エゴを取り戻せ!   作:あんころもっち

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お久しぶりです!これから投稿頻度上げていきます!




青い監獄

 

あのホテルでの会見から1時間後、今俺はアンリさんと一緒に青い監獄の施設がある場所に送ってもらっている。

 

「本当によかったの?さっきも説明したけど脱落したら今後代表になれないかもしれないのよ?今までずっと自分の代ですごい記録残すんだ!って意気込んでたのに...」

 

「いいよ、永遠の課題だったストライカーに俺がなるんだ。海外に飛んでFWを諦めたのがずっと心残りだったんだ。それに会見で心打たれたよ」

 

タクシーの狭い空間に気まずさを感じてしてクスッと笑みを溢す。

 

「・・・ぅぅ恥ずかしい。。いつも熱くなっちゃうのよね、、、」

 

「協会入ったばかりなのにこんな重要なこと任されてるから仕方ないよ」

 

「そうだよね!多忙すぎない!?」

 

彼女の多忙が到着次第急速に加速することは1人を除いてまだ誰も知らない。

 

 

 

 

着いて早々に案内された場所はこのイかれたプロジェクトの代表がいるというシステム制御室。

扉を開けると痩せ切った男が此方に背を向けて座っていた。

 

「絵心さん、お待たせしました。こちらが追加メンバー候補の九条君です」

 

アンリさんがそう言うとその男はゆっくりと椅子を回転しながらこちらを注視してくる。

 

「九条和人。UEFA(欧州サッカー連盟)が選出する期待の若手選手11人、

新世代世界11傑のM()F()の1人。

応えてみろ、何故お前がストライカーを目指すのか」

 

不敵な笑みを浮かべながら此方を試すような目線で問いかける。

 

「・・・俺は世界の壁を知って当たり前のようにFWを諦めてMFになった。そして無意識に自分の才能(タレント)を周りに合わせることで自分ではなく他人を活かし続けた。けど俺は俺のゴールで勝ちたい!!身長がどうとかどうでもいい。俺が俺自身のゴールで日本中を熱狂させたい!」

 

暫く間を置いて絵心は愉快そうに口を開く。

 

「合格だ、九条和人(エゴイスト)。お前は1次選考を免除とし、これから2次選考で実装予定のブルーロックマンの調整に付き合ってもらう。」

 

そう言ってアンリさんにノートを渡し椅子を180度回して出ていけと言わんばかりに手を遊ばせる。

 

「では絵心さん、また後ほど。九条君、フィールドに案内します。」

 

薄暗い部屋を抜けて言われるがままアンリさんに着いて行く。

 

 

 

 

2edステージと書かれた廊下を抜け真っ白い壁に囲まれた部屋に辿り着く。

 

「この奥の扉を開ければ勝手に始まるから、頑張ってね」

 

アンリさんのサムズアップに応えて奥に進む。

 

扉を抜けても相変わらず壁は白いままで、サッカーをするには少し小さい四角い部屋。

少しするとサッカーゴールとゴールキーパーが突然現れる。えっ?と見たことのない最新の技術に疑問が生じた途端に壁からボールが飛び出す。

反射的にそのボールをトラップすると効果音と共にグラウンドに赤い円が行動範囲を狭めてくる。

 

なるほど、これはゴール前の状況への適用試験か。

まずはお手並み拝見と言ったところかゴール右隅へ素早いグラウンダーのシュートを放つ。

そうするとゴールの上に『残り 99GOAL 44分54秒』という文字が表示された。

1分に3ゴール流し込めば良いのか、結構余裕がある。

そう考えているうちに先程とは違う場所からボールが飛び出し、周りを見るとゴールの位置も変わっている。

 

一瞬で空間を把握しろ、ボールの軌道、スピードを感じて一切の無駄なく落下地点へ。そしてキーパーとの距離(レンジ)予見(キャッチ)して最速最短で決める!

 

そのまま何も苦労することなく30ゴールを決め、

残り70ゴール。

するとレベルが1から2に変わり、ゴール前にDFを再現した壁のホログラムが数体現れる。だけど、まだまだ余裕。皮肉なことに今まで磨き上げたパス精度が役立っている。

 

 

 

「流石ですね、九条くん。足下を一切見ずにゴールだけ見てあの精度。現在50ゴール、ノーミスで折り返しです。」

 

舞台は戻り、絵心とアンリのいるシステム制御室

そこで2人はモニターを通して九条を観察していた。

 

「感心するのはまだだよアンリちゃん、そろそろストライカーとしての真価が問われる。本番はここからだ。」

 

 

 

 

残り40ゴールで40分。

そして、レベル2からレベルMAXへ上がる。

今まで生えてるだけだった壁DFホログラムがキーパーのブルーロックマンと同様に人型のDFへと姿を変え、ボールが発射されると同時にチェックをかけてくる。

 

最初は1体、10ゴール決めると2体に、そして残り20ゴールで3体に。ここで初めてのミス。

2体抜いてゴールにぶち込むのは容易だったが、3体になると難易度は跳ね上がる。

密集状況下の激しい球際の争いは何度も間近で観てきた世界最高レベル(ワールドクラス)のゴール前を彷彿とさせる。

状況把握・反応・シュートの精度と質、そしてそれを持続させる体力。

心技体を兼ね備えて初めてクリアできる試験。

 

ノッてきた、最高だ絵心さん!!

 

ここからは、空間認識能力を最大限に使って背面にあるゴールを捉えトラップをわざと浮かせて放つオーバーヘッド気味のシュート。

ブルーロックマン全員の意表を突くラボーナでのダイレクトシュート。

初めて見せる逆足でのダイレクトシュートなど、

選択肢の幅を増やすことでまたそれを(フェイク)にしたシュートを決め、20分残しでクリアした。

 

 

 

 

 

 

PROFILE

 

九条和人

 

HEIGHT:172cm

 

WEIGHT:63kg

 

WEAPON:

①空間認識能力(メタビジョン)

②関節の柔らかさ

③足下の技術・キープ力

④状況判断

 

 攻撃力A 88

 シュートS 92

 ドリブルS 99

 パスS 97

 守備力A 80

 速さA 88

 

 総合評価 S 97

 

 

 






はやくみんなと絡ませたいので早足でいきます!

組んで欲しいエゴイスト

  • 黒名
  • 氷織
  • 士道
  • 雪宮
  • 乙夜
  • 清羅
  • 二子
  • 七星
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