転生者のボーダー生活   作:マスター

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大規模侵攻①

 

対策会議から時間が経ち、ついに侵攻が起こると予想している日曜日になった。

 

「2人とも準備できた?」

 

「動きやすい服装にしたので大丈夫ですよ!今日は沖田さんがちゃちゃっと解決します。」

 

「こっちも大丈夫よ。あと、今日のお昼はショッピングモールでおうどん食べましょ?」

 

「武蔵ちゃん、緊張してないねぇ。」

 

「当たり前じゃない。今更戦場に出ることに緊張なんてしないわよ。茂は、私たちを頼ればいいのよ。」

 

「沖田さんもしませんよ!マ....シゲさんのことは私たちが守るので任せてください!」

 

実際に戦場のような場所に行ったことがない俺はこれからの事を思うとだいぶキツい。

しかし、2人の言うことを聞くと2人がいれば大丈夫だろうという安心感が湧いてきた。

 

「よし!まずはショッピングモールに行くか!着いたら10時くらいだろうから少し回ってからうどん食べようか。」

 

「「ええ!/はい!」」

 

気合いを入れ直し、ショッピングモールに向けて2人と出発した。

 

 

それから少ししてショッピングモールに到着した。

 

「日曜日だから10時でも結構いますね。」

 

「ああ.....ふぅ〜。」

 

「はいはい、肩の力抜いて。ひとまず入るよー。」

 

ショッピングモールに訪れている人の数を見て改めてこの中から犠牲をどれだけ減らせるのか考えてしまい、立ち止まってしまったが俺に考えさせないように武蔵ちゃんが背中を押してきて、ショッピングモールに入った。

 

「ん?神楽じゃないか。」

 

「お、三輪だ。やっぱり来たんだな。」

 

ベンチに座ってジュースを飲んでいるとお姉さんと来ていたクラスメイトの三輪と出会った。

 

「ああ、今日は姉さんと出かける予定だったからな。それに神楽の言う通り時間を早めて来たぞ。」

 

「それならいいさ。 これでどうなるか半々になったがお前のお姉さんが助かるかはお前次第だな((ボソッ…」

 

他のクラスメイトはほとんどは誘導することが出来たが三輪は三輪姉弟がショッピングモールに行くは止められなかった。

なのでショッピングモールに行く途中に大規模侵攻に合わないように時間を早めて来てもらったのだ。

 

俺たちが出来るのはここまでだったが、三輪のお姉さんの死亡率は50%ほどになったおかげで後は三輪の頑張り次第で三輪のお姉さんは生存出来るだろう。

 

「ん?なんか言ったか?」

 

「あ、ああ、なんかあったら隠れながら見つからないように動けよ。今日は何か嫌なことが起きる感じがあるからな。」

 

「ああ、いつもの占いか?それなら注意しておく。」

 

一応トリオン兵のレーダーは簡単に生身の人間を見つけることは出来ないので逃げる際のアドバイスをして、俺が普段学校でやっている占いの的中率を知っているおかげかこのアドバイスを聞き入れてくれた。

 

 

 

 

お姉さんと買い物をする三輪と別れ、俺たちはある程度三門市を見渡すことが出来る屋上に行くことにした。

 

「そういえば100%になる要因は見つけたんですか?」

 

「ん?ああ、ここに来る途中で見かけた。起こったら合流しようと思うんだがあまり話したことない人なんだがどうしよ。」

 

「誰なの?」

 

「武蔵ちゃん家の近くにある七草さんのとこの人だな。多分必要になるのはお姉さんの方だな。多分あの人は俺と似たように目が良くてその目が必要になるんだと思う。」

 

そう、あの七草家(魔法科高校の劣等生)の七草真由美が必要になる。

ちなみにサイドエフェクトがあるのがわかったのは目の電磁波が普通の人と違ったのでサイドエフェクトだと思ったのだ。

 

「よく分かりましたね?武蔵さんは話したことあります?」

 

「よく会うからたまに話すけど仲良しっていうほどではないわね。」

 

「ちなみに俺たちと行動しないとあの人は死ぬか拐われるかのどっちかだな。多分一緒に来ていた妹を庇うんだろうな。」

 

「それなら尚更一緒に行動した方がいいですね。」

 

「そうね。あ、そういえばどこら辺が危ないとか分かるの?」

 

「北が危ない、多分北にゲートが発生するんだろう。」

 

「なら私たちは南に逃げれば良いんですかね?」

 

「いや、ゲートは発生時に衝撃がある。今回のゲートの数や大きさ次第でゲート発生だけで被害がすごいはずだ。その被害次第でどう逃げるか決まるな。」

 

「あ〜ここら辺、大きい建物多いわよね。建物が崩れたら南への道が塞がるかもしれないわね。」

 

ショッピングモールの周辺は周りの建物は大きいため周りの建物が崩れたら道が塞がれる可能性がある。

そのためゲートが発生したらすぐに周りの状況を確認しないといけない。

 

「もし大通りの南の道が塞がれていたら一旦北に行ってから西か東に行った方がいいな。そういえば細道で東西に行ける道ってある?」

 

「確か駐車場から西へ行く道があったと思います。」

 

「ならそこだな。取り敢えず逃げる時はその道から南に逃げるよう誘導しよう。」

 

「分かりました。」

 

「分かったわ。」

 

逃げる際に俺たちが話しながら先導すれば続く人が現れてあとは集団心理である程度誘導出来るだろう。

 

「ん?2人ともそろそろ来るぞ。北側の電磁波が少しずつ揺れ始めた。七草さんのとこに行くぞ。」

 

「「っ!? 了解。」」

 

今までゲートの発生を見てきた経験的にあと数分程でゲートが発生するはずなので俺たちは七草さんの所へ向かうことにする。

 

「武蔵ちゃん、話しかけは頼む。俺が話しかけても警戒されるから。」

 

「分かったわ。」

 

話したことが無い俺が話しかけると余計な時間がかかるはずなので武蔵ちゃんに頼み、七草さんの電磁波が見える所へ俺たちは向かって行った。

 

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