※この回では以下の要素が含まれるので注意です。
・侑ちゃん曇らせ
・オリキャラのモブ女子の暴言
放課後
音楽科の教室
モブA「それじゃあ、みんなお疲れ様ー♪」
モブB「またねぇ♪」
侑「・・・・・・」
モブA「ちょっとアンタ、邪魔」
侑「いたっ」ドカッ
侑「ご、ごめんなさい・・・」ビクビク
モブB「・・・・・・」スタスタ
侑「・・・」
先生「高咲さん? ちょっといいですか?」
侑「は、はい・・・」
10分後
廊下
侑「・・・・・・」スタスタ
侑「はぁ・・・今日も全然ダメだった・・・」
侑「先生からも、ちょっぴり厳しいこと言われちゃったし」
侑「それに、みんなレベルが高すぎるよぉ・・・」
侑「私、他のみんなみたいに幼い頃からピアノの英才教育とか受けてなかったしなぁ・・・」
侑「・・・そういえば周りの子、最近私のこと無視することが多くなったような・・・」
侑「音楽科に転科したての頃はそんなことなかったのに」
侑「もしかして、才能が無いのがバレて みんな私に幻滅してるのかな・・・」
侑「・・・ううん、そんな弱気じゃダメだよね」
侑「スクールアイドル同好会のみんなのためにも、私が作詞頑張らないと・・・!」
バッ
愛「・・・ゆーゆ?」ギュッ
侑「わわっ!? 愛ちゃん・・・!?」ビクッ
愛「どったの? そんな浮かない顔して? やなことでもあった?」
侑「え・・・? べ、別にそんなことないよ?」アセアセ
愛「ふーん・・・?」
愛「えいっ」ほっぺプニ
侑「ふえぇぇ・・・!?」
愛「うりゃ、うりゃ!」プニプニプニ
愛「正直に話さないと、プニプニやめてあげないよー♪」
侑「分かった、分かった言うからっ」
侑「・・・・・・」
侑「えっと・・・、大した話じゃないんだけど・・・」
愛「うん?」
侑「ほんと、大した話じゃないんだけど・・・」
愛「はいはい、愛さんにおはなしするときは、遠慮はなしってね♪ ぷっ、あははははっ♪」
侑「あ、あはははは・・・」
夕方
公園
侑「カクカクシカジカ」
侑「というわけなんだ・・・」
愛「なるほど、要するに・・・」
愛「ゆうゆは、音楽科のみんなとのレベルの差を感じて落ち込んでる・・・と」ウンウン
侑「そうなの・・・やっぱり私って才能無いのかなぁ」
愛「むっ・・・自虐は禁止だよ、ゆうゆ?」
侑「あ、ごめん・・・」
侑「やっぱり愛ちゃんに相談しても、迷惑かけるだけだったね・・・」
侑「・・・あうわぁ~、なんだかメンヘラみたいなこと言ってるかも今の私・・・」
侑「うぅ・・・」グスン
愛「ありゃ かなり落ち込んでるみたいだね」
侑「努力不足なのを棚に上げて、周りの子と比べて妬んでる私って最低だよね・・・」
愛「そんなことないよ、ゆうゆは誰よりも頑張ってるって!」
侑「そうなのかな・・・」グスン
愛「ゆうゆが頑張ってるの、愛さんがいつも側で見てたよ?」
侑「うん・・・でも頑張っても才能が無いから・・・」
侑「私・・・音楽科に転科するべきじゃなかったのかなぁ・・・」ウルウル
愛「こーら、自分を責めちゃダメだって」
侑「ご、ごめんなさい・・・」シクシク
愛「・・・これは相当重症かもねー」
侑「愛ちゃん・・・」ウルウル
愛「よしよし、ゆうゆは悪くないよー」ナデナデ
侑「うぅ・・・愛ちゃん」グシグシ
侑「ありがとう・・・愛ちゃんのおかげで、少し元気出たかも」
愛「そ? なら良かった♪」
愛「じゃあ、最後におまじないのぎゅー♪」ギュー
侑「わわっ 愛ちゃん、苦しいよぉ・・・」モゾモゾ
愛「ゆうゆー? ちゃんとぎゅってしないと、"おまじない"の効果半減しちゃうじゃん♪」
侑「も~ 愛ちゃん~」////
愛「・・・さて、そろそろ帰らないと日が暮れちゃうか!」
侑「そ、そうだね! 歩夢も心配してるかも・・・」
愛「あー、あゆぴょんね・・・」
侑「愛ちゃん、今日はありがとう! また明日からも頑張るよ!」
愛「うん! でも無理しないようにね!」
侑「それじゃあまた明日ね!」テクテク…
愛「ばいばーい♪」
愛「・・・・・・」
夜
繁華街
侑「・・・・・・」スタスタ
侑(愛ちゃんに相談に乗ってもらえて、本当に良かったー♪)
侑(やっぱり落ち込んだときは、仲間に打ち明けるのが一番だね♪)
侑「さて、帰ったら早速次の授業の予習をしないと・・・」
モブA「ちょっとアンタ」
侑「・・・っ」ビクッ
モブA「さっき宮下さんと公園で何話してたのよ」ギロッ
侑「え・・・なんで愛ちゃんといたの知ってるの・・・?」
モブA「質問を質問で返さないでくれる? これだから落第生は・・・」
侑「あ、あなた達には関係ないから・・・」
モブB「高咲さん?♪」
モブB「ちょっとこっち来てくれるかしらぁ?♪」ニコッ
侑「・・・・・・」
バンッ!
