【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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神楽様からネタを提供されたので、書いてみる。正直怖い・・・


玲二のドッキリ

ホロライトシティ にじさんじ会議室

 

スタッフ「という企画なんですけど、どうでしょうか佐々木さん」

 

玲二「いや、どうでしょうか・・・というが、正直こういうのは乗り気じゃないんだが・・・下手すりゃこれ、炎上する恐れがあるんじゃないのか? それも、洒落にならない炎上で」

 

スタッフ「まぁそれはそうですけど・・・佐々木さん、正直ルイスさんやフミさんが勝さんと仲良くしてる事に対して思う所はありますよね?」

 

玲二「ない……訳ではないが・・・フミは兎も角、ルイスはビジネスなんだろう?」

 

勝「はい。ルイス自身もビジネスと言っていましたし、『異性と接するとしても、感情は『弟』に向けているそれ』と言ってましたし・・・」

 

スタッフ「まぁ、我々も社長も社内恋愛に対しては厳しくは言ってませんからね。流石に度が越えた物は止めますけど……第一、勝さんは年齢的に・・・」

 

玲二「だよなぁ・・・」

 

にじさんじスタッフから「協力してほしい企画がある」と呼ばれた玲二。その内容は「「そんなに勝が良いなら俺は必要ないだろう」と言って離婚の話を切り出すドッキリ」という物だ。

しかし流石の玲二も他人を騙すような質の悪いドッキリ(しかも嫁が相手)という事で難色を示していた。元より真面目な所がある上に、筋の通らない事を嫌う性格の玲二にとっては、この企画はハッキリ言って断りたかった。

 

玲二(と言ってもホロライブなら兎も角、にじさんじとなればそこまで発言力は無いからな・・・いや、本来外部の人間である俺が発言権を持っている事自体が異例だが)

 

色々と思案した上で、玲二は確認を取った。

 

玲二「一つ聞きたいが、ホロメンやにじさんじで婚約しているタレントには説明するんだよな?」

 

スタッフ「はい。既に皆さんには説明済みで、『本気度合いを試すという意味でなら、賛成する』と言っていました」

 

玲二「承諾済みか・・・勝。お前自身は良いのか? 勝も今回のドッキリの片棒を担ぐ事になるし、下手すりゃ二人から嫌われるぞ?」

 

勝「構いません。しっかりとアフターケアして、場合によっては謝罪動画を出すって事で俺も賛成しましたので・・・」

 

こう言われたら流石に了承するしかないだろう。ハッキリ言って、ぺこらのようにホロメン(自分達)以外の女が玲二とくっつく事に不満を抱いている人も少なくないのも事実だ。フブキだって「正妻の座を譲る」という条件でホロメンとの重婚を認めた物の、やはり他の女性が玲二とくっつくのは勿論、仲良くする事自体否定的だ。

あおぎり高校は勿論、ドットライブやななしいんく、ぶいすぽっ!から「玲二にガンプラ指導をしてほしい」というコラボ打診が来ただけでも大反対する程・・・と言えば分かるだろう。恐らくそれもあって、()()()()()承諾したと考える。これを考えた玲二は、溜息つきつつも承諾した。

そして企画を説明され、数日後・・・二人を呼び出してドッキリを決行した。

 

 

 

フミ「我とルイスが呼び出されたが、何があったんだ?」

 

ルイス「分からないわね・・・『勝絡みで話がある』としか聞かされていないわ・・・」

 

フミ「しかもにじさんじの事務所で・・・というのが気になるな……我、嫌な予感がするぞ」

 

そう話しつつ、玲二が待つ会議室へと向かった。

 

フミ「玲二、来たぞ」

 

玲二「来たか。フミ、ルイス」

 

ルイス「話って?」

 

正直に言うべきか迷った表情をし、勝を見合わせて頷き、玲二は二人に尋ねた。

 

玲二「率直に聞きたいんだが・・・二人は勝の事、どう思っている?」

 

ルイス「どうしたの? 藪から棒に・・・」

 

玲二「正直言うと、不安に感じているんだ・・・本当は俺よりも、勝が良いんじゃないのかって・・・」

 

ルイス「……」

 

フミ「玲二落ち着け、一体何が原因でそういう考えに至ったのだ?」

 

玲二「それは・・・」

 

玲二は言葉に悩んだ末、勝に助けを求めた。

 

