【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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作中で出た一次予選を突破した者、突破しようと頑張る者、ガンダリウムランカー等の過ごし方を見る。蝶美の新機体を出したいけど、ネタが思い浮かばなかったからオムニバスでやってみる。

with リ・イマジネーションズ最新話、一応ネタバレ注意。


オムニバス:強者達の過ごし方

青と蝶美の場合

 

青「何とか一次予選を終わらせて良かったよ・・・ブルーストリークジャスティスも出来て良かったし」

 

蝶美「そうだねぇ・・・ちよもライジングフリーダムを少し改造した物を用意しないとね」

 

リビングでゆっくり寛ぎながら語る青と蝶美。

 

 

 

『バタフライフリーダムガンダム』

『HGCEライジングフリーダムガンダム』をベースにカスタムした機体。特別な改造は施されておらず、精々『GE製外付け核融合炉』を取り付けて武装を賄い、継戦能力を向上させている。

カラーリングもキュベレイバタフライと同じになっており、機動力を武器にしつつ射撃戦で戦場を制する事に主眼を置いている。

 

特殊スキル:胡蝶隠れ

機体が攻撃不可能になる代わりに無敵時間を付与する、使用回数は1回のみで使用時間は10秒間である。

 

 

 

蝶美「色々と悩んだけど、これで落ち着いたわ」

 

青「難しいよねぇ・・・カスタマイズは。敢えてシンプルにするのも正解だったりするし、派手な改造をすれば良い・・・って物じゃないから難しい。僕のブルーストリークも精々、『GE製外付け核融合炉』は取り付けて改良するのが関の山だし」

 

拓哉「意外な形で『これで良い』と言うのがあったりするからな・・・だからこそ、色んな人に意見を聞くのも大事だしな」

 

蝶美「・・・私もまだまだ精進が必要だよ」

 

青「僕もだね」

 

そう語り合う三人。

 

青「……蝶美ちゃん。二次予選以降は負けないよ」

 

蝶美「私だって負けないわよ」

 

互いに闘志を燃やし、二次予選に掛ける。

 

 

両津勘吉の場合?

 

葛飾区にある公園前派出所はいつもより静かだった。いつも騒ぎを起こす問題児であり、ガンダリウムランカーの一人である『両津勘吉』がいないのだ。いや、正確には異動させられたのだ。

 

麗子「まさか大会が控えているのに、この時期にさいはて署に飛ばされるなんてね・・・両ちゃん大丈夫かしら?」

 

部長「あいつの事なら心配ない。本来ならGW何とかかんとかという大会を辞退させてやりたかったが、警視庁から『問題こそある物の、彼は警察の代表でもあり宣伝の為に必要である為、辞退すべきではない』との声が上がったからな。何やら、新しく設立予定の課が関わっているらしいがな・・・」

 

中川「それってもしかして・・・ガンプラウォーズ関係の事件をメインに取り扱う課の事ですか?」

 

部長「ああ。ワシも詳しい事は分からんが、今の警察の体制では限界があるとの事で、警視庁も本格的な設立を勧められており、人材育成も進んでいるらしい。阿部警視が関わっているんだとか・・・」

 

中川「近頃は逮捕されたクラッシャーの模倣犯だけでなく、プレイ中に謎の意識不明になったり、謎のチップが押収されたりしていますからね・・・海外でも特殊チームの設立はあっても、本格的な課の設立は今の所ないですし、これが出来れば日本が世界初になりますよ」

 

麗子「それがあるから鞍院警視庁長官は勿論、与党の後府幹事長も注目されているからね」

 

部長「ワシには理解出来ん。所詮、子供の遊びなのに海外は愚か、天界や魔界まで熱に入るとは……世も末だ」

 

溜息つきつつ、窓によって茶を啜る大原部長。

 

中川「まぁ、それだけ世界に影響を与えていますからね。政界でも部長に似たような反応があった物の、後府幹事長は『これが日本を技術大国へと成長させ、経済面で支える事になるかもしれない』と推進していますし、何より反対しようにも『では代案はあるかね?』で黙り込んだ訳ですし・・・もう終わらせる時が来ているのだと思いますよ。『アニメやゲームが悪影響を与える』とか『ゲームは所詮、子供の玩具』という考えは・・・」

