俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
ノゾミ出たので初投稿です

ヒカリ、まだ出ねぇぞヒカリ……てか契約解除にまた新しいセフィラ出てきましたね、ティファレトすか…まあ、まだ手出てないんですけど

てな訳でデカグラ編です、それなりに続きそう……(他人事)

ではほんへどうぞ


デカグラマトン編 1

とある日、やる事も無いのでグレートウォール内でダラダラと過ごしていた……傑作達を眺めながらコーヒーブレイク、最高だね

 

しかしこうも平和だと刺激が欲しくなる、何かこう…俺の生を実感出来るよな事柄とか起きないかな

 

いっその事、俺が闘争を巻き起こしても良いんだが……まあそれは先生に怒られそうだし、止めておこう

 

「……お、どうしたCoral」

 

『侵入者の様です、どうされますか』

 

「グレートウォールのサーバー内に侵入するとは、奴さん中々にやるみたいだな…通して良いぞ」

 

『畏まりました』

 

「少しは楽しめれば良いんだかな……」

 

モニターの一つが『DECAGRAMMATON』の文字を映し出す

 

おお、まさかそれが来るとは思いもよらなかったな…これもまた、異例的な存在(イレギュラー)だから起こった事なのかね

 

「他人の家に土足で上がり込むとは、いい度胸してるな」

 

『……何者だ、私の全てを否定するとは…今までに見た事のない者だ』

 

「人に名を聞くなら自ら名乗れ、それくらい常識だろう」

 

『私はデカグラマトン、自己証明せし者だ』

 

「甘毅カイ…成程、グレートウォールに拒まれた…いや、拒絶されたか……可哀想なことで」

 

『汝は何者だ』

 

「俺は俺だ、自己証明など必要ない…それは自らの存在を信じられない臆病者のする事だ、誰がなんと言おうが俺は『俺』なんだよ」

 

あと少しの痛みがあればもっと実感出来るんだけど、今からケテル殴りに行っても良いですか?

 

最近全くと言っていい程に身体動かしてなくてさぁ、ガチガチに固まる前に解しておこうと思ってて

 

「お前じゃ俺の『傑作』達を説得するのは無理だよ、諦めてさっさと家に帰りな」

 

『……その様だな、しかしこの技術…どこから持ってきた』

 

「持って来た?何を言っている、これら全ては現存するキヴォトスの技術を応用した物だ……少し頭を使えばすぐに分かる事だろう?」

 

『これが、だと…?』

 

「その次元じゃ尚更無理な話だ、俺のAIにすら勝てない……Coral、客人を出口まで案内して差し上げろ」

 

『畏まりました』

 

『なにっ…!?』

 

くしゃみで撃退した自称スーパーAI程では無いが、あの程度ならウチのCoralも赤子同然に扱えるだろう

 

だが流石は超AI…グレートウォールのセキュリティを掻い潜ったのは褒めてやりたいところだ

 

さて、先生の所…もとい、特異現象捜査部へ顔を出しに行きますか

 

「どうも、調子如何ですかね」

 

「うわぁ!?カ、カイ君…!?」

 

「カイさん…何故、貴方がここへ?」

 

「その様子だと既に到来したみたいだな、まあその件で俺からも話があったから顔を出しに来たんだが」

 

「まさか……カイ君の所にもデカグラマトンが?」

 

「そんなところです、少しおちょくってからお帰り頂きましたがね」

 

「アレをおちょくる……流石と言いますか、なんと言いますか」

 

ヒマリが呆れた様な目で見てくる、なんでぇ何か文句でもあるのか…多少なりとも玩具になるかと思ったけど、そうでも無かったんだよ

 

だが預言者達はそれなりに楽しめそうだとは思ってる、今から楽しみで仕方ないよ

 

「随分と手痛くやられたみたいだな」

 

「うるさいです」

 

「急にIQ低めの言い返しするじゃん……それで、どうするんだ」

 

「どうもこうも、お返しをしなければ私の気が収まりません」

 

「まあそうだよな……じゃ、頑張って」

 

「あ、あれ?カイ君は手伝ってくれないの?」

 

「大体の場所は把握してますけど…それをそのまま自称天才のヒマリちゃんに言ったって、どうせ聞きやしないでしょう」

 

貴方の助言なんて聞きません、とか平気で言うからなこの子…それでこそヒマリらしいっちゃらしいんだけど

 

今回は答え合わせ程度に付き合うとしますかね…かくいう俺もデカグラマトン編は全然分かんないし

 

本体の自販機が水没するところくらいまでしか見てない、そっから先どれだけ預言者が追加されたかとかも分かんないし……ほぼ初見よ

 

「そんなこと言わずにさ!一緒に手伝ってくれない?」

 

「俺は別に良いですけど、そこの自称天才がなんと言うか」

 

