L社ランクEX職員、転職先もブラックだった   作:黄昏の跡地

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……実はユキナちゃん苗字どうしようかなって考えていたんですがあの都市の世界で苗字ってどうなんだろと思って

個人的に考えていたのが「実は苗字は非常に高価な物で買うとなると2億眼必要」的なの考えていました。ただ両親が苗字を購入するとその両親以降から常にその苗字を使用することが出来るとかそんな感じなのを仕事中に悶々と考えてました(仕事しろや)

……実際この辺の設定公式だとどうなんだろね


プロローグ3:適合

 

「じゃあまず血液取らせてくれるかね?適合出来るコアを探す必要があるからね」

 

「ああどうぞ」

 

「……そうなんの抵抗も無く腕を出すのもどうかと思うのだが」

 

いやだって死に目にあったりしてるし定期検診とかもあるしで結構血が出ることあるしで耐性付いてるのよねぇ

 

「……はいありがとう、部屋なんだけど今暫くは用意出来ないからここで過ごしてもらうよ「その件なんですけど」ん?どうしたんだいリッカくん」

 

「実は空き部屋普通に幾つか出来てしまってるのでその一室使ってもらおうかなって」

 

「……わかったよ、サクヤくんすまないが彼女と一緒に日用品と衣類を買いに行ってくれたまえ。その時に支部の中も説明してくれると大変有難い」

 

「わかりました」

 

 

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「……こんなものかしらね」

 

「あのぉーサクヤさん?」

 

「あら、着替え終わったかしら」

 

諸々の買い物を終え最後に衣服の購入なのだがロングスカートのワンピースやらなんやら着せ替えられまくって疲労困憊です……最後の最後でサクヤさんが持ってきた衣服のサイズ合わせとか諸々やって貰っちゃったりしたけど、思ってた以上にこの服はしっくりときた

 

「あらぁ〜とっても似合ってるわ!」

 

(なんか……すごいしっくりくる)

 

「……これ買っていいですか?普段着に使いたいです」

 

(下は丈の長いスカートだし万一見えない様にスパッツ履いてるし……しかもなんか丈夫だし値段も手頃だし)

 

「でもホントに良かったんですか?全部買って貰っちゃいましたけど」

 

「いいのいいの、女の子なんだからこれくらいは要るわよ……けど本当に良かったの?神機使いになるってあの場で言っちゃって」

 

「死ぬほど危険な奴らを相手にしまくってたんです、この程度序の口ですよランク詐欺する害悪共もいたし」

 

樹木系とかオズの魔法使いとかクソ害児とかホントなんなんですかね?バットリ君?大鳥君?審判君?あの子らは可愛いからノーカン

 

「そういえばユキナちゃんって苗字とかあったりするの?後出来れば歳も聞かせて欲しいなぁー」

 

「苗字……そういえば両親が【星乃】って言う苗字を結婚祝いに買ったって言ってましたね昔、2億も無駄にする必要何処にあったんだか」

 

「……え”!?ど、どういう事!?」

 

「ああーまあ説明してなかったのであれですけど都市で苗字……つまりファーストネームを持つっていうのは結構珍しいんですよ。父がC社の巣、母がA社の巣出身で結構裕福だったということもあって恋愛結婚祝いの勢いで買ったみたいなんです」

 

「あらぁ」

 

「で年齢でしたっけ?誕生日が12月の5日で今年で17ですよ」

 

「12月5日……もうすぐじゃない!」

 

首を傾げているとカレンダーを持ってきて今日の日付を指さす……ホントだ今日11月30日だからあとちょいだ

 

「適合出来るコアの発見日数次第では誕生日プレゼントが神機って事になりそう」

 

 

まあこの言葉を後々後悔する羽目になるのはここだけの話である

 

 

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12月5日……誕生日を迎え無事?に18歳になった私の元に榊博士がやってきた

 

「やあユキナ君、ここでの生活は慣れたかね?」

 

「まあぼちぼちですね、それでどうしましたか?」

 

「朗報だよ君に適合したコアが見つかったんだ。この後すぐに適合試験があるが大丈夫かね?」

 

「……本当に誕生日プレゼントになっちゃった」

 

「??」

 

「ナンデモナイデスハヤクイキマショウ」

 

 

こぉんな調子で大丈夫なのかなぁ私

 

 

 

 

場所は移り訓練室……どうやらここは訓練室であると同時に適合試験会場としても使うらしい

 

 

『これより、新型神機の適合試験を始める……リラックスしたまえ。その方がいい結果が出やすい。心の準備が出来たら中央の台に向かいたまえ』

 

硝子の奥には榊博士とリンドウさん、リンドウさんとそっくりな女性と放送の声の主がいた。中央の台……いやいや怖い怖いあれ何するの?

 

(ええいここで臆してどうする私!腐っても私はランクEXの職員なのよ!)

 

意を決して中央の台に向かう、するとそこには道中榊博士が説明していた【第二世代型神機】があった。刀身・銃身・装甲の計3パーツ構成となっており第一世代型と異なりあらゆる事が出来るようになった複合型らしいけど詳しくは知らない

 

(確か右手をグリップ部分を持つように台に置けば良かったはず)

 

そっと置くと丁度掌に神機のグリップ部が、右手首に腕輪のパーツがハマるようになっている

 

少しすると上から挟み込むように台の上部が落ちてきた……いや落ちてきたってよりか勢いよく下がってきたと言った方が正しいのかもしれない。と言うか

 

「いでででででででで!!!!めっちゃくちゃグジュグジュ言ってる!中で何起きてるの!?」

 

軽いパニックになっている間に上部が開いた……おおーこうなるのね

 

「……適合するとこんなに重そうな武器を軽々と持ち上げれるのね面白」

 

