【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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番外編でちょっとだけ出た、あのお嬢様がダメダメな娘二人と一緒に頑張る回

次の話は戦闘をガッツリ書いてみたいという試みがあるので、前後編に分けます。


【ガンプラウォーズ】付け焼の刃~特訓編~ 前編

廃墟と化した市街地が舞台となるステージ、此処で3対3の模擬戦が行われていた。

 

リオン「くっそ、待ちなさい!待ちなさいよやしきずぅーーーー!!」

 

そう声を上げながらジェガンD型を追い詰めようと走るザウォートヘヴィ、しかし声をかけられた方はチラリと見て余裕そうに喋る。

 

社「ただ追いかけてるだけでは追いつけないぞリオン!周囲をよく見まわし、相手の移動する所を予測するんだ!でないと攻撃は当てれないし追いつけもしない!後、肩に付いている兵装を使え!ライフルばかりに頼るな!」

 

リオン「分かってるけど、照準が合わなくて狙えないのよ!ええい数撃ちゃ当たるだ!」ボシュゥ ボシュゥ

 

やけになってミサイルランチャーを2発狙って撃つ、しかし

 

タタタタタタタタ ボガン

 

リオン「バルカンでミサイルを落とした!?」

 

社「当たり判定小さいとはいえ撃墜可能、だから過信するなと言った筈だぞ」

 

リオン「いや、ぼたんさんじゃないのにそんなの出来るの?」

 

社「あれでは普通に狙い落せるわ」

 

いや、そうはならんやろとツッコミたかった所、別の方から声が聞こえる。

 

 

 

「ひぇぇ~~助けてなのだぁ~!」

 

 

 

リオン「その声・・・アンジュ!?クロは無事なの!?」

 

アンジュ「あ、リオン様~~怖いのだ~~!クロさん無事、無事だけど・・・スナイプが怖くて・・・クシクシッ・・・」

 

クロ「とりあえずその某ハムスターのモノマネはやめてくれ・・・取り敢えず無事だ。だが一人はライフル持ちで、アンジュの方はリアアーマーが吹っ飛ばされ、私は左腕が持っていかれた」

 

そう語るクロ。実際彼女達が使うディランザソルは戦闘続行できるとはいえ、少なくない被害が出ていた。語りながらも移動している事から、相手も動いて狙っているのを察した。

 

リオン「てか狙われてるとしたら一緒に動くのは不味くない?」

 

クロ「そう言ってるんだがアンジュが離れてくれないんだ・・・今も狙われているというのに――」

 

ドキュン

 

発砲音と共にアンジュのディランザソルの胴体を撃ち抜かれ、アンジュは戦闘不能になった。

 

クロ「くそ!だから言ったのに・・・」

 

「そう言ってる暇なんてありますか? クロさんにリオンさん」ダダダダダダダダ

 

クロ「ッ!?」

 

二人はとっさに避けるが、リオンのザウォートヘヴィにハンドグレネードが降り注ぐ

 

リオン「あ・・・」

 

ドガーン

 

社「だから周囲をよく見まわし、相手の移動する所を予測するんだと言っただろ。愚か者めが」

 

クロの方ももう一機の奇襲によってあっけなく戦闘不能になり、社達の勝利で終わった。

 

 

 

クロ「廃墟ビルの隙間から出てくるなんて、普通は予測できないぞ・・・みしろ」

 

みしろ「あら、あのステージには一部隙間に隠れれる場所がある事をお忘れですか? これに関しては「ステージの特性を忘れてた方が悪い」ですよ?」

 

対戦終了後、反省会へと入ったのだが佐々木クロは特訓に付き合ってくれた一人である佐々木みしろに文句を言う物の、「だからどうした」と言わんばかりの正論を返され、黙り込むクロ。しかし出てきた場所が入り込みにくく、狙いづらいという隠れるには不人気な場所だった為、みしろの言う通り忘れてた方が悪いのだから何も言えなくなる。

 

みしろ「大方、()()()()()()()()()()()()()()()()のでしょうけど、いい加減その癖を改めたらどうですか? 葉加瀬さんやういさんじゃあるまいし、少しはリオンさんを見習ったらどうですか?」

 

そう言われて益々何も言えなくなるクロ。そう、ゲームスキルと経験値が高くない彼女は、葉加瀬冬雪や佐々木ういと同じく画面を見ながらコントローラーを見てしまう癖を持っているのだ。故にEXVSシリーズやガンプラウォーズだけでなく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のだ。

事実、今回彼女が使ったディランザソルも非常に出来が良いというのに、()()()()()()()()()敗れてしまったのだ。

 

リオン「……それで、みしろから見てあたしはどう思った」

 

みしろ「・・・三人の中では大分動けてるのですが、リオンさん・・・()()()()()()()()()動いていますか?」

 

そう問われるとリオンは黙り込む。「レーダーを見つつ周りを見回せ」が基本と言われ、理解はしているが上手くいってないのが態度で分かる。

 

みしろ「……見ながら動けてないですね、その反応だと」

 

リオン「いや・・・だって画面見回すのに一杯一杯で、レーダーとか見る余裕ないし・・・」

 

ぼたん「それは慣れてないのと、習慣付けれてないからだと思うよ? 逆に慣れれば問題なく行ける筈だし、全然立ち回りが違ってくるよ?だから社さんも「周囲をよく見まわし、相手の移動する所を予測しろ」と口酸っぱく言ってるじゃん」

 

そう苦言をするはもう一人の特訓相手であるぼたんである。今回特訓相手として選ばれた3人はプラチナ以上のランクにいてぼたんはプラチナ4、社はダイヤ4、みしろもダイヤ5でそろそろガンダリウムへと昇格出来そうである。