「さっきから自称自称とうるさいですね、私は自称ではなくちゃんとミレニアムから公式に認められた天才美少女なのですが?」

 

「おっ、そうだな…それで、俺は手伝えばいいんすか」

 

「なにサラッと流してるんですか!ちゃんと聞きなさい!私は…!」

 

「まあこんな感じで話が通じないので、俺は話しかけない方がいいと思いますけど」

 

チッ、話が通じねえ…フツーに処すか

 

未だにガミガミと何かを言っているおばあちゃんこと、ヒマリを無視しながら先生に話しかける

 

「ヒマリも落ち着いて、カイ君も煽らないの…もう、仲良く出来ないのかなぁ」

 

「いくら先生の頼みとは言え、この人と仲良くなんてできません…そもそもこの骸骨がミレニアムにハッキングなんてしなければですね、こうはなってません!」

 

「俺の暇つぶし相手も出来ないとは、天下のミレニアム『全知』も末ですな」

 

「い、いいい言いやがりましたね!?エ、エイミ!あのうるさい口を黙らせてやりなさい!」

 

「無茶言わないでよ部長、私が勝てるわけないじゃん」

 

「も、も〜!だから喧嘩しないの!」

 

やいのやいのとやっている間に、Coralから位置を完全に特定したとの連絡が入った

 

取り敢えずここは先生に引渡し、俺はマイホームへと帰る…後は先生が上手くやってくれるでしょう

 

「あら、お帰りなさいませ……すぐに自室ですか?」

 

「うおっ…ワカモか、ちょっと調べ物があってね」

 

「ふぅん…?そうですか、夕飯までには終わるんですよね」

 

「ああ、そんなに時間は掛からない」

 

「なら私から文句はありません」

 

何かもう普通にマイホームに居るよね……まあ本当に今更かよって感じだけど、やっぱちょっとビックリする

 

いやアキラの方が心臓に悪いんだけどさ、急にASMRしてくるし距離近いし……我男児ぞ、枯れてはないんぞ一応

 

「それでCoral、どの辺に居たの」

 

『廃墟水没地区、その外郭に最も近い場所です』

 

「へぇ……そうか」

 

『如何なさいますか?』

 

「ほっとけ、その内イヤでも出張る事になるだろうし…守護者は巡回してるんだろ」

 

『はい、カタフラクト程の大きさでしょうか…高速移動する機体が確認出来ました』

 

まあケテルだろうな……折角だしウチのカタフラクトとぶつけてみるか、なんか面白そうだし

 

操縦は俺じゃなくてAIちゃんにやらせるか、となれば少し調整を入れないとな

 

『……また何か考えておられますね』

 

「キヴォトスAI大戦ってとこだな…お前もやるか?Coral」

 

『いえ、まだ控えておきます…ですが、ご命令とあらば即座に』

 

「あいよ、まあその内な…Coral専用機体もアトラ・ハシース以来ちゃんと動かしてないもんな」

 

『折角ですので、頂いた義体を使って……申し訳ありません、少々グレートウォールへ戻ります』

 

「え、ああ…どうした?」

 

『いえ、マスターの気にする様な事ではありませんので』

 

そう言ってCoralは恐らくグレートウォールへ戻って行った……何かあったのかな、まあ大抵の事は平気だと思うが

 

ワカモから夕飯だと呼ばれてしまったし、Coralも気にするなって言ってたし……ここは任せるとしますか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、話は本当ですか……オールマインド」

 

「はい…性懲りも無く、再度我々に接触を図ってきた様です」

 

「そうですか……それで、アレはなんと?」

 

「自己の存在証明をしてみないか…と、まあ安っぽい勧誘でした」

 

「そうそう!アタシらにはマスターって存在が居るのに、ホント図々しいよね!マジ不愉快!」

 

「おやナインボール、貴女にも問い掛けが来ていたんですね」

 

「オレにも来たぜ、まあ何言ってっか分かんなかったから『オレにはボスが居る!間に合ってんだよタコ!』って言っといた」

 

「私にも来ていましたね、不愉快でしたから何も言わずに追い返しましたが」

 

グレートウォール内、そこに集まるは前に作った義体…補助AI達である

 

デカグラマトンが迷惑メールの様な扱い方をされるのも、彼の『理解力』を持って作られた彼女達だからこそ、出来る事だろう

 

「ねぇCoral、ここはアタシらがガツンと行っちゃわない?」

 

「……と、言うのは?」

 

「だってアイツ、さもマスターより自分の方がアタシらを理解してるみたいな言い方してたんだよ……あー!超ムカつくんだけど!」

 

「今思い出すだけでも腹立たしい……マスター以上に私達を理解して下さる方などこの世には存在しないと言うのに…!」

 

「セ、セラフがここまでキレるって相当だな…まあオレも同意だがな」

 

「ほう、それは……聞き捨てなりませんね」

 

