徴を持っており、いざとなれば突撃して虚をつく事も、逃げに徹する事も可能な武器だ。また彼自身も剣の扱いを好んでおり、フレンや剣持程ではないにしても剣の扱いは上手い。
迂闊に攻めるは自殺行為だし、そもそもサザビーの持ち味を活かすとなればファンネルによる搦め手と、高火力兵装を活かしていかなければならない為、態々近接戦闘を挑む必要はない。
はあと(ファンネルを使って誘導し、ビームショットライフルなり拡散メガ粒子砲を叩きこむのが一番だけど・・・ベルさんはそれを警戒しているわよね。特に拡散メガ粒子砲はサザビーの中で一番の高火力を誇る・・・だからこそ、迂闊に攻めるような愚策を起こすとは思えないわ)
ベル(さて、どう攻めるかな・・・ファンネルを撃ち落とすとなれば目標が小さいし、かといってそれに気を取られていたらビームトマホークとかをぶん投げてくるだろうな・・・それに、あまり悩んでる暇もねぇ)
はあとまずは先制攻撃としてビームライフルを撃って牽制し、出方を伺う。地面を撃って目くらましををするが、ベルモンドのゲルググ・ウェルテクスは姿を消していた。
はあと「ブルーセイバーを変形させた?」
ベル「ご明察!」ダダダダダダダダダ
ブルーセイバーに乗って高機動をしながらライフルを撃っていく。撃ち切ったライフルはサザビーのモノアイに向けて投げた。
はあと「この程度で!」
ラブリーレイピアからエモーショナルハートを撃って破壊し、アックスで襲ってきたのを間一髪で回避する。
ベル「流石にこれは読まれていたか」
はあと「流石にね」
ベル「ならこれはどうだ!?」
アックスを投擲するがギリギリで回避する。
はあと「同じ手は通用しないわよ!」ドキュウ
ビームライフルで応戦するが上手に避けられる。お互い決定打を与えられずに苦戦していた所、アラートが鳴った。
―COUTION!上方注意!―
ベル「とうとう来たか!」
ベルモンドはレーダーを確認して避難しようとするが、はあとがファンネルを射出して誘導を狙う。
はあと「大人しく餌食になりなさい!」
ベル「それは出来ない相談だな!」
敢えて被弾覚悟の上で突っ込み、落下地点から離れるベルモンド。
はあと(やっぱりファンネルでの足止めじゃ無理なのね・・・)
はあとも離れつつも何とか打つ手を考える。そして・・・
ズドーーーーーン!!
はあと「くぅ・・・」
離れた為にダインスレイヴの爆風を最小限に受けた物の、僅かながらに耐久値が削れて怯んだ。そこですかさず、ベルモンドが仕掛けた。
ベル「喰らいな!」ダダダダダダダダダ
はあと「ッ!」
咄嗟にシールドでビームガトリングガンを防ぐ。シールドにはビームコーティングを施しており、ビーム属性が付与されているガトリングのダメージを軽減する。
ベル「こいつも喰らいな!」ズドン
ロケットランチャーを数発撃ってシールドを破壊する。これでシールドとアックスは使えなくなった。
はあと「ダメージを最小限に抑え、シールドを破壊して防御力を下げる……流石ね」
ベル「盾持ちは出来れば、さっさと盾を破壊しておきたいからな」
はあと「でもこの程度で・・・はあちゃまは止められないわ!ファンネル!」
ファンネルを射出して脚部を狙おうとする。
ベル「その手には乗らねえ!」
咄嗟に回避するがベルモンドのゲルググに突進してきた。
ベル「何!?」
はあと「メガ粒子砲を食らいなさい!」
思わぬ行動に反応が遅れ、腹部メガ粒子砲をもろに食らって爆散。戦いは、はあとの勝利に終わった。
ーWINNER 佐々木はあとー
ベル「最後は思い切って突っ込んできたか・・・我ながら情けないミスを犯してしまったな」
はあと「まぁ、搦め手使うよりも思いっきり暴れた方がはあちゃまの性に合うからね。とはいえ、そら先輩やすいちゃんみたいにファンネルを上手に使って誘導し、仕留める・・・とはいかないけどね」
ベル「ま、これに関しては得手不得手があるから仕方ねぇよ」
はあと「そうね。それで・・・改めてベルさんから見て、今の私はプラチナ帯に行けそう?」
ベル「……このまま腕を磨き続けていれば行けるだろう。現に、リハビリを繰り返してゴールド帯に昇格したんだろう? チーム戦なら自身が鉄砲玉の如くアタッカーを務めるならやっていけるが、もう少し搦め手を覚えた方が良い気がするな」
はあと「やはりそうなのね・・・でも分かったわ。ファンネルやギミックを活かした戦い方を学んでみてみるわ」
ベル「ああ、それが良い。はあとちゃんは思いきりが良く、人に使われてこそ力を発揮するタイプだが・・・クレイジーさを出すなら武装だけでなく、戦術を磨いていかないとな」
はあと「そうね。私もまだまだ精進が必要だわ」
ベル「・・・その素直さも美点ではあるけどな」
はあとの特訓は、まだまだ続く。
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