L社ランクEX職員、転職先もブラックだった   作:黄昏の跡地

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本当は終末鳥との長期の戯れ(愛着)して欲しかったけど終末君と短いお話(洞察)して貰うことにしてもらいました。加えて最後の方死ぬ程雑です

それではどうぞ


黎明Ⅲ:怪物同士の戯れ合い

 

ズドォン!

 

ズザアァァァァァ!!!!

 

「白夜!G.O.可視化って出来る!?後卵の位置教えてくれると助かる!」

 

『可視化は諦めなさい……だが場所なら教えれるがどの卵かは知らんぞ?』

 

「構わないわ!」

 

『3時、12時、7時方向にそれぞれある。終末ワープが出来ない以上長距離移動は推奨せん』

 

「代わりの移動方法ならあるわ!レガート!」

 

 

ダ・カーポ鎌を勘で3時の方向に向けて感覚でこの距離と思った場所に投げつけワープをした

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

ズドォン!

 

「よぉし到着!……大鳥卵だ、ラッキー!」

 

基本私たちが鎮圧、基破壊する卵の順は大鳥、罰鳥、審判鳥の順である。審判はシンプルに耐久力がある関係上そうするしか無いと思ったからである

 

「大鳥は確か白ダメが一番効くはず……けど悠長に時間なんて掛けれらんないわ!」

 

初手失楽園+黄昏の特殊攻撃でモリっと削るがまあそんなにあっさりと壊れる訳が無い、何せ大きな目と小さなくちばしは6.400、長い腕は9.900と白夜に次いで大きい数字となっている。加えて

 

 

「どわぁ来たァ!」

 

今みたいに終末鳥がランダムな部門のメインルームにワープしてくる為離脱が推奨されることが多々あるが……まあぶっちゃけた話

 

「今更だけど耐性ガチガチだし終末無視して卵どつくだけの話なんだけどね」

 

『使徒化における無敵判定を利用してなに悪さしておる貴様』

 

「ずっとあの子見れるからいっかなぁって」

 

『呑気か』

 

ダ・カーポ、失楽園、黄昏、ミミック、笑顔の攻撃モーションを交互に、断続的に、不規則に組み合わせながら大きな目を攻撃する。それと同時に長い腕を叩きつけてきたり煌めく瞳を撃ってきたり天秤によるPALE攻撃で固定ダメ与えてきたりするが

 

「失楽園と黄昏強すぎでしょ終末の攻撃くらってもうんともすんともしない」

 

『それもそうだ、その二つはあの怪物と我から抽出されたE.G.O.だからな。生半可な攻撃程度では死なんさ……いや貴様今使徒化しているからダメージ関係ないではないか』

 

それもそっか、というかこれ鎮圧が正解なの?……言葉通じるのかな?とりあえず呼びかけてみましょうか

 

「おぉーい!……ええと呼び方どうしよ終末君じゃ安直すぎるし……あっいいの思いついた。【トワ】君!お話しようよ!」

 

と声をかけてみると動きを停めた……うへぇ自分からやっといてあれだけど言葉通じるんだ

 

『ユキナよ、我にも何か渾名をくれぬか?』

 

「え?あんたはいちご大福でしょ」

 

『それは渾名ではなく侮辱というものだ』

 

「あーはいはい後で良いのを考えておくから……トワくん、身体小さく出来る?」

 

そう言うと終末鳥ことトワくんは身体を小さくし始め私の肩に止まった。その外見は鳥そのものに近くなり身体と脚には包帯を巻かれておりお腹にはバットリ君特有の小さなくちばしがあった、頭部は紅く罰鳥以上に鋭いくちばしを生やし金色の瞳を両目として持ち翼を広げる度に内側に煌めく瞳を輝かせとても幻想的だった

 

「クスッ……これからよろしくねトワくん」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「それで……連れてきたと」

 

「はい、今のトワくん結構大人しいんですよ。前のバットリ君の時も好きだったんですけど今は大人になったって感じで結構好きです」

 

支部長と榊博士に遠征終了等の報告をしに支部長室にてお話することにした私は……トワくんを肩に乗せたまま平然とした顔で報告をしているのである

 

「まあ以上ですかね?引き続きこの子は私が責任を持って管理しますので……ああそれと支部長さん」

 

私は支部長室を後にしようとするが少し忠告をば

 

「くれぐれも勝手にこの子を持ち出さないでくださいね……持ち出した場合、命の保証は無いと思っていた方が良いですよ」

 

皆からは【調律者スマイル】って言われるけどそんなに怖いのかな?そりゃ確かにお母さんの血をちょっと濃いめに遺伝しちゃってるけどさ

 

 

 

自室に戻ってきた私はトワくんを何時ものケージにいれようとするが

 

「身体がおっきくなっちゃったから入れなくなっちゃったね」

 

そういうとどことなくシュンとした感じがしてちょっと可愛く思えてしまった、実際可愛いから困る

 

「おっきくなっちゃったものはしょうがないね、このままお部屋で放し飼いにしちゃうかぁ……あっただお部屋から勝手に出ちゃ駄目だよ外には怖ぁい生き物がたっくさんいるから」

 

ちょっと忠告をしてみると大人しく首を縦に振ったと同時に脚に両耳に付けるピアスを私の掌に置いてくれた

 