 

部長「それこそ考えすぎだ」

 

『さいはて署に飛ばされ、悪戦苦闘しつつも本土への帰還を目指している』両津の事を考えず、公園前派出所は平和な一日を過ごしていった。

 

 

雪花雪奈の場合

 

雪奈はルイと共に特訓をする。一人の強者の言葉がきっかけに、強さを求める。

 

実『確かに君は強い。だが、君の剣には『何かを成そう』という意志を感じられない』

 

『君のような少女にそんなことを求めるのは間違いかもしれん。だが、ただひたすらに強者と戦いたいというだけなら、いつまでも先に進むことは出来ないだろう』

 

『俺には目標がある。『すべてのガンダリウムランカーを倒し、この世界の頂点に立つ』ことだ』

 

雪奈「……」

 

実『夢物語と斬り捨てるか? 少なくとも俺はそう思ってない。少女、世界は君が思ってるよりずっと広い。『自分の好きを貫き強敵を倒した者』『自分が思うままに闘争を求める者』『徒党を組み切磋琢磨を続ける者達』君が知らない戦士たちが世界中にたくさんいる。君はこんなところで満足するような器か?』

 

『もし君に、進む意志があるなら!この流星実が、未来への水先案内人となろう!』

 

完全敗北。『ユニオンの青い流星』こと、流星実との勝負に実力を以って叩き伏せられたあの戦い……同時に思い知らされた。自分には()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という事実に。

 

雪奈(思えば、お姉ちゃんの旦那さん以来は強い人と出会えず、唯々バトルをしていた。ルイさん相手だって特訓だというのに楽しめたのに、何処かで慢心してたかも……だから最後の最後で負けた)

 

ルイ自身も『正直最後の策を出さなければ負けてたし、試合に勝って勝負に負けたわ』と語っていた。そんな時に現れたのが実だ。彼とのバトルは確実に自分の足りない物を気付かせ、同時に『何かを成そう』という意志を芽生えさせた。

 

雪奈「『すべてのガンダリウムランカーを倒し、この世界の頂点に立つ』・・・という目標はさせない、私が先に・・・叶えちゃうからね!もっと強くなりたい・・・私はもっと強くなれる!そうだよね、スノーホワイトリリィ・・・」

 

一次予選を終わらせ、目標に向けて彼女は精進する。強くなって強者と戦い、いずれは彼と再戦する為にも・・・

 

 

社築の場合

 

自宅にて、社はまた本調子でないドーラに代わって家事をしていた。

 

ドーラ「のう築・・・あまり根詰めてやるのではないのだぞ。自分の機体の改良とか、色々とあるだろうに・・・」

 

社「今はまだ育休期間中だから大丈夫だよ、ドーラ。それよりもドーラ・・・子供の面倒とか見て大変だろう? 子供は寝たとはいえ疲れているだろうし、無理せず休め」

 

自信の妻である『ドーラ』に優しく語り掛ける築。出産を終え、育休期間中として現在はタレント活動を休止中だ。

 

ドーラ「そうは言うがな・・・わしとてファイヤードレイク、人の子よりかは丈夫なのじゃよ? 神羅族程、無理出来る訳ではないが・・・」

 

社「そういって子供の面倒を見て殆ど寝れてないだろ? 今夜は俺の番だから、ドーラは休むんだ。子供がいつ起きるか分からないからな・・・」

 

ドーラ「・・・すまぬ」

 

一区切りついた社はソファーに腰を下ろし、ドーラの隣に座る。

 

ドーラ「……築」

 

社「うん?」

 

ドーラ「・・・やるからには優勝してほしいとは思うが、それ以上に・・・楽しむことを忘れる出ないぞ。わしにとっては、築には『自分らしく楽しんでほしい』のじゃ。賞金も栄誉も、楽しむことを忘れたら意味ないし、求めぬ・・・」

 

社「・・・自分の宝になるかもしれないのにか?」

 

ドーラ「ふ……わしにとっての一番の宝は、築とこの子じゃ」

 

そういって寝ている自分の子供を見る。

 

ドーラ「・・・無理するなよ」

 

社「・・・ああ」

 

社もまた闘志を燃やす。愛する妻と、子供の為に・・・




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