【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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with リ・イマジネーションズでるりのオリジナル機体が出たので天地明察。後半の時系列はPHASE14のホロプラへと向かった後です。


るりのガンプラ作り

ホロライトシティ警察署 署長室

 

るり「異動命令、ですか?」

 

署長「そうだ。GCPDについては君も知っているね?」

 

るり「はい。ガンプラの転売やガンプラウォーズでのマナー違反等の取り締まり、及びゲーム中での問題等の『ガンプラ犯罪に対応するための専門チーム』と伺っております。ローレン・イロアス警部及びアクシア・クローネ警部補も出向されると伺っております」

 

署長「さらに外部からはボディーガード『シャーク』ことレイン・パターソンさんは外部からの協力として、天界のお助け部所属する立伝都々さんも巡査待遇で配属されることになった。で、君は立伝巡査とも知り合いという事で共に来てほしい訳だ。何か質問は?」

 

少し黙った後、るりはこう尋ねた。

 

るり「確認したいのですが署長、自分はガンプラについてはSD位しか組んだ事がない素人同然です。それについては問題ありますでしょうか?」

 

署長「ガンプラの腕前に関しては経験が浅くとも、教導して経験を積ませるから大丈夫……との事だ。ただ、出来ればSDやエントリグレードだけでなく、素組でも良いので最低HGを一体組み上げておくこと・・・との事らしい。それさえ出来れば問題ない」

 

るり「HGを・・・ですか。分かりました、質問は以上です」

 

署長「宜しい。近々連携を強化する名目で合同演習が行われる。それまでに組み上げる様に。私からは以上だ、下がりなさい」

 

るり「ハッ!」

 

敬礼し、署長室を退室。暫く歩いて離れた後、一人思案する。

 

るり(しかし弱りましたね・・・HGは正直作った事がないので不安です。まぁ、ホロプラに行けば必要な道具を教えてくれる筈なので何とかなると願いたいです。今日の勤務が終わったら向かってみますか)

 

こうして気持ちを切り替え、勤務に戻った。

 

 

仕事終わりのホロプラ

 

 

私服に着替えたるりはホロプラ内を物色していた。ガンプラについては正直、前にるりが言っていた『ディランザ』と『SD サージェントヴェルデバスターガンダム』位しかしらないし、後者とエントリグレードを数点買った位だ。

 

るり(此処はディランザにすべきでしょうか? 都々さんと御揃いに……いや、やはり差別化の為に敢えて避けるべき? だとしたら何が良いか・・・)

 

思案しながらHGコーナーを歩き回るるり。彼女にとって良い物は中々見つからない・・・

 

るり「イモータルジャスティス・・・は売り切れですか。ライジングフリーダム・・・も売り切れ。転売関連が『高額転売禁止法』によって出来なくなった上に、過去にやられた反省から対処されたとはいえ、やはり人気が高いですね。ウィンダムやダガーLは・・・なんか違う。ディスティニーもカッコ良いですが、私の趣ではありませんね・・・」

 

一人ブツブツ言っていたら、店員から声を掛けられてきた。

 

のぞみ「いらっしゃいませーってるりちゃん。買い物に来たの?」

 

るり「あ、石神先輩。お疲れ様です。実は・・・」

 

ホロプラに来た理由を話するり。流石に細かい事は話せないが、話せる部分は話した。

 

のぞみ「……あーそういう事ならさ、ジャスティス関連が似合うかも。イモジャは売り切れだけど、インジャはあったと思う。後、ニッパーとか道具は揃えている?」

 

るり「道具?」

 

のぞみ「エントリグレードやSDを除いて、ガンプラ制作には基本的に道具は必須。来て、インジャこと『インフィニットジャスティスガンダム』を紹介するついでに必要な道具を教えるから。道具にも色々とあるからね」

 

そうしてのぞみの案内の元、まずはインフィニットジャスティスを渡され、道具のコーナーへと向かった。そこで、道具には初心者向けの道具やベテラン向けの道具がある事、塗装の為に必要な道具、スミ入れ等に必要な道具を一通り説明し、初心者に必要な道具を揃えてあげた。

