俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
そろそろ終盤なので初投稿です

長ぇな、本当に8話くらい掛かりそうだわ
見立て通りだったけど長ぇよ

それよか次のブルアカピックアップキャラは誰だろうな、また新キャラとかだと石貯めらんねぇんですがそれは

ではほんへどうぞ


確率的事象:人類種の天敵 6

施設の天井が開き、ザイレムが佇む床が回転しながら上昇し…アビドスの砂漠へと顔を出す

 

ザイレムは浮き上がり、徐々にスピードを上げながら前身を開始する

 

「ヒマリ、これって誰か操縦してるの?」

 

「いえ、ほとんど自動で操縦されます…目的にさえ定めてしまえば後は勝手にやってくれるようです、彼の技術力には毎度のことなから度肝を抜かれますね」

 

「へぇ〜…流石はカイ君だね」

 

「『アンサラー』の障壁が無くなったとはいえ、本体に武装が無いとは言えません…ですが、この『ザイレム』にも障壁が備わっているようです」

 

「パルスシールド…だっけ?どういう技術なのか私には分からないけど、本当に凄いよね」

 

「はい、ある程度の攻撃はそのシールドで切り抜けられそうです」

 

「先生、まもなく『アンサラー』が目指できる距離まで近付きます」

 

「分かったリンちゃん」

 

キヴォトス上空に鎮座する『アンサラー』

その近くまで、『ザイレム』は既に移動してきていた

 

するとアンサラーからEN砲、ミサイルが発射され…ザイレムへと攻撃が開始された

 

「やっぱり何も付けてないわけはないか…!みんな衝撃に備えて!!」

 

「ミサイルやレーザーは防げていますが…!衝撃までは防げないようですね…!」

 

「これだけ攻撃を撃たれても傷一つ付かないのはシールド様々ってわけなのかな…!」

 

攻撃を受けながらも前進し続け、アンサラーのすぐ近くまで迫った所で……

 

『防衛システム起動、自立型機動兵器・CODE:パルヴァライザー…起動開始』

 

「……!何か来ます!」

 

「あれは…ロボット?」

 

四脚の機体と二脚の機体が、アンサラーから射出され…ザイレムの方へと飛んでくる

 

肩から発射されるレーザー砲による攻撃を受けると、アンサラーの兵装以上の威力があるのか…ザイレムが大きく揺れる

 

「こ、これは…!?」

 

「アンサラーからの攻撃以上の威力を持っているようです!流石にこれを受け続けるのは…!」

 

「しかし今更後退する術はありませんよ!?前進するしかありません!」

 

「……まって、何か出てきた…『アサルトアーマー』?なにかの起動司令みたいだけど…」

 

「ちょっと見せてカヨコ…もしかしたらザイレムに搭載された、防衛システムの何かかもしれない」

 

「今は何であろうと縋り付く他ありません…先生、ご決断を」

 

「……じゃあ、押すよ…!」

 

画面をタップすると同時に…ザイレムのエネルギーが収束していき、辺りを広範囲に巻き込むEN爆発を眩い光とともに起こした

 

それに巻き込まれた二機は、為す術なく粉々に消し飛んだ

 

ザイレムはアンサラーの上部、傘の上に着陸する事が出来た

 

「どうやらパルスアーマーのエネルギーを一気に放出するようですね…代償として、しばらくの間パルスアーマーを使えなくなるようです」

 

「な、成程…あれって、攻撃にも転用できたんだ…」

 

「流石ですね『黒透の髑髏(ブラックスケルトン)』…全てに抜かりなし、ですか」

 

「まあ何とかなって良かったよ…よし!じゃあ実働隊のみんなと乗り込むよ!」

 

オペレーターは念の為ザイレムに残り、実働隊と通信を繋げて待機することに

 

アンサラーへと降り立ち、内部を目指して進む…緊急ハッチの様な扉から内部へ侵入し、辺りを警戒しながら進む

 

道は一本道、分かれ道も何も存在しない単純なものだった

 

「……異様に静かだな、どこかにコントロールルームでもあるかと思ったのだが」

 

「まだ分からないわ、さっき防衛システムが起動した…内部でもなにか動きがあるはずよ」

 

「それにそのシステムを起動させた、誰かがいるってことじゃないの?」

 

「……あー、全部AIが行っていたら…人が乗る必要はないがな」

 

「先生はあんまり前に出ないでよ〜?ただでさえ何が起こるか分からないんだからさ〜」

 

「うぅ…面目ない……何もできない先生でごめんね…」

 

一本道を歩いた先、突き当たった所は大きな広間となっていた……薄暗く、目を凝らしても殆ど何も見えない部屋があった

 

「……見えないというのは危険だな、警戒しろ」

 

「あっはは☆サオリに言われなくたってしてるよ〜」

 

「……あ?おい、何か上にないか?なんか、デカいのが…」

 

「どこ〜?おじさんにはちょっと分かんないかも……いや、何かいる…」

 

