転生者のボーダー生活   作:マスター

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トリガーと防衛任務②

 

「あ、東さんと木崎さんがいますね。」

 

先に入った佐鳥が東さん達を見つけ、近寄っていくので俺も後に続く。

 

「お、佐鳥に神楽じゃないか。」

 

「佐鳥、神楽、練習か?」

 

「「はい。」」

 

東さんが俺たちに気づき、木崎が聞いてきたので答える。

その後佐鳥は東さんに話しかけていったので俺は木崎さんに話しかける。

木崎さんとはスナイパーになったのがほとんど同時期だったのでよく話している。ちなみにスナイパーになったのは東さん、佐鳥、俺と木崎さんの順番になっている。

 

「木崎さん、今日は東さんに教えて貰ってるんですか?」

 

「ああ、前から約束してもらっていた。」

 

木崎さんは理論派のため佐鳥のような感覚派では参考にならないので東さんに師事している。

まあそれを抜きにしても東さんが1番上手いというのもあるが。

 

ちなみに俺の場合はサイドエフェクトを使って狙撃しているので他の人と感覚が違うので師事していない。

 

「どうです?だいぶ慣れました?」

 

「命中率自体はほとんど当たっている。だがまだ狙いからずれるな。」

 

「精密狙撃ですか、俺も今日は精密狙撃を練習しようと思ってるんでゲームしませんか?」

 

「どんなゲームだ?」

 

「ルールとしては簡単です。的に当ててどれだけ多く点を取れるか、です。」

 

「的は何を使う?トリオン兵か?」

 

「いや、普通の的でいいと思います。的の種類として今回は精密狙撃の練習なので大きさを3種類用意します。これを30個出現させ、点数を競います。撃つ距離は100〜300にします。」

 

ちなみに的の大きさは大きい順から直径30cm、20cm、10cmとする予定で、点数はそれぞれ10、20、30点として真ん中を撃ち抜くと満点、それ以外を撃ち抜くと半分の点数を得る。

 

本当は的を動かして難易度を調整したいが難易度をごとの点数調整が面倒なので今回はやめておく。

 

「いいぞ、やってみるか。あと東さん達も誘おう。」

 

「良いですね。東さん、佐鳥!」

 

話していた東さんと佐鳥も誘いゲームへの参加を取り付け、ルールを説明していく。

説明が終わったら早速準備に取り掛かり、出てくる的の数をそれぞれ15、10、5個と設定し、満点だと500点になるようにした。

 

「的が見つけられなかったらあれなんで的は見つけられるようレーダーに載せときますね。」

 

「よし、じゃあまず俺からやっていいか?」

 

東さんが最初に立候補したのであとは年齢順に決まり、木崎さん、俺、佐鳥の順番になった。

 

東さんが狙撃体勢になり、始まるのを待つ。

 

「じゃあ始めます。開始。」

 

俺が合図を出し、システムを起動させる。

システムの起動後、即座に的が30個出現し、東さんが目につく的から順番に狙撃していく。

 

「これ、大きい順に撃った方が良いですかね?」

 

「んー別にタイムアタック要素ないから自分が好きなように撃っていいと思うぞ。まあ大きいのから小さいのにした方が合わせやすいか?」

 

「人それぞれだな。俺は一応大きい方から撃っていく予定だ。」

 

「俺は左からにしますかね。」

 

「じゃあオレは左からで。」

 

東さんが撃っていくのを見ながら俺たちは各自がどう撃っていくか話す。東さんは見つけたのを即座に撃っているので早いスピードで的がなくなっている。

もし、タイムアタック要素があれば東さんが1位確実だろう。

まあ技術も1番あるので今回も1位かもしれないが。

 

「終わりましたね。結果は大中全て真ん中、小は2つ真ん中、あとは全部ヒットで合計455点です。」

 

「これが基準になるのか?東さんより先にやっておいた方が良かったな。」

 

「そうですね。オレは最後なんで余計にそう思います。」

 

次々と撃っていき、結果はこうなった。

 

結果

東 455点 大15中10小2 =410 +45

木崎 395点 大12中7小1 = 290 +15+30+60

神楽 395点 大10中8小1 = 290 +25+20+60

佐鳥 415点 大14中8小1 = 330 +5+20+60

 

順位は1位東さん、2位佐鳥、同率3位木崎、俺となった。

各自全ての的に当てはしているためどれだけ精密に狙撃できているかで順位が決まった。

 

「流石東さんですね!大中は全弾真ん中、小さい的も真ん中に近いです!」

 

「ああ、それに比べて俺たちはまだまだだ。」

 

「神楽の言う通りだ。大きい的を完全に真ん中で撃てるようになるまで練習だな。」

 

「じゃあこれから各自で練習するか。」

 

東さんの言葉を受け、それぞれがゲーム中に見つけた課題に取り組むため練習に向かう。

 

俺の練習は、まだ姿勢に気をつけながら的の真ん中を完全に撃てるようになるまで撃つ基礎練習をしている。

これをすることによりイーグレットをどう構えて、どう撃ったら弾がどう飛んでいくのか覚えられるのだ。

完全に覚えたらどの体勢でも撃てるように練習、最後にスコープなしで撃つ練習をし、スコープありと同じ精度にする。

最終的にスコープなしで狙撃することで他のスナイパーより早く狙撃ができるようになるのが目標だ。

 

あとイーグレットはトリオンがあるほど射程が伸びるので俺のトリオンだと超遠距離狙撃が可能なのでそれもできるように基礎をまず培っていく練習をした。

 

 

 

 

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