「……もしかしてギフト?」

 

そういうとトワくんが「そうだよ」と言ってきた感じがした。外観はシンプルな金のリングに罰鳥、大鳥、審判鳥を表す羽根が1枚ずつ付いていた

 

「ありがと、大切にするね」

 

あぁ〜ニッコリと笑ったぁ〜かあいいんじゃあ〜(限界オタク化)んーでも

 

「どうして貴方と白夜がここに居るのかなぁ?普通に考えて世界線が別々だからどう考えてもいるのがおかしいもんね」

 

加えて元死人でもある私がいるっていうのも謎である、恐らく白夜が言っていた【図書館】が鍵になってると思うけどまあ

 

「考えただけ無駄かなぁ?「そうとも限らんぞ?」ッ!?誰!」

 

後ろを振り返り扉の方をみると見慣れた顔の人が居た、長くなり右肩に流した黒い髪に内側が金色に彩られ服も黒と金の2色で彩られ裾の部分に幾何学的模様が描かれていた……

 

「……なんで、貴女がここにいるんですか……【ビナー様】」

 

「昔みたいにリオ姉とは呼んでくれぬのか?」

 

「なんで寂しがってるんですか!割と恥ずかしいんですよその呼び方!」

 

「良いではないか身内なのだから」

 

「でなんでビナー様がここにいるんですか3秒以内にお答え下さい」

 

「スルーされたぁお姉ちゃんは悲しいぞ!」

 

「だぁーもう引っ付くなぁ!」

 

 

なんやかんやてんやわんやして10分後……

 

 

「……私が図書館の本の中で物語を進めている……ですか?」

 

結局根負けしてリオ姉と改めて呼ぶことになり持ってきてくれた紅茶や茶菓子を食べながら話を聞く事になった

 

「うむ、罰鳥、大鳥、審判鳥に終末鳥、そして白夜のページの一部が欠けていたのに加えて女王蜂と静かなるオーケストラ、笑う死体の山、何もないのページも欠けていたのだがお前の本にその欠けた部分があったのだ……まさかこのような形で使われているとはな」

 

新しく入れた紅茶にジャムを溶かし1口飲む……うん美味しい

 

「けどなんで私が本に?あの時確実に死んだと思ったんだけど?」

 

「アンジェラ曰くどうやらミリ単位で生きてたらしくTT2プロトコルを利用して死亡寸前で仮死状態に出来たのだ……正直あの時は生きた心地がしなかったさ、もしお前に何かあったらホムラのやつになんて言い訳をすればいいのかさっぱりだったからな。その後50日目を終えたL社は幕を閉じるだけだったのだがアンジェラが謀反を起こし私が共謀して光の種シナリオは途中で停止、L社を苗に図書館を作り上げ【たった一つの本】を作る為不完全な光を持った奴らを自然な形で招待し回収して回ることになったのだがいつの間にか不純物にまで行って放逐されてしまったのだ」

 

「さーて何処から突っ込もうかなぁ」

 

言いたいことが山ほどあるけど取り敢えず全員無事っぽいしそこまで心配する必要性は無さそうかな?まあその代わり

 

「お母さん絶対カンカンに怒ってるんだろうなぁ」

 

「いや、それは無かったぞ?ジェナのやつが巣の方に連れてってくれて事情を説明したら「旦那と同じくらい無茶する子だけど無事ならその内帰ってくるでしょ」だそうだ……一段落着いたら一旦家に帰るぞ」

 

「……ちょっと待ってジェナ姐さんも来たの?放逐の為に?」

 

「付け加えて言うなら私とお前のA社への推薦入社が決まった。私に関しては復帰になるがな」

 

そう言ってリオ姉はどこからともなく取り出した服と社員証を私に差し出してきた

 

「ワッワア……なんか私の知らないところで話が進んでる」

 

そう言いながら受け取る辺りお母さんの子なのだなぁとしみじみ思うよ私は。あっデザイン私好みにしてくれてるありがたい

 

「着替えてみるか?」

 

「また今度にしまぁーす、あと社員証今渡されても困るんだけどお母さんに預けといてくれる?リオ姉」

 

「まあ仕方あるまい、図書館の方でも今色々とやる事があるみたいでな全員揃いも揃って休暇だ」

 

あそこ休みとかあったんだ(遠い目)TT2の影響で3桁時間残業させられた日程泣きたくなるものは無かったよ

 

 

 

とまあ楽しい時間はあっという間に過ぎていき、気が付けば数ヶ月が経過したある日のことである

 

 

 

 

 

 

「喜べユキナ、お前に後輩が出来るぞ」

 

 

 

 

時間は再び━━━━加速することになる





はいラストに雑にビナー様登場です。というか身内設定すね

お互い叔母と姪の関係ではあるけど姉と慕っていたりするのは幼少の頃の癖みたいなものですが当の本人は満更でもなさそうです、後うちのビナー様ビナー語話さない(文字化するのが面倒)しめっちゃポンコツです異論は認めない

でジェナを姐さん認定しているのは幼少の頃にお世話になったことがあったからです

……親が調律者と処刑者で叔母と姐さんも調律者とかなんやこの家系人生出来レースやろもう

次回からやっとゲームほんへに入っていけます大変お待たせしました
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