俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
一つのリクエスト引っ張り過ぎなので初投稿です

これ含めてあと二話です
こんなに長くする予定じゃなかった、まあ2パターン書いて私の力量だとこんなもんすわな

ではほんへどうぞ


これってよく見る話じゃないか?彼は訝しんだ

「……ここ、どこ?」

 

「ま、待て…私のことが分らないのか…?」

 

「…?しらない」

 

『これは…また薬の構造を練り直さなければなりませんね……』

 

「どの程度かかる」

 

『今日中には完成するかと…その間、マスターの面倒を見なくてはなりません』

 

「……成程、分かった…服は先生のところに返したのか?」

 

『はい、ついこの間返したばかりで』

 

「そうか…ならそのまま、シャーレで面倒を見るのがいいかもしれないな」

 

『そうですね……ところで、マスターは?』

 

「なっ…!どこに…!」

 

部屋の中に彼の姿は無く……代わりに居間から、声とも言えない声が響き…サオリは大体の事態を察した

 

「目を離した隙に……」

 

『マスターは多分、好奇心旺盛なのでしょう…後は任せても宜しいですか?』

 

「……ああ、任せておけ」

 

居間に広がっていた光景は、ワカモの耳や尻尾を触りまくる彼と…触られている幸福感と困惑と羞恥心でとんでもない心情になっているワカモ

 

そしてそれを見て笑いを堪えているアキラの姿だった

 

「みみ!しっぽ!なにこれ!」

 

「あ、あの!?あまり耳は触らないでもらえるとありがたいのですが……そこの猫!笑ってないでどうにかして下さい!」

 

「フッ、フフッ……クッ、フフ」

 

「……何をしているんだ、お前たち」

 

「丁度いいところに…!一体この方はどうされたというのですか!?また幼くなったと思えば、今度は思考まで幼くなっているではないですか!!」

 

「ああ、まあ…実際にその通りなんだが」

 

「ふぅ…成程、そういう事ですか……貴方、むやみにお嬢さん方の耳や尻尾を触ってはいけませんよ」

 

「そうなの…?」

 

少しシュンとした様な表情をし、それでいながらワカモの耳や尻尾を触るのを止める彼

 

「はい、ですので婚約者である私のを触って下さい」

 

「おい」

 

「何言ってやがるのですかこの雌猫は…?」

 

「こんやくしゃ…?それなにー?」

 

「生涯を一生共に過ごすと決めた間柄…いわゆる、パートナーです」

 

「嘘を教え込むな、元に戻った時に影響があったらどうするんだ」

 

「あら、私はそれでもいいのですがね?」

 

アキラの尻尾を触り始める彼、アキラもそれに合わせて尻尾を動かす

 

鼻を擽ったり、胴や腕に絡めたりと器用に動かす

 

「とにかく、一旦シャーレへ連れて行く」

 

「そうですね、確かにその方が色々と安全そうです」

 

「コーラルに言って、シャーレへ繋がるポータルは開いてある……だからカイをこちらに渡せ」

 

「ふむ…しょうがありません……貴方、あのお嬢さんの言う事をちゃんと聞くのですよ」

 

「うん!分かったおねえちゃん!」

 

瞬間…アキラ、ワカモ、サオリの時間が止まった

 

普段からは全く以て想像すら出来ない、満面の笑みを浮かべた彼…多少、小さくはなっているが…そんな彼からの、『おねえちゃん』呼び

 

理性の壁がブチ破られるのに、そこまでの時間は掛からない

 

「ゴフッ…!」

 

「おい!?大丈夫か!!」

 

「あ、あとは頼みましたよ…」

 

「いや、なにも吐血するような事じゃないだろ……」

 

「あ、貴方…!私はワカモと申します!私の事もお姉ちゃんと呼んで下さりますか!?」

 

「わかもおねえちゃん?」

 

「はうっ!?」

 

「何をしてるんだお前たち……もういいだろ、シャーレに連れて行くからな」

 

未だにダボダボ服のままである彼を歩かせるのは、転ぶ可能性がある為…抱きかかえる

 

「スマン、少し我慢していてくれ」

 

「おねえちゃん、どこいくの?」

 

「んグッ……先生と呼んでいる人のいる場所だ、頼りになる人だぞ」

 

「せんせい?がっこうのせんせいなの?」

 

「ああ、いや…どうなんだろうな、なんと言えばいいか分からないが……とにかくその人に会いに行くぞ」

 

彼の部屋に、Coralが事前に生成していたポータルを潜り…シャーレへと出る

 

丁度、先生も事務作業をしており…部屋内に姿を確認出来た

 

「あれ?またカイ君?何度も珍し……え、あれ?また?」

 

「何度もすまない先生、服を借りれないだろうか」

 

「……あのひと、せんせい?」

 

「ああ、そうだぞ」

 

「ん?ちょっと待った、そのカイ君…もしかして中身も幼くなった?」

 

「流石だな先生、その通りだ」

 

