【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
地上界へと帰還したトワ達はホロライブ沖縄支部へと来ていた。
クロヱ「久々にきたねぇ・・・此処に来るとしたら夏季の強化合宿の時位だけど」
トワ「支部とは名ばかりで主に強化合宿の為の拠点と、沖縄で見込みある娘をスカウトする為にあるからね」
シオン「正直あって良かったぁ・・・シオンはもう寒い所は御免よ」
荷物を置き、子供達を支部に預けてガンプラウォーズを取り扱っている店へと向かっていた。しかし沖縄にはゲームセンターの数が数店しかない上に支部から近い場所となれば一店舗しかなく、他の店へと向かうとすれば交通手段が必要なのが難点だった。
それでもシオン達が沖縄を選んだのも「もう寒い所は懲り懲りだし、どうせ移動するなら比較的暖かい場所が良い」という理由な上、条件的にそこしかなかったという事情もあった。
シオン「そういえば沖縄にも、ぶいすぽの支部があるみたいね。もしかしたら誰か遠征で来ているかも・・・」
トワ「みたいね。ぶいすぽもホロやにじに次ぐ大手アイドル事務所に発展していっているし、考えている事は一緒・・・かもね」
ぶいすぽっ!
『ゲームに本気で取り組むメンバーが集まってesportsの良さを広げていく、次世代eSportsプロジェクト』というコンセプトを持つ、ゲームを専門としたアイドル事務所だ。あおぎり高校も「アイドル事務所としては」持株会社のグループに移籍されており、事務所は違えどグループとしては一緒である。新生アイドル界の中ではホロライブ、にじさんじに次ぐ大手アイドル事務所として発展していっている事でも有名だ。
そんなぶいすぽっ!だが「ガンプラウォーズはいずれe-スポーツ入りするかもしれない」と予測した上層部は、去年からガンプラ作り、ガンダムシリーズの勉強会、最近ではガンプラウォーズにプレイして腕を磨いていく・・・というように、ホロライブやにじさんじに後れを取りながらも追って行っていたのだ。
シオン「そういえば玲二に『ガンプラウォーズのいろはや、ガンプラ作りの応用を教えてほしい』と事務所から打診があったわよね。何でよりによって玲二を指名したんだか……シオン達でも教えられるし、何なら拓哉でも良かったのに・・・」
クロヱ「ホントだよねぇ、シオン先輩……何でよりによってお兄ちゃんなんだか……」
トワ「いや、ほら・・・玲二さんも『事務所同士の繋がりを持った方が利があるし、私的な理由で断るのは先方に失礼だろ』って言ってたじゃん。トワとしても思う所はあるけどさ・・・」
他所の
トワ「それにほら、ホロとしては『ガンプラウォーズの新規顧客の獲得』が出来るし、ぶいすぽとしては『e-スポーツに興味を抱くファンの獲得』が出来るし、win-winじゃん。玲二さんとしても断る訳にはいかないし、
トワの言う通り業界を盛り上げる為に新生アイドル界と繋がりを持とうとするのは珍しくない。麻雀業界で言えばルイス・
そんな事を言いつつ、目当ての店に入ったら荒れて地団駄を踏んでいる人を目撃した。
「あああーーーーッ!!」ダン!
トワ「あれ・・・めと?」
そこにはクリーム色の髪色が特徴で「人間に見えて、正体は水銀に似た液状金属という地球外生命体」の小森めとだった。かつては774 inc.(現ななしいんく)に所属し、ぶいすぽに移籍するという異例の経歴を持つ彼女とは面識があり、此処に居る事にトワは驚いていた。「まさか知り合いが沖縄に来ていたとは・・・」と。
めと「あれ・・・トワ様じゃん。何でここに?」
トワ「えっとね・・・」
トワはめとに対して事情を話した。魔界に遠征して修行してた事、メルの一件でトワの実家に拠点を移した物の、半壊して機能せずやむを得ず地上界へと帰還した事、それで支部がある沖縄へと移った事を話した。
めと「成程ねぇ……まぁその・・・ホロライトシティには戻らないの?」
トワ「うん。いっそホロライトシティに戻る事も考えたけど、「それじゃあ修行にならない」て事でまだ戻るつもりはないよ。ホロライトシティだとどうしても見知った人ばかりと対戦になりかねないし、それじゃあ・・・ね」
めと「確かに・・・めと達もホロライトシティに固まってばかりじゃ駄目だし、短期間とはいえ遠征して修行を積んでいるからね。まぁ、結果はそこそこ・・・だけど」
トワ「因みに予選のミッションは何処まで進んでいる? トワは『目覚めし厄祭』と『この世の果てへ』、『極限の更なる彼方へ』は終わらせた感じ」
めと「めとも似たような感じかなぁ・・・『プチッガイのおたからさがし』はさっき挑んだけど、間に合わずに失敗・・・対策は施したんだけどねぇ」
そう肩をすくめて語るめと。アイザックで挑んだ物の、中々お目当ての物を見つからず苦戦してた模様。
シオン「アレは難しいからね・・・というか、どのミッションも相応の対策を施さないとクリア出来ないようになっているわ」
めと「ぶいすぽ内で勉強会をして学んできたけど、まだまだだと実感させられたし、クイズとか挑んで無理になった……一年戦争物だけでもややこしいし、サンダーボルトやTHE ORIGINとか、履修すべき物が多すぎる・・・流石にククルス・ドアンの島のネタは出てこなかったけど」
シオン「グリプスでもテレビ版だけでなく、DefineなりADVANCE OF Ζとか・・・ねぇ。後者は『流石に複雑すぎるし、履修してないから出してもTR計画絡みに絞っている』との事だけど」
クロヱ「無理無理。TR計画だけでもお腹いっぱいになるのに・・・」
めと「というか、アレを履修できる人ってどんだけいるの? リブートとかされているし」
邪魔にならないように離れた場所に向かいつつ、腰を落ち着けて話し合う4人。それから、本題に入った。
めと「ねぇトワ様。差し支えなければさ・・・『トレジャーハンティング』で探索の特訓に付き合ってくれない?」
トワ「良いよ。久しぶりにめとと勝負したかったし」
「トワ様マジ天使!」と心の中で賛美しつつ、筐体へと向かう。因みにシオンとクロヱはミッションに挑む予定だ。だが・・・
トワ「あー・・・二台しか空いてないし、シオン先輩とクロヱは先やってきなよ」
シオン「嬉しいけど、めとは良いの?」
めと「良いよ。休憩だと思って待ってるから」
シオン「じゃあお言葉に甘えるわ」
そういって筐体に入っていくシオンとクロヱ、勝負は・・・お預けだ。
続く。
正直ぶいすぽっ!はめとさんしか知らないけど、口調の面で心配・・・
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