仮面ライダーガッチャード 〜雷雲の錬金術士〜 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
スーパーで十分な食料を買い、そのあと俺は錬金の痕跡を見るために元の場所へ戻ってきていた。
「フム…この痕跡の向かう方向と匂い…」
俺は綴命のの論文をもとに、魂を持ちいらない生命とその支配を完成させている。
そして、それを使えば、
「ほいっ」パンッ
犬の毛一本を地面に落して石で培養機構を作ることにより人口生命体を作る。
「バウッ」
その犬は【ドーベルマン】。非常に鼻がいいため、警察犬などにも使われている犬種だ。
「この匂いを追え」
「バウバウッ!」
そして、ドーベルマンが駆けていくのを俺は追いかけるのだった。
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「ここ、か」
俺は富良州高校近くのとある倉庫の壁に向き合っていた。
「ハァ…こんなに痕跡が残るとかトーシローかよ…」
「まあいい」
パンッ!
両手を合わせ、錬金痕跡のある地点まで地面を盛り上がらせて登り、入る。
「なーんか、奇麗すぎる感じするなァー」
ちなみにドーベルマンは既に毛一本を回収して崩壊させてある。
「カマカーマー!」
「シッ!喋るな!隠密だぞ?一お…う⁉」
通路に一人の少女が立っている。
まさかバレた⁉いや、ありえない。こんなにするなら錬金痕を残すはずが…いや、つられたか⁉
異常事態に脳細胞がトップギア。エンヴィーと殺し合ったときレベルのスピードで回る。
そこで、俺のIQ53万の脳がアンサーをたたき出す。
恐らく、あの少女は立っている。が、待っているのではなく他削がれていたりするだけなのだろう。
そうじゃなけりゃあこんな簡単に隙だらけの姿を見せるはずがないし、あの殺気で固まり、動けなくなっちゃいない。
だからこそ!
「こんちわー。お邪魔してまーす」
「ッ!」
こんな風でも大丈夫だろう。
「誰っ!」
「いやいや。見たでしょ。さっきのバケモンを倒した俺だよ。俺」
少女は警戒したまま俺に質問を投げかける。
「…なんで来たの」
「そりゃまあ、」
パンッ!
両手を合わせる。
「俺も錬金術師だからな」
壁から剣型になるように形状変化を起こして俺の手に持つ。
「反錬金術が組み込まれてる壁をッ⁉」
ダッ!
少女は逃げ出す。
「ハハハ、まあ当然か。といっても、入り口がもう一つもないことは確認済み。多分増援を呼んだんだろうな」
そして、俺はゆっくりとその道を進んでいく。
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宝太郎視点
「先生!侵入者です!」
「なッ⁉」
「侵入者⁉」
九堂さんが叫んで入ってくる。
そして道から歌が聞こえてくる。
〘~~~~~♪〙
不協和音、聞いたことのないメロディ、とてもじゃないが心地いい曲とは言えないひどく音痴な音が響いてくる。
「やっ、お邪魔してるよ」
そして侵入者はこの場所へ、あたかも当然かのようにに入ってきた。