【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

74 / 352
サロメと奏が格闘戦の特訓するだけ。リ・イマジネーションズでバンシィの改造機が出たし、出さない理由はない・・・よね? 今回は導入でバトルは次回の予定。

時系列は波音四季様の『ホロライブ ビルドライバーズ with リ・イマジネーションズ』のPHASE11より前・・・つまりそういう事。


奏様と特訓、ですわ!前編

ある日の神羅城

 

サロメ「近接戦の特訓に付き合ってほしい、ですか?」

 

奏「うん、怜さんも『色んな人と特訓に付き合う事も大事です』って言われたからね。サロメさんで良ければ特訓に付き合ってほしいなぁ・・・って」

 

サロメ「良いですわよ。今日は予定有りませんし、サリナも丁度寝ていますからね」

 

奏「ありがとうございます♪サロメさんのは確か、ルブリスウルを改造した物だったよね?」

 

サロメ「はい!ビームガトリングガン、フェーズドアレイキャノンをオミットして近距離戦を強化したセッティングにしていますわ!楓様みたいにガッツリ格闘戦が得意・・・ではありませんけど、そこそこの距離で真価を発揮します。奏様は最近、『バンシィ・ノルン』のカスタム機を組んだ・・・と伺っておりますが・・・」

 

奏「うん、『ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノクターン』だね。格闘戦のトレーニング用も兼ねて組んで、この前怜さんに見てもらってブラッシュアップしたんだ。ファンタジアと差別化も出来ているし・・・ね」

 

 

 

『ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノクターン』

『ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン』のカスタム機。両腕にバンシィのアームドアーマーVNを装備し、格闘に全振りしている。背部にはアームドアーマーXCに加え、アームドアーマーDEを装備することでサイコフレームを増設、ステータス上昇に貢献している。

『ノクターン』は『夜想曲』のことで『夜の情緒を表す叙情的な曲』を意味する。

 

スキル「夜を裂く黒き獅子」

夜戦でのみ常時発動。近接武器によるダメージが150%になる。

 

 

 

サロメ「成程・・・夜戦で真価を発揮するスキルですか。確かにビームマグナム等が使えないとなれば、闇討ちとかで伸ばすのが吉でしょうからね」

 

奏「これには悩んだからね・・・怜さんとも相談した上で作りましたし」

 

サロメ「成程・・・因みに、怜様とはどこまで行っていますか?」

 

奏「……ジェガンフェスから連絡を取り合っているし、仲良くはしているよ。主にガンプラウォーズの事で話を盛り上げてはいるけど」

 

サロメ「そうですか……奏様。どのような結末になろうとも、私は奏様の恋路を応援していますわ」

 

奏「ありがとうございます、サロメさん」

 

そういって会話を切り上げる二人。口には出さなかったものの、奏にとって怜の存在はかなり助けられていた。ジェガンフェスに出る時も一部のアンチからは「客寄せパンダだろ」と悪意ある言葉を掛けられたり、デビューして韓国語が話せる事を話しただけで「在日か?」と言われ、平然と振るってはいたが内心では傷付いていた。その事も打ち明けた時も

 

怜「そんな奴等の言葉なんて無視して良いんですよ、ああいう手合いは他人の気持ちなんて最初から考えない人なんですから」

 

そういってくれてハッと世界が開けた気がしたのだ。それだけ奏にとっては、「来栖怜」という親しい人が・・・「来栖怜」という()()()()が、奏の中で大きな存在になりつつあるのだ。

 

奏「それじゃあ、そろそろ行こうか」

 

サロメ「ええ、参りましょう」

 

こうして二人はホロプラへと向かった。

 

 

ホロプラ

 

 

奏「一次予選を突破した人が多く出たのか、少しずつ減ってきましたね・・・それでも前みたいな賑わいはありますが」

 

サロメ「ホロメンの皆さんも順調にミッションを完了していっていますし、二次予選の事を考えるともうゆっくり出来ないんでしょう。此処まで来たら「もう終わらせて新機体の慣らしや、腕を磨いている」か「ミッションが終わらず焦っている」かのどちらかな気がしますし」

 

オッドアイの店員「ただ、本土では予選突破を焦って他のお客さんともめている人がいるみたいですけどね・・・幸い、ホロプラ(うちのみせ)とOMEGAは無縁ですが」

 

サロメ「あ、お疲れ様ですのぞみ様」

 

