【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
神代家 青の部屋
青「えーと・・・7×6が40・・・48だっけ?」
拓哉「42な。
青「うー・・・」
青の部屋にて、拓哉に教わりながら算数ドリルをやっていた。『誘拐事件』やVCRGTAであまりにも計算が出来ない体たらくといい、前にテストプレイした『ガンプラDE算数』での酷さから改善は急務と判断した拓哉は青にお勉強する事にした。
拓哉「美術や音楽は得意なのに、算数がボロボロなのは相変わらずだな・・・青」
青「本当に算数は苦手だからね・・・ママからも『こんなんで大丈夫? 拓哉君がフォローしてくれるとはいえ』って心配されてたし・・・」
拓哉「あー・・・そんな時もあったよな。青の家でテスト勉強や夏休み、冬休みの宿題をやっていた時も、おばさんによく気にかけてくれたっけな」
青「あの頃は都々ちゃんもいたからね・・・」
そう懐かしむ二人だが、手が止まっているのを指摘するのを拓哉は忘れない。
拓哉「アルさんに二次方程式や確率の問題を教えて解く配信とかやってもらったけど、まぁ少しは進歩しているよな。それでも、簡単な問題ですら解けずにまごついているけど。後、昔からの癖で『ママー!』と呼んだりとか」
青「こ、これでも親離れしているんだよ? 拓にぃ・・・」
拓哉「それならどうしてママーと呼んで、近くにいるとこを呼び出したりするんだ? とこの方でも配信していたら『あ、ごめんな。青が呼んどるからちょっと席外すな』と言って離席したりするし・・・*1」
青「それについては申し訳ないと思うよ・・・とこさんや、とこさんのリスナーさんは皆優しいから怒らないけどさ・・・」
拓哉に面倒を掛けている事、とこに負担を掛けている事に対して負い目を感じているのか俯く青。流石に申し訳ないとは思っているようだ。
拓哉「まぁお陰で読者の人達やとこリスナーからは『とこちゃんは青くゆのママ』と認識されているし、とこ自身も嫌ではないと言っているからな・・・とはいえ、あまり負担を掛け過ぎないようにな」
青「はい・・・」
そう言いつつもドリルの問題を苦戦しながらも解いていく。
青「うわ、大きいの来たよ・・・11×11って、1111だよね?」
拓哉「違う。11の2乗だから121だよ。ほら・・・」
そういってメモ用のノートに掛け算を書いて見せる拓哉。それを見て、「あー」と納得する。
青「使わないと忘れる物だね・・・」
拓哉「日常的に使うとは思うが・・・」
青「え。でもそれが出来る人と出来ない人とかっているじゃん・・・にじさんじでもとこさんは出来るとはいえ、花那さんは不得手だし・・・」
拓哉「そこでにじさんじのタレント達を出すのもどうかと思うぞ・・・あの人達は例外」
青「そういう物なのかな・・・」
拓哉「そういう物、前世でも『九九が出来たらオーディション落とされる』というのは有名な話だったし。まぁ・・・九九だけじゃないのかもしれないけどな」
青「この辺は流石に教えてくれなかったけど、『九九だけじゃない』のは確かだろうね」
拓哉「まぁホロライブにはホロライブのやり方があるから、他所様の所はあまり参考にし過ぎないようにな」
青「分かっているよ」
そうして黙々と解いていたら、青が気になる事を聞いてきた。
青「時に拓にぃ、何でそんなにパッと計算できるの?」
拓哉「ん? 俺も算数ドリルとかをやって学んだのもあるからな。それに、筆記試験でも結構頑張ったのもあるけど、入社してからは早く解きつつも素早く計算する・・・反射神経を磨いたりとかしてきたからな」
青「そういう物かな?」
拓哉「反射神経等を磨けばパッと考えれるようになれる筈だし、それで頑張って来た感じ。この辺りは入社したての頃、何度か栄ちゃんに教わったりしたからな・・・」
青「反射神経をか・・・僕もそこを鍛えたら出来るようになるかな?」
拓哉「青の場合、まず基礎的な物から学び直していかないと駄目だと思う。あの独特な計算方法じゃなく、もっとシンプルにやれるようになるとかな・・・」
青「そんなに変わるのかな・・・」
実際拓哉に指摘され、基本的な計算方法でやってきているが今一実感がわいていない。それでも最初よりかはスピードは上がってきてはいる物の、それでも拓哉から見て筆は遅い。
青「拓にぃ、よく筆算なしで行けるね・・・」
拓哉「そうか? これ位は慣れだが・・・」
青「それ、僕やみこ先輩等へのモラハラかな?」
拓哉「……ゴメン」
青「いや、良いよ・・・まぁ算数でGO!やったけど、アレは難しい。全てLv1.5でやって何とかクリアしたけど・・・早算出来る人が羨ましい」
拓哉「これも慣れもあるだろうな。栄ちゃんやのどかちゃんにやらせてもあっという間にオールクリアしたし、井筒さんも余裕でオールクリアしたからな。計算も俺よりも早かったし」
青「即座に計算して答えを出し、ノーミスだからね・・・井筒さんは栄ちゃんやのどかちゃんより遅かったとはいえ、それでも拓にぃよりも全然早かったよ」
拓哉「この辺りは女性と男性の違い・・・のもあるかもしれないが、やはり事務仕事をやりつつだから全然敵わないよ」
青「みこ先輩やまつり先輩等は例外・・・とか思ってない?」
拓哉「……」
青「・・・思っているんだね。否定できないけど」
拓哉「正直・・・な」
配信を見た二人だからこそ言える言葉である。
まつり「ハックショイ!」
祭華「まーま、だいじょうぶ?」
まつり「うん、大丈夫だよ祭華」
カリオペ「花粉症・・・でしょうか?」
ロボ子「何かボクの事も悪く言われているような・・・」
アキロゼ「気のせいじゃないの?」
噂されてる・・・とは知らずにいたまつり達だった。
拓哉「逆にあの二人を超えるとしたら、こよりさん位だよな」
青「リアルタイムで見てたけど、アレは凄かったよ。あっさりクリアして耐久を終わらせちゃったし・・・僕、全然解けなかったよ」
拓哉「まぁあの人はガチの天才だからな・・・作る機器はストーカー用に作られた物とかがあるけど」
青「……確かに」
拓哉「記入しつつ、頭で計算するから上手いやり方だな・・・って思ったからな。しかもホロメンがやればやる程、凄さが評価されるという・・・な」
青「ロボ子先輩はPONさえしなければ普通に出来るし、やっぱりあの二人は・・・いや、それ以上言うのは失礼だね」
拓哉「というか青もその二人と同じレベルにあると自覚した方が良いぞ。こうしてドリルをやっているのも、少しはよくする為だし、何ならみこさんが『みこち、本当に新生アイドルやってて良かったね』と言われるように、青も『青くゆ、本当に新生アイドルやってて良かったね』って言われない為にもこうして勉強している訳だからな?」
青「・・・はい」
眠そうな糸目のショボン顔になり、「拓にぃ達の為にも頑張って勉強しよう」と誓った青なのだった。
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