「えぇ……と、とりあえず服を持ってくるね」

 

かなり困惑した表情を浮かべた先生、しかしすぐに行動へ移り前回貸し出した子供用服を取りに行く

 

子供用の服に着替え、サオリの腕から降りた彼

 

「本当に記憶が幼くなってるの?」

 

「ああ、私や彼女らの事すら分っていないようだったからな」

 

「そうなんだ…お名前は何ていうのかな?」

 

「なまえ……わかんない」

 

「分からない…?そうか、カイは偽名だったな」

 

「……もしかして、元から名前が無かったのかな」

 

「待て先生、だとしたらカイの両親はどこにいるんだ」

 

「私もカイ君からそう言った話は聞かないから、何とも……」

 

やや空気が重くなってきた時、部屋へ訪問者が来たようで…ドアが開く

 

「やっほ〜先生☆遊びに来ちゃった!…って、サオリじゃん…珍し〜」

 

「聖園ミカ…ああ、先生に用があってな」

 

「ふ〜ん?ってあれ?またカイ君ちっちゃくなってるじゃん!?」

 

「そうな…おいっ、どこに行くんだ」

 

サオリ傍に居た彼だが、ミカを見るやいなやサッとミカの方へと近付いて行く

 

ミカの正面に立ち、だが視線はミカの顔では無く…腰から生えている羽に吸い寄せられている

 

「ん?どうしたのカイ君、急に私の羽なんて見つめて……あ〜?もしかして触りたいんだ〜?」

 

「さわっていいの!」

 

「あ、あれ?なんか思ってた反応と違うんだけど…?」

 

「いいの?」

 

「え、あっ…い、いいけど…優しく触ってね?」

 

ミカの羽をワサワサと触り始める彼

 

困惑を隠しきれないミカは、複雑な視線で彼の事を見るしか出来ずにいた

 

「……ねえ、カイ君どうしたの?なんか幼児退行しているような気がするけど…」

 

「まさにその通りなんだがな、今回は記憶まで幼くなってしまったようだ」

 

「あー…なるほど?」

 

「にしても、カイ君は昔から好奇心旺盛だったんだね」

 

「確かに、あれだけの技術があるのも納得できるな」

 

「このくらいの方がかわいげがあって、私はいいも思うけどね〜☆」

 

羽を触る彼の頭を撫でる

それすら気にせずに、羽を触り続ける彼…撫でられながら、ミカの顔を見上げる

 

「おねえちゃんのはね、きれい!」

 

「ヒュッ……」

 

彼は持ち上げられ、正面から抱き締められる…何がなんだか分かっていない様な顔で、不思議そうにミカを見る彼

 

「……もらって行ってもいい?」

 

「ダメに決まってるだろ」

 

「お願い!ちょっとでいいから!1週…あ、いや…3週間くらいもらって行って…」

 

「お前…返さないヤツの典型例だぞ」

 

「サオリばっかりズルいよ!カイ君のかわいさ独り占めするつもりなんでしょ!!」

 

「いや、別に私は…一旦シャーレで保護して、元に戻る薬ができたら帰るつもりだ」

 

「ミカさん、シャーレであろうとあまりウロウロとしないで……な、なんでまた子供になっているのですか?」

 

ミカを探しに来たナギサが部屋へと入ってくる…ミカの抱える彼を見て、困惑した表情になる

 

「何故また小さく…何かあったのですか?」

 

「まあ、そうだな…恐らくまた薬品を被ったんだと思うが、今回は記憶まで幼くなってしまってな」

 

「そうなのですか……あら?」

 

「あれ?いつの間に抜け出してたの…」

 

いつの間にかミカの腕からすり抜け、ナギサの前にスタスタと歩いて来ていた彼

 

目線を合わせる様に、膝を着くナギサ

 

「どうしましたか?」

 

「……あまいにおいする、あとはねさわってもいい?」

 

「は、羽ですか?まあ、いいですが……」

 

ナギサの羽も触りだす彼…若干の困惑を見せつつ、特に問題もないのでそのままにするナギサ

 

「思っていたのだが、なんだか触り方が専門家のそれじゃないか?」

 

「だよね…カイ君触るって言っても羽じゃなくて、付け根とか羽の並びとかを見てるって言うか」

 

「知的好奇心への欲求は昔からなのだな」

 

「さっきのおねえちゃんより、はねがほそい…なんで?」

 

「えぇ…わ、私もそれは分かりませんが…」

 

「ふーん…こたいさ?」

 

「あれは本当に子供と言っていいのか?」

 

「ま、まあ一応…子供なんじゃないかな?」

 

「おねえちゃんありがと!」

 

満足したのか、ナギサの羽から手を離して礼を言って離れて行く……が、何かを思い出したかの様にまたナギサへと近付いてくる

 

「おねえちゃん、あまいものもってる?」

 

「いえ、今は持っていませんが……」

 

「そっか……」

 

「あ、ええと…ご、ごめんなさい」

 