声を掛けてきた店員はインフルエンサーでもあり、にじさんじタレントを務めている自称悪魔と人間のハーフで、Idiosのメンバーの一人でもある『石神のぞみ』だ。因みにオッドアイはカラコンだ。ホロプラでアルバイトをしており、レジ打ちとSNSでの宣伝が彼女の仕事だ。

 

オッドアイの店員→のぞみ「お疲れ様ですサロメ先輩。丁度筐体が2台空いていますので、今のうちにどうぞ」

 

サロメ「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて・・・」

 

そういって筐体に入ろうとするが、丁度筐体から他の客が出てきた・・・

 

バトラー「く、くそー強ぇ・・・アカリ副店長、新しい機体に切り替えても相変わらず強いな・・・」

 

アカリ「まぁお客様のお相手するのもアカリ達の仕事だからねぇ。またの挑戦をお待ちしていますよ♪」

 

「次は絶対勝つ!」そう意気込んで退店するバトラーを見送る二人。

 

奏「……今のは何なの?」

 

アカリ「あ、奏ちゃんにサロメちゃんお疲れ様♪今のはね、ホロプラの名物である店員との勝負だよ。アカリ達に勝てば割引券や商品券をプレゼントする・・・というのをやっているんだ。偶にキャンペーンとかしてて、期間中はちょっと豪華になるよ。まぁ、本当にちょっと貰って嬉しい程度の粗品だけどね。あまり高すぎるのは流石に赤字になりかねないし、何よりるーちゃんが認めないだろうし・・・」

 

いくらホロプラが人気店で定期的にお客さんがくるとはいえ客商売な上、安定した客入りがあって商品を購入してくれるから安定した利益が生むのであって、多く客が来るからと言って常に儲かってウハウハ・・・とはいかないのだ。人件費や商品の仕入れは勿論、継続して客を呼び込んで購入してくれる工夫があってこそやっと利益が出るだけに、るしあ達も毎日知恵を振り絞り、工夫して商売している。その「工夫」の一つが「店員とのバトル」だ。

アカリやるしあは運営側な為明確なランクは無い物の、実力的に言えばプラチナランクかそれ以上とも言われており、腕試しに挑戦する客も少なくない。挑む者の中には新生アイドルは勿論、GCPDに所属するスミレやベル、愛華等も仕事終わりや非番の時には偶に勝負しに来るほどだ。

 

サロメ「こうもお客様が来るとなれば、毎回相手するのはお忙しいのでは? 特にるしあ様はもうアイドル活動を再開していますし・・・」

 

アカリ「まぁのんちゃん*1やアロエちゃんみたいにシルバー帯の店員もいるけど、その娘にもしっかり教育しているからアカリやるーちゃんを除けば、バイトの娘は皆ゴールド帯以上だから不足はないよ。OMEGAでも・・・というかガンプラウォーズを導入している店は、うちを真似てゴールド帯以上の人とかを募集しているからね」

 

奏「考えている事は一緒・・・って事かぁ」

 

アカリ「まぁこれも接客だからね。アカリ達と勝負して勝てば自信に繋がるし、勝っても負けても工夫の為に購入してくれるから、結果として上手く回っているよ。そこに気付けなきゃ単なる屯する場所になって、売り上げに繋がらず苦戦する店もあるけど・・・後、何時ぞやの時みたいに()()()()()()()()()()()人を出さないように警戒する事・・・かな。マリンちゃんとぺこらちゃんがやらかした時みたいにね」

 

実際過去にサラ達がイベントをやってた時にぺこらが*2、しんのすけ達がイベントをやってた時にマリンが余計な事をした*3前科がある為、イベントをやる時は細心の注意を払っている。勿論その時にはしっかりと制裁をし、以来面倒事を起こした同期二人(ぺこらとマリン)には徹底して関わらせない程に警戒しているのだ。

 

奏「しっかり制裁を受けたとはいえ、何やってんだが先輩達……」

 

サロメ「私も話を聞いた程度ですが、万が一の事があれば大損害ですし、あの程度で済んだだけまだ温情と考えるべきですわ。また懲りずにやらかしそうですし・・・」

 

アカリ「……副店長として、否定できないのが辛いね・・・と、話し込んでゴメンね。ゆっくり楽しんで行ってね」

 

サロメ・奏『はい♪』

 

こうして筐体に機体をセットし、特訓が始まる。果たしてどうなる事やら・・・

 

続く

*1
石神のぞみの事。Idiosのメンバーが彼女の事をこう呼んでいるが、此処ではアカリも呼んでいる

*2
本家ホロライブビルドライバーズ第99話参照

*3
本家ホロライブビルドライバーズ第125話参照




御意見、御感想をお待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。