L社ランクEX職員、転職先もブラックだった   作:黄昏の跡地

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タイトルの時点で不穏極まりないですがまあ何とかなります、だって最古参のクソ強バグ職員ですから

で、このタイミングでオリジナルストーリー入れておけば1年の空白埋め立てれるとかいう良からぬ考えがあったのでそうなりました

それではどうぞ


黎明Ⅱ:一羽でチュン、二羽でチュンチュン、三羽揃えば……

 

【むかしむかし、木々のたくさん生えた温かい森に、3羽の鳥がいました。鳥たちは森の中で幸せに暮らしていました。】

 

……【黒い森】、都市の外でもある【外郭】のとある所にあると言われており様々な動植物が生息していたと言われているがある時に現れた【怪物】によって滅んでしまったと言う話を聞いた事がある

 

「まさか本当にここに来てしまうなんてね、黄昏とダ・カーポ念の為持ってきて正解だったわ。」

 

今回はあくまでも【アブノーマリティの調査・回収】、対アラガミ用でもある神機の方も持ってきてはいるが恐らく出番は無い

 

「行こっかバットリ君」

 

相変わらずぐにょんぐにょんと首を動かしお腹がピクピク動いているバットリ君はどことなくソワソワしている様にも思えて可愛い

 

車を森に少し入った所に止めて私とバットリ君は森の奥へと入っていった

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

【小鳥は自分のクチバシを使って、悪いことをした森の仲間に罰を与えることにしました】

 

 

歩き進めて行くが生物の影も形も見当たらなかった。単に隠れているのかそれとも本当に大鳥と審判君以外いないのかの二択なんだろう

 

「バットリ君、お友達が何処に居るかわかるかな?」

 

そう語りかけるとバットリ君が急に飛び出し始めた、あの子を追いかければ恐らくは会える、そう信じてついて行くことにした

 

 

 

ガザガサと鬱蒼とした叢をかき分け出るとそこには【黒い森の入口】がありバットリ君がそこの中に入っていた……すると奥から【O-02-62 審判鳥】が現れた。本当に居たんだここに

 

そう考えていたらあっという間に審判鳥は黒い森の入口に入っていった

 

【高鳥は森の平和のために、森に入ってくる者に罪の重さを測ることにしました。高鳥の天秤はいつも正しく罪の重さを測ることが出来たからです。】

 

黒かった門に黄色と赤の渦が入り後一羽入れば終末が起きる、そう予兆していた。何時でも卵を壊しに行けるようにダ・カーポを構える

 

『ユキナよ』

 

「こんな時に何よ白夜」

 

『あの門に入ろうとするなよ?』

 

「そんなアホなことをするアホはどこにいるのよ」

 

『うん知ってた、まあ念の為だ。多少なりともこちらからも援護ぐらいはしてやろう……と言いたいが時折席を外す事になるかもしれん』

 

「どういう事?」

 

『図書館の災害レベルが不純物に到達した影響で我を呼び覚ましよったんだあの機械人形が』

 

不純物?……お母さんからすらも聞いた事のない災害レベルだ、精々都市の星が最高レベルと教えられていたがそれ以上の災害レベルに到達するとは思ってなかった。しかもあのアンジェラが自分から白夜を呼ぶだなんて明らかにおかしい

 

「ッ!?ぼさっとしてる暇は無さそうね、最後の一羽が来たわ」

 

のそのそとその巨体を歩かせ多くの金色の瞳を輝かせ片手にカンテラを持った【O-02-40 大鳥】が……今……門に入った

 

【大鳥は森に怪物がいないか監視することにしました。大鳥の目は遠くまで見ることができて、他の仲間には見えないものも見ることができたからです】

 

「一羽でチュン、二羽でチュンチュン、三羽揃えば」

 

【そんな時に誰かが逃げながら叫びました。『あそこに怪物がいる!この森には怪物が住んでるんだ!』】

 

「終末ってね!」

 

大気おも揺るがす咆哮、あまりにも大きな身体、所々を包帯で巻かれており、全てを罰するクチバシ、全てを公平に裁く天秤、全てを見通す瞳、何処までも黒く紅くそれでいて

 

「……美しい」

 

初めて見た時から私はかの者を盲愛するようになった、施設全体に被害を及ぼそうが私は1人でやつを鎮圧した、倒すのすら惜しいとも思えたことがなんどもあった。

 

その幻想体の名は

 

 

「【O-02-63 終末鳥】……また会えて嬉しいよ私は」

 

他人から見たら「あまりにも緊張感が無さすぎる」「真面目にやれ」「早く鎮圧しろ」……そう口を揃えて言うでしょうね。けれど今この場は彼と私だけの舞台である……白夜もいるけどやつは向こうの方が忙しいみたいなので実質二人きりなのである。口角が自然と上がる、ビリビリと肌に来る緊張感……間違いない、私興奮してる

 

『酷い目にあったな』

 

「お帰り、そういやあんたバットリ君のクチバシに噛まれて鎮圧されたとかいう情けない経歴持ってたわね。あれは爆笑物として使徒組全員で共有してるわ」

 

『貴様なんて事をしてくれてる!だからアイツら45日の時に謀反を起こしたのか!』

 

「まあ私が起こしたんですけどねぇ」

 

『貴様ァ!』

 

「うっふふ、そっちはもう大丈夫なの?」

 

『はぁ……ああ、一段落着いた、まさかあんなに早く完全解放が終了するとはな。時折席を外すと言ったあれは訂正しよう、ここから惜しみなく支援をする……気張れよ』

 

 

第十二使徒の仮面が付き失楽園と黄昏が一つになる……いつの日か私が完成させた、いや正確に言えばとある支部が開発した【二重E.G.O.】と呼ばれる技術を逆輸入したのだ。黄昏と失楽園が融合した杖にはミミック、ダ・カーポ、笑顔、黄昏、失楽園の攻撃を組み込み【対象の中で最も弱点となる属性が優先的に発生する】という独自の特殊効果も組み込んでいる

 

 

「我が教祖殿に栄光と祝福を……Shall we dance?」

 

 

 

さあ……終末を始めましょうか





珍しく短めです。いやまあ普段からこの程度の短さでサクサク出せばいいのですけどそうはいかない、だって好きな作品同士だもの

次回は鎮圧回ですお楽しみに
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