勝「それについては俺から言います。玲二さん、正直俺と仲良くしている事に対して思う所があったみたい。それで俺と相談して、同席するから真意を話してみないか?ってなったんだよ」

 

フミ「そんな事が・・・」

 

二人は動揺するが、玲二の表情は悩んだ顔をしていた。

 

玲二「……俺自身は、二人の思いを応えてきたつもりだ。好きだから結婚を受け入れてきた。ただ・・・」

 

此処で溜息をつき、意を決した表情をする。

 

玲二「正直に言ってほしい。俺と勝、どっちを選ぶ?」

 

ルイス「……どういう事?」

 

玲二「もし男として共に添い遂げるなら・・・どちらを選ぶかって事だ。俺の存在が重しになるなら・・・邪魔になるって言うのなら、離婚して勝と婚約しても良い。それが二人の幸せに繋がるなら・・・俺は潔く身を引く」

 

フミ・ルイス「え・・・」

 

この言葉に二人は驚愕した。そして、二人から見ても玲二は本気なんだと察する。元より筋の通らない事を嫌う人故に、やはり他の男と仕事絡みとは言えガチを匂わせる事が本人にとっては許し難かったのだろう・・・その言葉が出た事に二人は動揺した。

 

ルイス「待って玲二君!本気なの!?」

 

玲二「本気と言ったらどうする?」

 

ルイス「それは・・・」

 

フミ「……覚悟を決めて選択しろ、という事か?」

 

玲二「ああ……試すようで悪いが、二人の真意を知りたい」

 

勝「俺はどんな答えが出ても、二人の事を受け入れるよ」

 

フミ「ふむ……」

 

二人は顔を見合わせ、覚悟を決めたようにこう語った。

 

フミ「……我は、玲二と一緒に居る事を選びたい。我にとって助けられた相手であり、恋した相手だ。勝さんには申し訳ないがな・・・」

 

ルイス「私も玲二君を選ぶわ。貴方に助けられなければ逮捕されてたか、毒蝮に酷い事をされてたと思うわ……私にとって貴方は大事な人だし、今更別れたくない」

 

勝「それが・・・二人の答えだね?」

 

二人は頷いた。

 

玲二「そうか……そういう事だから、もういいだろう? 正直、二人を騙すような事をこれ以上したくない」

 

ルイス・フミ『え?』

 

その合図によってスタッフが出てきた。

 

スタッフ「あー・・・すみませんお二人とも。ドッキリです」

 

ルイス・フミ『ハァ!?』

 

思わぬ報告にビックリする二人。流石のスタッフもマジな雰囲気に気まずそうにしており、玲二や勝も同じくだった。

 

ルイス「いや・・・流石におかしいとは思ったけど、ドッキリ!?ホントビックリしたわよ!」

 

フミ「そうだ!流石の我もこれには怒っているぞ!」

 

「すみません・・・」あまりに剣幕にただ平謝りするスタッフ。

 

玲二「すまない二人とも・・・正直試すような事をして」

 

ルイス「全くよ!流石の私達もこれには怒るわ、だって・・・」

 

赤面しつつも、ハッキリ見据えて答える。

 

ルイス・フミ『私(我)が好きな男性は今も昔も玲二(君)だけだから!』

 

勝「あはは……やっぱり、こうなっちゃったな・・・俺の方もゴメン、二人を騙す事をしちゃって」

 

頭を下げる勝、だが・・・

 

フミ「勝さん!勝さんは悪くないぞ!悪いのはドッキリで試した玲二とスタッフだ!」

 

ルイス「そうよ!勝くんが完全に非が無い訳ないとはいえ、頼まれてやったんだからそこまで責めれないわ!だから頭を上げて!」

 

二人はあっさり許した。ショタには甘い二人ではある。

 

玲二「勝は許してくれて助かる・・・それで・・・俺は・・・」

 

ルイス「お詫びとして勝くんと一緒に今度お出かけしましょう。それで手打ちにしてあげる」

 

フミ「我もそれに賛成だ。気が済むまでとことん付き合ってもらうぞ? 二人とも」

 

玲二・勝『は、ははは・・・』

 

こうしてドッキリ企画は二人の抗議も相まってお蔵入りになった。




なんかこういうオチになっちゃったけど・・・応えられたかな? 前回は勢いで書いて不味い部分を指摘されたからビビってる・・・精進が足りんね、自分も。

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