『最終防衛システム起動、大型自立機動兵器・CODE:パルヴァライザー…起動開始』

 

広間に明かりが灯り、機体の姿が顕になった

 

青い機体、2本の腕と大き過ぎる脚部から伸びる4本の砲台……蒼い破壊者(パルヴァライザー)がそこに居た

 

砲台を一点に集め…ENシールドを張り、砲台にエネルギーが集中する

 

「…っ!?下がって先生!!」

 

「うわっ!ホシノ!?」

 

先生を突き飛ばし、盾を構えたホシノへ高出力ENキャノンが放たれる…盾に接触後、EN爆発と共にホシノ大きく吹っ飛ばした

 

続け様にホーミングレーザーを撃ち、それぞれが実働隊の各個を追跡する

 

「くっ…!銃弾では消せないか!」

 

「なにこれも〜!執拗いってば!」

 

「弾丸すら消し飛ばすエネルギーの出力…あのロボットは、今までのものと圧倒的に違うわね」

 

「地面に落とすか壁にぶつければ消せるぞコレ!」

 

「ナイスアイディア☆!」

 

ネルの叫んだ対処法でそれぞれのホーミングレーザーを消す

 

パルヴァライザーからは、空中をフヨフヨと飛びながらレーザーを無数に飛ばす

 

「チッ!また空をフワフワ飛びやがって!」

 

「弾が当てずらいな…お前の掃射でどうにかならないのか」

 

「当たるには当たるわよ、それでもそんなに大きなダメージにはならないわ」

 

「それでも構わん、とにかく地道に当てるのが正攻法だろう」

 

「……そう、じゃあいくわよ」

 

ヒナのMGから弾丸が広範囲へ掃射され、パルヴァライザーにも弾丸が届く…と、お返しとばかりに再度ホーミングレーザーが放たれる

 

「ホシノ!大丈夫!?」

 

「……んっ、いったぁ〜…もう少し労わって欲しいもんだよ〜」

 

「立てそう?」

 

「平気だよ〜先生、にしてもおじさんが二回も吹っ飛ばされちゃうなんて…そろそろ歳かもな〜…って、おっと」

 

「うわっ!」

 

ホシノが先生を担ぎ、その場から退避すると…その場所へホーミングレーザーが飛び、地面に当たり消えた

 

「じゃあ、おじさんもそろそろ戻るね〜」

 

「無理しないでね!」

 

「平気平気、これでも頑丈だからさ」

 

パルヴァライザーの方へと走り出すホシノ、レーザーを盾で受けながら前へ進んでいく

 

ツルギとホシノのSGが炸裂し、パルヴァライザーが少し後ろへよろける…他の実働隊もそれに続き、駄目押しに叩き込む

 

が、ENシールドが展開され…砲台が再度一点に集まる

 

「また来るぞ!」

 

「チッ!シールドのせいで攻撃が通らねぇ!!」

 

「…避けに徹する方がいい」

 

発射された高出力ENキャノンを横に飛び、避ける実働隊…再びレーザーを撃ち始める

 

「イタチごっこだな…決定打に欠けるか」

 

「…砲台の1つでも落とせれば、状況は変わるかもしれんな」

 

「フワフワ浮いて動いてるうえに、あんな細いのに当てられるわけないじゃんね」

 

瞬間、パルヴァライザーの砲台の1つにRF弾が撃ち込まれ…EN爆発を起こし破損させた

 

「あら、この程度の的…当てられない方が難しいのでは?」

 

「その声は…!ワ、ワカモっ!?なんでここに…!」

 

「このワカモ、あなた様のおられる場所ならば何処まででも…果まで付き合う次第です」

 

怯んだパルヴァライザーのメインカメラ部に、何者かがロープを使って降り立ち…メインカメラを銃で撃ち抜く

 

「お嬢さん方、今のうちですよ」

 

「頭部をいつの間に…!まあこの際なんてもいい!撃ちまくるぞ!!」

 

「…なんだお前たち、ついてきていたのか」

 

「…少し嫌な予感がしたので、勝手ながらついて参りました」

 

「そうか……いや、私も少し嫌な予感がする」

 

メインカメラを破壊されたパルヴァライザーは、実働隊の総攻撃を受け…やがてエネルギーが溢れ出し……爆散した

 

「ハァ……ハァ…やっとくたばったか、これだけでもかなり疲れたぞ…」

 

「本当に厄介だったね〜…まあ、それでもまだコレは止まってなさそうだけど…他に動かしている人がいるのかな」

 

「…どうやら道はまだ続いているようですね、お怪我はありませんか先生?」

 

「アキ…じ、慈愛の怪盗さんまで来てくれたんだね」

 

「ええ、もちろんです…先生の為ならば何処へでも」

 

先生の手を取り、自らの口へと近付けるアキラ

 

「そこの猫、イチャイチャする前にさっさと事を済ませますよ」

 