 

アンジュ「じゃ、じゃああたしはどう? ぼたんさん、社さん。あれから特訓は続けているよ?」

 

社「最初の頃と比べて大分成長はしたが、まだまだ全体的に動きが甘い。引き続き基礎を学び、もっと機敏に動けるようになるように。リオンは周囲を見る癖と、レーダーを見る癖を身に着ける事。これが出来なきゃ、玲二をギャフンを言わせるなんて夢のまた夢だぞ」

 

そう言われて少し俯くリオン。そもそもリオンが社達に特訓のお願いをしたのは「玲二を見返す為」である。「ホロライブメンバーとの対決で勝利し、その願いとして「にじさんじで玲二を想っている娘達を全てと結ばれてほしい」という事になったのだが、その際リオンも玲二に対して求婚をした。

元々玲二の父親とリオンの父親は古くからの知人で玲二とリオンも顔馴染みでもあったのだが、「二人とお見合いをさせよう」という話になった所、玲二の方から丁重にお断りされるという事態が起きた上に、ホロメンとの結婚、及び婚約発表がされてショックを受けた過去がある。「自分との見合いを断った挙句、ホロメン(他の女)と結婚するなんて許せない」という怒りと嫉妬があった物の、諦めきれなかった彼女は前述のお願いに対していの一番に乗った。

こうして晴れて婚約はしたものの、やはりこのままでは尻に敷けないと思っているのが佐々木リオンである。

 

リオン(せめて何か一つでも玲二にギャフンと言わせてやらなきゃ気が済まないわ)

 

リオンの家である鷹宮財閥はかつて経営状況が窮地に陥り、一時期財閥の解体を考えなければいけなくなる位に追い詰められてた時があった。その時に助けられたのが玲二の曾祖父である「佐々木一」と言われており、この一件がきっかけで鷹宮財閥と佐々木家との長い交流が始まり、それまで以上の巨大財閥になったとも言われている。

リオンとしても玲二個人に対しても幼い頃か交流を深めてる関係ではあるが、リオンとしてはそれだけじゃ足りない。口では「尻を敷く」とは言うが、「自分自身が何らかで強くなり、「もっと自分を頼れ」と言わせるようにしたい」というのが本音。でも並大抵の事では彼には勝てないのも事実だった。

 

そういって思いついたのがガンプラウォーズで一矢報いる事であった。ガンプラウォーズで鍛えて強くなり、玲二から成長したと褒められたい、何らかの事で越えて認められたい、そういう気持ちから社達に鍛えてほしいとお願いして今に至る訳である。

因みにアンジュとクロを呼んだのは「自分も鍛えてほしい」と志願したのが理由だったりする。

 

アンジュ「所でみしろさん。ザクにはライフルついてなかったし、何ならバルカンもついてなかった筈だけど、どうなってるのこれ? リバイブ版・・・じゃないよね?」

 

みしろ「これはTHE ORIGIN版ザクⅡでファルメル隊が運用した『ザクII C-6/R6型』です。対艦ライフルが使えたり、バルカンが装備されているのはそういう事です」

 

 

 

『HG ザクII C-6/R6型』

機動戦士ガンダムTHE ORIGINに登場するザクⅡの派生型。ルウム戦役における主力機であるC型を宇宙・地上共に対応できるように改修されたC-5型を改修した機体で、C型とF型の間に少数生産されてた模様。

特徴として右胸に3連装バルカン砲が一基増設、オプション装備としてR6キットが左前腕部の20ミリ機銃ポッドが装備されてる。劇中ではファルメル隊が運用されており、ベルト給弾式マシンガン、バズーカ、対艦ライフルが装備可能。

尚、元となったC型では対核装備がされているが、ORIGIN版でも装備されているかは不明である。

 

 

 

みしろ「左腕に装備されているのがバルカンで、そこから撃てるって事です」

 

ガンダムにあまり詳しくないアンジュはただ「はえー・・・」というばかりであった。

 

アンジュ「じゃあ、社さんが使ってたジェガンD型は?」

 

社「こいつはガンダムUCで登場したジェガンのマイナー・アップデート機だな」

 

 

 

『HG ジェガンD型』

機動戦士ガンダムUCに登場するジェガンの拡張性強化型。スタークジェガンへの換装を前提として、追加装備を装着するために各部がマイナーチェンジ、アームレイカーが廃止がされてスティック形式に戻される等の「痒い所に手が届く」程度の改修される等の、あくまでA型のマイナーチェンジ版でA型との性能差は少ない物の、通常装備でもギラ・ドーガを圧倒可能とされる。

また、スタークジェガンへの換装を前提されており、装備の換装によってスタークジェガンへと改修する事が可能なのも特徴の一つでもある。

 

 

 

アンジュ「え、これがスタークジェガンへと変換出来るの?」

 

社「元がD型だから、換装によって対応できるのが特徴だからな。正直俺は、D型やA2型の方が好きだな」

 

「A2型って・・・何?」と頭に?マークを浮かべるアンジュであった。

 

リオン「・・・A2型はA型を簡易的な改良を施した改良機で、ゼネラル・レビルで配備されたあの機体がそうよ」

 

アンジュ「はえー・・・」

 

あれから勉強している物の、やはりピンとこないからか感心するばかりであった。

 

ぼたん「とりあえず、次の試合に行く前にミーティングしようか。次のお客さんが待っているみたいだしね」

 

みしろ「そうですね、そういう約束でしたし」

 

そういってゲームコーナーから一旦離れる一同。次の試合に入る前に一戦目の反省会に入るのであった。果たしてリオンは、今回の反省を活かして社達に一矢報いて、玲二をギャフンと言わせることが出来るのだろうか?

 

 

続く




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