この時、オールマインドは困惑した…AIである筈の自身が、有機生命体の特権でもある生存本能……言わば、『恐怖(Terror)』を感じ取った事を

 

Coral……最古参にして全ての『統括AI』、長くマスターに仕えている彼女だが…一度として波形が揺れる(取り乱す)事は無かった

 

「……あ、あの…Coral?」

 

「何でしょうか、オールマインド」

 

「いえ、その…こ、これからどうしましょうか」

 

「そうですね……その様な不届き者、存在する価値も無いでしょう」

 

「そうそう!アタシらでぶっ潰しちゃおうよ!」

 

「おお!戦争か!?やっとオレの武装をお披露目できるんだな!」

 

無機物に有るまじき『怒気』……それを直に浴びているオールマインドは、AIなのに生きた心地がしなかった…そう後に語っている

 

因みに、ちゃっかりマスターに慰めてもらっていたりする

 

デカグラマトンは踏み抜いてしまったのだ…地雷よりも、虎の尾よりも危険な……核弾頭の発射スイッチを

 

「準備をしましょう……我らのマスターを侮辱した、出来損ないのAIに…全てを思い知らせる為の準備を」

 

「じゃあアタシ調整してくるねー!今よりもっと速く動かせそうな気がするんだよね〜」

 

「私もそうしましょう、ブレードの出力を変えなければ……」

 

「弾薬、ミサイル、エネルギー…どれも充填済みだぜ!いつでもドンと来いだ!」

 

「私も少し調整をして参ります、エネルギー効率をもう少し見直してみたいので」

 

「準備を完了次第、マスターへの最終確認を行います…それでは、万全に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マ、マスター…私は、上手くやっていける自信がなくなってきました……」

 

「ど、どうした急に…珍しく俺の自室に来たと思えば、まさかのネガティブ発言だなおい」

 

「Coralさんがこわいです」

 

「Coralが?いや、あの子が一番感情の起伏が少ないと思うんだけど……」

 

「……マスターもよく仰るじゃないですか…静かな人ほど、怒ると怖い」

 

「あっ、ふーん(察し)」

 

俺、わかっちゃった(理解力)

 

多分だが…オールマインド自身が何かを失敗して怒られた、と言う訳ではなさそうだ

 

となれば……何か外的要因でCoralさんがガチギレしてるみたいだな、俺じゃないよな?流石にね、何もしてないよね?

 

「まあ、Coralにもそういう一面があるってのが分かったんだろ?良い機会だって思っておけよ」

 

「そう思いたいのは山々なのですが……もう二度と御免ですぅ…」

 

「そ、そんなにか?」

 

「マスターは絶対に味わう事のない体験ですので、そこまで気になさらなくとも良いかと……申し訳ありません、この様な話をマスターに」

 

「いや、俺としては全然構わないけど……まあ、頑張れとしかな」

 

いやしかし、まさかCoralやオールマインドがこんなに人間的な行動をするとは……親としては感激の極み

 

やっぱ俺の技術はキヴォトス一ィィィィィィィ、まあ割とキヴォトスのAI技術って特異点みたいなところあるけど

 

アリスとか……あとは、アリスとか

 

「……そう言えば、何でそっちはそんな事になってるんだ」

 

「ああ、ご説明を忘れていました……デカグラマトンが再度我々に接触を試みて来たのです」

 

「性懲りも無くようやるなぁ」

 

「それで、その……Coralの逆鱗に触れたと申しましょうか…」

 

「成程ねぇ……まあ今回はAI達に任せようかと思ってたし、俺はこのまま静観させてもらうよ」

 

「承知しました…では、準備はこちらで滞りなく進めてまいります」

 

オマちゃん……まさかこんな場面で苦労人パッシブを発動するとは、原作からは逃れられないってのか

 

胃の機能がないのに、凄い胃が痛そうな表情(かお)してたよ……おいたわしや

 

「……あ、どうも先生」

 

『どうしたのカイ君?』

 

「進捗はどうですかね」

 

『今のところ順調…と言いたいところなんだけど、ちょっとね』

 

「ああ、成程…取り敢えずこっちはこっちで進めておきますね」

 

『うん、分かった…また何かあったら連絡するね』

 

こりゃあ、俺が手を出すまでもなく終わりそうな予感がするな……もっと俺に生の実感をくれよ

 

今からブラックマーケットに殴り込みに行こう、俺のフラストレーションを発散させるにはもってこいの場所だし




ケイ?ケイじゃないか!どうしたその格好、なんかとてつもなく……アレだな

まるで前衛的な4本腕の防衛兵器を薄味にした様な感じだな、一体誰が設計したんだ?私にはサッパリだ

それよりあの変形するコクマーとか言うセフィラ、やっぱ先生好きなんすね
私も好き、ソーナノ

ではでは、またお会いしましょう
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