影野実との初接触から1年、今は中学3年の夏休みだ。
世間の中三、いわゆる受験生と呼ばれる方々は今頃必死に机に噛り付いている頃だろう。
だがしかしッ!
僕は前世の記憶も持っていれば今世から文字通り命がけで勉強してきたわけなんだけど、つい中三に上がって気づいてしまったのだ。
もう、学校の勉強しなくてもよくね?
僕はすでに大学の範囲までの予習は終わらせてある。しかも何度も復習したため完璧!
だが、その時の僕は恐らく頭が勉強に支配されていたのだろう。
なんと真面目に受験生していたのだ!
そもそも、僕が欲していた知識と言うのはこんなものではない。
数学はあっちの世界にもあるだろう。物理もだ。
英語はそもそも役に立たない。
国語てめぇーもだ。
まぁ~、あっちの世界には古代文字なる物があるらしいからそれを覚えるには役立つかも?
だけど、流石に8か国語も覚えるのはバカだった。
確かに役立つものもあったが、それでもあっちの世界に行って役に立たない知識が多すぎた。
まるで、この5年間を丸々棒に振った気分だった。
当時の僕もこのまま諦めてなるものかと必死に頭を巡らせ、何かあっちの世界に行って役立つことがないか考えた。
そこでシャドウガーデンの弱点を見つけた。
それは、上位管理職の圧倒的不足である。
実際、シャドウガーデンの運営はほぼアルファが行っており。それをガンマとベータが補佐という感じだった。
しかし二人ともそれぞれの仕事があるため実際にはアルファがほぼ一人で切り盛りしていたのだろう。
本編を見ればわかるがシャドウガーデンは多方面での活動をほぼしてこなかった。
そこにはシャドウガーデンはシャドウを補佐するための組織である。というアルファの信念があったかもしれない。
だが実際にシャドウガーデンの組織力の不足もあったと思う。
もし、ディアボロス教団が派閥争いをせず本気で、そして多方面からシャドウガーデンに攻勢をかけていたらシャドウガーデンは早々に組織的に瓦解するだろうと思うほどに。
“もし”という言葉はあまり好きではないが、この世界に僕がいるようにあっちの世界にも“if”の存在がいるかもしれない。
あと、他にも問題がある。
シャドウの適当な物言いの結果おこる組織内での考えの不一致などだ。
だが、それらの問題が霞んで見えるほどの問題が僕にはあった。
・・・それは
僕が男であるということだ!
そう、シャドウガーデンはシャドウ以外、元悪魔憑き!
そして、悪魔憑きは女性にだけ発症する!
そう!つまりは!
…
…
…
は~い、詰みました~!
どうしましょ!
ま、まぁ~、ぼ、ぼくは天才だから?
高度な?柔軟性を、維持す、すれば何とかなるかな~って。
とりあえず僕は経済学と経営学、ついでに帝王学に地政学に、あとはそうだな・・・
と、色々とシャドウガーデンに貢献できそうな学問を勉強していった。
あれから数が月。
お勉強もひと区切り付いたので今、僕は山を散策中です。
理由はもちろん修行中の影野実を見つけるため。
僕も陰実ファンの端くれ、影野実の修行風景は見たいに決まっている!
というわけで、僕はセミの声を聴きながら足りない筋肉と体力を振り絞って山中を歩いているわけだ。
日本は確かに発展しているけど、それでも国土の7割は山地だ。そんな簡単に見つかるわけがない。
そんな面白くない事を考えていると山に囲まれた野原・・・いや花畑かな?
を見つけた。
色んな花が咲き乱れる様はまるで何かの水彩画のように美しく。
そこで飛び回っている蝶は本当に妖精のようだった。
まるでこの世に神が作り出したような景色に目を奪われていると、遠くに何かが見えた。
気になったので、影野実を見つけた際にバレないよう観察するために持ってきた、双眼鏡を覗き込んだ。
そこに居たのは・・・
満面の笑みを浮かべ、すっ裸でお花畑を飛び回っている影野実だった。
そうすっ裸だ!
比喩表現でも何でもない!
ガチのすっぽんぽんだ!
ポロンが見えちゃってるもん!
しかも、僕よりもでかい!
まじで何やってんの!確かにそんな描写あったけど!
あいつ頭おかしいは・・・
ん?
動きが止まった。
もしかしてばれた?
ヤバいヤバい、どうしよ!
いや、待てよ。
なんか十字架取り出したんだけど!
もしかして・・・
・・・はい
セルフ十字架針付け。
いちおう釘じゃなくて縄なんだけど・・・
あれどうやって結んだん?
あと、どうやって取り出したの?
四次元〇ケット?
しかも、お前カルト宗教入ってたんとちゃうんか?
キリ〇トf**kとか言ってるアタおか宗教じゃなかったの?
その後、一日観察したけどずっと十字架に張り付いてた。
やっぱあいつ頭おかしいわ
影野実、シド、シャドウ、ジョン・スミスはやっぱアタおか
カゲマスのオリジナルストーリー、つまりは陰実の本編では絵描かれていないゲームのストーリーの分も書く?書かない?。※作者はカゲマスをやっていません。
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やれ、これは命令だ。(困る)
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やんなくてもいいよー(うれしい)
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