転生者のボーダー生活 作:マスター
全員が正隊員になったのでトリガーと防衛任務について話すため俺たちはラウンジで集まって話すことにした。
「防衛任務は百だけがまだだよな。」
「はい。私たちは一昨日、防衛任務体験でしたね。」
「明後日に加古先輩の付き添いで防衛任務が入ってますわ。」
「お、頑張れよ。」
現在の防衛任務は、正隊員になったら2回ほど先輩の正隊員に付き添ってもらい防衛任務について学ぶ。
その後、次の月からのシフトを提出し、付き添いなしの本格的な防衛任務が始まる。
その際、ある程度グルーブで出すことが可能となっているので今回話し合うことにした。
まぁまだ正隊員の人数が少ないのでシフトを選べるほど選択肢がないが。
「じゃあ来月、シフトをどの時間帯にするか話し合うか。」
「確か、1回の防衛任務は5つのグループで別れるのよね?」
「ああ、まだ人数が少ないから毎日1回ぐらいの頻度だな。やっぱり入るなら昼がいいか?」
「そうですわね。まだ中学生なので夜は出来ませんので昼中心でいいと思いますわ。」
「沖田さんはどこでも大丈夫です。」
「私もー。」
「じゃあ昼を中心に出してダメだったら朝ということで。警戒場所はローテーションでいいだろ。」
毎日シフトがあり、あまり話すようなことは無いのでさっさとシフトの話を終え、次のトリガーについて話すことにする。
「まず俺から話すけど今は攻撃手用トリガーのスコーピオンとオプショントリガーの旋空に慣れながら狙撃手用トリガーを練習してる。」
「私も同じ感じですねー。そういえば移動用トリガーってなんかあります?欲しいんですけど。」
「それなら確かグラスホッパーがあるはずだ。少し前にオプショントリガーとして完成したから使えるようになったはずだ。」
「ならそれをこれから慣れていくって感じですね。」
俺は孤月とスコーピオンを使った際の練習とイーグレットの練習をしている。
ちなみにまだアイビスとライトニングはないため、普通の狙撃訓練と遠距離狙撃を練習している。
沖田さんも孤月を中心にスコーピオンを暗器のように投げたりして使ってトリガーに慣れていっている。
だが今の移動ではまだ不満があるらしく移動用トリガーが欲しかったらしいのでグラスホッパーを紹介しておいた。
「私は孤月2本使ってるけどこれって片方短くできるかな?」
「開発部で言ったらしてくれると思うぞ。」
「本当?なら言ってみるかな。じゃあ私は今のところ旋空に慣れるだけかな。もうだいぶ慣れたけど。」
武蔵ちゃんに関してはトリガー構成が特徴的なものはなくすぐに使いこなしていたが二天一流のために片方短くしたかったようで開発部に話したら調整してくれるはずなので教えた。
「私はこれから色々なトリガーを試していこうと思っていますわ。」
百は昨日正隊員になったばかりなのでまだトリガーは使っていないのでこれからいろいろ試すようだ。
「サポート出来るやつが良いんじゃないか?」
「そうね。百はサポートの方が向いてるから孤月にこだわるよりそっちの方が良いわね。」
「サポートと言ったらガンナーやシューターですかね?」
「ならまずはガンナーから触ってみようと思いますわ。」
百の性格上アタッカーで近距離戦をするより周りを見てサポートする方が向いているので、銃手用トリガーの方が合っているかもしれないためガンナーやシューターを勧める。
「じゃあこれから別行動で防衛任務2日前に1回集まるか。」
「2日前に集まって何かするんですか?」
「ああ、一応トリオン兵に対しての連携をどうするか練習したい。」
防衛任務を体験していた際、個人で動いている人がおり、協力して動いている人の邪魔をしていたことが何回かあったのを俺は見ていたので各トリオン兵にどう倒すか確認しておきたいのだ。
「確かに個人で動いている人たまにいたわね。それに連携はしたことないから練習はするべきだわ。」
「わかりましたわ。」
「それに東さんから聞いたんだが部隊組むらしいからな。俺たちも組めるようになったら組むだろ?」
「あー私も聞いたわそれ。でもオペレーターが必要よね?」
「沖田さんはオペレーターなんか無理ですよ。」
「一応俺がオペレーターを最低限できるようにしとく予定だな。まあ部隊組む時に戦闘員と兼任できるか聞いてからな。」
「それなら私もオペレーターをできるようにしておきますわ。茂さんは私よりお強いので戦闘員の方がいいですわ。」
「じゃあ百も練習することにして本格的に決めるのは組めるようになってからにするか。じゃあ解散。」
部隊についてはまだ正式な話が出てないのでオペレーターはひとまず置いておくことにして、それぞれ別れて行動することにした。
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武蔵ちゃん達と別れた俺はイーグレットの練習をするために狙撃手用訓練施設に向かっていた。
「あ、佐鳥。」
「ん?神楽先輩じゃないですか!これから訓練ですか?」
「ああ、もう少し精密狙撃を練習してあとは遠距離狙撃だな。佐鳥は例のやつか?」
「はい!例の練習です!もう少しでできる気がするんですよ!」
「先に一つだけを完璧にしなくていいのか?」
「それは完璧です!」
「本当に?」
「.....まあ任せてください!この佐鳥にかかればすぐに両方とも身につけてやりますとも!」
「ははっ楽しみにしてる。」
佐鳥が完璧だと言ったので聞き返したのだが目を逸らしながらスルーしたので笑ってしまったが、佐鳥は感覚派なのでいずれどちらもできるようになるだろうと思い、俺もスルーすることにして佐鳥と狙撃手用訓練施設に向かった。