L社ランクEX職員、転職先もブラックだった   作:黄昏の跡地

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いつもの発作……と言うよりシンプルに自分の好きな作品同士を混ぜてみようと書いたものです。もっと正確に言えば検索かけても無いやんけやったら書けばええやんけ理論で出来上がったゴミ作です


始まり
プロローグ1:死を超えた先に


 

……ここは【L社】と呼ばれる会社、その会社がある都市では【特異点】と言う特別な技術を使い人々の生活を支えており日々安寧の為その身を文字通り粉にして働く人達がいる……しかしその実態は【常に死と隣り合わせ】な環境で日々社内では死者が絶えず出てしまっている。

 

話を戻し【L社】では怪物【幻想体(アブノーマリティ)】を管理しその怪物から抽出した特殊液【エンケファリン】を電力に変換し都市全域に流すという会社である……そのL社は本日で49日目、予定されていた最終日前日にて……かの者は現れた

 

 

 

49日-クリフォト暴走レベルⅤ

 

「チーフ!下がってください!次の攻撃のチャンスさえ待てば私達の勝ちなんですよ!?」

 

「今ここでやらなければまた調律者の柱による暴走が引き起こるんだぞ!こんなとこで足踏みしていられる時間は無いんだぞ!決死の覚悟で逆行時計を回してくれたランクⅤの職員の、今まで攻撃に参加し散っていった者の想いを無駄にしたくないんだ!……あと一撃さえ入れれば私たちの勝ちなんだぞ!」

 

目の前には黒ずくめであるが何処か幻想的ではあるものの身体の所々がノイズ掛かった不思議な印象を受ける者がゆっくりとこちらに向けて歩を進めている……このまま進めば中心部【中央本部】と呼ばれる部門に出てしまう、そうなったら一定時間を置いて射出する柱が全方位に飛んでいってしまい大惨事になってしまう

 

「貴方たちは中央本部に後退して、私がどうにか時間を稼ぐわ」

 

「そんな、チーフ!チーフ!」

 

部下の静止を振り切り無理やり中央本部に向かう扉に押し込ませ私は【情報】部門第二広間でやつを捉える

 

「さて……さっさと終わらせないとね。あんたさえ倒せば私たちは未来に進めるんだ、悪く思わないでください【ビナー様】」

 

そう言うと彼女は覚悟を決めたかの如くとてつもない速度で彼女に接近する……それと同時に

 

ザン!

 

「……ゴフッ!」

 

(このタイミングでBLACK属性の妖精!?……痛い、痛い、痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイイタイ遺体遺体痛いイタイ痛い痛い)

 

全身に降りかかる激痛、そして先の一撃によりちぎれ落ちた左腕、心と体を蝕むように黒い痣がビキビキと彼女の身体を蝕んでいた

 

(私は……ここで終わるの?今まで頑張ってきたのに?望んですらいないのに使徒になってしまったのに?漸く抽出のチーフになれたのに?嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!)

 

「ッ!ああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

正しく最後の一撃、最後の気力、その全てを乗せた黒い刃が

 

ドスン!

 

届いたのである

 

ビーッ!ビーッ!

『調律者の鎮圧に成功しました、49日コア抑制【自由と救済】に成功しました』

 

(ああ……終わっ……たんだ……)

 

そう心の中で呟くと彼女は前のめりに倒れ込んでしまった

 

「チーフ!……チーフ?嘘ですよね?チーフ!」

 

部下の1人が扉を開けそこを見ると、血溜まりに沈むチーフと呼ばれた女性が力なく倒れていた……もはや命は風前の灯、彼女を助けることは不可能である

 

「ミン……ナ……ブジ?」

 

「……はい、チーフのお陰です。」

 

「ヨカッタ……ワ……タシハ……モ……ウ……タスカ……ラナイ……ワ……ダカラ」

 

泣いちゃダメ、私の屍を超えて幸せになってね

 

 

その一言を発すると……彼女は、その短い生涯を終えた

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

━━━筈だった

 

「ッ!?……ここは」

 

「おっ、目が覚めたみたいだな」

 

目を覚ませばそこは病室のような場所だった、すぐそばにいた男性はラフな格好をしており右手首に一際目立つ【腕輪】の様なものを付けているのが目を引いた

 

「……ッ〜〜〜!!!!???」

 

起き上がろうとすると全身に激痛が走った……身体を見ると紫の罅の様な痣は無く切り飛ばされた筈の左腕がくっ付いていた

 

「おいおい無理して動くなって、お前さんズタボロの状態で【贖罪の街】で倒れてたんだぞ」

 

(贖罪の街?……都市でもそんな場所は聞いた事がない、それよりもBLACKダメージの弊害でもある痣が無いし左腕もあるのは可笑しいわ。K社の医療ナノマシンとエンケファリンを使ったところで私はどの道助からなかった筈なのになんで?)