「あー、ナギちゃんカイ君泣かせた〜」

 

「ち、違いますよ!?」

 

「はーいカイ君、こっちにお菓子あるからね〜」

 

先生の手に乗せられたお菓子に反応し、そちらへ駆けて行く

 

先生の膝の上に乗り、渡されたお菓子を食べる…約140cmと180cm超えの先生、傍から見れば親子にしか見えず

 

膝の上に座る、彼の頭を撫でる先生

 

「カイ君、甘いもの好きだよね〜」

 

「ああ、確か…よく頭を酷使するから、ケーキや甘い物が好きだと言っていたな」

 

「先生いいな〜、私もカイ君もっと抱っこしたかったよ〜」

 

「ミカさん、そろそろ帰りますよ…では先生方、私たちはこれで」

 

「ばいばーい☆」

 

「うん、気を付けてね二人共……さて、この後はどうしようかな…元に戻す薬はどれくらいで完成するの?」

 

「分からん、コーラルによれば前回作った薬ではダメらしい……新しく作り直すから今日一日でできるかどうか」

 

「う〜ん…そっかぁ……」

 

未だにパクパクとお菓子を食べ続ける彼を撫でながら、難しい顔をする先生

 

そんな先生の表情を見ながら、不思議そうに首を傾げる

 

「こまってる?」

 

「ん?ううん、大丈夫だよ…お菓子まだ食べる?」

 

「…もうへいき」

 

「まあ元を辿ればカイが原因ではあるが…今のカイに言ったところで、話が進む訳ではないがな」

 

「何か困り事と聞きつけ、この超天才美少女ハッカーである私が駆けつけましたよ……ところで、彼はまた小さくなったのですか?」

 

扉が開いたと思えば、ヒマリが姿を現す

 

しかし、どうやら前回の時とは状況が違うのでは?

ヒマリは訝しんだ

 

そもそも先生の膝の上にいる時点で、何かが決定的に前と違うという事にすぐに気が付く

 

「……もしや、記憶まで無くしましたか?」

 

「流石ヒマリだね、話が早いよ…とは言っても、コーラルちゃんが既に手を打ってるみたいなんだけどさ」

 

「あら、そうでしたか……それで、彼は今どのような状況なのでしょうか」

 

「記憶まで幼くなっちゃったみたい」

 

「まあ、それは……」

 

いつの間にか先生の膝から降り、ヒマリの膝に手を置きながら好奇心に目を輝かせる彼

 

若干の困惑を混じらせながら、何時もの態度を崩さぬ様に接する

 

「ど、どうしましたか?遂にこの超天才美少女のご尊顔の価値を理解できましたか?貴方にしては少し理解するのが遅かったのでは無いですか?まあですが、許してさしあげましょう…この超天才美少女の心は寛大ですから……ですから、あの…何か言ってくれます…?黙った見つめられたままだと、少し小恥ずかしいと言いますか…」

 

「おみみさわってもいい!」

 

「……は、はい?」

 

「いい?」

 

「耳…ですか?まあ別に、構いませんが…」

 

拍子抜けな、そして突拍子もない彼の発言に今度こそ困惑を隠せなかったヒマリ

 

手を伸ばすが背丈が足りず、若干耳へ届いていない彼を持ち上げ…自らの膝へ乗せる、するとすぐにワサワサと耳を触り始める

 

「……これは一体、何なのですか?」

 

「さあ、私にも分からないかなぁ…カイ君の好奇心を刺激するモノがあったんじゃないかな」

 

「昔からこんな感じなのですね、この人は……と言うか、このご尊顔を無視して耳を触るなんて…いえ、まあ私の全てに魅力があるのは間違いではありませんが?」

 

「おかおもきれいだよ」

 

「ん"ん"ッ……」

 

「そう言っておきながら、いざ言われると真っ赤になるのか」

 

「うるさいですよ……この人からそんな言葉を聞くとは思ってなかったからです」

 

ひとしきり耳を触ると、ヒマリの膝から飛び降りてまた先生の方へと走っていくと…先生に両手を出す

 

「おかしください」

 

「おう"っ……い、いいよ〜いっぱい上げるよ〜」

 

貰うとすぐにそれを食べ始める

サオリが近付き、頬についた食べカスを取る

 

「落ち着いて食え、誰も取りはしない」

 

「んっ、ありがとおねえちゃん」

 

「ああ」

 

「いや〜危なかった…危うく母性が爆発するところだったよ」

 

「何言ってるんだ先生……」

 

「だって今のカイ君見てるとなんて言うか…保護欲?かな、溢れ出てきて止まんないんだよね」

 

後にCoralからの連絡により、完成は明日になったそうな




みんなそうりきせんやってます?
初の弾力装甲ですね、イチカがぶっ刺さりまくってて私は嬉しいです

でもピックアップの時に来なかったのは忘れないからな
絶対に許さんぞ陸八魔アル

このキャラと絡ませたいとかいうリクエストでもいいですよ
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ではでは、またお会いしましょう
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