 

のぞみ「間違っても手で引きちぎっちゃ駄目だからね?」

 

るり「え、ええ・・・分かりました」

 

こうして会計を済ませ、自宅へと帰ったるりは・・・翌日の非番に組み立てる事を決めて、その日は夕飯を食べて配信に備えた。

 

 

 

 

警察署での顔合わせ後(詳しくはPHASE14参照)

 

愛華から「演習に参加してもらう以上、中途半端な機体はよくありません」と言われたるりは、スミレに連れられてホロプラへと来ていた。

 

るり「本当に来てしまいましたが・・・宜しいのですか? 今は勤務中ですし」

 

スミレ「本来なら駄目ですけど、3日後の合同演習に参加するのにカスタマイズは急務です!それに、許可を得ていますし今回は塗装とゲート処理、スミ入れだけをするのでそこまでお時間は取らせません!」

 

そう言いつつ手早く必要な道具を買い揃えるスミレ。その手は実に手馴れている。

 

スミレ「お金については大丈夫です、領収書を貰って必要な物だけを買えば経費で落ちると思いますし」

 

るり「あ、あの・・・これで良いのですか? カスタムと聞いたから大胆な改造をするかと思ったので・・・」

 

スミレ「るりさん」

 

スミレはじっとるりの顔を見た。

 

スミレ「一言にカスタマイズと言っても方法は様々です。塗装だけでOKな物から、大胆な改造をするまで様々。しかもカスタマイズには『これが正解』という物が無いのです。勿論、重量バランスや動力源の事を考慮しなければいけませんが、何が良いとか簡単には決められないのです」

 

るり「・・・ホロライブの大神ミオさんみたいに、塗装した程度のジェガンもまた正解であると?」

 

スミレ「はい。それに、失礼を承知で言わせてもらうとるりさんはまだ初心者。無理な改造はすべきではありませんし、インジャは素でも核動力機な上にVPS装甲持ち・・・きちんと塗装してスミ入れし、ゲート処理するだけでもグッと良くなります」

 

るり「な、成程・・・」

 

スミレ「私が指導しますので、やっていきましょう」

 

こうして指導が始まった。まずは素組で出来たインジャを観察し、改善するポイントを見つけて洗い出していった。

 

スミレ「此処はこうしてですね・・・」

 

るり「ふむ・・・」

 

るり「カラーリングは私のイメージに合わせて、白と濃紺にしたいのですが・・・」

 

スミレ「あ、それでしたら・・・」

 

るり「こ、こうで良いのですよね?」

 

スミレ「そうです!そんな感じです!」

 

慣れない作業ながらもスミレの指導と、フォローによってそれなりに良い物に仕上がった。

 

スミレ「さぁ、仕上げを済ませたら改名して完了です!良い名前はありますか?」

 

るり「そうですね・・・インフィニットジャスティスガンダム改め、『ノーブルジャスティスガンダム』と名付けましょう」

 

 

 

『ノーブルジャスティスガンダム』

 

『インフィニットジャスティスガンダム』を白と濃紺で塗装した栞葉るりの機体。ゲート処理、スミ入れなどの基本的な事しかしていないが、スミレの指導もあってそれなりに良いものになっている。

 

 

 

スミレ「流石でするりさん!私、基本的な事しか教えていませんけど筋は良いですよ!今日は遅くなりましたから駄目ですけど、明日の仕事終わりに慣熟運転しましょう!慣熟は大事です」

 

るり「ええ、よろしくお願いします」

 

スミレ「それと・・・一つお願いがあります」

 

スミレが手を出してきた。

 

スミレ「私と握手してください。これから仕事を共にする仲間として、個人としても仲良くしていきたいです。よろしいでしょうか?」

 

るり「・・・ええ、良いですよスミレさん。これからよろしくお願いしますね」

 

こうして固い握手を結び、二人は仲良くしていった。この時、合同演習で裏で暗躍する物の手によって工作が行われるのは、二人は知らない・・・

 

 

PHASE15に続く

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