『おめでとう、これで君は当施設初の新型ゴッドイーターだ。』

 

 

 

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「すごい違和感ある」

 

ギフト的な感じで右手首に着いているそれは非常にごつく腕輪と言うにはあまりにも無骨だった

 

「おおー、ここがアナグラのエントランスなんだ……思ってたよりも近代ぽさあって良いね」

 

扉を出ると正面にカウンター、左手にブリーフィング用と思われるモニター、上階に繋がる階段があったりと機能美に溢れたそこはまさに最前線と呼ぶに相応しい場所だった

 

「ん?おおあんたが新型適合者なのか」

 

6人程の男女がカウンターに固まっており赤い長袖の上着を来た男性がこちらを見てきた……その声と同時に他の人たちもこっち向いた

 

「俺は第二部隊隊長の大森タツミだ、隣のでかいのがブレンダン・バーデルで桃髪のが台場カノンってんだ」

 

「よろしく」

 

「よろしくお願いしますね、うあぁ可愛い……あっお近付きの印にお菓子上げますね私は先輩ですから」

 

「星乃ユキナです、任務で一緒になったらよろしくお願いしますね。お菓子ありがとうございます……あったかい」

 

「今朝方焼いた物だからほんのり暖かいの」

 

 

小包を開けて早速1つ口に入れる……サクサクとした生地にほんのり甘い味がして心が落ち着く

 

「ホワァ……美味しいです」

 

「うふふ、もし欲しくなったら何時でも言って下さいね」

 

「おぉい!カレル!シュン!ジーナ!お前らも新人ちゃんに自己紹介しろよぉ!」

 

タツミさんが大声を上げるとあーだこーだと言い合っていたチンピラ達がこっちに来た……いや遠目から見てもそうだったけど近くで見るとより一層ガラが悪いこの人ら

 

「そんなに大声上げなくても分かっていたわ……ジーナ・ディキンソンよ、私はアラガミに華を咲かせれればそれでいいの。けどよろしくねユキナちゃん」

 

「(あっこの人性格と外見的にキツそうな人だと思ってたけど優しい人だ)よろしくお願いします」

 

「はぁ面倒だからさっさと言わせてもらう。俺はカレル、カレル・シュナイダー……俺は金さえ稼げればそれでいいんでな割に合う仕事が回ってきたらこっちにも寄越せ。んでこの餓鬼はシュンだ」

 

「アァ!?誰が餓鬼だ!だいたいこいつの方が餓鬼だろうが!」

 

「今日で18になるんですが」

 

『え?』

 

そりゃ誕生日言ってないからそうなるわよねぇ

 

「……まさかシュンさんと同い歳なんて」

 

「あのぉカノンさん私とこれを同列に置かないで下さい抑圧したくなります」

 

「……ちっ!小川シュンだ、新型神機だのなんだの知らねぇが偉そうにすんなよな」

 

イラァ……

 

「ちょっと待ってて貰えます?着替えて来るんで」

 

 

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「お待たせしてしました。ではシュンさん少しこちらに来てくれますかね?ああカレルさん30秒ほど彼をお借りてもよろしいでしょうか?大丈夫です悪いようにはしませんので……ね?」

 

「お……おう(何だこの新人あの服に着替えて戻ってきた途端に急に表情が変わりやがった)」

 

 

 

30秒後……

 

「お待たせしました、では私はメディカルチェックがあるのでこれにて失礼しますね」

 

『おっおう』

 

戻って来たのは青ざめた顔をして何を言われても「はい、生きててすみませんでした」と繰り返すシュンさんとホクホクとした顔で戻ってきて直ぐにメディカルチェックに赴く私であった……だって、ねぇ?【存在自体を否定するのが抑圧作業】と言いますし。え?お話の内容……聞かない方が身のためですよ……ね?

 

 

 

ササッと着替え直しラボラトリ奥の研究室の扉を開けると中央のモニター部の座席でキーボードを叩く榊博士と白いロングコートを着て博士と話していた人がいた

 

「おや、少し遅かったね」

 

「申し訳ございません、少しばかり先輩方に捕まっていたものでして……改めてよろしくお願いします」

 

「うむ、そういえば自己紹介がまだだったね。私はヨハネス・フォン・シックザール……ここ極東支部の支部長を勤めてる者だ」

 

「よし、準備が終わったよ。挨拶は済んだみたいだねヨハン」

 

榊博士と支部長、昔からの友人なのかな?そんな事考えていると「後で検査結果をこっちに回してくれたまえ」と言い支部長が出ていった……ほんの数秒しか話していないけど私にはわかる、あの人はとんでもないことを考えていると

 

 

「さてじゃあそこに横になってもらえるかい?なぁにすぐ終わるさ秒数にして780秒だ、戦士のつかの間の休息と思ってくれたまえ」

 

……榊博士なんで秒数単位で言うのだろまあいいやお休み

 

 

 

 

 

「来ねぇな」「そうねぇ」

 

 

なお余談ではあるがこの時サクヤさんとリンドウさんが待ってたみたいなのですが思いっきりボイコットしてしまったので後でお詫びをしに行きました





書きたい内容が多すぎて文字数が凄まじい事になってきてる……防衛班組のくだりはそこそこ練りましたがシュンに対しての抑圧作業はぶっちゃけ入れなくても良かったかなって思ったけどRBになってまでもあそこまで糞ガキムーブされるとさすがに腹立つので矯正するのも踏まえてねじ込みました

これによりシュンは本来の性格よりかは多少素直になりました……さぁーてシオちゃんどうしよっかなぁってかルートはもう決まってるんでなんも考える必要性無かったわ

次回実地演習周りですお楽しみに
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