「……おや、邪魔が入ってしまいました…ではまた後ほどにしましょう」

 

「行くぞ先生、恐らくこの先にいるはずだ」

 

「……そうだね、みんな行こう」

 

パルヴァライザーの背後にあった扉を開くと…最初通った道と同じ様な一本道が奥へと続いていた

 

その道を歩き続けること数十分……パルヴァライザーが居た空間と、全く同じ広間に突き当たる

 

しかし今回は最初から明るく、そこに何が居るかはスグに分かった

 

「……あ?随分と早かったな、もう少し掛かるかと思ってたんだがなぁ…成程、君らが途中から参加したのか」

 

「……カ、カイ…君?」

 

「ああ、そうだな……お久し振りですかな、皆様方」

 

「やはりか……何故、こんなことを」

 

「あ〜…順序を辿って話すと少し長くなるんだが…ベアトリーチェが呼び出そうとし、トリニティの預言者が中身をひっくり返されそうになった……『色彩』、覚えているか?」

 

『色彩』それは解釈されず、理解されず、疎通されず……ただ到来するだけの不吉な光

 

意思の疎通は愚か、目的すら分からない不可解な観念である

 

「コレは本来、この世界に来るのは後の事だったんだがな…そこまで待つのも詰まらんから、先回りして回収して来たんだ」

 

『ま、待ってください!回収と言いましたか?キヴォトスでは未だ『色彩』が何なのかすら分かっていないというのに…!?』

 

「おや、これは自称キヴォトス一の天才ハッカー様じゃないか…久しいな」

 

『誤魔化さないでください!あなたは…!カイさん!!あなたは何をしてきたのですか!!』

 

「まあ落ち着けよ、ちゃんと説明はするさ…本来コレはこの世界線には無い筈の観念だ、だがベアトリーチェが呼び寄せた事により…この世界に訪れる、筈だった」

 

そう話した黒透の髑髏(ブラックスケルトン)は仮面を外し、素顔を晒した

 

その片目は…夜空の様に暗く、それでいて細かな星が輝いている様な…星空の様な色をしていた

 

「俺は全てを『理解』する……故に色彩を『解釈』し、『理解』し、『疎通』し…そして『飲み込んだ』」

 

『ま、まさか……』

 

「今は俺が『色彩』…そしてこの世界(キヴォトス)へ回答を告げる『Answerer(回答者)』だ」

 

「な、んで……カ、カイ君が『色彩』…?ど、どういう事…?」

 

「この身体はかなり便利でな、強化外骨格を纏わなくても君らと同じくらいの身体能力が出る様になってだなぁ…」

 

「カイ…!何故そこまでして力を求めた!!お前ならばもっと他に方法を模索できたはずだ!!」

 

「お前達は今まで何を見てきたんだ…俺が力を求める理由などたかが知れてるだろう?俺はただ、闘争を求めただけだ」

 

「……そうですね、それが貴方の求めたものだと言うのなら…このワカモ、お相手しましょう」

 

「貴方がそれで満足するのならば、私はどこまでも付き合いますよ」

 

一瞬、途轍も無いスピードで彼の眼前へと飛び出したミカ

 

拳を振りかぶり、思いっ切り腕を振るう…それを彼は受け止め、衝撃が背後をぬけて地面を抉って行った

 

「手が速いな、仮にもティーパーティーだろう?」

 

「あはっ☆私難しい話とか分かんなくってさ…とにかく、カイ君をぶっ飛ばして連れ戻せばいいんでしょ?」

 

「単純だな、嫌いでは無いがな…じゃあ、はぁ食いしばれよ」

 

掴んだ腕を引き寄せ、腹を思いっ切り殴り飛ばす…とんでもないスピードでミカはぶっ飛ばされ、壁へクレーターを作る様に衝突する

 

「全く、とんだお転婆お姫様だな…さて、話が逸れてしまったが…あ〜、何処まで何を話したんだっけなぁ」

 

「……何故、キヴォトスを襲った」

 

「気になるかサオリ?別に、深い理由なんてそこまで無い…その方が都合が良かっただけだ」

 

「カイ君!も、もう止めようこんなこと…お互い、話し合えば何かカイ君の手伝いをできる事があるかもしれないでしょ…?だから、お願いだから……」

 

「貴女は何処まで行こうとも先生だな……まあいい、今更話し合って出来る事など…無い」

 

彼の横にポータルが現れ、SGとARを取り出す…銃口を実働隊達へと向ける

 

「最早ここから先は、もう言葉は不要だろう…さあ、生きている証を刻み合おうじゃないか」




不死!不老!色彩パワー!

色彩パワーを全開な彼でした
まあ実際、色彩が及ぼす力って原作じゃそんなに言及されてないから殆ど想像ですが

『神秘』ひっくり返すってなんやねん

この番外編の最後にアンケート取る予定ですので、その時はどうぞよろしく

ではでは、またお会いしましょう
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