 

「おや、目が覚めたみたいだね。気分はどうかね?」

 

考え事をしていると胡散臭い格好をした男性が入ってきた……パッと見ホクマー様に似てはいるがあの人の場合胡散臭いと言うより付け入る隙が無さすぎると言った方が正しいかもしれない

 

「……最悪よ、死んだ筈なのに何故か生きてるし切り飛ばされたと思った左腕がくっついてるし……訳わかんないわ」

 

「ふむ、意識もしっかりしていて言語も話せる。さして支障は無さそうだね……リンドウくん、ここからは私が受け持つから君はミッションに行きたまえ」

 

「榊のおっさん、言っときますが今日この後は非番でね……サクヤ達が帰ってくるまで暇なんだよ」

 

榊、リンドウ、サクヤ……聴き馴染みのない名前しか出てこない、やはりココは私の知る場所じゃないわね

 

「さて改めて自己紹介だね、私は【ペイラー・榊】ここ【フェンリル 極東支部】の研究者の一人として活動させてもらっている者だ。隣に居るのは【雨宮 リンドウ】君、極東支部第一部隊隊長を勤めている人だ……君をここに保護したのは1週間前でね、血の海に沈んでいた所を彼とその部下の1人が救助したんだ。運良くアラガミが寄ってこなかったから良かったもののあのまま放置していれば君は間違いなく喰われて死んでいたんだ」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!フェンリルって何ですか?それにアラガミって何ですか?アブノーマリティの一種なんですか?」

 

そう言うと彼らは顔を見合わせ私に聞こえない程度の声で話し始めた……恐らく記憶に齟齬があるだとかそんな感じなんだろうと思われてるだろうが私からしたらよく分からないのである

 

「……じゃあ私の方も自己紹介させてもらうわ、L社抽出チームチーフのユキナよ。……私の最後の記憶だと49日の設計チーム抑制で調律者と相打ちになって死んだ所だったわ。」

 

「……どうやら記憶の齟齬では無く互いに知らない事があるみたいだね、折角だお互いに根掘り葉掘り情報交換と行こうじゃないかユキナ君よ」

 

 

情報交換中……

 

 

「つまり、君の世界では多少なりとも平穏はあるものの夜や外郭と呼ばれる場所は危険極まりない場所、在籍していたL社と呼ばれる企業で職を得たものの隣人が直ぐに死ぬ様な環境だったと?」

 

「ええ、対してそっちは人類の大半が死に絶えてアラガミと呼ばれる集合生命体が世界中に増殖してほぼ打つ手無しだったが【神機使い(ゴッドイーター)】を配備して以降ある程度の均衡を保つことに成功した……であってるかしら?」

 

「そうだとも、しかしまあ……【TT2プロトコル】に【アブノーマリティ】、【技術的特異点】【翼】、正に我々が今欲するような技術ばかりだね」

 

「アブノーマリティは非常に危険です、管理が容易なものもいれば非常に難しく施設全体に悪影響を及ぼすものもいます……そんなヤツらをまた見るのなんて御免ですよ私は」

 

「ああ済まない、気を悪くしてしまったのなら謝る。無い物ねだりは良くないね……さてユキナ君、ここまで話をしてきたがこれからどうするつもりかね?」

 

「……行く宛てなんて無いですよ。死んだと思ったらよく分からないところで拾われてるとか小説でも見た事ないですよ」

 

 

「ならよ、ここで働かないか?」

 

 

 

 

 

「……は?」





とりあえずプロフィール

名前:ユキナ

配属先:コントロールチーム
→中央本部第一チームチーフ
→抽出チームチーフ
→フェンリル極東支部第一部隊

肩書き:献身的な指揮官

最終ステータス:全ステEX(基本的に120以上)

ギフト

特殊:祝福
頭部:名誉の羽根・不調和
頬:冬の残酷さとバラの香りをしるもの
目:ジャスティティア
手:黄金狂
右背中:闇の黄昏を過ごしもの
左背中:失楽園
口:四本目のマッチの火・紅の傷跡

E.G.O.:懺悔→くちばし→決死の一生→魔法の弾丸→ランプ→ジャスティティア→ジャスティティア+ダ・カーポ鎌→黄昏

L社の巣出身で両親に大切に育てられ、教養はあるもののL社に就職して以降献身的な所は変わらないものの段々と心に陰りを募らせ不要な物は切り捨て必要なものは残すという非道な部分も出てくるようになった。

人間関係はそれなりに良好で部下からも慕われていてチーフとしての経験は2度ある

L社最初期に配属された最古参で幻想体の扱いはお手のもの……の筈が管理人のガバでウェルチの漁船に乗せられるわアミバのカウンター吹っ飛ばして第十二使徒にされるわ管理人の気まぐれでボタン押されて大運動会するわで数度労災を降ろしてもらった事がある

本来使徒になると白夜とは一蓮托生なのだがふっつーに白夜をどつき殺してはケロッとしてるため管理人からは【バグの権化】とか言われたりする

……ちなみにここだけの話45日に開かれた大運動会で第一使徒から第十一使徒全員と結託して反乱を起こし白夜をフルボッコにして改宗に成功したりする(この時以降ユキナを除き全員背中のギフトが両翼とも失楽園に、加えて祝福+それぞれの紋様の仮面を付け対応した武器で殴り倒しそのまま49日まで迎えることに成功した)


かぁーるく書いて行くけど多分東方優先で書いていくので亀更新ですがまあ……気長に待って下さいね
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