侑「ひっ・・・」
モブA「単刀直入に言うけどさ」
モブA「アンタみたいなのが安々と音楽科に転属されると、ウチらのメンツが立たないのよね」
侑「そ、そんな言いがかり・・・」
モブB「聞いたところによるとぉ、高咲さんってスクールアイドル同好会の部長なんだってねぇ♪」
モブA「あ~知ってる! でも高咲さんってスクールアイドルじゃないんだよね? もしかして幽霊部員?」クスクス
モブB「普通科のあなたが音楽科に転科できたのも、宮下さんたちの活躍のおかげだったりしてぇ?」クスクス
モブA「うわそれサイッテー」
侑「ち、ちが・・・っ」
モブA「実力も無いのに音楽科に居座られると目障りなのよ」
侑「なんでそんなこと言うの・・・?」
モブA「言われたくなかったら、さっさと普通科に戻れば?」クスクス
モブB「それか退学しちゃうって手もあるけどぉ?」ニヤニヤ
侑「・・・っ!」ズキッ
侑「う・・・グスッ・・・ごめんなさい・・・」ポロポロ
モブA「キャハハッ こいつ泣いてる」ケラケラ
モブB「マジぃ? うける~」ニタニタ
スタッ
???「あのー ちょっといいかな?」
モブA「誰よ・・・今立て込んで・・・っ!?」
モブB「み、宮下さん・・・ど、どうもぉ・・・」ビクッ
侑「あ・・・グスッ・・・愛ちゃん・・・?」ポロポロ
愛「ゆうゆ? え、なんで泣いてんの?」
侑「愛ちゃん・・・!」ギュッ
愛「・・・もしかして、こいつらに泣かされたの?」
モブA「あ、いや その・・・」」ビクビク
モブB「宮下さん? 誤解ですよぉ・・・?」
愛「なにが?」ギロッ
モブB「ひいっ・・・」
モブA「あ、宮下さん? 違うんです、ちょーっと音楽科のことで言い合いになっちゃいましてぇ」ヘラヘラ
モブB「そ、そうなんですよぉ ちょっと熱く語り過ぎちゃっただけというかぁ・・・」
愛「あのさ、なにお互い様みたいな感じで話してんの?」
モブB「ひっ」ビクッ
愛「聞いてたよ? 普通科から転科してきたのが気に食わないってね」
愛「なにそれ? 関係ある? 途中からでも新しいことにチャレンジしようとしてるんだよ?」
愛「昔から音楽やってるから偉いの? ねぇなに? なんで黙ってんのさ?」
モブA「・・・」ビクビク
モブB「い、行こ・・・っ」タッ
モブA「グスッ・・・」タッタッタッ…
愛「・・・ふぅ」
侑「うぐ・・・グスッ・・・愛ちゃん・・・」フルフル
愛「もう大丈夫だよ、ゆうゆ? 怖かったよね・・・一緒にいてあげられなくてごめんね・・・」ギュッ
侑「ううん・・・私が意気地なしだったから・・・グスッ」ポロポロ
愛「よしよし・・・大丈夫だから」
愛「愛さんが側にいるから・・・ね?」ギュッ
侑「うん・・・♪」
侑「愛ちゃんの匂い・・・安心する・・・♪」ギュッ
愛「・・・・・・♡」ゾクゾクッ
愛「・・・ようやく ゆうゆに"おまじない"の効果が現れ始めたかな・・・?♪」
侑「おまじない・・・?」
愛「そーだよ? ゆうゆが愛さんのことがだーいすきになるおまじない♡」
愛「私の匂い、いーっぱい嗅いで? 私の体温もいーっぱい感じて?」ギュウゥ
侑「あ、愛ちゃん・・・苦しい・・・」
愛「そして愛さんに もっともーっと依存して・・・ね?」ギュウゥゥ…
侑「・・・っ」
侑「愛ちゃん・・・ほんと苦しいから・・・っ」ケホッケホッ
愛「あっ・・・ごめん・・・」パッ
侑「けほっ・・・・ところで、どうして愛ちゃんがここに?」
侑「さっき公園で別れたはずじゃ・・・」
愛「あ、あぁ・・・実は今日はこっちのスーパーが特売ってこと忘れててさ・・・!」
愛「特売日はたくさん買うとくばい!ってね、あははっははっ!」
侑「・・・・・・」
侑「・・・愛さん、やっぱり私・・・音楽科向いてな
愛「ゆうゆ?♪」ギュッ
愛「そーゆーの禁止って言ったでしょ?♪」
侑「あっ・・・」
侑「・・・うん」グスッ
愛「もー今日のゆうゆは泣き虫ちゃんだねー」
侑「ごめん・・・」ポロポロ
愛「だいじょーぶ、大丈夫だから」
愛「・・・・・・」
愛「あとは愛さんに ぜーんぶ任せておけばいいんだよ」
愛「・・・そして愛さんだけを頼って」
愛「ね?」
5分後
モブA「あっ、宮下さん・・・」ビクッ
モブB「あの・・・」
モブB「も、もう終わってるんですよね・・・」
「演技・・・・・・」