ウマ娘に生まれ変わりまして   作:未確認大将ぬらりもん

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更新遅くなりました。
ごきげんよう。ぬらりさんです。
最近寒くなってきましたね。
我が家は炬燵を出しました。
あったかくてほっとしながら
書きました。
今回はスターナイトから見た
プラスライトの話。
昔の友人に会いたくなりました。


星の光は太陽に

「んーっ!」

 

つい手を止めて、

その声の主を見てしまう。

何度見ても面白い。

ミミの先からシッポの先まで

全身でおいしさをあらわす、

金色のウマ娘。

それが私の親友。

 

「何度見ても、おいしそうに食べるね」

「美味しいからだよ!」

 

彼女はいつも元気で、

いろんなことを知っていて、

よく話をしてくれる。

クラスの頼れる人気者だけれど、

人にかこまれるのは

あんまり落ち着かないらしい。

 

私がずっと前、体が弱かった時、

こっそり家を抜け出したことがある。

けれど、貧血になって倒れてしまった。

その時、助けてくれたのは

今、前にいるウマ娘。

それからも、たくさん家に来てくれて、

ゲームだとか、漫画や小説、

いろんな趣味を共有したし、

『元気になったら一緒に走ろう』

『大きなレースで勝負しよう』って、

おだやかだけれどまっすぐな目で

私に言い続けてくれた。

 

あの時からずっと、

となりにいると

なんとなく心があたたかい。

 

「どうしたの?苦手なものあった?」

「だいじょうぶ、食べられるよ」

 

そう言ってまた食べ始める。

 

ライトは好き嫌いが特になくて、

私の苦手なもの、

食べられないものは食べてくれる。

今も助けられてばかりだ。

だから、期待に応えたい。

 

「私、おかわりしてくるね!」

「わかった」

 

ごはんは残さないのが、彼女だ。

今日も笑顔で給食のスープのなべを

空っぽにするみたいだ。

残さないように

しっかり注いでいる間に、

私は食べ終わった。

 

「…ごちそうさまでした。」

「今日もおいしいかったね」

「…ふふっ」

 

毎日すこしずつ、

体が強くなっている気がする。

 

二杯目のスープが空になると、

昼休みの鐘が鳴った。

私たちは早々に皿を片付けて

風見先生を呼びにいき、

水筒を持って

グラウンドへ短いトレーニングに向かう。

 

「うおおおおーっ!」

「はあああぁーっ!」

 

100mの直線ダッシュ。

 

「もうすこし…っ!」

「目覚ましい成長です。

 お互い、切磋琢磨できていますね。」

「まだまだ、抜かせられないよ!」

 

今日は2バ身差。

先月の同じ日は3バ身差だった。

 

そして外周をペース走。

自然と目を引く金の少女を追って、

私の足も引っ張られていく。

その間はお互い話さないけれど、

空気の流れを感じて

シンクロしている気がする。

 

時折近くに飛んでくるドッジボールは

近いほうが慣れた動きで素早く拾って

軽く投げ返し、また走り出す。

 

風見先生は静かに見守ってくれていて、

時折フォームの乱れを伝えてくる。

 

気付けば昼休みが終わるまであと5分。

風が流れたあっという間の時間。

風見先生はストップウォッチを掲げて

もう終わるという合図をしている。

 

「おつかれさま…」

「おつかれさまぁ…」

 

私はタオルで顔を拭く。

親友はタオルを被る。

その端から笑った口元がいつものぞく。

そうしてから二つの水筒で

のどをうるおしたら

風見先生は反省点を短めに話す。

 

「フォームがまだ乱れやすく、

 失速しています。今後も継続して

 改善していきましょう。

 以上です。今日もお疲れさまでした。」

「「ありがとうございました」」

 

風見先生はトレーニングのメモを終えると

静かに職員室へ走っていく。

丁寧な言葉と行動力は、

テレビで見た『仕事人』みたいだ。

 

「ライト。掃除も、がんばろー」

「おー」

 

二人のちょっと頑張れなさそうな声が、

今日も空に消えていく。




小学生の頃って、
私何考えてたっけ!?
ゲームばっかりしてたかな!?
って頭抱えた作者です。
スターナイトちゃんすっごく賢い。
次回はライトの話に戻ります。

一日一日丁寧にやっていくと
さすがに妖怪とはいえ
ボロボロになるので、
次回が終わったら休日に飛びます。
ではまた。
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